HOME >>08 オペラ・管弦楽・独唱曲
2011年12月21日
【更新情報 2011.12.21】 モーツァルトのオペラから「フィガロの結婚」「魔笛」 /モンテヴェルディのマドリガーレ集から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も先週に続き、モーツァルトのオペラの名曲をお送りします。
「フィガロの結婚」は前回の「ドン・ジョヴァンニ」の前年、30歳のときに初演されました。原作は劇作家ボーマルシェの戯曲で、オペラと同じ年に舞台も初演されています。主人公の何でも屋フィガロが活躍する戯曲はこの前にも1作、この続きにも1作の合計3作あって、1作目の「セビリアの理髪師」はイタリアの作曲家ロッシーニのオペラでも有名です。今回お届けする曲の中でも特によく知られている「恋とはどんなものかしら」を歌うのはメゾ・ソプラノですが、実は少年役。オペラではこうした女性が演じる男性を「ズボン役」といいます。
「魔笛」はモーツァルトが35歳で亡くなる直前に初演されたオペラ。モーツァルトのオペラの中で最後の、そしてとりわけ人気の高い作品です。多くの作品が当時大きな影響力を持っていたイタリア語のオペラとして書かれましたが、「魔笛」はドイツ語の作品。また歌だけではなく、セリフも交えたスタイルも特徴です。台本を手がけた歌手のエマヌエル・シカネーダーが、自分が演じる役として登場させたパパゲーノは、ほとんど主役と言ってもいいほどの人気キャラクター。ソロの「娘か女か」や、恋人パパゲーナとのデュエット「パ-パ-パ」の楽しいメロディーは、どこかで一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?
先週の2作品とあわせて今回も、心地よく耳にすべり込んでくる旋律をタップリご堪能ください!
そして3回にわたってお送りしてきたモンテヴェルディのマドリガーレ集第4巻から。今回も巧みに築かれたアンサンブルの中に、様々な感情の揺れ動きを織り込んだ、魅惑のサウンドが満載です!
さて少し早いですが、今年の更新は今日が最後になります。今月お送りしてきたオペラの名曲や特集「クリスマスの歌」で、どうぞ楽しい年末年始をお過ごしください!
続きを読む "【更新情報 2011.12.21】 モーツァルトのオペラから「フィガロの結婚」「魔笛」 /モンテヴェルディのマドリガーレ集から"
2011 12 21 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年12月16日
【更新情報 2011.12.16】 モーツァルトのオペラから「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」 /北欧の国ぐにのクリスマス・キャロル
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
プッチーニ、ヴェルディとお送りしてきたオペラ名曲集、今週と来週はお待ちかね、モーツァルトの登場です!
今月5日に没後220年となったヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、35年の短い生涯のうちにあらゆるジャンルの作品を残しました。声楽曲では「レクイエム」や先月ご紹介した「大ミサ曲」などの宗教作品と並び、多くの方に親しまれ愛されているのがオペラ作品です。
「ドン・ジョヴァンニ」は31歳のときの作品。スペインに伝わる伝説上の人物の物語が元になっています。主人公のドン・ジョヴァンニは大変な好色男で、その凄まじさが従者レポレッロの「カタログの歌」で歌われます。「カタログ」とは他ならぬ、ドン・ジョヴァンニがこれまでもてあそんできた女性の記録。いろんな国で何百人という女性を誘惑し、スペインでは何と千人以上...しかし最後には、娘を守ろうとして彼に殺された騎士長の亡霊に、地獄に引きずり込まれてしまいます。
一方の「コシ・ファン・トゥッテ」は、34歳になる直前に初演された作品です。「ドン・ジョヴァンニ」よりはソフトなお話ですが、こちらもなかなかのクセモノ。二人の青年が自分たちの恋人である姉妹の貞節を証明するために、外国人に変装して姉妹に言い寄ります。最初は拒絶していた姉妹ですが、やがて青年たちにほだされ、しかもあろうことか本来の恋人とは反対のほうを選んでしまいます。いよいよ結婚式という段になってネタばらし、大団円、というストーリーなのですが、これは後々かなり気まずいのでは...ちなみにタイトルの「コシ・ファン・トゥッテ」とは、「女性はみんなこういうものだ」という意味です(!)。
なかなかにドロドロな色恋のお話を、さわやかで優雅なサウンドでくるんでしまうモーツァルト・マジック。どうぞお楽しみください!
そして先週に続き、北欧の国ぐにのクリスマス・キャロルをお届けします。
スウェーデンの曲は、曲調はそれぞれに違うものの輝きのある旋律が印象的。ノルウェーの曲は流れるようななめらかさに心安らぎます。フィンランドの曲は、他の国々の言葉とは違うとってもやわらかな音色が、優しく包んでくれるようです。
よく知られている定番曲以外にもたくさんあるクリスマスの名曲、皆さんも探してみてください♪
続きを読む "【更新情報 2011.12.16】 モーツァルトのオペラから「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」 /北欧の国ぐにのクリスマス・キャロル"
2011 12 16 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年12月09日
【更新情報 2011.12.9】 「トロヴァトーレ」「椿姫」...ヴェルディ・オペラ名曲集 /デンマークのクリスマス・キャロル
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)のオペラ作品からのご紹介です。
母国イタリアのみならず、世界中でも最も人気の高いオペラ作曲家のひとりとしてその名を知られるヴェルディ。先日ご紹介したプッチーニとはまた一味違って、熱く血がたぎるようなサウンドが満載です。
力強くもロマンチックなテノールのアリア「清きアイーダ」(「アイーダ」から)や、抑えきれない胸のときめきがそのまま歌になったようなソプラノの「花から花へ」(「椿姫」から)。同じくソプラノの「静かな夜だった」や「恋は薔薇色の翼に乗って」(「トロヴァトーレ」から)では、ダイナミックな感情の揺れ動きに心を奪われます。またバリトンの「プロヴァンスの海と陸」(「椿姫」から)は、父親の優しさと悲しさが入り混じった何とも言えない旋律が魅力。
すでに配信中のほかの曲も合わせて、ぜひヴェルディのドラマチックな世界をご堪能ください!
続いてはあと半月に迫ったクリスマスにまつわる歌を。今回お送りするのは、北欧デンマークの美しいクリスマス・キャロルの数々です。
どの曲もシンプルなメロディーと構成ですが、ふわっとした音の跳躍が、包み込むようなおおらかさを持っていて、暖かい気分になります。「幼きイエスはかいば桶に横たわり」はデンマークを代表する童話作家、アンデルセンの詩によるもの。作曲者のゲーゼも、近代デンマークの音楽史に大きな足跡を残した人です。
また特集「クリスマスの歌」では、ほかにも北欧諸国のクリスマスの歌をピックアップしています。厳しい冬の寒さの中に流れる心暖まるメロディー...ぜひチェックしてみてください。
続きを読む "【更新情報 2011.12.9】 「トロヴァトーレ」「椿姫」...ヴェルディ・オペラ名曲集 /デンマークのクリスマス・キャロル"
2011 12 09 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年12月02日
【更新情報 2011.12.2】マーラー「亡き子をしのぶ歌」 /モンテヴェルディのマドリガーレ集から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はグスタフ・マーラー(1860-1911)の歌曲「亡き子をしのぶ歌」をお送りします。
7月にも「さすらう若人の歌」でご紹介したマーラーは今年で没後100年。熱心なファンも多く、世界中や日本でもたくさんの記念コンサートが開かれました。
「亡き子をしのぶ歌」は、ドイツの詩人フリードリヒ・リュッケルト(1788-1866)の詩に作曲されています。マーラーがこの曲を作曲した年齢とほぼ同じ40代半ば、リュッケルトは相次いで二人の子供を亡くしました。このとき書かれた詩は、受け入れがたい悲しみと、天上で安らかでいてほしいという願いに満ちています。
曲もその心を写し取って、暗く沈痛な音と優しい音との間を揺れ動きます。そして終曲では激しい嵐の描写が去った後、穏やかで暖かな表情で、あの子たちはきっと神様のもとで静かに暮らしているのだ、と締めくくられます。
独唱は「さすらう若人の歌」に続き、ドイツの名歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)。ドラマチックにはなり過ぎず、それでも詩人の悲しみが直接胸に刺さるような、素晴らしい演奏です。同じくドイツの名匠ルドルフ・ケンペが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の充実した音色もあわせて、ぜひお聴きください。
続いてはクラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレを。先月に続いて、マドリガーレ集第4巻からお届けします。
切々と歌い上げる曲や軽快な曲など様々な曲がありますが、どれもその豊かな表情が耳をとりこにする曲ばかりです。
前回も含め多くの曲でその詩が作曲されているジョヴァンニ・バッティスタ・グァリーニ(1538-1612)は、イタリアでとても活躍した詩人。モンテヴェルディを始め多くの作曲家たちによる歌が生み出されました。
続きを読む "【更新情報 2011.12.2】マーラー「亡き子をしのぶ歌」 /モンテヴェルディのマドリガーレ集から"
2011 12 02 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年11月25日
【更新情報 2011.11.25】 「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」...プッチーニ・オペラ名曲集 /モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)のオペラ作品の数々をお届けします。
プッチーニは器楽曲や歌曲も作曲していますが、やはり圧倒的な人気を誇るのはオペラ作品。すでにみんなの合唱で配信中の「ある晴れた日に」(蝶々夫人)や「誰も寝てはならぬ」(トゥーランドット)など、とにかく美しく、しかもドラマの世界にあっという間に感情移入してしまうそのメロディーは、オペラにあまり興味のない人でも魅了してしまう力を持っています。
今回は出世作「マノン・レスコー」から、「外套」「ジャンニ・スキッキ」と合わせて「三部作」として知られる晩年の作品「修道女アンジェリカ」まで、6作品の中から様々な名曲をお送りします。愛や悲劇を切々と歌い上げるアリアはもちろん、優しく幻想的な夜の光景を描き出す「ハミング・コーラス」(蝶々夫人)や、たくさんの登場人物がいろんなやり取りを繰り広げる「私が町を歩くと」(ラ・ボエーム)など、バラエティ豊かな旋律をどうぞお楽しみください!
