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2011年12月21日

【更新情報 2011.12.21】
モーツァルトのオペラから「フィガロの結婚」「魔笛」
/モンテヴェルディのマドリガーレ集から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週も先週に続き、モーツァルトのオペラの名曲をお送りします。
 「フィガロの結婚」は前回の「ドン・ジョヴァンニ」の前年、30歳のときに初演されました。原作は劇作家ボーマルシェの戯曲で、オペラと同じ年に舞台も初演されています。主人公の何でも屋フィガロが活躍する戯曲はこの前にも1作、この続きにも1作の合計3作あって、1作目の「セビリアの理髪師」はイタリアの作曲家ロッシーニのオペラでも有名です。今回お届けする曲の中でも特によく知られている「恋とはどんなものかしら」を歌うのはメゾ・ソプラノですが、実は少年役。オペラではこうした女性が演じる男性を「ズボン役」といいます。
 「魔笛」はモーツァルトが35歳で亡くなる直前に初演されたオペラ。モーツァルトのオペラの中で最後の、そしてとりわけ人気の高い作品です。多くの作品が当時大きな影響力を持っていたイタリア語のオペラとして書かれましたが、「魔笛」はドイツ語の作品。また歌だけではなく、セリフも交えたスタイルも特徴です。台本を手がけた歌手のエマヌエル・シカネーダーが、自分が演じる役として登場させたパパゲーノは、ほとんど主役と言ってもいいほどの人気キャラクター。ソロの「娘か女か」や、恋人パパゲーナとのデュエット「パ-パ-パ」の楽しいメロディーは、どこかで一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?
 先週の2作品とあわせて今回も、心地よく耳にすべり込んでくる旋律をタップリご堪能ください!

 そして3回にわたってお送りしてきたモンテヴェルディのマドリガーレ集第4巻から。今回も巧みに築かれたアンサンブルの中に、様々な感情の揺れ動きを織り込んだ、魅惑のサウンドが満載です!

 さて少し早いですが、今年の更新は今日が最後になります。今月お送りしてきたオペラの名曲や特集「クリスマスの歌」で、どうぞ楽しい年末年始をお過ごしください!

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モーツァルトのオペラから「フィガロの結婚」「魔笛」
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2011年12月16日

【更新情報 2011.12.16】
モーツァルトのオペラから「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」
/北欧の国ぐにのクリスマス・キャロル

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 プッチーニ、ヴェルディとお送りしてきたオペラ名曲集、今週と来週はお待ちかね、モーツァルトの登場です!
 今月5日に没後220年となったヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)は、35年の短い生涯のうちにあらゆるジャンルの作品を残しました。声楽曲では「レクイエム」や先月ご紹介した「大ミサ曲」などの宗教作品と並び、多くの方に親しまれ愛されているのがオペラ作品です。
 「ドン・ジョヴァンニ」は31歳のときの作品。スペインに伝わる伝説上の人物の物語が元になっています。主人公のドン・ジョヴァンニは大変な好色男で、その凄まじさが従者レポレッロの「カタログの歌」で歌われます。「カタログ」とは他ならぬ、ドン・ジョヴァンニがこれまでもてあそんできた女性の記録。いろんな国で何百人という女性を誘惑し、スペインでは何と千人以上...しかし最後には、娘を守ろうとして彼に殺された騎士長の亡霊に、地獄に引きずり込まれてしまいます。
 一方の「コシ・ファン・トゥッテ」は、34歳になる直前に初演された作品です。「ドン・ジョヴァンニ」よりはソフトなお話ですが、こちらもなかなかのクセモノ。二人の青年が自分たちの恋人である姉妹の貞節を証明するために、外国人に変装して姉妹に言い寄ります。最初は拒絶していた姉妹ですが、やがて青年たちにほだされ、しかもあろうことか本来の恋人とは反対のほうを選んでしまいます。いよいよ結婚式という段になってネタばらし、大団円、というストーリーなのですが、これは後々かなり気まずいのでは...ちなみにタイトルの「コシ・ファン・トゥッテ」とは、「女性はみんなこういうものだ」という意味です(!)。
 なかなかにドロドロな色恋のお話を、さわやかで優雅なサウンドでくるんでしまうモーツァルト・マジック。どうぞお楽しみください!

