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2011年11月11日

【更新情報 2011.11.11】
モンテヴェルディのマドリガーレから/イギリスの歌曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、イタリアの作曲家クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)のマドリガーレをお送りします。古典作品に親しんでいる方にはおなじみの作曲家で、特にそのマドリガーレ作品は高い人気を誇っています。今回はその中から、30代の頃に出版されたマドリガーレ集第4巻に収められている作品をお届けします。
 モンテヴェルディの作品は、それまでのポリフォニー(多声)音楽の技法をもとに、もっと表現力の豊かな歌を書きたい!という欲求から新しいスタイルを生みだしていった、と言われています。世俗的な内容の歌(やはり恋愛がテーマのものが圧倒的)では特に、言葉が持っている感情を見事に表現し、その後の音楽にも大きな影響を与えています。
 演奏はカウンター・テナーを交えた男声、1パート1人の5声部で。それぞれのパートの旋律がタップリと歌われる一方、5声が作る大きな流れがしっかりと根底にあって、心地よく耳を委ねることができます。

 もうひとつはイギリスの歌曲作品から。先月はマドリガル作品をお送りしましたが、今回はその前後の時代に当たる歌の数々です。
 イングランド王ヘンリー8世(1491-1547)の作とされる「良い仲間との気晴らし」や、そのヘンリー8世のもとで活躍したコーニッシュ(1465-1523)の作品には、親しみやすさの中にもどこか気品が感じられます。そして時代を下ったピアソール(1795-1856)やスタンフォード(1852-1924)の作品は、色彩豊かな広がりのあるサウンド。スタイルは異なるものの、どれも魅力的な歌ばかりです。

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モンテヴェルディのマドリガーレから/イギリスの歌曲集"

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2011年07月15日

【更新情報 2011.7.15】カンタータ「土の歌」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 世代を超えて愛され続ける超定番曲「大地讃頌」。今週は、この「大地讃頌」を含む『カンタータ「土の歌」』をお送りします。
 「土の歌」は今から半世紀近く前の1962年、混声合唱とオーケストラによる作品として生まれました。土とともに生きる自然な人間の姿、それを脅かす原子爆弾の恐怖、平和への祈りなど7つの楽章から成り、「大地讃頌」はその終曲に当たります。
 作詩者の大木惇夫(1895-1977)は戦時中には宣伝班として従軍し、いわゆる「戦争詩」や「戦時歌謡」の作詞を数多く手がけました。戦後は「戦争協力者」の烙印を押され不遇の時期を過ごしますが、前線で戦争の姿を目の当たりにし、それを詩に昇華させていく中で、平和への願いを強く抱いていたのだと思います。
 「土の歌」には、こうした反戦の心情が随所に現れています。そして、そんな人間のいろいろな行為・営みを包み込む「母なる大地」をたたえるのが、終楽章「大地讃頌」なのです。
 特にオーケストラ版は、それまでに歌われてきたドラマの全てを浄化するかのような美しいイントロがとっても印象的!ぜひ、通して聴いてみてください。

 続いて昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。今週は中学・高校部門に絞ってのご紹介です。
 中学校混声の部からは、三善晃さんの「地球へのバラード」の2曲。一見易しく実はとてつもなく奥深い谷川俊太郎さんの詩につけられた三善さんの曲は、音取りやリズムの難しさはもちろん、歌として表現する上での苦労があるように思います。そんな苦労を表に出さず、しなやかに耳と心に届く素敵な演奏ができるのは、中学生の皆さんの歌声ならではかも知れませんね。
 中学校同声の部は、高等学校部門以上の課題曲になっている「露営のともしび」と、同じ曲集から「贈物」です。例年多くの団体がとり上げる人気曲ですね。音色は高校生や社会人に比べるとちょっと幼さが残るものの、流麗な音運びは堂々とした印象さえ受けます。
 高校Aグループの団体はこちらも大変人気の「妻への挽歌」。持ち味の濃厚な声を活かして、みやびな音に織り込まれた深い悲しみを歌いきっています。
 高校Bグループの「ひとりぼっちの裸の子ども」は、中学混声の部と同じく谷川俊太郎さんの詩で、曲は同声の部と同じく高嶋みどりさん。ブルージィなサウンドが、谷川さんの詩をまた違った角度から味わわせてくれます。
 Bグループもう1団体はすでに30年以上にわたって全国大会金賞の栄冠に輝いている名門校!よく揃った音色とパートのバランス、そしてテンポや間(ま)の自在なコントロールなど、どれも50人を超えているとは思えないほど素晴らしいアンサンブルです。

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/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年06月10日

【新着情報 2011.6.10】
「OMNIBUS STAR 光年の旅」/「気球に乗ってどこまでも」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はクラス合唱をはじめとする人気の曲をお届けします!
 「輝くために」は「君とみた海」などでもおなじみの若松歓さんの作詩作曲。さわやかでそれでいてドラマチック、クラスで盛り上がるにはピッタリの曲です。
 鹿谷美緒子さん作曲の「OMNIBUS STAR 光年の旅」も、雄大な雰囲気の漂う感動作です。どちらも校内コンクールや音楽会での思い出の曲、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 「気球に乗ってどこまでも」は今から40年近く前、1974年のNHKコンクールで課題曲になった、平吉毅州さんの曲です。教科書にも載って音楽の授業で歌われていて、30~40代の方には特に懐かしい歌だと思います。手拍子のところでは思わず手が動いてしまったり…
 小林秀雄さんの「落葉松」(からまつ)は、元は独唱曲として作曲された歌。こちらも約40年前に生まれた名曲です。ほどなく作曲家の手によって女声合唱に編曲され、その後混声、さらに男声版も生まれました。切なくも美しく胸に迫るメロディーは広く愛され、イントロのピアノを聴いただけで涙がこぼれるという方も。

 そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、今週も中・高・大・一般部門の演奏をお送りします。
 中学校部門は同声合唱の部から。トルミスの作品は女声四部がさらにあちらこちらで分割し、音がぶつかり合う難しい曲ですが、エストニア語も含めて見事な演奏を聴かせてくれます。最後の曲の終わりの、隣どうしの音が1音ずつ積み重なった和音(?)は、えもいわれぬ美しさ!
 高校のAグループは三善晃さんの往年の女声合唱の名作を演奏。課題曲も含め、日本語の情感に真摯に取り組む熱い姿勢が伝わってくる、心に残る演奏です。
 Bグループは混声で、同じく三善晃さんの作品。谷川俊太郎さんの詩に曲をつけているあまたの作曲家の中でも、三善さんほど谷川さんの詩の手触りと、その陰に潜むモノを見事に表現している方は他にいないのでは…?と感じます。それだけに、キレイなだけでは済まされない難曲揃いですが、中学生や大人にはできない高校生ならではの演奏が、とても印象的です。
 大学部門はブストーの宗教作品です。ブストー作品に共通するどこかほのぼのとした雰囲気が、ところどころに顔を出す単旋律の聖歌とよくマッチして、演奏も穏やかな表情を見せてくれます。
 一般Aの団体は20名強の女声合唱団。20世紀初頭フランスのカプレの作品は、音の長さや強弱が細かく揺れ動く難しい曲です。でもそれを全く感じさせない、とても自然でしなやかな演奏は、抜群のアンサンブル能力を示しています。

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「OMNIBUS STAR 光年の旅」/「気球に乗ってどこまでも」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年06月03日

【新着情報 2011.6.3】木下牧子「鴎」/武満徹「うた」から
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は東京混声合唱団の歌声で、木下牧子さんの大人気ナンバー「鴎」をお送りします。しかも東京交響楽団によるオーケストラ伴奏版!オケ付きの「鴎」はみんなの合唱でも配信中ですが、オーケストラが一部改訂されていますので、こちらもぜひ聴いてみてください。
 続いては同じく東混の演奏で、武満徹さんの無伴奏作品集「うた」から4曲を。武満さんといえばクラシックの世界でも日本を代表する作曲家のひとりですが、映画やテレビ、舞台の音楽でも大変活躍された方でした。「うた」は主にそうした仕事の中で生まれた作品を混声合唱に編曲した作品集です。「さくら」だけはちょっと違って、「さくらさくら...」の歌い出しでおなじみの日本情緒満点の曲です。雅楽のようでもあり西洋音楽のようでもある、とても幻想的なアレンジをお楽しみください。「島へ」は軽やかなポップスですが、優しい旋律がとっても染みる名曲。軽妙なナンセンス感が楽しい「○(マル)と△(サンカク)の歌」と、「島へ」と同様とても美しいメロディーの「翼」は、どちらも武満さん自身による作詞です。どの曲も、単独でも愛唱曲やアンコールとして長年愛唱されている珠玉の作品です。

 最後は昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
 中学校部門の仙台市立八軒中学校合唱部は、震災後のニュースで「あすという日が」を歌う姿が大きな話題となりましたね。吹奏楽でも長らく活躍しているクラブで、昨年は東京で行なわれた全日本吹奏楽コンクール全国大会に出場した翌日に、兵庫県の合唱コンクール全国大会にも出場、という超ハードスケジュールの中、素晴らしい演奏をされました。
 高等学校部門の山口県立萩高等学校合唱部は14年ぶりとなる全国大会出場。中国大会で毎年優秀な成績を収めながらあと一歩届かなかった全国大会の舞台に、ついにたどり着いた喜びや晴れやかな気持ちが伝わってくるような、とても素敵な演奏です。
 一般の2団体は高校の合唱部の卒業生によって構成されていて、若々しい声はもちろん、独特の連帯感も魅力的!仲間と曲への熱い思いがみなぎっています。

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/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年05月27日

【新着情報 2011.5.27】
2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週もまずは昨年の全日本合唱コンクール全国大会から、高校・大学・一般部門の演奏をお届けします。
 高校の2団体はいずれも女声合唱です。Aグループの団体は乱れのないアンサンブルと各パートの音色バランスが絶妙。音楽の構造がクリアに見えつつ、一体感のある見事な演奏です。一方Bグループは100人を超える大合唱団です。人数が多くなると、ひとりひとりの微妙なずれを包み込んで生まれる独特のうねりがあって、それがこの曲の幻想的な雰囲気をさらに盛り上げてくれます。一方でこれだけの人数にも関わらず、揃えるところはバッチリと揃えてくるのがさすがの全国クオリティ!
 大学部門は約50人の混声の団体で男女はほぼ半々。うまくブレンドされた明るさと暖かさが心地よい演奏です。曲の複雑さよりも、活き活きした雰囲気のほうが前面に出ている感じが印象的。
 一般部門は男声合唱団です。こちらは70人強。男声の音域は特に、人数が揃ったときの輪郭の柔らかさを感じることができるのではないでしょうか?パートどうしの音色も良く揃っているので、ユニゾンもハーモニーの部分もとてもきれいな演奏です。ドイツの詩人ツェーザル・フライシュレン(1864-1920)によるドイツ語の詩と、作曲者の信長貴富さんが自ら訳した日本語詩が交互に歌われる構成。「心に太陽を持て」という日本語訳でも知られる有名な詩の一部です。

 続いては3週にわたってお送りしてきましたシューベルト「冬の旅」無伴奏混声版、今週の第17曲から第24曲で完結です!物語も終盤、つらさや苦しさといった激しい感情がだんだん減っていって、空虚感に支配されていきます。第21曲「Das Wirtshaus(宿屋)」や第23曲「Die Nebensonnen(幻の太陽)」の夢のように美しい旋律もなんとも哀しげに響き、終曲「Der Leiermann(辻音楽師)」では老人が回すライアー(回転する板で弦をこすって音を出す楽器)の音が無気味に延々と鳴り続ける...。原曲ではピアノの長い音で表現しているライアーの音は、この混声版の冒頭ではなんと男声のホーミーで!色も温度も失った冷たい光景が目の前に浮かび上がります。
 随所に趣向の凝らされた全24曲、拾い聴きして気になる曲があったら、ぜひ前後の曲もチェックしてみてください。

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2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)"

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2011年05月20日

【新着情報 2011.5.20】
2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 好評配信中の2010年(第63回)全日本合唱コンクール全国大会の演奏、中学高校に続いて、今週から大学・一般部門も配信開始です!
 まずは中学校部門から。フィンランドのコスティアイネンと、スペイン・バスクのブストーによる宗教作品です。男声も含めとても落ち着いたトーンの声と正確なピッチで、曲の持つ美しさを丁寧に表現しています。
 続いて高等学校部門、自由曲の「主を求めよ」はノルウェーのニューステットの作品。ノルウェー語や次々に変わる和音・リズムの大変さを感じさせない、活き活きとした演奏です。
 大学部門からも宗教作品、ハンガリーのカライによる「悲しみの聖母」です。激しい不協和音や叫びなど、悲痛な感情をひしひしと感じるドラマチックな曲ですが、感情だけに流されることなく、しっかりとした演奏を作り上げています。
 一般部門の自由曲は信長貴富さんの「春と修羅」。かなり大きなウェイトを占めているヴォーカリーズの部分も、歌詞の部分に劣らない豊かな表現力で、音楽の緊張感が最後まで持続しています。

 そして先週登場したシューベルトの歌曲「冬の旅」の無伴奏混声版、今週は先週に続いて第9曲から第16曲をお送りします。当初「冬の旅」は第12曲「孤独」で完結していましたが、その後さらに12曲を加え、全24曲になりました。
 今回登場の8曲にも、様々な仕掛けが取り入れられていて、聴きどころ満載です!「鬼火」や「孤独」ではメロディーに音をつけずに語ったり、不安定に音を外したり。「郵便馬車」や「最後の希み」では馬のひづめの音や枯葉の舞う音をまるでボイスパーカッションのように表現したり...もちろんただネタ的になっているわけではなく、「冬の旅」の世界を見事に表現しているのは、編曲者・演奏者の力量のなせるワザです。

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2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)"

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2011年05月13日

【新着情報 2011.5.13】
シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)
/「あすという日が」ピアノ伴奏版
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初にお届けするのは、シューベルトの歌曲「冬の旅」です。恋に破れた若者の絶望的なさすらいの旅を描いた24の小曲から成る連作歌曲で、独唱者(多くの場合は男声)とピアノ伴奏のシンプルな編成ながら、音楽劇といってもいいようなドラマ性をたたえた作品です。この上なく美しい旋律の「菩提樹」(Der Lindenbaum)は単独でもよく知られていますね。
 しかし!この歌曲の名作に、混声合唱の、しかもまさかのア・カペラ編曲版が登場しました!「菩提樹」は合唱でもよく歌われていますが、全曲無伴奏となるとなかなか…
 この難業に挑んだのは、コンクールなどでも大人気の作曲家、千原英喜さんです。千原さんといえば、「ラプソディー・イン・チカマツ」「おらしょ」「猿楽談義」などの日本の古典に材を取った作品を次々に発表し、さらには日本古典以外の様々な題材にも取り組んで話題を呼んでいる方。さまざまな声色も駆使した「千原劇場」は、よくよく考えてみるとシューベルトのこのドラマ仕立ての曲にもピッタリなのでは…?聴いていただければ、それがよくお分かりいただけると思います!
 原典のピアノ伴奏もさまざまな背景や感情を見事に描写していますが、声に置き換えるとそれがさらにくっきりと目の前に現われてきます。「冬の旅」をよくご存知の方には新鮮な驚きがあること間違いなし!聴いたことのない方も、こちらを聴いてから、配信中の本家独唱バージョンを聴いてみるというのもアリかもしれません。

 続いては、先月配信を開始してから大人気となっている「あすという日が」の第2弾。今回はピアノ伴奏による演奏でお届けします。演奏機会としてはやはりピアノ伴奏のほうが多いと思いますので、こちらもぜひ聴いてみてください。

 最後は昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。中学校同声と高校Bから、ともに九州勢の団体の演奏をお送りします。
 伸びのある声が曲にもピッタリの中学校の団体と、重厚な声が持ち味の高校の団体、どちらも素晴らしい演奏を聴かせてくれています!