そして先週に続いてモーツァルトのミサ曲ハ短調「大ミサ曲」(K.427)から、今週は後半の「クレド」から「ベネディクトゥス」まで。「アニュス・デイ」はほとんど作曲されていないので、「ベネディクトゥス」が最後の曲になります。
前回の「グローリア」と同様「クレド」は2つのセクションに分かれていて、1曲目は合唱で始まります。その倍に及ぶ長さの2曲目は、何と1曲まるまるソプラノ独唱!このミサ曲は、お父さんのレオポルトに黙って結婚してしまったモーツァルトが、奥さんのコンスタンツェが素晴らしいソプラノであることをアピールしてお父さんに納得してもらおう、という意図もあって書かれたのだとか。ソプラノが活躍するわけですね。
また「大ミサ曲」とあわせて「キリエ ニ短調」(K.341)もお届け。かつては「大ミサ曲」の2~3年前の作品とされていましたが、「レクイエム」の作曲時期に近い最晩年の作曲なのでは?という説もあるそうです。「大ミサ曲」の「キリエ」よりもさらに重く深遠な表情を見せるこの曲、確かに「レクイエム」に近い感じかも...
続きを読む "【更新情報 2011.11.25】 「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」...プッチーニ・オペラ名曲集 /モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から"
2011 11 25 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年11月18日
【更新情報 2011.11.18】 モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から /バス独唱によるキュイ&ボロディンの歌曲から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はモーツァルトの作品から、ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」をご紹介します。
モーツァルトの結婚の翌年、27歳の時に着手されたこの作品は、混声合唱と4人の独唱者、そしてオーケストラを伴う大規模なもの。ただ最終的には完成せず、通常文の「アニュス・デイ」はほとんど作曲されなかったので、現在もこれを除いた形で演奏されます。
今週お届けするのは前半の「キリエ」と「グローリア」です。7分近くに及ぶ「キリエ」は重厚な雰囲気で始まり、「モーツァルト」と聞いて思い浮かべる明るいイメージとはちょっとギャップがあるかもしれません。中盤ではソプラノ・ソロが登場し、愁いと華やかさの入り混じった美しいメロディーを歌います。一転きらびやかで壮大なサウンドで幕を開ける「グローリア」はいくつかのセクションに分かれていて、全部演奏すると20分を超える長大な曲です。2人のソプラノによる重唱や、テノールも加えた三重唱、合唱を2つのグループに分けた二重合唱など、様々な演奏が繰り広げられる大きなヤマ場になっています。
「レクイエム」に並ぶモーツァルトの代表的な宗教作品、ぜひお聴きください!
そして先月・今月とお送りしてきた「ロシア5人組」の歌曲作品、最後となる今回はツェーザリ・キュイとアレクサンドル・ボロディンの登場です。
キュイはバラキレフと2人で最初に活動を始めたメンバーで、もともとの本業は軍人。陸上戦のための陣地を建設する技術の専門家でした。一方でとてもたくさんの曲をつくり、作曲家としてもその名を知られていました。ボロディンも本業はお医者さん・化学者で、作曲を始めたのもお医者さんになってから。5人組の中で一番年上ですが、参加したのは一番あとでした。
2人とも専業の作曲家ではなかったものの、今回ご紹介するどの曲も短い中にとても印象的な旋律が織り込まれていて、心に残る作品です。
ちなみにキュイの作品の作詩者アレクサンドル・プーシキン(1799-1837)はロシアのとても有名な詩人。曲名に出てくる「ツァールスコエ・セロー」はプーシキンも学んだ学校がある避暑地で、彼の没後100年に当たる1937年、その業績を記念して町の名前を「プーシキン」にしています。
続きを読む "【更新情報 2011.11.18】 モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から /バス独唱によるキュイ&ボロディンの歌曲から"
2011 11 18 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年11月04日
【更新情報 2011.11.4】 バス独唱によるバラキレフ&リムスキー=コルサコフの歌曲から /ジェズアルド宗教作品集
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初はロシアの作曲家、ミリイ・バラキレフとニコライ・リムスキー=コルサコフの歌曲をお送りします。
1800年代後半、ロシアで国民的な音楽を作ろうと若い作曲家たちが集まりました。バラキレフを中心にリムスキー=コルサコフ、先月ご紹介したムソルグスキーに加え、キュイ、ボロディンという面々が揃ったこのグループは、やがて「ロシア5人組」と呼ばれるようになります。
リーダー役を務めたバラキレフの作品はどれも短い小品ですが、民謡の雰囲気を取り入れた魅力的な旋律がすっと耳に入り込んできます。
華やかな管弦楽曲で知られるリムスキー=コルサコフの作品は、様々な要素を展開させつつもしっかりとした軸のある、端正な表情の曲が並びます。
今回も先月のムソルグスキー同様、すべてバスの歌手による歌唱。重厚な響きはもちろん、優しいメロディーで見せる包容力も必聴です!
続いてこちらも先月に続き、カルロ・ジェズアルドの宗教作品から。以前ご紹介したように、サウンド的には結構強烈なところが多いジェズアルド作品。そうした手法で書かれた宗教曲は、厳粛な祈りの雰囲気よりも、悩み苦しんで救いを求める切実な感情の方が、より強く感じられる気がします。
実はジェズアルドは、浮気をした奥さんを浮気相手もろとも惨殺したということでも知られています。罪の意識や復讐されることへの恐怖などにさいなまれた結果、あの身をよじるような音楽を生み出した、と言われることもあるようです。
配信中の作品もあわせて、ぜひ1曲お試しください!
続きを読む "【更新情報 2011.11.4】 バス独唱によるバラキレフ&リムスキー=コルサコフの歌曲から /ジェズアルド宗教作品集"
2011 11 04 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年10月14日
【更新情報 2011.10.14】 ムソルグスキーの歌曲から「蚤の歌」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初にお送りするのは独唱曲。しかも耳にする機会の少ない、バスの歌唱による歌曲の数々です。
オペラなどでもバスのアリアはありますが、やはり多くの演目でのメインはソプラノやテノール。さらに歌曲となると、低くてもバリトンまででバスの歌声が似合う曲は限られてきます。
そんな中から今週ご紹介するのは、「展覧会の絵」や「禿山の一夜」など目くるめく音絵巻で知られるロシアの作曲家、モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)の歌曲作品です。
「蚤の歌」は特に有名な1曲。もともとはアルト向けだそうですが、バスが歌うことの多い曲です。ゲーテの戯曲「ファウスト」のロシア語訳に作曲されていて、酒場で歌う悪魔メフィストフェレスが描かれています。ペットの蚤を溺愛する王様のことを面白おかしく歌うメフィスト。繰返し出てくる彼の笑い声が、この歌の最大の特徴になっています。
「死の歌と踊り」は詩人アルセニイ・ゴレニシチェフ=クトゥーゾフ(1848-1913)の詩による歌曲集で、タイトルどおり「死」をテーマにした4曲が並びます。幼い子供、若い女性、老人、そして戦場の戦死者のもとに「死」が現われ、冥府に誘うという怖い内容。ちょっとシューベルトの「魔王」にも通じるものがありますね。時に優しく、魅力的に、あるいは希望さえ抱かせるような旋律を歌う「死」の歌声。でもその奥底には逃れることのできない恐怖が横たわっていて、バスの魅力のひとつを最大限に発揮している作品です。
超低音専門の歌手もいるという低音大国(?)ロシアの歌曲の魅力、どうぞ存分にご堪能ください!