 そして先週に続き、北欧の国ぐにのクリスマス・キャロルをお届けします。
 スウェーデンの曲は、曲調はそれぞれに違うものの輝きのある旋律が印象的。ノルウェーの曲は流れるようななめらかさに心安らぎます。フィンランドの曲は、他の国々の言葉とは違うとってもやわらかな音色が、優しく包んでくれるようです。
 よく知られている定番曲以外にもたくさんあるクリスマスの名曲、皆さんも探してみてください♪

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モーツァルトのオペラから「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」
/北欧の国ぐにのクリスマス・キャロル"

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2011年12月09日

【更新情報 2011.12.9】
「トロヴァトーレ」「椿姫」...ヴェルディ・オペラ名曲集
/デンマークのクリスマス・キャロル

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は、ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)のオペラ作品からのご紹介です。
 母国イタリアのみならず、世界中でも最も人気の高いオペラ作曲家のひとりとしてその名を知られるヴェルディ。先日ご紹介したプッチーニとはまた一味違って、熱く血がたぎるようなサウンドが満載です。
 力強くもロマンチックなテノールのアリア「清きアイーダ」(「アイーダ」から)や、抑えきれない胸のときめきがそのまま歌になったようなソプラノの「花から花へ」(「椿姫」から)。同じくソプラノの「静かな夜だった」や「恋は薔薇色の翼に乗って」(「トロヴァトーレ」から)では、ダイナミックな感情の揺れ動きに心を奪われます。またバリトンの「プロヴァンスの海と陸」(「椿姫」から)は、父親の優しさと悲しさが入り混じった何とも言えない旋律が魅力。
 すでに配信中のほかの曲も合わせて、ぜひヴェルディのドラマチックな世界をご堪能ください!

 続いてはあと半月に迫ったクリスマスにまつわる歌を。今回お送りするのは、北欧デンマークの美しいクリスマス・キャロルの数々です。
 どの曲もシンプルなメロディーと構成ですが、ふわっとした音の跳躍が、包み込むようなおおらかさを持っていて、暖かい気分になります。「幼きイエスはかいば桶に横たわり」はデンマークを代表する童話作家、アンデルセンの詩によるもの。作曲者のゲーゼも、近代デンマークの音楽史に大きな足跡を残した人です。
 また特集「クリスマスの歌」では、ほかにも北欧諸国のクリスマスの歌をピックアップしています。厳しい冬の寒さの中に流れる心暖まるメロディー...ぜひチェックしてみてください。

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「トロヴァトーレ」「椿姫」...ヴェルディ・オペラ名曲集
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2011年12月02日

【更新情報 2011.12.2】マーラー「亡き子をしのぶ歌」
/モンテヴェルディのマドリガーレ集から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はグスタフ・マーラー(1860-1911)の歌曲「亡き子をしのぶ歌」をお送りします。
 7月にも「さすらう若人の歌」でご紹介したマーラーは今年で没後100年。熱心なファンも多く、世界中や日本でもたくさんの記念コンサートが開かれました。
 「亡き子をしのぶ歌」は、ドイツの詩人フリードリヒ・リュッケルト(1788-1866)の詩に作曲されています。マーラーがこの曲を作曲した年齢とほぼ同じ40代半ば、リュッケルトは相次いで二人の子供を亡くしました。このとき書かれた詩は、受け入れがたい悲しみと、天上で安らかでいてほしいという願いに満ちています。
 曲もその心を写し取って、暗く沈痛な音と優しい音との間を揺れ動きます。そして終曲では激しい嵐の描写が去った後、穏やかで暖かな表情で、あの子たちはきっと神様のもとで静かに暮らしているのだ、と締めくくられます。
 独唱は「さすらう若人の歌」に続き、ドイツの名歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)。ドラマチックにはなり過ぎず、それでも詩人の悲しみが直接胸に刺さるような、素晴らしい演奏です。同じくドイツの名匠ルドルフ・ケンペが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の充実した音色もあわせて、ぜひお聴きください。