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/「あすという日が」ピアノ伴奏版
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2011年04月08日

【新着情報 2011.4.8】
復活祭のためのグレゴリオ聖歌
/寺嶋陸也「見渡せば」~明治の唱歌編曲集~

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週お届けするのは、キリスト教の行事の中でも一番大切な「復活祭」のためのグレゴリオ聖歌の数々です。
 「イースター」という呼び名でも知られる復活祭は、聖書にも記されているイエス・キリストの復活を記念するお祝いです。十字架にかけられたキリストが三日後に復活する、というくだりは、ミサ曲の「クレド」にも出てきますね。
 復活祭は3月下旬から4月下旬のどこかの日曜日に祝われることになっていて、今年は4月24日。今は復活祭に向けて節制・悔い改めをする「四旬節(しじゅんせつ)」という期間に入っています。
 今回お送りする演奏は、女声コーラスによる斉唱で、独唱部分を男声(このコーラスの指揮者)が歌うという、ちょっと変則的な編成です。少年合唱のような透き通った歌声は、男声の落ち着いた雰囲気とは一味違った清々しさ。あまり派手さはありませんが、心がすーっと穏やかになってくる曲ばかりです。

 さてもう一方は、寺嶋陸也さん編曲の唱歌集「見渡せば」です。昨年と2008年の全日本合唱コンクール課題曲にもとり上げられた寺嶋さんのサウンドは、スマートながら味わい深く、独特の温かみが魅力。この曲集に収められた曲からも、元の曲が持つ雰囲気と、明治期につけられた日本語詞が持つ雰囲気とが、とても優しく伝わってきます。
 表題曲「見渡せば」は、ルソー作曲で「むすんでひらいて」として知られている歌。「才女」はスコットランドの代表的な愛唱曲「アニーローリー」です。「庭の千草」はこの日本語詞で定着している感がありますが、「故郷の空」は、こちらのタイトルのほうが馴染みがあるという方と、「誰かさんと誰かさんが…」を思い浮かべる方とに分かれるかもしれませんね。フォスターの「哀れの少女」も、「故郷の人々」で憶えている方や、合唱団などで最初から原語の「スワニー河」で歌っている方など、さまざまでは?
 海外の歌はこんなふうに、歌との接点の持ち方によっていろんな方たちにいろんなかたちで親しまれているというのがおもしろいですね。

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復活祭のためのグレゴリオ聖歌
/寺嶋陸也「見渡せば」~明治の唱歌編曲集~"

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2011年04月01日

【新着情報 2011.4.1】
「ノスタルジア」から(信長貴富)/「夏の夜」(ベルリオーズ)
/少年少女合唱で「エーデルワイス」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は信長貴富さんの編曲による日本の歌を集めた混声合唱曲集「ノスタルジア」から、「箱根八里」「みかんの花咲く丘」「別れの歌」をお送りします。
 信長節全開の盛り上がりが随所にちりばめられたア・カペラの響きも心地よい、名曲の数々。およそ40年前の札幌オリンピックの閉会式で歌われた「別れの歌」は、アンコールにもピッタリですね!

 続いてフランスの作曲家、ベルリオーズ(1803-1869)のオーケストラ付き歌曲集「夏の夜」を(ちょっと季節はずれなタイトルですが...)。同じくフランスの、テオフィル・ゴーティエ(1811-1872)の詩から6篇に作曲されています。
 華麗で情熱的なオーケストラが背景になったり前景になったりしながら、様々な愛の歌をドラマチックに盛り上げます。

 最後は少年少女合唱で。元気いっぱいの「線路はつづくよ どこまでも」と、「サウンド・オブ・ミュージック」からの2曲「ひとりぼっちの羊飼い」と「エーデルワイス」です。
 しみじみと美しい「エーデルワイス」とはがらっと雰囲気が変わって、「ひとりぼっちの羊飼い」はヨーデルも交えたとっても楽しい歌。音程もリズムもぴょんぴょん跳ねて、思わず体も動き出します!

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「ノスタルジア」から(信長貴富)/「夏の夜」(ベルリオーズ)
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2011年03月25日

【新着情報 2011.3.25】
「わたしの願い」(高田三郎)/「春と修羅」(信長貴富)
/少年少女合唱で「アヴェ・マリア」(アルカデルト)ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は邦人作曲家の作品をお届けします。
 高田三郎「わたしの願い」は、名曲「水のいのち」でもおなじみの高野喜久雄とのコンビによる、崇高な美しさが胸に迫る作品です。
 鈴木輝昭「Tir na nOg(ティル ナ ノグ)」は、アイルランドを中心としたケルト文化圏に伝わる神話に材を取った異色作。ゲール語の不思議な響きが、古代の情景を幻想的に浮かび上がらせます。
 信長貴富「春と修羅」は宮澤賢治の詩による作品。賢治が存命中に発表された唯一の詩集のタイトルにもなっているこの詩には、童話作品からイメージするのとは一味違った、詩人・宮澤賢治の熱情がこもっています。
 寺島尚彦「花のながれのなかに」はすでに組曲の中のほかの曲は配信中ですが、今回はその終曲を。静かな冬の光景の下に、確かに流れる春の息吹が漂ってくる、とても美しい曲です。
 そのほか少年少女合唱からも、「夏の思い出」でおなじみの江間章子作詩「オルゴール」や、アルカデルトの「アヴェ・マリア」ほかをお送りします。
 美しい歌声、やさしい歌声で、少しでも皆さんの気持ちがほぐれますように。

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「わたしの願い」(高田三郎)/「春と修羅」(信長貴富)
/少年少女合唱で「アヴェ・マリア」(アルカデルト)ほか"

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2011年03月04日

【新着情報 2011.3.4】
鈴木輝昭「Five Songs of Nonsense」
/三善晃「クレーの絵本 第1集」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は二つの合唱組曲をお届けします。
 まずは女声合唱で、鈴木輝昭さんの「Five Songs of Nonsense」です。この曲は、谷川俊太郎さんが1985年に発表した詩集「よしなしうた」の『英訳』からの5編に作曲した作品。もとの詩は全てひらがなで書かれていて、一見ほのぼのとした感じの詩に見えます。
 さらっとしたタッチで、ときどきクスッと笑ってしまうような詩、ところがその端々には、なにやら不穏な空気が…。そんな谷川ワールドが、女声合唱で見事に描き出されています。
 演奏は先週に続いて女声アンサンブルJuri。時に柔らかく、時に狂気をはらんだ歌声で、作品の持つムードを自在に表現しています。
 タイトルに「無伴奏童声(女声)合唱のための」とあるように、本来の想定は児童合唱!他の鈴木作品同様、かなりの技術力を要求される曲ですが、児童合唱の声だとまた独特の雰囲気が強調されそうですね。

 二つめは混声合唱。三善晃さんの「クレーの絵本 第1集」です。
 同じく谷川俊太郎さんが、スイスの画家パウル・クレー(1879-1940)の絵画に寄せて書いた詩に作曲されています。クレーは音楽にも造詣が深かったそうで、鮮やかなその絵画からは確かに音楽が流れているようにも感じます。
 言葉を使わない表現である絵画に言葉を添えるのは、絵のイメージや「意味」を限定してしまう危険も。でも難解な言葉を使わずに淡々と綴られた谷川さんの詩は、絵から感じることをより豊かに広げてくれると同時に、詩そのものからも色々なことを思い起こさせてくれます。
 曲も大げさに構えたり奇をてらったりせず、あくまでもストレート。親しみやすいメロディーにあふれています(三善作品だけに手ごわいところはたくさんありますが…)。前半2曲は無伴奏。このうち2曲目の「あやつり人形劇場」は2005年(第58回)の全日本合唱コンクールの課題曲にもなりました。後半の3曲はギターやシンバルの伴奏が入って、とても印象的なサウンドを聴かせてくれます。ちなみにこの組曲には、混声三部でピアノ伴奏にしたバージョンもあります。
 演奏はこちらも先週も登場した東京工業大学混声合唱団コール・クライネス。1曲目や5曲目の軽快なリズム感は、大人数ということが信じられないほどの正確さで、音の粒のひとつひとつがきれいな色のままで飛んでくるような心地よさ!ぜひ聴いてみてください。

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2011年02月25日

【新着情報 2011.2.25】
三善晃「三つの抒情」/山本純ノ介「光葬」から
/シューベルト「ドイツ・ミサ曲」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず女声合唱から。「三つの抒情」は、三善晃さんの初めての女声合唱曲として半世紀前に生まれた作品です。中原中也の詩を挟んで前後に立原道造の2編の詩を配した3曲。二人の詩人の詩風はかなり対照的で、曲調もゆったりと静かな2曲と激しく短い1曲とが対比されています。一方でこの二人は活躍時期がほぼ同じ(大正から昭和初期)ということに加えて、若くして世を去っているという共通点があります。3曲ともどこか儚さ・危うさが漂っていて、早世の詩人たちの声が聞こえてくるような、とても味わい深い作品です。女声アンサンブルJuriによる奥行きのある演奏も必聴!

 次は混声合唱で、山本純ノ介さんの「光葬」から終盤2曲をお送りします。こちらの初演は1995年。宗左近さんの深遠で壮大な詩の世界が、まさに光り輝くような音に彩られています。演奏は、昨年の全日本合唱コンクールで13年連続金賞を受賞した東京工業大学混声合唱団コール・クライネス。例年百数十人のメンバーを擁する大合唱団ながらとても緻密なアンサンブルで、さざなみのように繊細なフレーズから鋭く刻み付けるパッセージ、そしてもちろんホールを満たす大音響まで、その歌声は変幻自在です。

 最後はシューベルトの作品から「ドイツ・ミサ曲」を。これはタイトルのとおり、ラテン語の通常文ではなく、ドイツ語の詩による祈りの歌です。詩を書いたヨハン・フィリップ・ノイマンの本業は物理学者。教会音楽の普及に熱心で、その一環としてシューベルトに作曲を依頼したそうです。詩の内容は通常文をそのまま訳したものではなく、曲調にもどこか民謡風な温かみがあって、独特の雰囲気。教会でのドイツ語の宗教曲の演奏が認められていなかったこともあり、教会音楽としては演奏されなかったものの、幅広い人たちに親しまれたのではないでしょうか。5曲目の「Zum Sanctus」は、歌い出しの「Heilig」(ハイリヒ、ラテン語のSanctus(聖なるかな)の訳です)をタイトルとして、愛唱曲などとして親しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

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三善晃「三つの抒情」/山本純ノ介「光葬」から
/シューベルト「ドイツ・ミサ曲」"

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2011年02月18日

【新着情報 2011.2.18】
「走る川」「大地讃頌」カラピアノ
/アロンソ・ロボ「Versa est in luctum」
/シューベルト パート・ソング「Der Gondelfahrer」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は人気曲の新演奏バージョンをお届けです!
 黒沢吉徳さんの「走る川」は発表から20年近く、毎年全国の中学校で歌われている定番曲。今回は平松混声合唱団の演奏に加え、待望のカラピアノも新着です。そしてカラピアノはもう1曲、卒業シーズンにも大人気の「大地讃頌」もご用意しました!ピアノだけ聴いてもとっても雄大で感動的。ぜひご活用ください!ほかにも「カリブ夢の旅」「流浪の民」をご用意。もうよく聴いている方はもちろん、まだ聴いたことのない方もぜひご一聴ください。

 続いては宗教合唱曲から。配信中のフォーレの「レクイエム」から、未配信だった「Offertoire(奉献文)」を。グレゴリオ聖歌の「Offertoria(奉献唱)」からも、「Iubilate Deo universa terra」をお送りします。ラテン語では「Offertorium(オッフェルトリウム)」というこの歌は、ミサの中でもとても大切な「聖餐(せいさん)」の儀式で歌われます。宗派や教派によって少しずつ呼び方が違いますが、これはキリストの「最後の晩餐」にちなむもの。キリストの体であるパンと、血であるぶどう酒を捧げます。どちらの曲も、「秘跡」や「機密」といった言葉も使われるこの儀式の神秘的な雰囲気が漂います。
 もう1曲の「Versa est in luctum(悲しみのうちに引き戻されて)」は、16世紀スペインの作曲家、アロンソ・ロボの作品。哀しくも美しい旋律が幾重にも重なり合って、ポリフォニー全盛期の素晴らしい響きを聴かせてくれます。

 最後はシューベルトのパート・ソング集です。
 女声三部の「Das Leben(人生)」と男声四部の「La pastorella al prato(羊飼いの娘)」は暖かいメロディーが何ともいえないほのぼのとした雰囲気をかもし出す作品。
 一方女声四部の「Gott in der Natur(自然の中の神)」は堂々としたピアノのイントロも印象的な、重厚で凛々しい曲です。
 「Licht und Liebe(光と愛)」はテノールとソプラノのデュエットが奏でるロマンチックな愛の歌。副題に「Nachtgesang」(夜の歌)とあり、セレナーデに通じる曲ですね。
 「Der Gondelfahrer(ゴンドラを漕ぐ人)」は水の都ヴェネツィアが舞台。夜の運河を小さな波を立てながら進むゴンドラ(小舟)の様子が描かれます。後半でピアノが奏でるサン・マルコ寺院の鐘の音が、ゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)だけが起きている真夜中の静けさをいっそう引き立てます。

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「走る川」「大地讃頌」カラピアノ
/アロンソ・ロボ「Versa est in luctum」
/シューベルト パート・ソング「Der Gondelfahrer」ほか"