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、中学校・高等学校部門の演奏をお届けします。
中学校混声の部の2曲は、青森東部から岩手・秋田に至る南部地方に伝わる歌と、青森西部の津軽に伝わる歌を題材にした作品です。無伴奏の「南部の歌によるふるさと幻想曲」、ピアノと太鼓が入った「あいや節幻想曲」とも、様々な色彩が散りばめられて、とても楽しんで歌っている様子が伝わってきます。
高校Aグループは三善晃さんの対照的な曲調の2曲を選曲。爽やかで、かつロマンチックな「あげます」と、情熱的で激しいメロディーが渦巻く「あなたにサタンがいるなんて」は、それぞれの詩人が持っている特色が鮮やかに描き出されています。
高校Bグループの「暁を見るために」は澄んだ音色が心地良い無伴奏の作品です。若々しい輝きがある歌声が、曲のトーンやリズムにぴったりマッチして、魅力あふれる演奏になっています。
続きを読む "【更新情報 2011.10.14】 ムソルグスキーの歌曲から「蚤の歌」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
2011 10 14 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年09月22日
【更新情報 2011.9.22】 トスティの歌曲から「夢」「暁は光りから」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も先週に続き、イタリアの作曲家フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)の歌曲の数々をお送りします。
今回の曲も、何れ劣らぬ名曲揃い!静かに優しく語りかけるような「理想」、激しく燃え上がるメロディーが印象的な「マレキアーレ」、切ない美しさが胸に迫る「夢」...さまざまな曲調の歌に、それぞれの魅力を湛えています。
また今回は、同じくイタリアの作曲家でトスティの後の世代のピエトロ・マスカーニ(1863-1945)、ステーファノ・ドナウディ(1879-1925)の歌曲もお届けします。こちらもゼヒ聴いてみてくださいね!
次は昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。今週も、中学・高校部門から3団体の演奏です。
中学校混声の部からは三善晃さんの名作「嫁ぐ娘に」。技術的にも内容的にも難易度の高いこの作品に、中学生の皆さんが真正面から取り組んだ歌声は感動的です。
高校Aグループの自由曲は、現代ドイツの作曲家ジークフリート・シュトローバッハの作品です。聖母マリアを讃えるとてもポピュラーなテキストに付けられたこの曲は、ヒネリや激しい起伏があまりない分、自然と耳に溶け込んできます。凛とした端正な表情がとても印象的な演奏です。
Bグループの自由曲は鈴木輝昭さんの作品。源氏物語に材を取った「夕顔」です。夕顔は、素性を伏せて光源氏と逢瀬を重ねた後、怨霊によって若くして命を落とす女性です。もろく儚げな響きを垣間見せる幻想的なサウンドが、夢見るような平安の世界へいざないます...。
続きを読む "【更新情報 2011.9.22】 トスティの歌曲から「夢」「暁は光りから」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
2011 09 22 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年09月16日
【更新情報 2011.9.16】 トスティの歌曲から「最後の歌」「セレナード」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週ご紹介するのは、イタリアの作曲家フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)の歌曲集です。もともとはヴァイオリンに非凡な才能を発揮していましたが、20代の頃から書き始めた歌曲が人気となり、脚光を浴びるようになりました。
イタリアといえば何といってもオペラの国。歌曲というとバロック時代の古典作品か民謡ベースの歌くらいで、あまり注目もされていなかったようです。そうした中で歌曲にこだわり追求し続けたトスティの作品は、ドイツなどの歌曲先進国のものと同じく、歌そのものがひとつの完成された世界を持っています。
とはいえそのメロディーは決して難解なものではなく、どんな人の耳もとらえて離さない魅力にあふれています。特徴的な節回しや音の動きには、イタリアと聞いて思い浮かべる甘く情熱的なムードが満載!特に歌われる機会の多い「最後の歌」「四月」「セレナード」などをはじめ、一度聴けばすぐに憶えてしまえそうな、さらには自分でも歌いたくなってしまうような曲ばかりです。テノールならではの艶と力強さも、タップリとご堪能ください!
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏、今週は中学・高校部門の3団体をお届けします。
中学校混声の部の団体が歌うのは、千原英喜さんに委嘱した「ヨハンネス福音之傅(よろこびのたより)」。ドイツ人宣教師カール・ギュツラフ(1803-1851)による聖書の日本語訳(しかも言葉づかいは江戸時代のもの)をテキストにしているという、これまた千原さんらしい独特の雰囲気をもった作品です。伸び伸びとした晴れやかな歌声も印象的。
同声の部はキャラクターの違う2つの曲の組み合わせです。鈴木輝昭さんの「何が泣いただろうか」は、宗左近さんの童謡集に収められた詩に作曲されています。童謡集とはいえ、その詩は重層的で深遠。曲と演奏も、まるで何十枚も重ねた透明なガラスの中を覗き込むような、幻想的な響きが広がります。信長貴富さんの編曲による「一切朝花(ちゅっきゃりあさばな)」は、奄美群島の島唄(この地域で歌われている民謡)です。「朝花」は宴席などで最初に歌われる歌で、ご挨拶のようなものなんだそうです。「一切」はその短いバージョンといったところ。楽しさが伝わってくる軽妙な曲です。
高校Bグループは厚みのあるサウンドが素晴らしい演奏です。80人を超える大所帯のうち、男声の人数は女声の約3分の1。でもしっかりした存在感とバランスの取れたトーンで、人数差を感じさせません。
続きを読む "【更新情報 2011.9.16】 トスティの歌曲から「最後の歌」「セレナード」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
2011 09 16 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年07月29日
【更新情報 2011.7.29】 シューマン「リーダークライス」(作品39)から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
まずは先週に引き続き「リーダークライス」(作品39)から。作曲者のロベルト・シューマン(1810-1856)は、今日7月29日が命日に当たります。
作詩者のヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ(1788-1857)はいわゆる「ロマン派」の詩人で、シューマンが「リーダークライス」のためにチョイスした詩にも、悲しみや孤独、そしてそこに美しさを感じるような感覚が、ロマンチックな愛の表現とともに随所に散りばめられています。
第7曲に当たる「In der Fremde(異郷で)」は、先週ご紹介した第1曲と同じタイトルの別の詩です。ストーリーや曲調は違うのですが、「異郷」から暗示される孤独感、もう故郷や昔の日には帰れないという喪失感は通じるものがあります。
そうした悲しい雰囲気を漂わせながらも、シューマンはこの「連作歌曲」を、明るい希望を感じさせる「Fruhlingsnacht(春の夜)」という曲で締めくくっています。
1曲1曲ももちろんとっても素敵な曲ですが、続けて聴くともっと曲の世界に引き込まれるはず!名バリトン、フィッシャー=ディースカウの表現力と声の素晴らしさもいっそう実感できます。
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、再び大学・一般部門も登場です!
まずは中学混声の部。木下牧子さんの「おんがく」は、まど・みちおさんの詩の暖かさがそのまま音になったような無伴奏の曲で、若い人から社会人団体まで幅広く愛されています。
高校はAグループから。自由曲は先週も登場したコチャール・ミクローシュの作品です。「夏至の夜の道」の神秘的な美しさは鳥肌モノ!満天の星空が目に浮かびます。
大学の女声合唱団はおなじみの「妻への挽歌」を演奏。先々週ご紹介した、同じ指揮者による高校の演奏と聴き比べてみるのも興味深いかもしれません。
一般部門Aグループの団体が演奏する、オーストラリアの作曲家スティーブン・リークの作品は、とっても不思議な雰囲気。演奏を聴いているのか、本当に深い森の中にいるのか、だんだん分からなくなってきます。終盤の森の生き物たちの声も耳を疑うリアルさ!
一般Bグループは仙台の名門団体。幅広い年代のメンバーの歌声がかもし出す、深くまろやかなサウンドは絶品です。
続きを読む "【更新情報 2011.7.29】 シューマン「リーダークライス」(作品39)から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
2011 07 29 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年07月22日
【更新情報 2011.7.22】 シューマン「リーダークライス」(作品39)から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週ご紹介するのは、ロベルト・シューマン(1810-1856)作曲の「リーダークライス」(作品39)です。
「リーダークライス」(もしくは「リーダーツィクルス」)はドイツ語で「連作歌曲」のことで、それぞれの曲が音楽や物語のつながりをもっている歌曲集です。配信中のシューベルト「冬の旅」やマーラー「さすらう若人の歌」もその一例です。
これをそのままズバリ歌曲集のタイトルにしたシューマンの「リーダークライス」はふたつあって、どちらも30歳のときの作品。今回お届けする作品39のほうは、ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ(1788-1857)の詩に作曲したものです。
優しく美しいメロディー、音の間に漂う上品な空気を見事に表現しているのは、前々回もご紹介したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)です。弱音部での、響きの上澄みだけが聞こえてくるような歌声は絶品!多くの大歌手と共演した名手、ジェラルド・ムーアのピアノとともに、短い曲の中に凝縮された音楽の結晶をお楽しみください♪
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会、今週も中学・高校部門からお届けします。
中学混声の部の団体は「特設合唱部」。全員が他のクラブに所属していて、掛け持ちで活動している合唱部なのだそうです。当然練習時間も限られてくるはずなのに、その息の合った分厚いアンサンブルには驚かされます!