 続いてはクラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレを。先月に続いて、マドリガーレ集第4巻からお届けします。
 切々と歌い上げる曲や軽快な曲など様々な曲がありますが、どれもその豊かな表情が耳をとりこにする曲ばかりです。
 前回も含め多くの曲でその詩が作曲されているジョヴァンニ・バッティスタ・グァリーニ(1538-1612)は、イタリアでとても活躍した詩人。モンテヴェルディを始め多くの作曲家たちによる歌が生み出されました。

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/モンテヴェルディのマドリガーレ集から"

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2011年11月25日

【更新情報 2011.11.25】
「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」...プッチーニ・オペラ名曲集
/モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)のオペラ作品の数々をお届けします。
 プッチーニは器楽曲や歌曲も作曲していますが、やはり圧倒的な人気を誇るのはオペラ作品。すでにみんなの合唱で配信中の「ある晴れた日に」(蝶々夫人)や「誰も寝てはならぬ」(トゥーランドット)など、とにかく美しく、しかもドラマの世界にあっという間に感情移入してしまうそのメロディーは、オペラにあまり興味のない人でも魅了してしまう力を持っています。
 今回は出世作「マノン・レスコー」から、「外套」「ジャンニ・スキッキ」と合わせて「三部作」として知られる晩年の作品「修道女アンジェリカ」まで、6作品の中から様々な名曲をお送りします。愛や悲劇を切々と歌い上げるアリアはもちろん、優しく幻想的な夜の光景を描き出す「ハミング・コーラス」(蝶々夫人)や、たくさんの登場人物がいろんなやり取りを繰り広げる「私が町を歩くと」(ラ・ボエーム)など、バラエティ豊かな旋律をどうぞお楽しみください!

 そして先週に続いてモーツァルトのミサ曲ハ短調「大ミサ曲」(K.427)から、今週は後半の「クレド」から「ベネディクトゥス」まで。「アニュス・デイ」はほとんど作曲されていないので、「ベネディクトゥス」が最後の曲になります。
 前回の「グローリア」と同様「クレド」は2つのセクションに分かれていて、1曲目は合唱で始まります。その倍に及ぶ長さの2曲目は、何と1曲まるまるソプラノ独唱!このミサ曲は、お父さんのレオポルトに黙って結婚してしまったモーツァルトが、奥さんのコンスタンツェが素晴らしいソプラノであることをアピールしてお父さんに納得してもらおう、という意図もあって書かれたのだとか。ソプラノが活躍するわけですね。
 また「大ミサ曲」とあわせて「キリエ ニ短調」(K.341)もお届け。かつては「大ミサ曲」の2~3年前の作品とされていましたが、「レクイエム」の作曲時期に近い最晩年の作曲なのでは?という説もあるそうです。「大ミサ曲」の「キリエ」よりもさらに重く深遠な表情を見せるこの曲、確かに「レクイエム」に近い感じかも...

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「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」...プッチーニ・オペラ名曲集
/モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から"

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2011年11月18日

【更新情報 2011.11.18】
モーツァルト・ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」から
/バス独唱によるキュイ&ボロディンの歌曲から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はモーツァルトの作品から、ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」をご紹介します。
 モーツァルトの結婚の翌年、27歳の時に着手されたこの作品は、混声合唱と4人の独唱者、そしてオーケストラを伴う大規模なもの。ただ最終的には完成せず、通常文の「アニュス・デイ」はほとんど作曲されなかったので、現在もこれを除いた形で演奏されます。
 今週お届けするのは前半の「キリエ」と「グローリア」です。7分近くに及ぶ「キリエ」は重厚な雰囲気で始まり、「モーツァルト」と聞いて思い浮かべる明るいイメージとはちょっとギャップがあるかもしれません。中盤ではソプラノ・ソロが登場し、愁いと華やかさの入り混じった美しいメロディーを歌います。一転きらびやかで壮大なサウンドで幕を開ける「グローリア」はいくつかのセクションに分かれていて、全部演奏すると20分を超える長大な曲です。2人のソプラノによる重唱や、テノールも加えた三重唱、合唱を2つのグループに分けた二重合唱など、様々な演奏が繰り広げられる大きなヤマ場になっています。
 「レクイエム」に並ぶモーツァルトの代表的な宗教作品、ぜひお聴きください!