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2011年02月10日

【新着情報 2011.2.10】
男声合唱による「日本抒情歌曲集」から「早春賦」ほか
/シューベルト「ミサ曲第4番ハ長調」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、林光編曲「男声合唱による『日本抒情歌曲集』」からお送りします。今回ご紹介する歌の原曲はいずれも大正時代に発表された曲ですが、今もたくさんの人に愛唱されています。
 「早春賦」は大正2年発表。小学唱歌編纂委員会で作詞のトップを務めていた吉丸一昌(1873-1916)の詞に、当時まだ若手だった中田章(1886-1931)が作曲しました。「夏の思い出」などでおなじみの、中田喜直さんのお父さんですね。歌われているのはちょうど今ごろ、立春を過ぎて暦の上では春ですが、まだまだ寒い時期の様子です。「春」だなんて聞かなければ、こんなに心がそわそわすることもなかったのに…と、春を待ち焦がれる気持ちが軽やかなメロディーに乗って歌われます。
 「浜辺の歌」は、作曲者の成田為三(1893-1945)が東京音楽学校(現・東京芸術大学)に在学中の大正5年ごろに書かれ、大正7年に出版されました。作詞の林古渓(1875-1947)は漢文学の先生をしながら、歌曲用の詞の創作もしていました。「早春賦」と同じ3拍子の流れるようなリズムで、小節の最後の短い音符がよりその流れをなめらかにしています。ゆったりした波のまにまに、昔の出来事や懐かしい人を思い出しながら、静かに浜辺を歩く姿が、やさしく描かれています。
 「叱られて」は大正9年に少女雑誌「少女号」に掲載されました。この雑誌は「浜千鳥」で知られる詩人・鹿島鳴秋(1891-1945)が編集を手がけていて、彼に誘われて編集に加わった清水かつら(1898-1951)が「叱られて」を作詞しました。作曲は当時童謡の創作に力を注いでいた弘田龍太郎(1892-1952)。お使いや子守りなどをする子供たちに向けられた詩人のまなざしが感じられる、とても暖かく切ない歌です。

 そして先月に続き、シューベルトのミサ曲をお届けします。
 今回は第4番。19歳のときの作品(実際に演奏されたのはほぼ10年後)で、混声合唱にソプラノからバスまでの4人の独唱者を加えて、全体に華やかな雰囲気が漂います。でも先月ご紹介した第2番と同様、ごてごてした感じは全くなく、すっきりとした姿の美しい作品になっています。
 1曲1曲も短く、しかもそれぞれが魅力的なメロディーに彩られているので、「宗教曲!」と思って構えずに楽しんでみてくださいね。

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男声合唱による「日本抒情歌曲集」から「早春賦」ほか
/シューベルト「ミサ曲第4番ハ長調」"

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2011年02月04日

【新着情報 2011.2.4】
「セレナード」ほかシューベルト パート・ソング集
/少年少女合唱で「怪獣のバラード」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 まずはシューベルトのパート・ソングから、さまざまな編成・曲調の作品をお送りします。
 「Naturgenuss(自然の喜び)」は男声四重唱。テノールの軽やかな旋律が心地よい曲です。作詩のマッティソンはシューベルトより30~40歳年上の同時代の詩人で、ベートーヴェンやシューベルトの師匠サリエリなども彼の詩による歌曲を作っています。
 「Linde Weste wehen(そよ風が吹く)」はアルトとテノールの二重唱。悲しげな雰囲気で始まり、少し明るい音色になったところで突然中断。実はこの曲は最後まで書かれず未完に終わっています。とても短く、詩も誰のものか分かっていません。シューベルトがこの先にどんな音楽をイメージしていたのか、少し寂しい余韻が残ります。
 男声四重唱の「Bootgesang(舟人の歌)」と女声三重唱の「Coronach(挽歌)」は、どちらもスコットランドの詩人ウォルター・スコットの詩のドイツ語訳に作曲されています。「シューベルトのアヴェ・マリア」として知られる「エレンの歌」も、スコットの詩による歌曲です。「舟人の歌」には男声らしい勇ましさ、「挽歌」には女声ならではの痛切な悲しみと、それぞれの編成の持つ魅力が活かされています。
 「Standchen(セレナード)」はアルトの独唱と女声四重唱で歌われます。「セレナード」は音楽の形式名でもありますが、恋人に捧げる歌を意味する場合も多い言葉で、ドイツ語にもあります。一方「Standchen」(シュテントヒェン。aの上にはウムラウトのテンテンが付きます)には立って歌う・話すという意味があり、恋人の部屋の窓の下に立って歌う、という光景が浮かぶ言葉です。アルト・ソロが先導するメロディーを、コーラスが時にウットリ、時に焦がれるように追いかける、とてもロマンチックな曲です。

 少年少女合唱からも、楽しい歌声が続々新着です!
 岩河三郎さんの「紙の雪」では、今ではなかなか見ることのできなくなった風景が描かれます。さて「紙の雪」って何でしょうか??
 「元気に笑え」は50年近く前に来日したドイツの児童合唱団が披露したオリジナルの曲で、その後日本語訳が「みんなのうた」でも放送されて人気を博しました。「アハハ、オホホ」という笑い声の歌詞が重なるサビの部分は、懐かしく思い出される方も多いかも知れません。
 おなじみ「怪獣のバラード」も少年少女合唱の歌声で。にぎやかな伴奏や輪唱ふうのアレンジも楽しい、曲の元気のよさが引き立つ演奏です。
 ほかにも明るくさわやかな曲&演奏がいっぱい!ぜひチェックしてみてください!

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「セレナード」ほかシューベルト パート・ソング集
/少年少女合唱で「怪獣のバラード」ほか"

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2011年01月28日

【新着情報 2011.1.28】
ヴォーン・ウィリアムズ「ミサ曲ト短調」
/少年少女合唱「ほったろこい」/男声合唱「箱根八里」 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は、ヴォーン・ウィリアムズのミサ曲から。
 「Mass in G minor(ミサ曲ト短調)」は、作曲家が50歳になる頃に書かれました。二重合唱にソリストたちも加わって、とてもダイナミックな振幅のある作品です。同じイングランドの大先輩、トマス・タリスやウィリアム・バードのスタイルを織り込んで、古風な優雅さと現代的なクールさとが独特の響きを聴かせてくれます。

 次は少年少女合唱で、わらべうた・民謡を。
 「いちでたちばな」はお手玉などで遊ぶときの数え歌で、全国にさまざまなパターンがあります。「せっせっせ」も同じく数え歌で、歌詞は「いちでたちばな」ととてもよく似ています。でも微妙に違うところがあって、節回しや音型もいろいろです。「ほったろこい」は「ほたるこい」の愛知県周辺で歌われているバージョン。この歌もやはり全国に伝わって、土地ごとのパターンがあるようです。どの曲も、編曲の違いも聴きどころ。配信中の曲ともぜひ聴き比べてみてください。
 「日食月食に祈るうた」はアイヌ民族に伝わる歌が元になっています。アイヌの人たちは自然ととても密接に結び付いて生活していて、森羅万象には霊が宿ると考えられていました。この歌は、日食や月食のために「死んでしまった」光の神さまに、生き返ってくれるようにお祈りする歌です。男声合唱でよく知られている曲ですが、同声では輪唱部分などがよりいっそう幻想的です。

 そして先ほどの「いちでたちばな」も編曲されている林光さんの男声合唱曲集、「日本抒情歌曲集」から。
 おなじみの「箱根八里」「椰子の実」のほか、数ある北原白秋の詩の中でも最初に曲がつけられた「城ヶ島の雨」、往来でおいしそうにお菓子を食べるパリジェンヌを憧れと皮肉混じりに歌った「お菓子と娘」。どの曲からも、明治から昭和にかけての日本の風情が香ってきます。
 「箱根八里」は出だしは知ってるけど、そのあとが続かない...という方も多いかも知れませんね。難しい言葉が並びますが、この機会に通して聴いてみては?

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ヴォーン・ウィリアムズ「ミサ曲ト短調」
/少年少女合唱「ほったろこい」/男声合唱「箱根八里」 ほか"

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2011年01月21日

【新着情報 2011.1.21】
シューベルト「ミサ曲第2番ト長調」
&「詩篇第23番」ほかパート・ソング集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はフランツ・シューベルト(1797-1828)の作品をご紹介します。シューベルトといえば、「魔王」や「冬の旅」などの多数の歌曲でもおなじみ。その全作品の中でも、声楽作品は重要なウェイトを占めています。

 最初はミサ曲から、18歳の時に作曲したミサ第2番です。この年には他にも交響曲を含むたくさんの曲を書いていて、このミサ曲はわずか5~6日で書いたのだとか。とても短くシンプルな曲ですが、付け足しや装飾の必要を感じさせない、完結した美しさ。厳格な雰囲気とも、過度にロマンチックな雰囲気とも違った清楚なたたずまいには、歌曲に精通したシューベルトの感性が現われています。

 続いてはパート・ソングの数々から。聖歌・宗教曲や、家族や友人が集まって楽しむアンサンブルなど、どれも少人数の親密な空気が心地よい曲です。
 「アリ・ベイ哀悼歌」はかつてエジプトで実験を握っていたマムルーク(元々奴隷出身の軍人)のひとりがモデル。エジプトを支配していたオスマン帝国に反乱を起こしましたが、部下に裏切られて無念の死を遂げました。女声の重唱がちょっとオーバーな歌い方をして、「哀悼歌」ながらどこか滑稽な感じも。
 「サリエリ氏の50歳の誕生日を祝して」は、師匠のアントニオ・サリエリ(1750-1825)に捧げた曲。「誕生日」となっていますが、実際にはサリエリがウィーンでの活動を始めて50年の記念式典だったようです。モーツァルトを描いた映画「アマデウス」であんまりな役回りにされている人ですが、教育熱心で弟子達(シューベルトのほかベートーヴェン、リストなど錚々たる面々)からとても尊敬されていたそうです。この曲もトリオにソロのアリア、そしてカノンと、先生に習った技法を使って書かれていて、師弟愛に心温まります。
 「アンティゴーネとエディプス(オイディプス)」はギリシア神話に材を取った作品。エディプスはよく知られるように、父親を殺して(そうとは知らずに、ですが)母親との間に子供をもうけてしまった人物。アンティゴーネはそうして生まれた娘のひとりです。詩を書いたマイアーホーファーはシューベルトの親友で、一緒にたくさんの歌曲を生み出しています。
 「詩篇第23番」は、旧約聖書の詩篇の中でも特に有名で、たくさんの作曲家が曲をつけている「主は我が羊飼い」です。冒頭のピアノや歌い出し、最後の「Ew'gen Haus」のところなど、優しい光に包まれるような音楽は感動的です。

 さまざまな表情を見せる佳品の数々、どうぞお楽しみください!

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シューベルト「ミサ曲第2番ト長調」
&「詩篇第23番」ほかパート・ソング集"

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2011年01月14日

【新着情報 2011.1.14】ローリゼン「真冬の歌」
/少年少女合唱による民謡集
/男声合唱による「日本抒情歌曲集」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 最初はモートン・ローリゼンの作品です。「Mid-Winter Songs(真冬の歌)」は、イギリスの詩人ロバート・グレイヴス(1895-1985)の、冬が題材の詩に作曲した5編の曲集です。厳しさや静けさ、キラキラした輝きなど、美しく描き出される冬のさまざまな表情の中に、死と再生、眠りと目覚めといった、相対する内容の詩がうまく配置されています。寒いこの時期に雰囲気もよく合い、ローリゼン・ファンの方もそうでない方も要チェックです!

 続いては少年少女合唱で民謡曲をお送りします。
 「竹田の子守唄」は、奉公に出された子供が子守仕事をしながら歌う歌。子供を寝かしつけるための「子守唄」ではなく、子守のつらさや離れて暮らす親への想いがにじむ哀しい歌です。優しい長調のハーモニーが最後にふっと短調に変わるところなどは、胸が締めつけられます。
 一方「会津磐梯山」「木曽節」は、どちらも古くから信仰の対象となっている山を中心にした地域の歌です(ちなみに会津磐梯山・木曽の御嶽山は、どちらも「日本百名山」のひとつに数えられています)。「会津磐梯山」では豊かな実りを中心にした晴れやかな内容が、「木曽節」では名産の材木をいかだにして川を下る人たちのおおらかな歌が歌われます。

 最後は男声合唱です。林光さんのアレンジで、山田耕筰(1886-1965)と中山晋平(1887-1952)の作品を。同時代に少し異なるフィールドで活躍した二人、今も名作として歌い継がれる歌を数多く残しています。
 「からたちの花」「待ちぼうけ」はいずれも山田耕筰&北原白秋(1885-1942)の黄金コンビによる作品。全く雰囲気の違う2曲に、この二人の振り幅の広さを感じます。「待ちぼうけ」は中国の古い(紀元前!)思想書に出てくる説話から生まれたのだとか。「中国地方の子守歌」は岡山県に伝わる子守歌を編作したもの。「竹田の子守唄」と違って、こちらは子供を寝かせる歌です。でも寝入りばなに聞くにはちょっと怖いような...
 中山晋平の2曲は、近代演劇の草創期の劇団「芸術座」の公演のために書かれた曲で、大正時代にとても流行しました。「ゴンドラの唄」は戦後、黒澤明監督の映画「生きる」のワンシーンで使われたことでも有名です。胃癌で余命幾ばくもないしがない公務員が、人生最後の仕事として完成にこぎつけた児童公園で、雪の夜、一人ブランコに乗ってこの歌を歌います。主演の志村喬さんは朗々とした美声の持ち主ですが、このシーンでは訥々(とつとつ)としたかすれるような声で歌い、涙を誘います。

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/男声合唱による「日本抒情歌曲集」"

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2011年01月07日

【新着情報 2011.1.7】三善晃「地球へのバラード」
&少年少女合唱で「音のシンフォニー」「アルエット」ほか

おくればせながら、あけましておめでとうございます!
みんなの合唱 更新情報です。

 新年最初の更新、まずは三善晃さんの「地球へのバラード」をお送りします。
 三善晃さんの曲はどれもそうですが、発表から30年近くになるこの曲も、時代性などを超えたみずみずしさに満ちた作品です。さまざまな年齢層の合唱団が歌っても、それぞれに曲の持つ意味合いが感じられ、コンクールでは中学生の団体が演奏することも多くなっています。
 三善さんの言葉によれば、この組曲には全編を通じて根底に「愛」というテーマが流れています。簡単に使われがちながら、言葉で説明するのは難しいこのテーマが、曲を聴いているとすとんと腑に落ちるよう。作詩の谷川俊太郎さんの言葉の力と、三善さんの音楽の力を、改めて思い知らされるこの作品、すでにコンクールの演奏でも配信中ですが、まだ聴いたことのない方はぜひ聴いてみてください!