中学同声の部の「Assumpta est Maria」はハンガリーの作曲家コチャール・ミクローシュの作品。情熱的な雰囲気を湛える一方、少し引いてみるとクールな印象も受ける、独特の作風が光ります。
高校Aグループからはおなじみの「万葉恋歌」です。女声合唱特有の幻想的なサウンドが満載のそれぞれの曲に、ほの暗さを感じさせる声が見事にマッチ!少し遅めのテンポ設定で、何かこの世ならざるムードに浸らせてくれます。
高校Bグループの演奏する木下牧子さんの「オンディーヌ」は1990年の作品。4年後に女声版も発表され、コンクールでもたびたびとり上げられています。なめらかに色合いを変える和音のグラデーション、舞い踊る光の粒のようなピアノと、木下ワールドを堪能できる作品です。
続きを読む "【更新情報 2011.7.22】 シューマン「リーダークライス」(作品39)から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
2011 07 22 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年07月08日
【更新情報 2011.7.8】 フィッシャー=ディースカウが歌うマーラー「さすらう若人の歌」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
昨日7月7日の七夕の日は、オーストリアの作曲家グスタフ・マーラー(1860-1911)のお誕生日でした。去年は生誕150年、今年は没後100年に当たり、ウィーンはもちろん世界各地のコンサートでその作品が演奏されています。
今週ご紹介する「さすらう若人の歌」は、マーラーが20代から30代の頃に作曲したとされる歌曲集です。詩も本人によるもので、愛する人が他の男性に嫁ぎ、喪失感と彼女の面影にさいなまれるという悲恋物語。シューベルトの歌曲集「冬の旅」にも通じるものがありますね(終曲には菩提樹も登場します)。
24曲に及ぶ「冬の旅」に比べるとかなり短くまとめられているものの、その内容は濃厚でドラマチックです。愛する人の嫁いでいく姿に悲しみにくれる第1曲に続き、第2曲では明るく美しい光景が軽快な音楽で描かれますが、最後にはその全てを否定してしまいます。最も激しい第3曲では、何もかもが去っていった彼女を思い起こさせ、感情が爆発。最後の第4曲では一転穏やかに、でもどこか疲れ果ててしまったような雰囲気が漂います。優しい長調のエンディングは、歌の終わりとともに短調に変わり、眠るように曲を閉じます。
今回はこの曲を、名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌唱でお届けします。現在は一線を退いて後進の指導に当たっていますが、戦後半世紀近くにわたって、完璧ともいえる技術と表現力で世界中のファンを魅了しました。そしてオーケストラを指揮するのは、こちらも往年の巨匠、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーです。
録音はフィッシャー=ディースカウがデビュー間もない20代後半、フルトヴェングラーが晩年の60代半ばの頃のもの。音は少し古いものの、それを忘れさせる鮮やかで素晴らしい演奏、オススメです!!
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、中学から一般までの全部門に新着です。
大学部門の団体の自由曲は多田武彦さんの作品。男声合唱に関わったことのある人ならほぼ間違いなく知っているというほどの方で、銀行員をしながらたくさんの曲を書いてこられました。「タダタケ」として親しまれているその作品は日本語の叙情性に徹底的にこだわり、多くの方の心をとらえています。
一般部門の「Kyrie」は、アメリカ出身でスウェーデン在住のピアニスト、スティーヴ・ドブロゴスの作品です。クラシックの音楽教育を受けた後、ジャズシーンで特に注目を集めていましたが、その後クラシック方面でも宗教合唱曲を中心に多くの作品を作曲しています。クールで現代的なこの「Kyrie」と、聖書に材をとった高田三郎さんの「エフラタのベトレヘムよ」という組み合わせもおもしろいですね!
続きを読む "【更新情報 2011.7.8】 フィッシャー=ディースカウが歌うマーラー「さすらう若人の歌」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
2011 07 08 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年04月01日
【新着情報 2011.4.1】 「ノスタルジア」から(信長貴富)/「夏の夜」(ベルリオーズ) /少年少女合唱で「エーデルワイス」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は信長貴富さんの編曲による日本の歌を集めた混声合唱曲集「ノスタルジア」から、「箱根八里」「みかんの花咲く丘」「別れの歌」をお送りします。
信長節全開の盛り上がりが随所にちりばめられたア・カペラの響きも心地よい、名曲の数々。およそ40年前の札幌オリンピックの閉会式で歌われた「別れの歌」は、アンコールにもピッタリですね!
続いてフランスの作曲家、ベルリオーズ(1803-1869)のオーケストラ付き歌曲集「夏の夜」を(ちょっと季節はずれなタイトルですが...)。同じくフランスの、テオフィル・ゴーティエ(1811-1872)の詩から6篇に作曲されています。
華麗で情熱的なオーケストラが背景になったり前景になったりしながら、様々な愛の歌をドラマチックに盛り上げます。
最後は少年少女合唱で。元気いっぱいの「線路はつづくよ どこまでも」と、「サウンド・オブ・ミュージック」からの2曲「ひとりぼっちの羊飼い」と「エーデルワイス」です。
しみじみと美しい「エーデルワイス」とはがらっと雰囲気が変わって、「ひとりぼっちの羊飼い」はヨーデルも交えたとっても楽しい歌。音程もリズムもぴょんぴょん跳ねて、思わず体も動き出します!
続きを読む "【新着情報 2011.4.1】 「ノスタルジア」から(信長貴富)/「夏の夜」(ベルリオーズ) /少年少女合唱で「エーデルワイス」ほか"
2011 04 01 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2011年03月11日
【新着情報 2011.3.11】 モンテヴェルディのマドリガーレ集 &プーランクの室内楽付き歌曲
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は海外の作品のご紹介です。
最初はイタリアの巨匠クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)の作品を。「おおテセオ、私のテセオ」は、数ある彼の傑作の中でも特に有名な「アリアンナの嘆き」からの1編です。「アリアンナの嘆き」はギリシア神話のアリアドネとテセウスの物語。クレタ島の王様の娘アリアドネは、島の迷宮に住む怪物ミノタウロスを退治しにアテネからやって来たテセウスにメロメロ。テセウスは彼女にもらった赤い糸のおかげで、ミノタウロスを倒したあと無事に迷宮から脱出できました。アリアドネは島を出てアテネでテセウスと結婚しようということになったのですが、あろうことか途中のナクソス島で置き去りにされてしまいます。「おおテセオ、私のテセオ」は、去ってしまったテセウスの船に戻ってきてほしいと、浜辺でひとり嘆き悲しむアリアドネの姿が描かれます。
ほかの3曲も、どれも情熱的なメロディーや身をよじるような不協和音が胸に迫ります。少し長めの曲ですが、ぜひじっくりと浸ってみてください。
一方のフランシス・プーランク(1899-1963)の作品は、小編成の室内楽伴奏が付いた歌曲集です。
「コカルド(リボンの結び目)」は20歳のときの作品。多彩な芸術活動で知られるジャン・コクトー(1889-1963)の詩がテキストになっています。どこか調子っぱずれな伴奏に、おどけたような、とぼけたようなテノールの歌声。崇高な宗教曲とともにプーランクが得意としていた、ウィットに富んだ雰囲気がたまりません!
「マックス・ジャコブによる4つの詩」は「コカルド」の翌年の作品。マックス・ジャコブ(1876-1944)も、プーランクや先ほどのコクトー同様、20世紀初頭から前半のフランスの芸術シーンで大いに活躍した芸術家のひとりです。こちらは「コカルド」よりももっと変化球。木管楽器が中心の柔らかい音色の伴奏は、その音の雰囲気に反して落ち着き先のない不安定な和音を奏で続けます。バリトンの独唱も色々な音域を飛び交って、伴奏に翻弄されているようでもあり、また率先してカオスに突き進んでいるようでもあり…。
コンクールなどでもとり上げられることの多いプーランク、何となくとっつきにくいなあと思っている人も多いかもしれませんね。この曲を聴けば、「あぁーこういう感じの人なんだ」と腑に落ちるかも?(もっとわけが分からなくなっても責任は負いかねます…!)
続きを読む "【新着情報 2011.3.11】 モンテヴェルディのマドリガーレ集 &プーランクの室内楽付き歌曲"
2011 03 11 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年12月24日
【新着情報 2010.12.24&29】 パレストリーナ・モーツァルトほかの宗教作品 /小倉朗「東北地方のわらべうたによる無伴奏女声合唱曲」から &12/29新着のお知らせ!
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今日はクリスマス・イブ。特集「クリスマスの歌」はお楽しみいただいていますでしょうか?ふだんは宗教曲にはあまり耳慣れていない方も、この時期は雰囲気にもマッチして心地よく響くかもしれませんね。
ということで、4人の作曲家による宗教曲を更新!パレストリーナ・モーツァルト・ラフマニノフの曲は、みんなの合唱で配信中の作品のうち、まだ登場していなかった曲です。この機会にほかの曲もぜひ聴いてみてください!