 そして先月・今月とお送りしてきた「ロシア5人組」の歌曲作品、最後となる今回はツェーザリ・キュイとアレクサンドル・ボロディンの登場です。
 キュイはバラキレフと2人で最初に活動を始めたメンバーで、もともとの本業は軍人。陸上戦のための陣地を建設する技術の専門家でした。一方でとてもたくさんの曲をつくり、作曲家としてもその名を知られていました。ボロディンも本業はお医者さん・化学者で、作曲を始めたのもお医者さんになってから。5人組の中で一番年上ですが、参加したのは一番あとでした。
 2人とも専業の作曲家ではなかったものの、今回ご紹介するどの曲も短い中にとても印象的な旋律が織り込まれていて、心に残る作品です。
 ちなみにキュイの作品の作詩者アレクサンドル・プーシキン(1799-1837)はロシアのとても有名な詩人。曲名に出てくる「ツァールスコエ・セロー」はプーシキンも学んだ学校がある避暑地で、彼の没後100年に当たる1937年、その業績を記念して町の名前を「プーシキン」にしています。

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2011年11月11日

【更新情報 2011.11.11】
モンテヴェルディのマドリガーレから/イギリスの歌曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、イタリアの作曲家クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)のマドリガーレをお送りします。古典作品に親しんでいる方にはおなじみの作曲家で、特にそのマドリガーレ作品は高い人気を誇っています。今回はその中から、30代の頃に出版されたマドリガーレ集第4巻に収められている作品をお届けします。
 モンテヴェルディの作品は、それまでのポリフォニー(多声)音楽の技法をもとに、もっと表現力の豊かな歌を書きたい!という欲求から新しいスタイルを生みだしていった、と言われています。世俗的な内容の歌(やはり恋愛がテーマのものが圧倒的)では特に、言葉が持っている感情を見事に表現し、その後の音楽にも大きな影響を与えています。
 演奏はカウンター・テナーを交えた男声、1パート1人の5声部で。それぞれのパートの旋律がタップリと歌われる一方、5声が作る大きな流れがしっかりと根底にあって、心地よく耳を委ねることができます。

 もうひとつはイギリスの歌曲作品から。先月はマドリガル作品をお送りしましたが、今回はその前後の時代に当たる歌の数々です。
 イングランド王ヘンリー8世(1491-1547)の作とされる「良い仲間との気晴らし」や、そのヘンリー8世のもとで活躍したコーニッシュ(1465-1523)の作品には、親しみやすさの中にもどこか気品が感じられます。そして時代を下ったピアソール(1795-1856)やスタンフォード(1852-1924)の作品は、色彩豊かな広がりのあるサウンド。スタイルは異なるものの、どれも魅力的な歌ばかりです。

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2011年11月04日

【更新情報 2011.11.4】
バス独唱によるバラキレフ&リムスキー=コルサコフの歌曲から
/ジェズアルド宗教作品集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初はロシアの作曲家、ミリイ・バラキレフとニコライ・リムスキー=コルサコフの歌曲をお送りします。
 1800年代後半、ロシアで国民的な音楽を作ろうと若い作曲家たちが集まりました。バラキレフを中心にリムスキー=コルサコフ、先月ご紹介したムソルグスキーに加え、キュイ、ボロディンという面々が揃ったこのグループは、やがて「ロシア5人組」と呼ばれるようになります。
 リーダー役を務めたバラキレフの作品はどれも短い小品ですが、民謡の雰囲気を取り入れた魅力的な旋律がすっと耳に入り込んできます。
 華やかな管弦楽曲で知られるリムスキー=コルサコフの作品は、様々な要素を展開させつつもしっかりとした軸のある、端正な表情の曲が並びます。
 今回も先月のムソルグスキー同様、すべてバスの歌手による歌唱。重厚な響きはもちろん、優しいメロディーで見せる包容力も必聴です!