 続いては少年少女合唱の歌声を。
 「いろいろダンス」では同じメロディーが3種類のダンスの雰囲気に合わせてアレンジされています。「くちびるたいそう」は楽しく子音の発音の練習ができる歌。前半2つは唇を使う子音の「くちびるたいそう」で、後半2つは舌を使う「したべろたいそう」になっています。「音のシンフォニー」は動物の鳴き声や楽器の音、さらには町のいろんな音を合わせて、にぎやかなハーモニーが出来上がっていきます。
 外国の歌からは、モーツァルトの歌劇「魔笛」の歌をアレンジした「魔法の笛」、原題「The Little Brown Church in the Vale」でもよく知られている「森の教会」のほか、カナダでとてもポピュラーな民謡「アルエット」が登場です。元々はフランスの歌(「アルエット」はヒバリを意味します)で、殖民時代に伝わってからすっかり定着したのだとか。次々に歌詞を加えていく楽しい遊び歌的なスタイルですが、詞の内容は、可愛いヒバリの羽を頭からシッポまで順番にむしっていくというなかなかバイオレンスな…。
 どの曲も軽快・元気な、寒さを吹き飛ばす楽しい雰囲気の曲です。お正月休みの眠気覚ましにもいかがですか??

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&少年少女合唱で「音のシンフォニー」「アルエット」ほか"

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2010年12月10日

【新着情報 2010.12.10】
三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」
/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、三善晃さんの組曲「五つの童画」をお送りします。
 発表からすでに40年以上を経ている作品ですが、その魅力は年月や知名度といった要因を遥かに超えて、合唱ファンの心をとらえつづけています。
 合唱界でもおなじみの高田敏子さんの詩が綴るのは、子供が描いた絵のような寓話的な物語。その中には、生きることや愛することなど、とても身近なのにとてもとらえがたい、人が抱える大きなテーマが包み込まれています。音楽はおどけたような場面もあれば洒脱な雰囲気、ドラマチックな展開など、テンポや音色が次々と変化していき、詩に寄り添ったり拮抗したりしながら作品の世界を描き出しています。言葉によって成り立っているのに、言葉にできない心の奥深くの感覚に満たされるような、感動的な作品です。
 コンクールなどでも頻繁に演奏されていて、みんなの合唱でも全日本合唱コンクールの演奏を配信中のこの組曲、今回は、かつて「合唱団OMP」としてコンクールでも大活躍した名門団体、「合唱団 響(きょう)」の演奏で全曲をお届けします。

 続いては先月も登場したモートン・ローリゼンの作品から。
 「薔薇の歌」は、オーストリアの詩人リルケがフランス語で書いた詩に作曲したもの。で、作曲したローリゼンはアメリカ人...何だか複雑ですが、作品の美しさにはそんな違和感をすっかり忘れさせられます。軽やかな曲にもしっとりした曲にも共通する、言葉と音のなめらかな流れは、フランス歌曲(シャンソン)ならではといった感じです。
 そして「O nata lux」と「O magnum mysterium」の2曲は、どちらも悠然とした進行と、控えめながらも陰影の美しい不協和音が、静かで穏やかな気持ちにさせてくれます。
 先月ご紹介したのはイタリア語のマドリガル、今回はフランス語のシャンソンにラテン語の宗教曲と、言語やスタイルは違いながらも、やはりどの曲にも作曲家独特の透明感が漂っていて、多くの方に人気があるのも納得ですね。

 そして最後はクリスマスにまつわる曲を。
 「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」は、フランスの作曲家ベルリオーズ(明日12月11日がお誕生日です)の作品「キリストの幼時」からの1曲です。「宗教的3部作」という構成のこの作品、最初に「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」だけで発表されたのですが、そのときベルリオーズは自分の名前を伏せて(17世紀の架空の人物の名をかたって)発表したのだそうです。とても型破りな音楽を作曲していた彼は批評家達に酷評されていて、じゃあ違う雰囲気の曲を正体を明かさずに発表したらどうなるんだ?ということでやってみたら大評判になったとか...(もちろんあとで自分の作品だと公表しました)。本人にとっては複雑な気持ちだったのでは??
 そしておなじみの「O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも)」と、もう1曲はブリテンの「コーパス・クリスティ・キャロル」。中世の聖歌を元にした素朴で独特の雰囲気をもった旋律は、少年合唱団の透き通った歌声がとてもしっくりきます。

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三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」
/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか"

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【新着情報 2010.12.10】三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、三善晃さんの組曲「五つの童画」をお送りします。
 発表からすでに40年以上を経ている作品ですが、その魅力は年月や知名度といった要因を遥かに超えて、合唱ファンの心をとらえつづけています。
 合唱界でもおなじみの高田敏子さんの詩が綴るのは、子供が描いた絵のような寓話的な物語。その中には、生きることや愛することなど、とても身近なのにとてもとらえがたい、人が抱える大きなテーマが包み込まれています。音楽はおどけたような場面もあれば洒脱な雰囲気、ドラマチックな展開など、テンポや音色が次々と変化していき、詩に寄り添ったり拮抗したりしながら作品の世界を描き出しています。言葉によって成り立っているのに、言葉にできない心の奥深くの感覚に満たされるような、感動的な作品です。
 コンクールなどでも頻繁に演奏されていて、みんなの合唱でも全日本合唱コンクールの演奏を配信中のこの組曲、今回は、かつて「合唱団OMP」としてコンクールでも大活躍した名門団体、「合唱団 響(きょう)」の演奏で全曲をお届けします。

 続いては先月も登場したモートン・ローリゼンの作品から。
 「薔薇の歌」は、オーストリアの詩人リルケがフランス語で書いた詩に作曲したもの。で、作曲したローリゼンはアメリカ人...何だか複雑ですが、作品の美しさにはそんな違和感をすっかり忘れさせられます。軽やかな曲にもしっとりした曲にも共通する、言葉と音のなめらかな流れは、フランス歌曲(シャンソン)ならではといった感じです。
 そして「O nata lux」と「O magnum mysterium」の2曲は、どちらも悠然とした進行と、控えめながらも陰影の美しい不協和音が、静かで穏やかな気持ちにさせてくれます。
 先月ご紹介したのはイタリア語のマドリガル、今回はフランス語のシャンソンにラテン語の宗教曲と、言語やスタイルは違いながらも、やはりどの曲にも作曲家独特の透明感が漂っていて、多くの方に人気があるのも納得ですね。

 そして最後はクリスマスにまつわる曲を。
 「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」は、フランスの作曲家ベルリオーズ(明日12月11日がお誕生日です)の作品「キリストの幼時」からの1曲です。「宗教的3部作」という構成のこの作品、最初に「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」だけで発表されたのですが、そのときベルリオーズは自分の名前を伏せて(17世紀の架空の人物の名をかたって)発表したのだそうです。とても型破りな音楽を作曲していた彼は批評家達に酷評されていて、じゃあ違う雰囲気の曲を正体を明かさずに発表したらどうなるんだ?ということでやってみたら大評判になったとか...(もちろんあとで自分の作品だと公表しました)。本人にとっては複雑な気持ちだったのでは??
 そしておなじみの「O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも)」と、もう1曲はブリテンの「コーパス・クリスティ・キャロル」。中世の聖歌を元にした素朴で独特の雰囲気をもった旋律は、少年合唱団の透き通った歌声がとてもしっくりきます。

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【新着情報 2010.12.10】三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、三善晃さんの組曲「五つの童画」をお送りします。
 発表からすでに40年以上を経ている作品ですが、その魅力は年月や知名度といった要因を遥かに超えて、合唱ファンの心をとらえつづけています。
 合唱界でもおなじみの高田敏子さんの詩が綴るのは、子供が描いた絵のような寓話的な物語。その中には、生きることや愛することなど、とても身近なのにとてもとらえがたい、人が抱える大きなテーマが包み込まれています。音楽はおどけたような場面もあれば洒脱な雰囲気、ドラマチックな展開など、テンポや音色が次々と変化していき、詩に寄り添ったり拮抗したりしながら作品の世界を描き出しています。言葉によって成り立っているのに、言葉にできない心の奥深くの感覚に満たされるような、感動的な作品です。
 コンクールなどでも頻繁に演奏されていて、みんなの合唱でも全日本合唱コンクールの演奏を配信中のこの組曲、今回は、かつて「合唱団OMP」としてコンクールでも大活躍した名門団体、「合唱団 響(きょう)」の演奏で全曲をお届けします。

 続いては先月も登場したモートン・ローリゼンの作品から。
 「薔薇の歌」は、オーストリアの詩人リルケがフランス語で書いた詩に作曲したもの。で、作曲したローリゼンはアメリカ人...何だか複雑ですが、作品の美しさにはそんな違和感をすっかり忘れさせられます。軽やかな曲にもしっとりした曲にも共通する、言葉と音のなめらかな流れは、フランス歌曲(シャンソン)ならではといった感じです。
 そして「O nata lux」と「O magnum mysterium」の2曲は、どちらも悠然とした進行と、控えめながらも陰影の美しい不協和音が、静かで穏やかな気持ちにさせてくれます。
 先月ご紹介したのはイタリア語のマドリガル、今回はフランス語のシャンソンにラテン語の宗教曲と、言語やスタイルは違いながらも、やはりどの曲にも作曲家独特の透明感が漂っていて、多くの方に人気があるのも納得ですね。

 そして最後はクリスマスにまつわる曲を。
 「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」は、フランスの作曲家ベルリオーズ(明日12月11日がお誕生日です)の作品「キリストの幼時」からの1曲です。「宗教的3部作」という構成のこの作品、最初に「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」だけで発表されたのですが、そのときベルリオーズは自分の名前を伏せて(17世紀の架空の人物の名をかたって)発表したのだそうです。とても型破りな音楽を作曲していた彼は批評家達に酷評されていて、じゃあ違う雰囲気の曲を正体を明かさずに発表したらどうなるんだ?ということでやってみたら大評判になったとか...(もちろんあとで自分の作品だと公表しました)。本人にとっては複雑な気持ちだったのでは??
 そしておなじみの「O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも)」と、もう1曲はブリテンの「コーパス・クリスティ・キャロル」。中世の聖歌を元にした素朴で独特の雰囲気をもった旋律は、少年合唱団の透き通った歌声がとてもしっくりきます。

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2010年12月03日

【新着情報 2010.12.3】
ラター「For the Beauty of the Earth」
シェーンベルク「6つの無伴奏男声合唱曲」
林光「帆は風に鳴り」 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 いよいよ12月、クリスマスも近付いてきましたね!今週最初は、そんな雰囲気にもピッタリの、美しい宗教曲や賛美歌をお送りします。
 イギリスの作曲家ジョン・ラターは、合唱ファンの皆さんにはおなじみですね。宗教曲を中心とした数多くの合唱曲で知られるラター、何と言ってもその特徴はメロディーの美しさです。まるでポップスのような(これは賛辞でも批判でも言われているのですが...)親しみやすい旋律にはたくさんの人が魅了され、日本でも20年ほど前から盛んに演奏されるようになりました。
 今回お届けする3つのアンセムも編成は色々ですが、壮大なスケールなのに重たさを感じさせない、とても爽やかな曲ばかりです。そして「For the Beauty of the Earth」は同声合唱で。清らかな歌声に晴れ晴れとした曲調、ただただ幸せに満たされる演奏です。
 ラターの作品はみんなの合唱でもすでに「レクイエム」や全日本合唱コンクールで演奏された曲などを配信中。こちらもチェックしてみてくださいね!
 そして同じくイギリスから。英国教会で長らく歌われ、イギリス人なら誰でも知ってる賛美歌から2曲をお送りします。どちらもシンプルかつ品格のあるたたずまい。イギリスの方の前で口ずさんだら、とっても喜ばれるかも!

 次は先月もご紹介したアルノルト・シェーンベルクの作品。今回は無伴奏の男声合唱曲集です。
 先月ご紹介したソプラノ独唱の「6つの歌」他は、シェーンベルクが音楽の「調性」から離れる少し前の作品だったので、かろうじて(?)安心して聴けるところも随所に残っていました。一方今回の曲はというと、作曲は1929年から1930年にかけて。「12音技法」と呼ばれる作曲手法をバリバリ使い出してからの作品です。さてその中身はというと...
 ...???...ふだん耳にする音楽からは全く想像のつかない展開、そして聴いたこともないような和音。かなりカオスな世界です...でもすごく厳格なルールに則って作られているので、ほんとうにメチャクチャ、というわけではもちろんありません。曲全体には統一感があり、また男声の分厚い音色の積層には独特の安定感も。聴いているうちにジワジワと魅力を感じてくる作品です。それにしてもこういう曲って、どうやって練習すればいいのでしょうね!?

 最後も男声合唱曲を。作曲者の林光さんは「原爆小景」など数多くの記念碑的な合唱作品を発表していますが、男声合唱作品はあまり多くありません。その中のひとつ「帆は風に鳴り」は、同じく合唱ファンにはおなじみの宗左近さんの詩による曲集。小倉百人一首をベースに編まれた詩集の中から、海にまつわる4つの詩が選ばれています。
 和の心と力強さとが悠然と溶け合うこの作品を演奏するのは、高校生の男声合唱団。若々しく伸びやかな歌声にも注目です。

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ラター「For the Beauty of the Earth」
シェーンベルク「6つの無伴奏男声合唱曲」
林光「帆は風に鳴り」 ほか"

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2010年11月26日

【新着情報 2010.11.26】マショー「ノートルダム・ミサ」
ローリゼン「マドリガル『炎の歌』」/西村朗「浮舟」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、合唱(声楽)曲としてのみならず、クラシック音楽全体にとっても重要な位置にある作品、「ノートルダム・ミサ」をお届けします。作曲したのは14世紀フランスの作曲家、ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377)。
 この作品がなぜ重要かというと、一人の作曲家がミサの通常文(キリエ、グローリアなど)全部を通して作曲した、初めてのミサ曲ということになっているからなのです。ミサの通常文は儀式の中の要所要所で詠唱される言葉ですが、それまではひとつずつ別々に曲をつけられるのが普通だったそうです。それを全部まとめて、ひとつの「ミサ曲」として作曲したのは、この「ノートルダム・ミサ」が最初、ということなんですね。
 ミサ曲の最後に、中世以降はあまり作曲されることのない「イテ・ミサ・エスト」という曲が入っているのも特徴のひとつ。これはミサの閉会・解散を告げる言葉で、儀式全体を「ミサ」と呼ぶのもここから来ています。
 現在ひろく使われているような和声法ができあがるのは16世紀頃のこと。それよりずっと前に書かれたこの曲は、今の耳で聴くととっても不思議な響きに満ちています。シンプルな旋律線とリズムがずっと繰り返されて、ときどきその中に予想もしていなかったような不協和音が現われる様子は、仏教などキリスト教以外の宗教儀式の雰囲気にも、ちょっと通じるものがあるかもしれません。
 知識としてだけでなく、音楽的にも独特の雰囲気に包まれる、オススメの作品です!