もう一人、フランスの作曲家セヴラック(1872-1921)の作品から「タントゥム・エルゴ」を。神の偉大な秘蹟をたたえるこの曲、あまり派手なところはありませんが、少し憂いに満ちたとても美しい曲です。
それから今週も少年少女合唱でわらべうたを。今週は小倉朗さんによる東北地方のわらべうたを素材にした作品集です。
曲としても、また小倉さんのこの作品もとても有名な「ほたるこい」は、同声の輪唱が奥行きのあるエコーを生み出し、幻想的な世界を作り上げています。
「お正月ええもんだ」はタイトルのとおり、お正月に美味しいものをたくさん食べてしあわせいっぱい...というのどかな曲。お正月のごちそうが今よりももっと貴重だった頃のことを考えると、曲から漂うしあわせ感もひとしおです。
**********
さて今年は年内にもう1回、新着曲をお届けします!
プロ吹奏楽団のシエナ・ウインド・オーケストラと、合唱指揮者・関屋晋さんの元に生まれた晋友会(しんゆうかい)合唱団がタッグを組み、「カルミナ・ブラーナ」や「旅立ちの日に」「COSMOS」など、人気の合唱曲の数々をドラマチックに、感動的に演奏!指揮は日本を代表する指揮者のひとり、佐渡裕さん。今年全日本合唱コンクール全国大会の全部門が行なわれた、兵庫県立芸術文化センターの芸術監督も務めていらっしゃいます。
合唱の超定番曲のほか、森山良子さんの「家族写真」も登場。「アフリカン・シンフォニー」は吹奏楽の方にはおなじみですね。合唱の方には曲名ではピンと来ない...という方もいらっしゃるかも知れませんが、甲子園の応援で一度は聴いたことがあるはず。「よく知ってるよー」という方も、合唱も加わった迫力には度肝を抜かれること間違いなしです!
更新は12月29日(水)。ぜひチェックして、年末年始を華やかな気分で過ごしましょう!
続きを読む "【新着情報 2010.12.24&29】 パレストリーナ・モーツァルトほかの宗教作品 /小倉朗「東北地方のわらべうたによる無伴奏女声合唱曲」から &12/29新着のお知らせ!"
2010 12 24 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年11月12日
【新着情報 2010.11.12】 シェーンベルク「6つの歌」「地には平和を」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はウィーン生まれの作曲家、アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)の作品をご紹介します。「12音技法」と呼ばれる作曲法を使って、調性の枠を飛び出した音楽に取り組んだことで知られるシェーンベルクですが、今回お届けするのは調性を完全に捨ててしまう少し前、彼が30代の頃の2作品です。
「6つの歌」は1903年から1904年にかけて作曲された、オーケストラ伴奏によるソプラノ独唱曲です。ちょっと映画音楽にも似た華やかでドラマチックなオーケストラの響き。ソプラノのメロディーも、ときどき予想外の方向に進んで「アレっ!?」と思うものの、美しく情緒豊かです。詩は19世紀ドイツの詩人ハルト、14世紀イタリアの詩人ペトラルカのほか、ドイツの民衆詩を集めた有名な詩集「少年の魔法の角笛」からも採られています。19世紀初頭に出版されたこの詩集には、ほかにもマーラーなどの作曲家が曲をつけています。
「地には平和を」は無伴奏の混声合唱曲。1907年の作品です。不思議な半音進行が過ぎるといつの間にか和音の色合いが変わっている独特の浮遊感。声だけでつくられる音の世界が心地よい曲ですが、発表直後は合唱団が音が取れず、やむなく4年後に音のガイドとしてオーケストラ伴奏をつけたのだとか...。
きれいな和音進行に慣れていると、最初はちょっと(かなり)気持ち悪いかもしれませんが、聴いているうちに「次はどんなところに連れて行ってくれるのかな?」とだんだん楽しみになってきたりします。あなたもちょっと、覗いてみませんか?
そして今週も、過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!
1991年大会の演奏は、三絃(三味線)とコントラバスという変わった組み合わせの伴奏がついた女声合唱曲です。副題に「女声合唱、三絃、コントラバスのために」とあるように、伴奏と言うより3者のセッション。男女の愛と情念を描き出す女声合唱に、2つの楽器が時にため息のように、時に泣き叫ぶように絡んでくる様子は、凄まじい緊張感に満ちています。
1996年大会の「ゆうきすいぎん」は、水俣病の惨禍を描いた絵本「みなまた 海のこえ」の石牟礼道子さんの文を元に作曲された作品です(この絵本は原爆の絵で有名な画家、丸木位里・俊夫妻が絵を描いています)。原因も分からないまま家族が次々にもだえ苦しんで死んでいく恐ろしい光景が、心を揺さぶる荻久保和明さんの筆致でありありと浮かんできます。
2007年大会の「コスミック・エレジー」は、この団体が千原英喜さんに委嘱した組曲で、数年に渡ってコンクールで演奏しました(ほかの曲もみんなの合唱で配信中ですので、ぜひチェックしてみてください!)。果てしなく蒼く暗い大宇宙といっぴき(「ひとり」)の蛙という、草野心平さんの真骨頂とも言える世界観がとても魅力的です。
同じく2007年大会の職場団体は、先週も2008年大会の演奏をお届けしましたが、これもやはり「エレミアの哀歌」(アントワーヌ・ブリュメル作曲)でした。色々な作曲家による「エレミアの哀歌」をとりあげてコンクールに臨む姿勢には、心意気を感じます!
続きを読む "【新着情報 2010.11.12】 シェーンベルク「6つの歌」「地には平和を」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会から"
2010 11 12 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年10月15日
【新着情報 2010.10.15】 女声合唱による「夕焼小焼」「紅葉」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はまず女声合唱から。童謡の名曲「夕焼小焼」と「紅葉」を、飯沼信義さんの編曲でお送りします。
明治から大正にかけて発表されたこの2曲は、おそらくほとんどの方がよくご存知だと思います。飯沼さんの美しいピアノと合唱アレンジは、情緒豊かな日本の風景が目の前に広がるような原曲の素晴らしさを、さらに引き立たせてくれます。懐かしい気分に浸るのにも、新鮮な感動を味わうのにもピッタリの2曲、カラピアノも合わせてじっくりお楽しみください。
続いては先週もご紹介したヴェルディの作品を。まずは大人気「レクイエム」から、第1曲目「入祭唱(レクイエムとキリエ)」です。「入祭唱」ではそのミサの内容が告げられます。レクイエムは主に亡くなった人のために挙げるミサで、この「入祭唱」の冒頭の「レクイエム・エテルナム(永遠の安息を)」をとって、一般にこのミサ曲を「レクイエム」と呼んでいます。さめざめと泣いているような弦楽器の中を、静かに合唱が歌い始める曲の冒頭は、琴線を乱しまくります。後半の「キリエ」は通常のミサと同じ内容(通常文)。独唱者による四重唱に合唱が加わって高らかな歌声が響き渡ったあと、穏やかな表情で曲は終わります。この直後に来るのが有名な「怒りの日」。この急転直下のドラマチックな展開は、ぜひ続けて聴いてみてください!
またオペラ作品からも数曲。「椿姫」はすでに配信中の「乾杯の歌」が有名ですが、今回新着の2曲も1度聴いたら忘れられないキャッチーさです。「エルナーニ」は、「レ・ミゼラブル」で知られるフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーが若い頃に書いた戯曲を元にした作品。国王への謀反を企てる一団が歌う「いま一度目覚めるのだ、カスティーリアの獅子よ」は、勇壮なリズムの男声合唱です。
そして最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会から。
1985年・第38回大会の「Missa Simplex」は、オランダの作曲家ヘンドリク・アンドリーセンの1928年作曲の作品。各パートのラインはすっきりしていて、全体もとても引き締まった印象の曲(そして演奏)です。この団体は共学化して学校名が変わりましたが、現在もコンクールで活躍中です。
2007年の千原英喜作曲「猿楽談義《翁》」は能を素材にした作品です。「タブロー」というのは絵画作品のことで、その名のとおり独特の語り口調や楽器の音の模倣などがちりばめられて、1枚の絵を見ているようです。
2008年の「カオヤイの歌う猿たち」は全編サルの鳴き声で綴られた楽しく幻想的な曲。カオヤイはタイにある広大な森林地帯で、世界遺産にも登録されています。大人数の男声合唱が織りなす声のシンフォニー、一度聴き始めればそこはもう熱帯のジャングル!