 続いてこちらも先月に続き、カルロ・ジェズアルドの宗教作品から。以前ご紹介したように、サウンド的には結構強烈なところが多いジェズアルド作品。そうした手法で書かれた宗教曲は、厳粛な祈りの雰囲気よりも、悩み苦しんで救いを求める切実な感情の方が、より強く感じられる気がします。
 実はジェズアルドは、浮気をした奥さんを浮気相手もろとも惨殺したということでも知られています。罪の意識や復讐されることへの恐怖などにさいなまれた結果、あの身をよじるような音楽を生み出した、と言われることもあるようです。
 配信中の作品もあわせて、ぜひ1曲お試しください!

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/ジェズアルド宗教作品集"

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2011年10月28日

【更新情報 2011.10.28】イギリスのマドリガル集
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は16~17世紀イギリスのマドリガルの数々をお送りします。
 マドリガルは世俗的な内容の詩を情感豊かに歌うイタリア生まれのスタイルで、イタリアでは「マドリガーレ」と呼ばれ、モンテヴェルディなどが名曲をたくさん残しています。ほどなくイギリス(当時のイングランド)でも作品が生まれ始め、イギリスの音楽史の中でも黄金期といえる一時代を形成します。
 「Fair Phyllis(美しいフィリス)」のような軽快な曲も、「Draw on, sweet night(甘い夜よ、来たれ)」のようなしっとりした曲も、比較的シンプルな和音でメロディーラインも親しみやすく、日本でも多くの合唱団で愛唱されているイギリス・マドリガル。少人数アンサンブルにも最適ですし、何より歌っていて心地良いのが魅力です!他の外国語には少々抵抗がある方も、英語ならとっつきやすいかもしれませんね(発声には少々注意が必要ですが...)。まずは1曲、聴いてみてください!

 続いて昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
 一般部門Aグループの歌う「Il Coro dei Malammogliati(不幸な結婚をした男たちの合唱)」はイタリアの作曲家ダッラピッコラの作品。シニカルな雰囲気が独特の魅力をふりまく曲です。作詩のミケランジェロ・ブオナローティは、ルネサンス芸術の大家としておなじみのミケランジェロと同じ名前ですが、その甥に当たる著作家です。
 「Contre qui, rose(バラよ、おまえは)」はアメリカの現代作曲家ローリゼンの作品です。前の曲とはうって変わって、静かに胸の奥に染み渡るような美しい曲です。
 一般部門Bグループからは少年少女合唱団の登場です。「Ate Netsik」(アテ・ネツィック/気をつけろ あざらし君)は先月もご紹介した間宮芳生さんの作品。もともと児童合唱のため曲なので、もちろんその歌声は愉快な雰囲気にピッタリ!テンポも軽快で、前回の大学生による演奏とはまた違った一面が感じられます。

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/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年10月07日

【更新情報 2011.10.7】ジェズアルド宗教作品集
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 先週に続いて、今週もまずはカルロ・ジェズアルド(1566-1613)の宗教作品からお届けします。
 ジェズアルドは同じイタリアのパレストリーナ(1525頃-1594)の次の世代に当たり、モンテヴェルディ(1567-1643)と同世代です。この二人が当時もその後も音楽の世界に大きな影響を与えたのに対して、ジェズアルドは近代になるまでほとんど顧みられなかったそうです。
 理由としてはその特異な音楽性や、貴族の彼が職業音楽家というよりはいわば道楽として創作活動をしていたことなどもあるようですが、20世紀になると、その斬新さで多くの音楽家に注目されるようになります。
 現代の耳にはどちらかというと古典作品寄りに聴こえるものの、やはり随所に散りばめられた独特の響きには、現代作品とも変わらないような魅力がつまっています。