 次は大きく時代を飛んで、現代アメリカの作曲家、モートン・ローリゼン(1943-)の作品です。透明感のある美しいハーモニーは、耳にすうっと入り込んでくる心地よさ。コンクールでとりあげる団体も増えてきています。
 今日ご紹介する「マドリガル『炎の歌』」は、ルネサンス期のイタリアの詩に作曲した、とっても優雅な曲集です。6曲がそれぞれの表情を持っていながら、全体を通して漂っている上品な空気は、現代曲とルネッサンスのいいトコ取り。混声ならではの、暖かさときらびやかさが溶け合った音色が、存分に活かされた作品です。

 最後は日本の作品。西村朗さんの「浮舟」です。源氏物語の美しくも悲しく、そして妖しい雰囲気が満載。こちらもコンクールではよく歌われる作品ですね。
 西村さんに限らず、古文や和歌を題材にした合唱曲は最近もどんどん増えてきていますが、中でもこの無伴奏女声合唱という編成は、特に作曲家のイマジネーションを刺激するようですね。声域が高い分男声よりも音色が揃いやすく、ユニゾンや隣り合う音での不協和音には独特のインパクトがあります。作曲家(特に男性)の方々も、女声に何か神秘的なものを見ているのかも。
 皆さんも女声合唱の持つ魅力のひとつに浸ってみてはいかがでしょうか?

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ローリゼン「マドリガル『炎の歌』」/西村朗「浮舟」"

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2010年10月29日

【新着情報 2010.10.29】
三善晃「五つの日本民謡」/小林秀雄「折紙」
&過去の全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初にご紹介するのは、三善晃さんの無伴奏混声合唱曲集「五つの日本民謡」です。北は北海道から南は九州・熊本まで、5つの地域に伝わる民謡を元に作曲された5曲。どの曲も全国的によく知られた曲ですが、一聴すると「これがあの曲!?」というほど、全く新しい曲に生まれ変わっています。まさに「作曲」と言うにふさわしい、新たな発見と驚きに満ちた曲集です。先日のNHKコンクール全国大会でも、高校の部でこのうちの2曲が演奏され、異彩を放っていました。全曲演奏するのはもちろん、コンクールで選曲したり、アンコールにもOK。かなりレベルの高い難曲ですが、フツーの民謡(?)じゃイヤだ!という皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!

 続いては小林秀雄さんの女声合唱組曲「折紙」です。2000年に初演された曲で、詩は「蔵王」でもおなじみの、歌人・作家の尾崎左永子さんによる1972年の作品。すぐそばにある日常と、触れることのできない幻影を同時に垣間見るような、不思議な感覚を呼び起こされます。「ソプラノ独唱・女声合唱とピアノのための」とあるように、三者がそれぞれの持ち味を活かして、詩の清冽なイメージに彩られた世界を紡ぎ出します。暖かい雰囲気や重く激しい曲調、シャンソンやブルースなど、それぞれの曲の中に様々な音楽が織り込まれて、組曲全体の大きな流れが形作られている大作。作曲者自身の指揮によるドラマチックな演奏を、たっぷりお楽しみください。

 最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。
 30年以上前の1979年大会からは、高校男声合唱団の演奏です。先週ご紹介した高校と並んで、当時の男声合唱界をリードしていた名門校のひとつ。この演奏は世に「伝説の名演」の呼び声も高い、想像を遥かに超えた素晴らしい演奏です。
 1997年と2008年からは、それぞれ新実徳英さんの女声と男声の曲を。優しく暖かな曲もたくさん書いている新実さんですが、先週の曲やこの2曲のような強烈なスタイルも人気。今回はどちらも無伴奏で、複雑なリズムでからみ合う声がよりいっそう際立ちます。
 2007年の大学部門と職場部門は、どちらも多数のパートに分かれる曲。2曲の雰囲気は全く違いますが、人数を活かした声の洪水は圧巻です。ちなみに職場部門の松下中央合唱団は、会社名の変更に伴ってこの翌年からパナソニック合唱団に改名。以後もコンクールで大活躍しています。また大学部門の東京工業大学混声合唱団コール・クライネスは、先月、過去の演奏会から木下牧子さんの名曲「ティオの夜の旅」をご紹介しました。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
 明日とあさってはいよいよ中学・高校部門の全国大会!今年はどんな名演が生まれるか、楽しみですね!

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三善晃「五つの日本民謡」/小林秀雄「折紙」
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2010年09月17日

【新着情報 2010.9.17】
プーランク「グローリア」/小林秀雄「四季の山頭火」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は、フランスの作曲家、フランシス・プーランク(1899-1963)の作品をお届けします。
 コンクールでも演奏されることの多いプーランク作品は、一聴するとさらっとしたタッチで聴きやすい雰囲気。でもところどころに「あれっ?」と何か引っかけられたような感じになるところがあって、そこが何ともクセになります。
 合唱曲としては無伴奏のものが多く知られていますが、今回ご紹介するのは管弦楽を伴った作品。ミサ通常文の「グローリア」を6つの部分に分けて、ソプラノ・ソロも交えながら展開していきます。宗教曲らしい荘厳な世界が広がったかと思うと、ダンス曲のような軽快なリズムが現われ、静謐な祈りの雰囲気に包まれたかと思うと、サスペンスドラマのような怪しげな旋律が現われ...と、まさに変幻自在。「修道士か、はたまた悪ガキか」と言われたプーランクのエッセンスがつまった作品です。

 続いては日本の作品。小林秀雄作曲の「四季の山頭火」はタイトルどおり、俳人・種田山頭火(たねださんとうか/1882-1940)の句から四季にちなんだものを集めて構成した組曲です。明治から昭和にかけて活躍した山頭火は、五七五の形にとらわれないスタイルの「自由律俳句」の代表的存在です。使われている言葉は易しく、そして優しく、俳句とはちょっとイメージが違うものの、すっと心に入ってきます。時にダイナミックで時に涼やかなメロディーは、後年得度して旅の中で句作を続けた山頭火のまなざしと重なって、感動的な作品になっています。

 最後は先々週もご紹介した、ポルトガルのポリフォニー曲から。16世紀前後に活躍した、代表的な作曲家たちの作品の数々をお送りします。前回と同様、どこか哀しげな雰囲気を醸し出す旋律とハーモニーがちりばめられていて、イタリアやフランドルといった地域とは一味違った魅力があります。ポリフォニーの曲はどのパートも独立したメロディーを持っているので、難しい部分もあるものの、普段あまりメロディーの回ってこない方にも新鮮な感動があると思います。ぜひ一度チャレンジを!

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プーランク「グローリア」/小林秀雄「四季の山頭火」ほか"

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2010年09月10日

【新着情報 2010.9.10】
東京工業大学混声合唱団コール・クライネスの
「ティオの夜の旅」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は大学合唱界の雄、東京工業大学混声合唱団コール・クライネスの演奏をお送りします。
 コール・クライネスは1963(昭和38)年創団。3年後の1966(昭和41)年に第1回の演奏会を開催し、昨年末には第44回演奏会を行なった歴史ある合唱団です。創団当初は人数が少なかったため、ドイツ語で「小さな合唱団」を意味する「コール・クライネス」と名付けられたそうですが、女声には他の女子大からのメンバーも参加して、今や毎年百数十人を擁する大所帯。部員の減少に悩む大学合唱団の多い中、とても活気ある団体です。
 全日本合唱コンクールでも素晴らしい成績を収めていて、29回出場(1982年からは28回連続出場)している全国大会では15回の金賞を受賞。このうち1998年の第51回大会からは12年連続で金賞を受賞し、全国にその名を轟かせています。
 今回お届けする演奏は初の全国大会金賞受賞の1ヵ月後、1992年12月の第27回演奏会から、木下牧子氏の組曲「ティオの夜の旅」と、高田三郎氏の「水のいのち」第1曲「雨」です。躍動するリズムと美しい叙情性、どちらも見事な演奏でオススメです!

 続いては久々の少年少女合唱から。日本の歌と海外の歌をそれぞれお届けします。
 おなじみの「村祭り」「砂山」「おおブレネリ」のほか、やさしいメロディーの中に品格を感じさせる湯山昭氏の「葡萄と風と赤とんぼ」、「ありがとう・さようなら」の井出隆夫&福田和禾子コンビによる「グループ」、シャンソン歌手エディット・ピアフが歌ってヒットした「谷間に鐘はなりひびく」などなど、バラエティも豊富♪こちらもどうぞお楽しみください。(※録音が古く一部お聴き苦しい部分がございます。どうぞご了承ください)

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東京工業大学混声合唱団コール・クライネスの
「ティオの夜の旅」ほか"

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2010年07月23日

【新着情報 2010.7.23】三善晃「嫁ぐ娘に」「生きる」
&2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は三善晃氏の作品から。
 およそ半世紀前に世に出た名曲「嫁ぐ娘に」は無伴奏の混声合唱組曲です。結婚を控えた娘への、母親の暖かいまなざし。でもそれは戦争の時代を背景に、決して楽しく穏やかな時間だけではなかったこともつづられています。3曲目の「戦いの日日」は前後の曲とはハッキリと違ったトーン。この曲が組曲の真中にあることで全体のストーリーがとても重厚になって、終曲「かどで」の別れの光景がいっそう際立ちます。一昨年の全日本合唱コンクール全国大会でも一部が演奏されたこの曲、ぜひ組曲通して聴いてみてください。
 もう1曲は三善作品の中でもとりわけ人気の高い「生きる」。こちらは比較的最近の曲です。「これでもか!!」というほどにたたみかけて来る泣きのメロディーは、若い方はもちろん、そうでない方(…)にも絶大な支持を受けています。まだ聴いたことのない方も必聴です!
※CDはこちらから↓
栗山文明の芸術(3) かなしみについて 三善晃 作品集
(日本アコースティックレコーズ)

 続いては2009年全日本合唱コンクール全国大会からの新着。
 元禄の戯曲家・近松門左衛門が遺したさまざまな文章をくっつけて新しいストーリーにした「ラプソディー・イン・チカマツ」は、毎年必ず演奏される人気曲です。拍子木や太鼓などの打楽器が入り、声のほうも語りや掛け声(さらには絶叫)を交えて実ににぎやかな一曲。この曲をきっかけに浄瑠璃や歌舞伎に興味を持った中高生の方もいらっしゃるかも知れませんね。
 「Gratias agamus Domino Deo nostro」はエストニアの作曲家シサスクの作品。エストニアの有名少女合唱団のために書かれた曲ですが、リズミックなサウンドの中に漂う神秘的な雰囲気はおとなの女声の演奏にもよく合います。
 男声の課題曲「Hymn」はフィンランドの巨匠シベリウスの作曲です。歌い出しの「Natus in curas」という歌詞がそのままタイトルとしても知られています。ラテン語の歌ですが、「フィンランディア」などと並んで愛唱されている曲のひとつです。

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&2009年全日本合唱コンクール全国大会から"

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2010年07月09日

【新着情報 2010.7.9】信長貴富「ノスタルジアII」(混声)
&2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 先月から配信を開始して好評を頂いている信長貴富編曲集「ノスタルジアII」、今週はその続きをお届けします!前回同様、日本語詞ですっかり定着している外来曲の中から、おなじみの曲の数々が美しい無伴奏混声合唱にアレンジされています。
 「ドナ ドナ」はもともとユダヤ系の言語の歌。日本語訳では50年程前から歌われています。悲哀に満ちたメロディーと歌詞、こども心に強烈なインパクトを受けて忘れられなくなってしまったという方も多いのでは?
 「私の青空」は全く反対に、我が家へ帰る道々の気持ちが歌われた、楽しくとっても暖かい歌です。スキップするようなリズムも魅力ですね。
 「グリーングリーン」はアメリカ生まれのポップス。「ひとつの朝」などでおなじみの片岡輝氏による日本語詞は7番まであり、僕とパパの感動的なストーリーが描かれています。誰でも知ってる楽しげな出だしからはちょっとイメージしにくい展開...アレンジも物語に合わせた雰囲気で変化していきます。
 別れの歌の定番(?)「螢の光」はスコットランド民謡です。こうしてみると、慣れ親しんだ歌には海外の歌も本当にたくさんありますねえ。
 もう1曲、同じく信長貴富氏の日本の歌の編曲集「ノスタルジア」から、童謡「里の秋」の女声版もお届けします。
 どの曲もみんなの合唱初登場、ぜひお聴き逃しなく!
※CDはこちらから↓
信長貴富 合唱作品集 春と修羅 ノスタルジアⅡ
女声アンサンブルJuri 風に焦がれて
(日本アコースティックレコーズ)

 そして2009年全日本合唱コンクール全国大会から、今週は中学校・高等学校部門の演奏を更新です。信長貴富氏同様、今や老若男女問わず人気の高い千原英喜氏の作品や、コンクールではダントツの演奏頻度を誇る鈴木輝昭氏の作品、さらに三善晃氏の「生きる」女声版の熱い演奏も登場!こちらも要チェックです!