続きを読む "【新着情報 2010.10.15】 女声合唱による「夕焼小焼」「紅葉」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会ほか"
2010 10 15 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年10月08日
【新着情報 2010.10.8】 ヴェルディ・オペラの合唱曲 &全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は、10月10日にお誕生日を迎える、イタリアを代表するオペラ作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の作品をお届けします。祖国イタリアはもちろん、世界中で愛されているヴェルディのオペラ。「行け我が思いよ、黄金の翼にのって」(ナブッコ)や「乾杯の歌」(椿姫)をはじめとする数多くの有名なフレーズは、オペラはよく知らないという方も、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ストーリーは恋愛ものから壮大な大河ドラマなどさまざまですが、やっぱり魅力は耳をわしづかみにするような(?)ドラマチックなメロディーの数々。ヴェルディが活躍した頃はちょうどイタリアの統一運動が盛り上がりを見せている頃で、愛国的な内容も含む作品が熱烈に受け入れられたのもうなづけます。
またイタリア語は母音が明るく発音も明快で、イタリアと聞いてイメージする陽気で情熱的なイメージにピッタリ。ヴェルディの作品でもそれが存分に活かされて、輝かしい響きに溢れています。テンションを上げたい方はゼヒ!(ただし歌の内容は実は重かった、ということもありますのでご注意を...!?)
続いては先週からスタートしました、過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏のご紹介。今回は1981年(昭和56年)の懐かしい演奏も登場です!
パレストリーナの「Conditor alme siderum」は、キリスト教の暦の中の色々な日に歌う45曲の賛歌を集めた「Hymni totius anni」からの1曲。重厚な歌声は時代を感じさせますが、体の内側から揺さぶられるような感動は、やはりこの歌声ならではです。
2006年の「再生」は、先週もご紹介した瑞慶覧尚子さんの作品の中の1曲。前回の曲と同様、やさしさと幻想的な美しさとがそっと語りかけてくるような、なんとも言えないたたずまいの小品です。
2008年の「贈り物」「人生が1時間だとしたら」も、穏やかな空気が漂う作品。子供や若い人のための曲をたくさん書いている横山潤子さんの作曲です。親しみやすいメロディーと、ちょっとひねったフックの絶妙のバランスは、横山さんならでは。
同じく2008年の、ドヴォルジャーク作曲「ミサ曲ニ長調」は、元はオルガンを伴ったミサ曲で、後にオーケストラも加えられました。オーケストラつきの「Gloria」もとても壮大なスケール感ながら、ピアノ伴奏でもその高らかな賛歌の響きは変わりません。若々しさとパワーをあわせ持つ、大学生ならではの爽快な演奏です。
続きを読む "【新着情報 2010.10.8】 ヴェルディ・オペラの合唱曲 &全日本合唱コンクール全国大会から"
2010 10 08 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年04月16日
【新着情報 2010.4.16】 「あわて床屋」「この道」「東海の」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週もまずは、ソプラノ独唱による日本の歌曲からご紹介します。
最初の3曲は、北原白秋&山田耕筰のコンビによる作品です。二人は大正末期に雑誌「詩と音楽」を創刊するなど精力的に創作活動を行ない、今も歌い継がれるたくさんの名作を残しました。今回は、すでに混声版・同声版で配信中の「この道」や混声版で配信中の「かやの木山の」に加え、ユーモラスな歌詞が楽しい「あわて床屋」が初登場です!
続いての4曲は先週もご紹介した清瀬保二が、歌人・石川啄木の歌に作曲した作品。24歳のときに出した歌集「一握の砂」に収められた歌を中心に、「われ泣きぬれて蟹とたはむる」で知られる「東海の」ほか、31文字に込められたしみじみとした想いが歌われます。ハープのみの静かな伴奏と独唱は、この雰囲気にピッタリです。
「カルミナ・ブラーナ」からもさらに新着。第3部「愛の誘い」からの5曲です。第3部はサブタイトルどおり、男女の愛(しかも熱烈な)を歌った曲がつまっています。「とても、いとしい方」以外の4曲はリズムも激しめで、静かに寄せる想いという感じではなく、かなりストレートです。
少年少女合唱からも楽しい3曲が登場。素直なメロディーで、ほのぼの&元気な気分になりたい方にオススメです!
続きを読む "【新着情報 2010.4.16】 「あわて床屋」「この道」「東海の」ほか"
2010 04 16 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年04月09日
【新着情報 2010.4.9】 「朧月夜」「一週間」「ピチカートポルカ」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は、日本の名歌曲の数々からご紹介です。
「平城山」(「ならやま」と読みます)は、「とんぼのめがね」等で知られる平井康三郎作曲。奈良の平城山にある盤之媛命陵(いわのひめりょう)をテーマに、作曲者と同じく高知県出身の詩人・北見志保子が詠んだ句に曲がつけられています。ちなみに「盤之媛」は仁徳天皇の奥さんです。「ゆりかご」も同じく平井康三郎の作曲です。草川信作曲の「ゆりかごの歌」も有名ですが、こちらもとっても穏やかで優しい歌です。「笛」は大正から昭和にかけて活躍した詩人・竹友藻風の詩に、昭和前期の作曲家・清瀬保二が作曲した、みやびな香りのする小曲。「朧月夜」(おぼろづきよ)は皆さんおなじみですね。春の柔らかな空気まで伝わってきそうな、まさに名曲です。演奏はいずれもソプラノの独唱と、フルート・ハープの伴奏で。横笛と琴のイメージですが、西洋楽器の音色が、明治以降に発展してきた日本歌曲のつくりにもよくマッチして、なんともいえない風情です。
続いては先週に引き続き、「カルミナ・ブラーナ」から。「酒場で」からの2曲はバリトン独唱・男声合唱と男臭さ満載。一方「愛の誘い」からの3曲はソプラノ独唱や少年合唱が活躍します。「少女が立っていた」はスペイン民謡風のちょっと妖しげな雰囲気が印象的。「昼間も夜も、何もかもが」はバリトンの独唱曲ですが、低域からファルセットを使った高域まで、さまざまな声色を駆使した、これまた独特の雰囲気をかもし出しています。
最後は少年少女合唱から。「楽しいショティッシュ」は、フォークダンスのリズムに思わず体が動き出します。「ピチカートポルカ」では弦楽器のピチカート(弦を指ではじく演奏法)で演奏される原曲を声で再現。ヴァイオリンは人間の声に近い響きとよく言われますが、少年少女合唱の歌声はまさにピチカートの音色そのものです。
ほかにも「テュリャテュリャ...」でおなじみの「一週間」や、ミュージカル「オリバー!」の中の「オリバーのマーチ」など、楽しい曲がいっぱいです!
続きを読む "【新着情報 2010.4.9】 「朧月夜」「一週間」「ピチカートポルカ」ほか"
2010 04 09 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年04月02日
【新着情報 2010.4.2】「カルミナ・ブラーナ」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
配信中の「おお、運命の女神よ」他が人気の「カルミナ・ブラーナ」。今週から、その「カルミナ・ブラーナ」からさらにいろんな曲をご紹介していきます。
「カルミナ・ブラーナ」は修道院で見つかった古い詩歌の数々に、ドイツの作曲家、カール・オルフが曲をつけた「世俗カンタータ」です。いちばん有名な「おお、運命の女神よ」がとても重厚&勇壮な曲なので、どんな重たい物語?と思うかもしれませんが、実はお酒や男女の愛と性を歌ったまさに「世俗」的な内容。この一連の歌の最初と最後に全く同じ「おお、運命の女神よ」が置かれることで、繰り返される運命の輪に支配された人間の姿を描いている、とのこと。言葉は古いラテン語や古いドイツ語で、メロディーやリズムもどこか古い聖歌のようであったり、民謡のようであったりと、独特の雰囲気が漂っています。
「春の愉しい面ざしが」はうれしい春の到来を歌った内容ですが、メロディーは低い音からのユニゾンで始まって何やらおどろおどろしい感じ。続くバリトン独唱の「万物を太陽は整えおさめる」も哀調を帯びたメロディーで静かに歌われます。「見よ、今や愉しい」ではムードが一転、春の喜びと開放感が爆発します。
「小間物屋さん、色紅を下さい」では牧歌的な楽しい雰囲気に。「円舞曲」は激しい踊りの部分と穏やかな愛のささやきの部分のコントラストが印象的です。高らかなラッパの音とともに始まる「たとえこの世界がみな」は壮麗な曲ながら、「イングランドの王妃様を自分のものにしたい!!」と直球な気持ちを歌っています。
色々なタイプの歌がつまった「カルミナ・ブラーナ」、ぜひお楽しみください!
そして今週も、少年少女合唱の歌声の数々をお届け。新しい季節の始まりにもピッタリな、元気いっぱい・希望いっぱいの曲をお送りします!
続きを読む "【新着情報 2010.4.2】「カルミナ・ブラーナ」ほか"
2010 04 02 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2010年02月19日
【新着情報 2010.2.19】 「名前は祈り」「素直なままに」「いった あんま まーかいが」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初はクラス合唱にもオススメの曲からご紹介です。
「名前は祈り」は同声合唱曲。コンクールなどでもおなじみの山本純ノ介さんの作品です。二部合唱ですが、ドラマチックで感動的な世界が広がる、演奏効果も抜群の曲です。
「素直なままに」は混声合唱曲。こちらもおなじみ、大熊崇子さんの作品です。ポップな印象の爽やかな曲で、それぞれのパートに聴かせどころも。
「いった あんま まーかいが」は、「べーべーぬくさ」「じんじん」「やんぱーらーがいっちゃんど」の3曲の沖縄のわらべうたが登場する、南の島の雰囲気満載の女声合唱曲。「蒼鷺」が人気の長谷部匡俊さんの作品です。
どれも挑戦しがいのある曲で、バッチリ決まれば盛り上がること間違いなし!ぜひ聴いてみてください。
続いてはフィンランドの歌声、タピオラ少年少女合唱団の演奏から。フィンランド語にはドイツ語のウムラウトによく似た母音があるほか、「ウ」の母音が深く、これらが何ともいえない美しい響きを生み出しています。フィンランドの作曲家、サッリネンとヴェッスマンの作品は、どちらもその響きが存分に堪能できます。モーツァルトの「魔笛」からの1曲も、透明感あふれる歌声がとても魅力的な演奏です。
最後はフランス古典歌曲から、16世紀の様々な作曲家の作品を。このうち「彼は素晴らしい仲間」は、「うちの亭主はお人よし」というタイトルでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。コロコロと飛び出す歌詞が心地よい、軽快な曲です。
続きを読む "【新着情報 2010.2.19】 「名前は祈り」「素直なままに」「いった あんま まーかいが」ほか"
2010 02 19 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2009年10月23日
【新着情報 2009.10.23】 モーツァルト「戴冠式ミサ」・ウォルトン「ベルシャザルの饗宴」
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は、壮麗なオーケストラの加わった合唱曲のご紹介!
最初はモーツァルト作曲の「戴冠式ミサ」です。ローマ皇帝の戴冠式で演奏されてからこの名前が定着したとか諸説あるようですが、ミサにしてはずいぶんと明るく活発な曲。キリエ(憐れみたまえ)まで何やら楽しげに聴こえてしまいます。独唱も随所で大活躍、オペラのアリアのようなメロディーが次々に歌われます。華麗なモーツァルト節が満載の逸品、「ミサはちょっと...」という方もぜひお試しを!
モーツァルト作品は他にも2曲ご用意。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はピアノ伴奏の混声・同声で配信中ですが、やっぱりオーケストラ伴奏も外せませんね。
もう1作品、ウィリアム・ウォルトンの「ベルシャザルの饗宴」は、旧約聖書を題材にした物語形式の「オラトリオ」です。エルサレムからユダヤ人たちを捕虜として連行したバビロニア王ベルシャザルは、贅沢に溺れてユダヤの神をも冒涜。ある日、宴の席に人間の指が現われて、お前は王にふさわしくない、という神のお告げを壁に書く。その夜、王は殺され、開放されたユダヤ人たちが喜びを爆発させる...というのが大まかなストーリー。オーケストラに吹奏楽団、八部の混声合唱にバリトン独唱という大編成が、熱狂的な轟音をたたみかけてきます。スペクタクル巨編そのもののこの作品、ストレス解消にもぜひ??
続きを読む "【新着情報 2009.10.23】 モーツァルト「戴冠式ミサ」・ウォルトン「ベルシャザルの饗宴」"
2009 10 23 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2009年10月02日
【新着情報 2009.10.2】 オペラ名曲集&少年少女合唱曲から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はオペラの名曲から。ワーグナーの「タンホイザー」は中世ドイツの騎士たちの歌合戦を舞台にしたドラマです。「入場の行進曲」は歌合戦会場に騎士や貴婦人達が入場してくるときに歌われる、とても華やかな曲です。「ルサルカ」はドヴォルジャーク晩年の作品。精霊と人間の悲恋物語で、主人公の精霊ルサルカが人間の王子を想って歌う切なくも美しい曲が「月に寄せる歌」です。「真珠採り」は「カルメン」のビゼーの出世作で、こちらは人間の男女の三角関係。「聖なる寺院の奥深く」はかつての恋敵同士が改めて友情を誓い合う場面ですが、この後、尼僧になった想い人が現われて大変なことに...ギリシャ神話が元になっているグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」は、亡くした妻を黄泉の国から連れて帰ることを許されるが、その道中は決して妻のほうを振り返ってはならない...という有名なお話です。「われエウリディーチェを失えり」を歌うオルフェオは男性ですが、美声の竪琴弾きということで元々はカストラートが歌うことになっていました。ということで現在は女性が歌いことが多いようです。
また少年少女合唱曲からは、秋をテーマにした曲のほか、楽しい曲・素敵な曲の数々をご用意しました。こちらもどうぞお楽しみください!
続きを読む "【新着情報 2009.10.2】 オペラ名曲集&少年少女合唱曲から"
2009 10 02 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2009年03月06日
【新着情報 2009.3.6】 ロンバーグ名曲集...「学生王子」 ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はアメリカの作曲家、シグマンド・ロンバーグ(1887-1951)によるオペレッタの名曲の数々をお届けします。
「オペレッタ」は規模の小さいオペラとか、オペラチックなミュージカルなどに使われている呼び名で、深刻な内容のものよりは素直に楽しめるストーリーやメロディーの作品が多いようです。特にウィーンで盛んに作られたこともあって、オペレッタの名曲の中にはウィンナ・ワルツをはじめロマンチックな旋律がたくさん出てきます。ハンガリー生まれで若い頃にウィーンで作曲の勉強をしていたロンバーグにとっても、とても親しみのある音楽。彼の作品の多くにも、ウィーンの華麗なムードが漂っています。
若きシューベルトのロマンスを描き、その旋律もところどころに顔を出す「ブロッサム・タイム」。ドイツの戯曲を元にした「学生王子」は、大学で勉強することになった公国の王子の、恋と友情にあふれた学生生活の物語です。「輝ける日々(Golden Days)」の冒頭に出てくる歌「ガウデアムス」はヨーロッパの古い学生歌で、愛唱曲として親しんでいる方も多いかも知れません。モロッコを舞台にした「砂漠の歌」では、駐屯するフランス兵とその横暴に反発する現地の民族、といったシリアスな物語が展開しながらも、甘いメロディーもタップリ堪能できます。
映画化された作品も多く、さらに今回お届けする演奏は作曲者本人の指揮によるもの!往年のファンの方にはおなじみのロバート・ショウ合唱団も素晴らしい歌声を聞かせてくれます。古い録音でややお聞き苦しいところもありますが、ゼヒ雰囲気満点の演奏をお楽しみください。
また先週に引き続き、2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会の演奏からも新着。こちらも要チェックです!
続きを読む "【新着情報 2009.3.6】 ロンバーグ名曲集...「学生王子」 ほか"
2009 03 06 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2008年12月12日
【新着情報 2008.12.12】 バッハ「クリスマス・オラトリオ」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週もクリスマス・スペシャル!J.S.バッハの大作「クリスマス・オラトリオ」をお届けします。全6部64曲から成るこの一大巨編、本来の上演形式は、12月25日のクリスマスに第1部を上演するのを皮切りに、約2週間のあいだに6回ある祝祭日にそれぞれ1日1部ずつ上演する、という大掛かりなものです。
「オラトリオ」というのは主に聖書から題材をとった物語を合唱や独唱で描いていく宗教曲の形式で、「レチタティーヴォ」という「語り」的な部分と、感情タップリの「アリア」、そして合唱などが次々と登場します。(演技はしませんが、オペラとよく似ていますね)「クリスマス・オラトリオ」では、エヴァンジェリスト(福音史家)という人が司会進行のような役割をして、独唱がレチタティーヴォで状況を説明した後にアリアや合唱、というパターンが繰り返されますが、今回はこの中から合唱を中心に、アリアもいくつかピックアップしてみました。(※第1曲の合唱は、演奏時間の関係上後半の繰返し部分をカットした抜粋版となっています)同じくバッハの曲からさらに2曲ご用意しましたので、あわせて聴いてみてください。
また今週も、おなじみ「きよしこの夜」のドイツ語版(こっちがオリジナルなのです)をはじめ、クリスマスにまつわるいろんな曲が登場!今回は厳かな雰囲気のものをメインにチョイスしました。静かに迎えるクリスマスをイメージしながらどうぞ...
続きを読む "【新着情報 2008.12.12】 バッハ「クリスマス・オラトリオ」ほか "
2008 12 12 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2008年08月29日
新着2008.8.29 [オペラ名曲集 & シューマン合唱曲集「ロマンス」]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は今月1日に引き続き、オペラの名曲をピックアップ!
今回も「これは聞いたことある!」という曲がきっとあるはず。「椿姫」の「乾杯の歌」や、「リゴレット」の「風の中の羽のように」などは、皆さんご存知の名曲ですね。「タンホイザー」の「巡礼の合唱」のメロディーもよく知られています。コマーシャルなどでオーケストラ演奏がよく使われますが、合唱では男声合唱の高音域でのユニゾンがとても盛り上がる曲です。「道化師」の「衣装をつけろ」は、映画「アンタッチャブル」('87:米)にも登場。ほとんど泣きながら、といった感じで歌われることの多いこの曲、映画の中でもアル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)がこれを聴いて号泣してました。
さらに今週は、「流浪の民」でおなじみ、ドイツの作曲家ロベルト・シューマンの女声合唱曲集「ロマンス 第1集・第2集」をお送りします。
「ロマンス」というのは恋愛モノに限らず、叙情的なメロディーの音楽全般のタイトルに使われますが、今回お送りする曲も、少しかげりを帯びた何ともいえない美しさが満載!このうち、ロマンス第2集「Der Wassermann」は、今年の全日本合唱コンクールの課題曲になっています。水の精にみそめられた美しい娘が、川底深く連れ去られてしまうという、かなり怖いお話。ちょっと流浪の民チックなフレーズも出てきます。女声の方に限らず、ぜひチェックしてみてください!