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&2009年全日本合唱コンクール全国大会から"

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2010年06月18日

【新着情報 2010.6.18】信長貴富「ノスタルジアII」(混声)&2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は人気作曲家・信長貴富氏の「ノスタルジアII」をお届けします!
 信長氏といえば、コンクール・演奏会・合唱祭など、色々な舞台で今や最も演奏される機会の多い作曲家のひとりです。感情移入しやすいメロディーライン、さまざまなタイプに及ぶ作品の振り幅の広さなどが人気を呼び、文字どおり老若男女問わずこぞってその作品を演奏しています。
 今回ご紹介する「ノスタルジアII」は、日本語の訳詞で親しまれている海外の歌を、ア・カペラ混声合唱に仕上げた編曲集。すでに別の編曲で配信中の曲のほかにも、タカラヅカファンの聖歌(?)「すみれの花咲く頃」や、犬童球渓(いんどうきゅうけい)の名訳「更け行く秋の夜...」で、もはや日本の歌と言ってもいい「旅愁」も登場です。難易度はすこーし高めですが、どの曲も演奏効果はバツグン!アンコールにもステージプログラミングにも、是非とり入れてみてください。

 続いて2009年全日本合唱コンクール全国大会から。
 中学校部門の「海映の空に」は「空駆ける天馬」や「走る川」でおなじみの黒沢吉徳氏の作品。黒沢氏独特の、若々しい力強さと格調の高さが感じられる無伴奏曲です。
 高校部門の学校は2008年にも演奏した曲の続きを引っ提げて登場です。「オデコのこいつ」はかつてナイジェリアで起こった激しい内戦と飢餓をテーマにした曲。オデコのなかで空腹を訴えつづける黒人の子供に腹を立てた「ぼく」はひどい言葉を投げつけます。ところが…。「チコタン」の蓬莱泰三氏が描く衝撃的な物語です。
 一般部門では混声の課題曲「Dolcissima mia vita」が新着のほか、Bグループの団体もいよいよ配信開始!コンクールでは「ロルカ組曲」が人気のラウタヴァーラ作曲「Credo」は、信仰宣言の歌なのに戦争映画の曲のようなおどろおどろしさが...。一方課題曲「Rukous」を作曲したクーラの「Auringon noustessa」は、まさに光り輝くようなクライマックスが感動的な作品。詩は「フィンランディア」で知られるフィンランドの名高い詩人、コスケンニエミによるものです。

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2010年03月19日

【新着情報 2010.3.19】
「赤い花白い花」「早春」「花のまわりで」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週もいろんなタイプの歌をお送りします。
 「赤い花白い花」は様々なミュージシャンによって歌われている歌で、「懐かしい!」という方も多いのではないでしょうか。シンプルなメロディーと構成で、静かに胸にしみてくる名曲です。「早春」は「大地讃頌」の佐藤眞さん作曲、「蔵王」の終曲です。「大地讃頌」同様、雄大でおおらかな自然の息吹を感じます。混声がおなじみですが、今回は少年少女合唱の歌声でお楽しみください!「花のまわりで」は昭和30(1955)年のNHKコンクール小学校の部課題曲。明るく元気な、とっても楽しい曲です。小学校の音楽の時間に歌った方もいらっしゃるかもしれませんね。

 続いてはお手玉唄。今回も各地の歌が登場です。「おひとおふた」「おじゃみ」では掛け声的な数え言葉が続き、「日清戦争」では数字に引っかけた言葉が並んでいきます。「一かけ二かけて」は後半はすっかりストーリー仕立てに...「ずいずいずっころばし」は菊川迪夫さんの編曲で。ほかの編曲版も配信中なので、聴き比べてみてもおもしろいですよ!「お手玉」は文部省唱歌。萩原英彦さんのアレンジもあいまって、ほかの曲の素朴なイメージとはちょっと違った、優雅で美しい曲になっています。
 またタピオラ少年少女合唱団の演奏からも、アールネ・メルネス(スウェーデン)や、トイヴォ・クーラ(フィンランド)など、北欧の作曲家の作品がさらに新着!こちらも要チェックです!

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「赤い花白い花」「早春」「花のまわりで」ほか"

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2010年03月12日

【新着情報 2010.3.12】アルヴォ・ペルト合唱曲集ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はエストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトの無伴奏混声合唱曲の数々をご紹介します。
 エストニアはヨーロッパ北部、バルト海に面したいわゆる「バルト三国」のひとつ。長らくロシア帝国やソ連の支配を受けていましたが、1991年に独立しました。合唱もとても盛んな国で、5年に一度行なわれる合唱祭(昨年開催されました)には、出演者・観客合わせて何と20万人以上が参加するのだとか!日本でも最近ではコンクールなどで、ヴェリオ・トルミスを始め多くのエストニアの作曲家の作品が演奏されています。
 ペルトは1935年生まれ。現在も活躍中の作曲家です。ロシア正教からの影響も大きく、どの曲も重厚で壮大な響き。なのにとても澄み渡った、はてしない静けさを感じさせるハーモニーがたまりません。ぜひ一度、この神秘的な雰囲気に浸ってみてください!

 そのほか今週は、好評配信中のエルガーの作品集&タピオラ少年少女合唱団の演奏も更新しました。
 エルガーは配信中のものと同じく、親しみやすいメロディーと暖かな雰囲気が印象的です。各パートの独立した動きがキレイなハーモニーを作るところも多く、歌えばさらにその魅力が増すのでは?
 タピオラ少年少女合唱団の演奏からは、様々な国の小品を。おなじみの「フィンランディア讃歌」も、本場のフィンランド語の発音が絶品でおすすめです。日本語で歌われる「烏かねもん勘三郎」も要チェック。フィンランド語とは母音が似ていることもあって、聴いていてもほとんど違和感がありません。(やっぱり「う」は深いですが...)「小鳥」は無伴奏の独唱で。素朴で心洗われるような歌声をお楽しみください。

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2010年02月26日

【新着情報 2010.2.26】
バーバー・エルガー合唱曲集&お手玉唄の数々

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は、今年生誕100年を迎えるアメリカの作曲家、サミュエル・バーバーの合唱曲集をお届けします。1910年3月9日生まれ、ということでもうすぐちょうど100年ですね。
 合唱を始め歌劇や独唱曲などの声楽作品もたくさん遺していて、すでに配信中の「アニュス・デイ」は元になった「弦楽のためのアダージョ」とともに特に有名。今回新たな演奏で再登場です!先日放送されていた海外のドキュメンタリーでも、できたばかりのアマチュア市民合唱団がこの曲に挑戦して悪戦苦闘する姿が描かれていましたが、ドラマチックで一度は歌ってみたいと思わせる作品です。他の曲も、転調が多くひと癖もふた癖もある曲ながら、独特の魅力にあふれています。
 海外の合唱曲からは、好評配信中のエルガーの作品も更新です。シンプルで叙情的な曲が多く、スマートな美しさをたたえた無伴奏混声合唱曲の数々、ぜひお楽しみください!

 そしてがらりと雰囲気を変えて、日本のお手玉唄をご紹介。数え歌が多いのは共通していますが、同じような歌でも地域によって節回しや歌詞、動作も微妙に違います。「おさらい」「おさら」「おしゃらい」はタイトルも内容もとてもよく似ていますが、それぞれ別の地域のもの。ご自分の知っている歌とどこが違うのか、聴いてみるとおもしろいかもしれませんね。

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バーバー・エルガー合唱曲集&お手玉唄の数々"

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2010年02月19日

【新着情報 2010.2.19】
「名前は祈り」「素直なままに」「いった あんま まーかいが」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初はクラス合唱にもオススメの曲からご紹介です。
 「名前は祈り」は同声合唱曲。コンクールなどでもおなじみの山本純ノ介さんの作品です。二部合唱ですが、ドラマチックで感動的な世界が広がる、演奏効果も抜群の曲です。
 「素直なままに」は混声合唱曲。こちらもおなじみ、大熊崇子さんの作品です。ポップな印象の爽やかな曲で、それぞれのパートに聴かせどころも。
 「いった あんま まーかいが」は、「べーべーぬくさ」「じんじん」「やんぱーらーがいっちゃんど」の3曲の沖縄のわらべうたが登場する、南の島の雰囲気満載の女声合唱曲。「蒼鷺」が人気の長谷部匡俊さんの作品です。
 どれも挑戦しがいのある曲で、バッチリ決まれば盛り上がること間違いなし!ぜひ聴いてみてください。

 続いてはフィンランドの歌声、タピオラ少年少女合唱団の演奏から。フィンランド語にはドイツ語のウムラウトによく似た母音があるほか、「ウ」の母音が深く、これらが何ともいえない美しい響きを生み出しています。フィンランドの作曲家、サッリネンとヴェッスマンの作品は、どちらもその響きが存分に堪能できます。モーツァルトの「魔笛」からの1曲も、透明感あふれる歌声がとても魅力的な演奏です。

 最後はフランス古典歌曲から、16世紀の様々な作曲家の作品を。このうち「彼は素晴らしい仲間」は、「うちの亭主はお人よし」というタイトルでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。コロコロと飛び出す歌詞が心地よい、軽快な曲です。

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「名前は祈り」「素直なままに」「いった あんま まーかいが」ほか"

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2010年02月12日

【新着情報 2010.2.12】
金子みすゞの詩による「水と影」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は小林秀雄作曲の女声合唱組曲「水と影」をお送りします。
 詩人金子みすゞ(本名テル)は1903年に生まれ、大正時代末頃から童謡詩人として注目されましたが、26歳の若さで自ら命を絶ちました。シンプルな文体の中に心の奥底をつかむような鋭さを秘めた詩は多くの作曲家を魅了し、童謡だけでなく合唱曲も多数生まれています。
 「水と影」はその中から5つの詩に作曲された組曲。透明な美しい音や静寂を引き裂くような激しい音が、詩の世界を見事に浮かび上がらせます。こういう表現力は、やっぱり女声とピアノによる演奏ならではですね。普段は混声や男声で歌っている皆さんもぜひ、この世界観に触れてみてください!

 また今週もフランス古典歌曲の名曲を更新。ポリフォニーの曲は全てのパートがそれぞれにメロディーを持っていて難しいところもありますが、その掛け合いがキレイに流れたときの気持ちよさは格別です!ちなみに16世紀の作曲家、クレメンス・ノン・パパの名前は、同じ時期のローマ教皇もクレメンスという名前だったので、教皇(パパ)じゃないクレメンス、という意味で呼ばれていたのだそうです。

 他にも、配信中のパレストリーナ、ビクトリアの名曲4曲が日本人の演奏で新たに登場!どの曲も古典に挑戦するときには必ず通る道なので、ぜひ一度聴いてみてください。

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金子みすゞの詩による「水と影」ほか"

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2010年02月05日

【新着情報 2010.2.5】
コープランド「アメリカの古い歌」&エルガー無伴奏合唱曲集 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 先月お送りしたアーロン・コープランドの「アメリカの古い歌」、今週はその第2集をお届けします。第1集と同様、様々なスタイルのアメリカの歌がとりあげられています。
 「小さな馬たち」は子守歌。子守歌には穏やかで優しい曲とちょっともの悲しい感じの曲がありますが、この曲はもの悲しいほう。でも途中で急にテンポが速くなるところがあって、眠りかけていたのに起きてしまうかも?
 「シオンの壁」は「リバイバリスト・ソング」。リバイバリストというのは熱心なキリスト教信者を増やすための信仰復興運動を指導する人。ちょっと西部劇を思わせるようなオーケストラをバックに、高らかな歌声が響き渡ります。
 「金色の柳の木」はイングランド系アメリカ人の民謡。船で繰り広げられる物語が、男声の斉唱とソロで歌われます。
 「川のほとり」は賛美歌。神様のそばを流れる川のほとりに皆で集まろう、というとても美しい曲です。が、歌いだしを聴いて「たんたんたぬきの○○○...」を思い浮かべてしまう人も多いかも!?
 「チンガリン」は第1集の「船乗りの踊り」と同じ「ミンストレル・ソング」。ハイスピードのにぎやかな曲で、バンジョーのリズムも合いそうです。

 続いてはエルガーの無伴奏合唱曲の数々を。先週お送りしたピアノ伴奏付きの曲とはまた雰囲気が違って、透明感あふれる幻想的な世界が広がります。
 このうち「冬来たりなば春遠からじ」は日本語でもよく聞く言葉ですが、実は18~19世紀のイギリスの詩人の詩の一節ってご存知でしたか?「If Winter comes, can Spring be far behind?」というのがその原語で、曲の一番最後に出てきます。

 さらに、「ありがとう・さようなら」の作詞作曲コンビによる「カレンダーマーチ」ほか、少年少女合唱曲もご用意。どうぞお楽しみください!

※演奏が古く、一部お聞き苦しい部分がございます。どうぞご了承ください。

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コープランド「アメリカの古い歌」&エルガー無伴奏合唱曲集 ほか"

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2010年01月29日

【新着情報 2010.1.29】
エルガー「バイエルンの高地から」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はエルガーの「バイエルンの高地から」をご紹介します。ドイツ・バイエルン地方の民謡をもとに、エルガーの奥さんが詩をまとめた6つの曲は、どれも山岳地帯ののどかな雰囲気が満載の魅力的な作品です。
 「踊り」はウィンナ・ワルツのリズムに乗せた軽やかで優雅な曲。
 「不実の恋」は優しく美しいメロディーで、実らぬ恋の切なさが胸に迫ります。
 「子守歌」はのんびりとした感じと少し華やいだ雰囲気が入れ替わり出てきて、何ともほのぼのとした気分に。
 「切なる願い」では雪に包まれた静かな世界で、神様への敬虔な祈りが描かれます。
 「アルプスの牧場で」はどこかから角笛が聞こえてきそうな、雄大な風景が目に浮かびます。
 「射手」は快速テンポが心地よい勇ましい歌。華麗な祝典ムードのラストも印象的です。

 続々登場のフランス語の古典作品からは、今週もジョスカン・デ・プレやアルカデルト、ラッススといった名だたる作曲家たちの名品をお届けします。
 またシューベルトのパート・ソングも、さらに新着!「踊り」はさっきのエルガーの作品と同じく3拍子のワルツですが、また違った味わいがあってこちらもオススメです!

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エルガー「バイエルンの高地から」ほか"

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2010年01月22日

【新着情報 2010.1.22】
コープランド「アメリカの古い歌」&ジャヌカン「鳥の歌」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はアメリカの作曲家、アーロン・コープランドの「アメリカの古い歌」第1集をお届けします。1900年生まれで1990年に亡くなっていますので、今年は生誕110年・没後20年ということになります。全日本合唱コンクールでの演奏で若い頃の宗教作品を配信中ですが、今回の作品は戦後にまとめられたもの。タイトルのとおり、アメリカで知られているいろいろなタイプの歌をとり上げた、バラエティ豊かな作品集です。

 「船乗りの踊り」は「ミンストレル・ソング」。まだ奴隷制度があったころには、顔を黒く塗った白人が黒人のまねをする「ミンストレル・ショー」という出し物があって、その中で使われた曲のようです。
 「ペテン師」は「キャンペーン・ソング」。大統領選挙での候補者同士の中傷合戦から生まれたのだとか。踊り出してしまいそうな軽快な曲にのせて歌われる内容は、かなり笑えます。
 「遠い昔」は「バラード」。まさに古きよきアメリカをほうふつとさせる、穏やかで暖かい曲です。
 「ささやかな贈り物」は「シェーカー・ソング」。といってもバーテンの歌ではありません。「シェーカー」はキリスト教の宗派のひとつで、とても禁欲的な教えを守らなければならないのですが、礼拝のときは歌ったり踊ったりするそうです。これはそのときの歌ですね。
 「私は町から猫を連れてきた」は「チルドレン・ソング」。次から次から動物を連れてきて、その鳴き声でどんどん騒がしくなっていきます。それぞれの動物が何と鳴くのか、聴いてみるとおもしろいですよ。さて最後に連れてきたのは...?

 他にも先週に引き続き、フランス歌曲とシューベルトのパート・ソングの数々をお送りします。クレマン・ジャヌカンの「鳥の歌」は古典曲をレパートリーにする皆さんにはおなじみの超有名曲。にぎやかな鳥の鳴き声がとても楽しい曲です。「私は町から猫を連れてきた」とあわせて聴くともっと楽しくなるかも?