続きを読む "新着2008.8.29 [オペラ名曲集 & シューマン合唱曲集「ロマンス」]"
2008 08 29 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2008年08月01日
新着2008.8.1[オペラ名曲集 -合唱・アリアの数々-]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週はオペラの世界へ皆様をご案内いたします!
CMに映画にドラマ、それに間もなく始まるオリンピックなどでも、オペラの曲は耳にすることが多いと思います。「オペラなんて観たことないし...」という方も、きっと聴いたことのある曲があるはず。
聴いているだけで楽しくなってくる「セヴィリャの理髪師」の「わたしは町の何でも屋」、超絶技巧に聴き惚れてしまう「魔笛」の「夜の女王のアリア」、思わず体が動き出す「カルメン」の「闘牛士の歌」などなど、どれもおススメの曲ばかりです!
今年は、今週お届けする作曲家のうちロッシーニが没後140年、ビゼーが生誕170年、プッチーニが生誕150年と、メモリアルイヤーも目白押しで、演奏の機会も増えています。来週8月8日(金)・9日(土)には、ブログでおなじみの青島広志氏が演出・指揮・ピアノを務める「蝶々さん海をわたる」が東京・渋谷で開催。こちらも要チェックです!
※ブログ「週刊ブルーアイランド」ではこの公演のストーリーをちょこっと紹介。是非ご覧ください!
・青島広志氏ホームページ 演奏会案内
・渋谷C.C.Lemonホール ホームページ
続きを読む "新着2008.8.1[オペラ名曲集 -合唱・アリアの数々-]"
2008 08 01 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2008年06月27日
新着2008.6.27 [赤軍合唱団 & 2007年全日本コンクール中学同声]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週はまず、赤軍合唱団によるロシアの歌の数々を。
ブラスバンドとともに合唱団を擁する軍隊は世界に数多くあり、豪快な歌声を聞かせてくれます。中でも旧ソヴィエト軍に所属する合唱団として設立された赤軍合唱団は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。ロシア人には素晴らしい(凄まじい?)低音を持った人も多く、まさに圧倒的な迫力です。
「ポリュシュカ・ポーレ」は10年前にテレビドラマでも使用されましたが、元々はロシア革命後の内戦を題材とした戦いの歌。「ヴォルガの舟歌」や「黒い瞳」も歌声喫茶の世代の皆さんにはおなじみですね。「トロイカ」は有名なアノ曲(同声合唱で配信中です)とは違う曲なのでご注意を。こちらはテノールソロが切々と歌うとても魅力的な曲で、おススメです!
怒涛の歌声がぴったりの兵士の歌から、一転甘美な雰囲気満点の民謡や愛の歌まで、どうぞ心ゆくまでお楽しみください!
そして2007年全日本合唱コンクール、今週は中学校同声合唱の部の演奏から。いずれも「同声」の名にふさわしい、澄んだ美しいハーモニーに満ちています。コンクールでも長年人気を博している「Magos a rutafa(ヘンルーダの花が咲いたら)」も登場。また、今大会最小の10名で出場の団体も大健闘です!
ロシアの熱い歌声でヒートアップした後は、中学生の涼やかな歌声でクールダウンを!?
続きを読む "新着2008.6.27 [赤軍合唱団 & 2007年全日本コンクール中学同声]"
2008 06 27 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2008年04月25日
新着2008.4.25[2007年全日本コンクール&映画「名探偵コナン」登場曲]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
長らくお待たせいたしました!いよいよ、昨年行なわれた第60回全日本合唱コンクール全国大会の演奏、配信開始です!
まずは中学生の混声合唱と、32人以下の小編成、高校Aグループの演奏をお楽しみください。来週からも全国大会の演奏が続々登場しますので、どうぞお楽しみに!
さらに今週はもうひとつ、4/19から公開されているアニメ映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」に登場する曲をピックアップしました。毎年ゴールデンウィークに爆発的なヒットを飛ばしているこのシリーズ、今年のテーマは「音楽」ということで、有名なクラシック曲が続々登場します。
今回お届けするのは映画で実際に使われている音源ではありませんが、映画の予習にもぜひ。静かに歌われることの多い「アメイジング・グレイス」も、魂揺さぶられる感動の演奏で必聴です!
続きを読む "新着2008.4.25[2007年全日本コンクール&映画「名探偵コナン」登場曲]"
2008 04 25 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2007年12月27日
新着2007.12.27[水のいのち・第九…]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今年も残すところ後わずかとなりました。
「みんなの合唱」をご愛顧くださった皆様に、心よりお礼申し上げます。
今後もますます充実したサイトにしてまいりますので、新年もどうぞよろしくお願いいたします。
と、いうことで…
今週は年末年始スペシャル!大人気曲・超有名曲の数々をお送りします。
まずは、不朽の名曲「水のいのち」。
雨となって空から生まれ、川となって海へ注ぎ、また空へのぼっていく物語...なのですが、その中には人間の姿・心が投影されています。
今回お送りするのは、作曲者・高田三郎氏が晩年に自ら指揮をした演奏で、詩への思いが全編にわたってあふれ出す熱演です。
続いては年末の定番曲、ベートーヴェン作曲の「第九」こと、交響曲第九番「合唱付き」の第4楽章。
配信の制約上、一部を抜粋した形でのお届けとなりますが、「歓喜の歌」ももちろん入っていますので、ぜひ年末気分(?)を盛り上げてください!
さらに皆さんからたくさんリクエストを頂いている、「空駆ける天馬」「海・風・光」「蒼鷺」などの定番曲もUP!これらの曲は教育芸術社から楽譜・CDも発売されていますので、こちらも要チェックです!
・「風の軌跡」(「流れゆく川」「空駆ける天馬」収録)
楽譜/CD
・「Harmony Road」(「Song is my soul」「思い出は空に」「海・風・光」「蒼鷺」収録)
楽譜/CD
年末年始も、「みんなの合唱」でたっぷりとお楽しみください。
なお、来週の更新は1週お休みさせて頂きます。
新年の更新再開は1月第2週となります。お楽しみに!
皆様どうぞ良いお年を!
続きを読む "新着2007.12.27[水のいのち・第九…]"
2007 12 27 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2007年07月06日
新着2007.7.6[合唱付管弦楽]
♪イギリスの海の歌による幻想曲
演:リーズ・フェスティヴァル・コーラス 曲:サー・ヘンリー・ウッド
♪我喜べり
演:リーズ・フェスティヴァル・コーラス 曲:サー・チャールズ・ヒューバート・パリー
♪行進曲「威風堂々」作品39より第1番ニ長調
演:リーズ・フェスティヴァル・コーラス 曲:エドワード・エルガー
2007 07 06 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2007年06月26日
モツレクアップ!
[更新情報 オペラ、管弦楽 2007.6.26]
モーツァルト レクイエム配信開始!
♪レクイエム ニ短調 K626(ジュスマイヤー版)
演:スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団 曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
2007 06 26 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2007年06月14日
オペラ・管弦楽&週刊ブルーアイランド第3話をアップしました!
6/14 NEW 週刊ブルーアイランド第3話をアップ!
オペラ・管弦楽にエルザ 第2幕、ヘンデル ジョージ2世の戴冠式アンセム....up
イェルサレム
演:リーズ・フェスティヴァル・コーラス 曲:ヒューバート・パリー
エルザの大聖堂への行列(歌劇「ローエングリン」第2幕より婚礼の合唱「真心こめてご先導いたします」)
演:スウェーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 曲:リヒャルト・ヴァーグナー
ジョージ2世の戴冠式アンセム
演:タリス室内合唱団 曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
歌劇「アイーダ」
演:RTEフィルハーモニック合唱団 曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
歌劇「トロヴァトーレ」
演:スロヴァキアフィルハーモニー合唱団 曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
歌劇「ナブッコ」
演:スロヴァキアフィルハーモニー合唱団 曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕より「徒弟たちの踊りと親方達の入場」
演:ヨーラン・エリアーソン(T) 曲:リヒャルト・ヴァーグナー
2007 06 14 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
2007年06月01日
6月配信の主なコンテンツ♪
[オペラ・合唱付き管弦楽]
歌劇「トゥーランドット」
カルミナ・ブラーナ
レクイエム(ヴェルディ)
2007 06 01 | この記事へのリンク
| トラックバック (0)
|
Copyright (C) 2007 TOMO MUSIC, INC. All Rights Reserved.