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コープランド「アメリカの古い歌」&ジャヌカン「鳥の歌」ほか"

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2010年01月15日

【新着情報 2010.1.15】
アンサンブルの楽しみ&「YELL」パート別ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 この時期、アンサンブル・コンテスト、フェスティバルが開催されているところも多いかと思います。文字どおり息の合った歌声が魅力の少人数アンサンブル、今週はそんな演奏を集めてみました。
 最初はルネサンス期のフランスの「シャンソン」から。日本ではフランス語の歌謡曲をイメージする「シャンソン」ですが、この頃のフランスではポリフォニー(多声)の歌の呼び方のひとつです。内容は恋愛ものを始めとするいわゆる世俗曲で、そういう意味では当時の歌謡曲、とも言えるかもしれません。しっとりとした曲や、早口言葉のような軽快な曲など、どれもフランス語の優雅な響きが心地よい作品です。
 次はドイツ語で、シューベルトの作品です。パート・ソングとも呼ばれるこれらの曲は、主旋律がハッキリしていて全パートがそれに動きを揃えて和音をつける、ホモフォニーというスタイルがよく使われます。各パートが独立して動くポリフォニーの曲とは雰囲気が違って、均整の取れた美しさが魅力です。

 さらに今週は、みんなの合唱でも依然人気独走中の、昨年のNコン課題曲「YELL」のパート別バージョン(混声三部用)が登場です!卒業式で歌おうと思っている皆さんも、ぜひご活用ください。ほかにも人気の曲の新演奏バージョンを追加、こちらもお見逃しなく!

※「YELL」パート別のCDはこちら↓
Chorus ONTA Vol.15(教育芸術社)

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アンサンブルの楽しみ&「YELL」パート別ほか"

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2010年01月08日

【新着情報 2010.1.8】冬と雪の合唱曲

明けましておめでとうございます!みんなの合唱 更新情報です。

 寒さが身にしみる新年最初の更新は、12月に続いて冬や雪をテーマにした曲を中心にお送りします。
 北国の穏やかな家族の団欒を描いた「冬の夜」と、「雪やこんこ」でおなじみの「雪」の2曲の文部省唱歌は女声合唱で。混声で歌う北原白秋の名作「落葉松(からまつ)」は冬がテーマではありませんが、しみじみとした静かな雰囲気はこの時期に聞いてもしっくり来ます。(野上彰作詩・小林秀雄作曲の同名曲とは別の曲なのでご注意を)
 続いては少年少女合唱。中田喜直さんの「雪の降るまちを」は50年以上前のヒット曲ですが、今でもたくさんの人に愛唱されています。「かまくら幻想」は秋田県の横手地域の冬の情景が、湯山昭さんの音域の広い合唱とピアノでドラマチックに美しく表現されています。海外の作品では、山岳地帯の民謡や、ロシア・ブルガリア周辺の作曲家による曲の数々を。雄大な銀世界を思い浮かべながら聴いてみてください。
 最後はフィンランドのタピオラ少年少女合唱団の演奏を。長く厳しい冬の空気、はたまた「森と湖」の爽やかな色彩を思わせる、澄みきった歌声は必聴です!

※「冬の夜」「雪」の楽譜・CDはこちら↓
女声・同声合唱曲集 童謡・唱歌 こころの歌 飯沼信義編曲集(教育芸術社)
楽譜CD

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2009年11月06日

【新着情報 2009.11.6】
ヴェルディ「レクイエム」&ウォルトン合唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 CMや映画にもよく使われて、みんなの合唱でも人気のヴェルディ作曲「レクイエム」。これまで前半の「怒りの日」1曲の配信でしたが、今週と来週はそのほかの曲も一挙にご紹介します!
 イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)は特にオペラ作品で知られ、「ナブッコ」や「椿姫」、「アイーダ」などが有名。宗教曲もいくつか作曲していますが、中でも「まるでオペラのよう」と言われる「レクイエム」は、オペラと並ぶヴェルディの代表作です。独唱も大活躍、詩はラテン語のレクイエムそのものなのですが、その歌い上げっぷりには宗教曲ということを忘れてしまいます。おかげで、悪い意味で「オペラのよう」と揶揄されたことも多い曲ですが、ドラマチックで美しい旋律は耳に残ること間違いなし。「怒りの日」もあちらこちらで再現されて雰囲気を盛り上げます。(今回の曲では、「書き記されし書物は」の終盤、「判決を受けたる呪われし者は」の後半に顔を出します)
 もともとオペラの中で使われるはずだったメロディーを使った「涙の日なるかな(ラクリモーサ)」のほか、どれも印象的な曲ばかり。ぜひ聴いてみてください!
 それから先日もご紹介したウィリアム・ウォルトンの曲から、主に無伴奏の合唱曲が新たに登場。洗練された現代的なムード満載で、「絶対音楽はどこへ行くのか」や「太陽の聖歌」などはコンクールにも合いそうです。

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2009年09月04日

【新着情報 2009.9.4】
「金髪のジェニー」「想い出がいっぱい」「鎌倉は子守歌」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週もおなじみの曲や素敵な曲をお届けします!
 有名な曲も多い「アヴェ・マリア」、今回はバッハ&グノーの作品です。バッハの鍵盤楽器用の曲にフランスのグノーが歌のメロディーをつけて出来上がった美しい曲、同声版とソプラノ独唱版でも配信中ですので、聴き比べてみてはいかがでしょうか?「金髪のジェニー」はフォスターが、幼なじみでもあった奥さんをモデルに作った歌ですが、内容は「あの頃のジェニーはもういない」的なもの。奥さん怒るんじゃないでしょうか...?
 「想い出がいっぱい」は配信中の同声版に加え、混声版が新たに登場です。続々登場の寺島尚彦作品からは「鎌倉は子守歌」ほか。作曲者本人の作詞による悲しくも感動的な曲、ぜひ聴いてみてください。

 そして2008年全日本合唱コンクール全国大会からは、高校・職場・一般の各部門の演奏を。ここ最近勢いのある高校の男声合唱、今週の団体も男声らしい熱い演奏を聴かせてくれます。職場の団体は昨年までとは名前が変わっての登場。80名を越す人数による豊かな響きをお楽しみください。初出場の一般Aグループの団体は一転、20数名による軽快なアンサンブル。課題曲「Cibavit eos」はすでに多くの団体の演奏をご紹介していますが、舞い踊るようなテンポの演奏に目からウロコです。

 学生さんは2学期の始まっているところも多いと思います。夏休みでしばらくのぞいてなかったなあー...という方も、ぜひここ最近の更新をチェックしてみてください!

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「金髪のジェニー」「想い出がいっぱい」「鎌倉は子守歌」ほか"

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2009年08月28日

【新着情報 2009.8.28】
「小さな協奏曲」・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 「小さな協奏曲(コンチェルト)」は昭和63年度(1988年)のNHKコンクール中学校の部の課題曲でした。イントロの軽快な伴奏を聴いただけで、中学校時代の思い出がよみがえるー...という方も多いかもしれません。他2曲の寺島尚彦作品も、さわやかさあふれる逸品です。
 モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、歌ったことはない方も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?随所に出てくる転調が幻想的な雰囲気をかもし出す、とても美しい曲ですね。黒人霊歌「Swing Low, Sweet Chariot」も、おなじみのパーカー&ショウの編曲で愛唱曲でも定番です。
 続いては児童合唱団の歌声で「夕焼け小焼け」と「かもめの水兵さん」の童謡2曲。大正から昭和初期につくられた曲ですが、時代を超えて子供から大人まで親しんでいる、というのは童謡ならではですね。

 さらに2008年全日本合唱コンクール全国大会からも新着!大人数の団体でも、迫力だけではなく繊細な表現力も素晴らしい、さすがの全国クオリティの演奏です。スイスのマルタンの作品は、邦題どおり2群の混声四部の曲です。演奏した大学の団体は、40人弱と決して少ない人数ではないものの、八部だと1パート5人前後。練習では授業などでパートが足りない!ということもあったのではと思いますが、美しいハーモニーを聞かせてくれます。

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「小さな協奏曲」・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ほか"

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2009年08月21日

【新着情報 2009.8.21】
新実徳英「北極星の子守歌」&2008年全日本合唱コンクール

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は混声合唱曲集「北極星の子守歌」をご紹介します。
 作曲家の新実徳英さんが曲を書いて、それに詩人の谷川雁さんが詩をつけて生まれた一連の歌集「白いうた 青いうた」。この中から、表題曲を含む8曲が無伴奏混声合唱曲にアレンジされています。曲が先で詞があと、というのはポップスなどでは普通ですが、合唱や歌曲の場合はほとんどが逆のパターン。そのため、思いもよらなかった言葉も飛び出したりして楽しかった、と作曲家も語っています。演奏会でも学生から社会人団体まで広く歌われていて、クラス合唱でも是非チャレンジしてほしい作品です。
・楽譜→無伴奏混声合唱のための「北極星の子守歌」(音楽之友社)

 また今週も、2008年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!こちらにも新実さんの曲が混声と男声で登場です。曲の雰囲気は違いますが、どちらも若々しい熱演で要チェックです。
 それからもう1曲、少年少女合唱で唱歌「我は海の子」を。夏休みも終盤ですが、明るい歌声に今一度、夏の楽しさを感じてみてはいかがでしょうか?

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新実徳英「北極星の子守歌」&2008年全日本合唱コンクール"

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2009年08月06日

【新着情報 2009.8.6】
「レクイエムのように子守歌」「エーデルワイス」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はクラス合唱にも、一歩進んだ合唱を楽しみたい方にもおすすめの作品をお届けします。
 寺島尚彦さんの小品の数々は、爽やかな曲にも悲しい曲にも寺島さん一流の流麗なメロディー・ハーモニーが活きています。平松混声合唱団の端正な歌声もベストマッチ!ぜひ聴いてみてください。
 続いては皆さんよくご存じの曲を。ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われる「エーデルワイス」、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲「いつも何度でも」、THE BOOMのヒット曲「島唄」の3曲を、いずれも配信中のものとは違うアレンジでお送りします。やや上級者向けの編曲ですが、東京混声合唱団の重厚で暖かな演奏は感動モノです。
 また配信中の人気クラス合唱曲からも、新しい演奏を追加!橋本祥路さんの同声合唱曲「夢色の風に」は今回初登場です。それぞれカラピアノもありますので、ご活用ください!(「明日の空へ」はカラピアノのみの新着です)

・楽譜情報
NEW東京混声合唱団愛唱曲集「島唄」(音楽之友社)
(「いつも何度でも」「島唄」掲載)
橋本祥路ベストセレクション[混声編](教育芸術社)
(「光に向かって」「時の旅人」掲載)
橋本祥路ベストセレクション[同声(女声)編](教育芸術社)
(「夢色の風に」掲載)
クラス合唱曲集「ニューヒットコーラス ベストソング 改訂版」(音楽之友社)
(「ひとつの朝」掲載)
クラス合唱曲集「ニューヒットコーラス ベストソング」(音楽之友社)
(「ひとつの朝」「明日の空へ」掲載)

※来週の更新はお休みさせていただきます。
 次回更新は8/21(金)の予定です。

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2009年04月10日

【新着情報 2009.4.10】
「トロイカ」「黒い瞳」...ロシア民謡の響き ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は哀愁の調べと壮大な歌声、ロシア民謡集をお届けします。
 ロシア民謡からは、赤軍合唱団による大迫力の男声合唱も配信中ですが、今回は無伴奏の混声合唱で。大地から湧き上がるようなバスから、天から降りそそぐようなソプラノまで...力強さもさることながら、その包み込むような雄大な響きには思わず聴きほれてしまいます。「トロイカ」や「黒い瞳」、「カリンカ」などは耳にした方も多いと思いますが、他の曲も魅力的な旋律が満載!ゼヒお聴きください。

 また今週は2007年の全日本合唱コンクールからも新着曲をUP!中学生と大学生の混声合唱と、高校生の女声合唱をお届けします。在籍期間が限られる学生団体ならではの思い入れタップリの演奏、新入生の方にも聴かせてあげましょう!
 また、昨年2008年度の全国大会も、間もなく配信開始です!楽しみにしている皆さん、もう少しお待ちくださいね。

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2008年12月05日

【新着情報 2008.12.5】
ブリテン「キャロルの祭典」 & クリスマス・キャロル集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 いよいよ12月、クリスマスも近づいてきましたね!ということで今週は、イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンの「キャロルの祭典」ほかをお送りします。
 オーケストラ曲「青少年のための管弦楽入門」でも知られているブリテンの「キャロルの祭典」は、キリスト誕生の物語をメインにした女声または同声のための曲集です。14世紀から16世紀の伝承詩などに、イギリスの古い民謡を思わせる旋律がつけられ、ハープの伴奏が加わる。何ともいえない穏やかな雰囲気が漂いますが、作曲されたのは第二次世界大戦まっただ中の1942年です。そこには、反戦主義者だったブリテンの平和への思いも込められているのかも知れません。最初と最後の曲は同じグレゴリオ聖歌「今日キリストがお生まれになった」ですが、最初はハープ伴奏つきでセレモニーの始まりを告げ、最後は無伴奏で聖堂から退場していく、という構成になっています。またその他の小品も魅力的なものばかりですので、是非チェックしてみてください!
 他にも、楽しいキャロルをご用意!人気作曲家ジョン・ラターのアレンジによる2曲は、オーケストラがついてゴージャスなムード満点。スピード感あふれる編曲の「ひいらぎ飾ろう」、イギリスの伝承詩によるキャロル「明日は私が踊る日」は、どちらも思わず体が動き出してしまいます。どうぞタップリとお楽しみください!

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2008年10月31日

【新着情報 2008.10.31】
「空にかいた12の童話」 & 「花のながれのなかに」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 7月4日に配信をスタートした、池辺晋一郎氏の児童合唱組曲「空にかいた12の童話」、皆さんお聴き頂けましたか?今週から先行の4曲に加え、残る8曲も配信を開始します!今回もいろんな「もし」にクスッとしたり、しみじみと聴き入ってしまったり...池辺氏の軽妙洒脱なメロディーセンスが冴え渡り、かわいらしさを引き出しつつも単調にはならない、粒揃いの小品集になっています。これまでの4曲と合わせて、バラエティに富んだ世界を楽しんでみてください!
 続いては寺島尚彦氏の作曲による混声合唱組曲「花のながれのなかに」。寺島氏は「さとうきび畑」で多くの人に知られていますが、合唱でも素晴らしい曲を数多く遺しています。特に盟友・関根榮一氏とのコンビから生まれた数々の曲(みんなの合唱でも「景色がわたしを見た」「柚子の村から」を配信中です)は、光り輝くような清冽なイメージが心に残る名曲ばかり。今回の「花のながれのなかに」にも、花々に青春の葛藤や悲喜こもごもを重ねた、切なくも爽やかなメロディーが満載です。高校生、それに中学生の皆さんにも、ぜひ歌ってみて欲しい作品です。
 今週はさらに、岩河三郎氏の懐かしい同声合唱曲3曲もお送りします。小学校の授業などで歌った記憶がある方もいらっしゃるかも知れませんね。こちらもどうぞお楽しみください!

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2008年10月17日

【新着情報 2008.10.17】
シューマン合唱曲集「ロマンスとバラード」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

 今週は8月に続いてシューマンの無伴奏合唱曲集!今回は混声合唱の作品集をお送りします。
 前回は「ロマンス」と銘打った曲集でしたが、今回は「ロマンスとバラード」。「バラード」といっても切ないラブソング、というのとはちょっと違っていて、ここではストーリーのある叙情的な歌、といった感じで使われています(厳密には「バラッド」というのもあって区別がややこしいのですが...)。
 「魔王」でもおなじみのゲーテの詩による2曲のうち、「野ばら」は配信中のシューベルトと同じ詩によるもの。同じ言葉にメロディーをつけているので、アクセントによるリズム感は似た部分もありますが、ずいぶん違った印象があっておもしろいですね。
 一方、ドイツ語のタイトルが並ぶ中になぜか「ジョン・アンダーソン」という英語の名前の曲が2曲。これはスコットランドで絶大な人気を誇る18世紀の詩人、ロバート・バーンズの詩のドイツ語訳に作曲したもので、「新兵」と「大道歌手ウィリー」もバーンズの詩です。
 「森で」や「鍛冶屋」、「花嫁の歌」などはタイトルからイメージされる雰囲気が満載、「小舟」ではフルートとホルンがシンプルながら美しい音色を添えます。
 いずれも短い小品ながら合唱の魅力がタップリ詰まっていて、聴くだけでなく歌ってみたくなるような曲ばかり!社会人の皆さんはもちろん、学生の皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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2008年08月29日

新着2008.8.29
[オペラ名曲集 & シューマン合唱曲集「ロマンス」]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週は今月1日に引き続き、オペラの名曲をピックアップ!
今回も「これは聞いたことある!」という曲がきっとあるはず。「椿姫」の「乾杯の歌」や、「リゴレット」の「風の中の羽のように」などは、皆さんご存知の名曲ですね。「タンホイザー」の「巡礼の合唱」のメロディーもよく知られています。コマーシャルなどでオーケストラ演奏がよく使われますが、合唱では男声合唱の高音域でのユニゾンがとても盛り上がる曲です。「道化師」の「衣装をつけろ」は、映画「アンタッチャブル」('87:米)にも登場。ほとんど泣きながら、といった感じで歌われることの多いこの曲、映画の中でもアル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)がこれを聴いて号泣してました。

さらに今週は、「流浪の民」でおなじみ、ドイツの作曲家ロベルト・シューマンの女声合唱曲集「ロマンス 第1集・第2集」をお送りします。
「ロマンス」というのは恋愛モノに限らず、叙情的なメロディーの音楽全般のタイトルに使われますが、今回お送りする曲も、少しかげりを帯びた何ともいえない美しさが満載!このうち、ロマンス第2集「Der Wassermann」は、今年の全日本合唱コンクールの課題曲になっています。水の精にみそめられた美しい娘が、川底深く連れ去られてしまうという、かなり怖いお話。ちょっと流浪の民チックなフレーズも出てきます。女声の方に限らず、ぜひチェックしてみてください!

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2008年05月30日

新着2008.5.30[2007年全日本コンクール中学校部門
&鈴木輝昭「梟月図」]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週も昨年の全日本合唱コンクール全国大会から新着!今週は再び中学校部門の演奏から。
中学校部門は課題曲がないこともあって、とても自由な選曲が目を引きます。統一感を重視したものもあれば、曲への思い入れが感じられるものも。民謡系(?)の作品も、他部門に負けず劣らず、人気がありますね。国内外を問わず、多くの作曲家にとって民謡・民族音楽は重要なモチーフのひとつで、土地の香りを前面に押し出したり、現代的な音に仕上げたりとアプローチも様々。近年惜しくも亡くなられた福島雄次郎氏の作品は、民謡ならではの独特の雰囲気の中にも何ともいえない気品があり、コンクールでも長年定番となっています(今年の課題曲にも氏の作品が入っていますね)。

さらに今週は、コンクールで絶大な人気を誇る作曲家・鈴木輝昭氏の作品から、「梟月図(きょうげつず)」をお送りします!
前後左右に音の糸が張り巡らされていくような、不思議な音響世界に一度浸ってみてはいかがでしょうか?

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&鈴木輝昭「梟月図」]"

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2008年03月27日

新着2008.3.27[「鴎」オーケストラ伴奏版 & クラス合唱曲]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週最初は、大人気曲「鴎」のオーケストラ伴奏版ほか、作曲家・木下牧子氏の作品をお送りいたします。学生団体を中心にアンコールなどでもよく演奏され、みんなの合唱でも既に配信中の全日本合唱コンクールでの演奏も人気となっている「鴎」ですが、本来は無伴奏。でも、オーケストラの音がまるで新たなコーラス・パートのように溶け合い、さらに感動的な演奏となっています。ファンのみならず、必聴です!
さらに今週も、大好評のクラス合唱曲シリーズをカラピアノ付きでUP!ポピュラー・クラシック織りまぜて、人気の曲をピックアップしました。「心の瞳」は配信中のものとは編曲違い、「モルダウ」はこれまでの同声版に加えて混声版も登場。これまでの曲と合わせて、どうぞご堪能・ご活用ください!

さて今週のランキングでもお知らせしたとおり、来週の更新は4月1日。アンジェラ・アキさんの「手紙」ほか、平成20年度NHK全国学校音楽コンクール課題曲の配信を開始します!今年も各部門とも話題の布陣。ぜひご期待ください!

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2008年03月14日

新着2008.3.14[水のいのち女声版&人気クラス合唱曲]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週は、昨年末から配信している名曲「水のいのち」の女声版が登場!混声版とはまた違った魅力満載です。女声で聴くと、新しい発見もあるかもしれませんよ。どうぞお楽しみください!

さらに今週は、人気の高いクラス合唱曲から8曲をピックアップ。全てカラピアノも合わせてお送りします。卒業シーズンもいよいよ大詰めですが、今回の曲も卒業のイメージが重なるもの。もう卒業式終わったヨ、というかたも、余韻にひたってみてはいかがでしょうか?
今回の曲のうち「Believe」「さくら」「さようなら」の3曲は、既に配信中のものとは編曲や編成の違うバージョンでお届け。特集ページや検索ページでは、編曲者や演奏者にご注意くださいね。

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2008年02月29日

新着2008.2.29[春を感じる少年少女合唱&三善晃女声合唱作品集]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

いよいよ3月。春の足音ももうそこまで...ということで今週は、春をテーマにした曲・春の雰囲気が感じられる曲を、爽やかな少年少女合唱の響きでお届けします。
春の訪れを待つ歌、春の美しさを歌った歌のほか、3月3日のひな祭りの歌など、同声合唱・斉唱が暖かい雰囲気にぴったり!つい先日生誕130年を迎えた岡野貞一の作品をはじめ、皆さんおなじみの曲で、近づく春に思いをはせてみてはいかがでしょうか?

そのほか今週は、先月もご紹介した三善晃氏の女声合唱作品から、「街路灯」と「五つの唄」をお送りします。詩のイメージの異なる二つの組曲は、曲の雰囲気もかなり違いますが、いずれも女声合唱ならではの魅力が最大限に活かされた聴きごたえのある作品です。どうぞお楽しみください!

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2008年02月22日

新着2008.2.22[ヤナーチェク男声合唱曲集]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週はチェコの作曲家、レオシュ・ヤナーチェクの男声合唱曲の数々をお送りします。
チェコの作曲家といえば、「モルダウ」のスメタナや、交響曲「新世界より」(「遠き山に日は落ちて」がよく知られていますね)のドヴォルジャークなどが有名ですが、この二人に劣らず重要な存在なのがヤナーチェクです。

チェコには西のボヘミア、東のモラヴィアと大きく二つの地方があります。ドイツなどの音楽の影響がとても強かったボヘミア地方出身のスメタナが、チェコの伝統を織り込みつつも「正統派」クラシック音楽のスタイルをとっていたのに対して、モラヴィア地方出身のヤナーチェクは、民謡をヒントに独自の技法を編み出し、その楽曲には何ともいえないリズムとハーモニーがあふれています。
4拍子や3拍子のリズムをイメージしながら聴いていると「おおっ」とつまづきそうに(?)なるところもあるかもしれませんが、聴けば聴くほど病みつきになるこの味、ぜひ一度お試しください!

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2008年01月25日

新着2008.1.25[レモン哀歌・海は見てきた・三つの夜想...]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週最初にご紹介するのは、「ひとつの朝」「わが里程標(マイルストーン)」も人気の平吉毅州氏の作品です。
「レモン哀歌」は、高村光太郎の「智恵子抄」を題材にした組曲。「智恵子は東京に空が無いといふ」で始まる有名な「あどけない話」から、智恵子が息を引き取る「レモン哀歌」までの全4曲は、あまりにも哀しく、それでいて深い愛情が胸を打ちます。「ひとつの朝」の爽やかな印象とは正反対ともいえる曲ですが、できれば全曲通して聴くことをお勧めします。
「海は見てきた」は一転、優しいメロディーにあふれた組曲です。このうち「巨船」は、今年の全日本合唱コンクールの女声の課題曲にもなっています。選曲中の皆さん、必聴です!

次は、コンクールでも非常に人気の高い三善晃氏の女声合唱作品から「三つの夜想」です。氏の作品は最初はかなり難解な印象を受けるかもしれませんが、聴いているうちに言葉の美しさが浮かび上がってきて、はっとすることも多いと思います。こうしたタイプの曲にあまりなじみのない方も、是非聴いてみてください!

また先週から開始した卒業特集にあわせて、新曲も追加しました!
定番「今日の日はさようなら」のほか、「大地讃頌」の同声版もアップ!既に配信中の曲のバージョン違いやカラピアノも追加しましたので、引き続き卒業特集でお楽しみください!

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2008年01月11日

新着2008.1.11[方舟・ティオの夜の旅
&COSMOSカラピアノ…]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

新年最初にお届けするのは、不動の人気を誇る作曲家、木下牧子氏の定番曲です。
すでにみんなの合唱でも、常にランキング上位の「春に」をはじめ、NHK課題曲「なぎさの地球」などが配信中の木下牧子氏ですが、その原点ともいえるのが今回お送りする組曲「方舟」(はこぶね)と「ティオの夜の旅」です。
美しいメロディーと不協和音や変拍子が、幻想的でシュールな詩とあいまって、文字どおり夢のような世界が展開されている両曲、ぜひ聴いてみてください!
「夢みたものは」も、演奏会のアンコールなどでも定番となっている、とても美しい曲です。こうした小品で愛唱される曲が多いのも、氏の作品の特徴かもしれません。

さらに今週は配信中の曲の中から、皆さんに大人気の曲のカラピアノもお送りします!
「COSMOS」「心の瞳」「IN TERRA PAX」などなど、毎週上位にランクインしている人気曲が勢ぞろい。さきほどの「春に」や、同じく木下牧子氏の「はじまり」もあります。
練習に、BGMに、存分にご活用ください!
※教育芸術社から楽譜も発売中です!
「MY SONG(マイソング) 3訂版」
「New Chorus Friends 4訂版」

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&COSMOSカラピアノ…]"

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2007年12月27日

新着2007.12.27[水のいのち・第九…]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今年も残すところ後わずかとなりました。
「みんなの合唱」をご愛顧くださった皆様に、心よりお礼申し上げます。
今後もますます充実したサイトにしてまいりますので、新年もどうぞよろしくお願いいたします。

と、いうことで…
今週は年末年始スペシャル!大人気曲・超有名曲の数々をお送りします。

まずは、不朽の名曲「水のいのち」。
雨となって空から生まれ、川となって海へ注ぎ、また空へのぼっていく物語...なのですが、その中には人間の姿・心が投影されています。
今回お送りするのは、作曲者・高田三郎氏が晩年に自ら指揮をした演奏で、詩への思いが全編にわたってあふれ出す熱演です。

続いては年末の定番曲、ベートーヴェン作曲の「第九」こと、交響曲第九番「合唱付き」の第4楽章。
配信の制約上、一部を抜粋した形でのお届けとなりますが、「歓喜の歌」ももちろん入っていますので、ぜひ年末気分(?)を盛り上げてください!

さらに皆さんからたくさんリクエストを頂いている、「空駆ける天馬」「海・風・光」「蒼鷺」などの定番曲もUP!これらの曲は教育芸術社から楽譜・CDも発売されていますので、こちらも要チェックです!
・「風の軌跡」(「流れゆく川」「空駆ける天馬」収録)
楽譜/CD
・「Harmony Road」(「Song is my soul」「思い出は空に」「海・風・光」「蒼鷺」収録)
楽譜/CD

年末年始も、「みんなの合唱」でたっぷりとお楽しみください。
なお、来週の更新は1週お休みさせて頂きます。
新年の更新再開は1月第2週となります。お楽しみに!

皆様どうぞ良いお年を!

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2007年11月30日

新着2007.11.30[言葉にすれば...
平成19年度NHK課題曲ほか]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

大変お待たせいたしました!
皆様からも熱いリクエストを頂いておりました、「言葉にすれば」ほか今年のNHK全国学校音楽コンクール課題曲、いよいよ配信開始です!

毎年意外な人物が手がけて話題を呼んでいるNHK課題曲。
今年は歌人・俵万智氏、作家・重松清氏、ヴォーカルグループ・ゴスペラーズという面々に、合唱界で高い人気を誇る作曲家・新実徳英氏、高嶋みどり氏、松下耕氏という豪華な顔ぶれが揃いました。
中学校の部は混声・女声の2種類、高等学校の部は混声・女声・男声の3種類があり、各部門ごとにカラピアノもありますので、どうぞたっぷりとご堪能ください!
※小林俊司氏のブログ週刊「音楽小噺」(11/16)でもコンクールの話題がとりあげられていますので、こちらも要チェック!

今週はこのほか、作曲家・平吉毅州氏の混声合唱作品をお送りします。
NHKの課題曲にも氏の作品は多数取り上げられており、今回お送りする「ひとつの朝」「わが里程標(マイルストーン)」も大変親しまれている曲です。
「ひとつの朝」は既に混声三部版が配信中ですが、今回は昭和53年と59年の高等学校の部・課題曲として歌われた混声四部版でお送りします。

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平成19年度NHK課題曲ほか]"

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