 さて次は昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
 中学校同声の部の演奏曲は、オルバーンのミサ曲第6番です。ピアノ伴奏が付いた曲で、明るく爽やかな「Gloria」、しっとりとした音運びが美しい「Sanctus-Benedictus」のどちらも、キラキラとしたピアノがとても印象的に歌声を彩ります。
 高校Aグループが歌う「手紙」は松下耕さんの組曲「鳥のために」から。詩を書いた山崎佳代子さんは20代の頃から当時のユーゴスラビアに渡り、現在はセルビアの首都ベオグラードに住んでいます。この組曲の詩は、1991年に起こったユーゴスラビア紛争での悲劇を描いたもの。無伴奏の混声合唱が、紛争の中で命を落とした人たちの声なき声を浮かび上がらせます。
 職場部門の自由曲は、8月にもご紹介したポーランドの作曲家、パヴェウ・ウカシェフスキの作品です。10声部以上(各パートが3~4部に!)という編成から生み出されるハーモニーで、分厚い迫力から繊細な静けさまでを自在に表現。そのオーケストラのような響きは必聴です!

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2011年09月30日

【更新情報 2011.9.30】ジェズアルド宗教作品集
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はルネサンス期のイタリアの作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566-1613)の宗教作品のご紹介です。ジェズアルドはおととしの全日本合唱コンクール課題曲でもとりあげられていて、ご記憶の方も多いかと思います。
 その特徴としてよく挙げられるのは、半音進行の多用による独特のサウンドです。この当時はまだ「調性」の体系がはっきりしていなかったとは言え、半音進行によって次々に変化していく和音や強烈な不協和音は、かなり刺激的だったのではないでしょうか。19世紀になるとワーグナーなどによって半音進行は広く認知されるようになりますが、今聴いても充分斬新なムードに彩られています。
 激しい感情はもちろん、静かで瞑想的な部分もとても印象的に描かれたジェズアルド・サウンド、一度聴いたらもうフツーのきれいな和音では満足できなくなるかも知れません!?

 続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏です。
 まずは中学校混声の部、歌うのはフィンランドの現代作曲家ヤーッコ・マンテュヤルヴィの「El Hambo」です。スウェーデンのフォークダンス「Hambo」に基づいた曲で、本来は3/4拍子のリズムを5/4拍子にして、よりいっそう楽しく軽快な雰囲気をかもし出しています。
 高校Aグループの「聖ビルギッタを讃えて」はスウェーデンのペール・グンナー・ペッテションの作品です。「聖ビルギッタ」は14世紀の聖人で、スウェーデンではとても崇敬を集めている女性です。彼女の優しさと強さを描いたという対照的な曲調の2曲を、伸びのある透き通った歌声で見事に演奏しています。
 職場部門はモンテヴェルディの「4声のミサ」を演奏。メンバーの年代の幅広さと30名弱という人数、そして職場部門ならではの連帯感が、とても親密で暖かいハーモニーを生み出しています。
 一般Aグループからは「永訣の朝」です。宮澤賢治のこの詩には何人もの作曲家が曲をつけていて、この作品は西村朗さんが男声合唱団から委嘱を受けたものです。同声三部なので男声でも女声でも歌えるこの曲、女声の演奏はその美しさがかえって悲痛な心情を際立たせ、胸を打ちます。

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2011年09月09日

【更新情報 2011.9.9】
ジョン・ラター「マニフィカト」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週も前回に続き、イギリスの作曲家ジョン・ラターの作品から。今回は「Magnificat(マニフィカト)」です。
 マニフィカトは、神によってイエスを宿された聖母マリアが、神への感謝を告げる歌。古典から現代まで、多くの作曲家によって作曲されています。ラターの作品はラテン語の原詩に英訳を随所に織り交ぜて、7つの曲から成る総演奏時間約40分の作品となっています。
 もちろんこの作品もラター節全開!1曲目「Magnificat anima mea」の軽快で楽しげなイントロ、それに続く印象的なメロディーは、まるで広々とした高原で踊っているかのような開放感にあふれています。4曲目「Et misericordia」ではソプラノ・ソロが登場。あまりにも清らかで優しいその歌に、涙腺を直撃される方も多いかも知れません。終曲「Gloria Patri」の後半では1曲目のテーマが再現され、明るく希望に満ちた雰囲気のうちにフィナーレを迎えます。
 魅力的なサウンドがいっぱいつまったラターの世界、前回の「Gloria(グローリア)」「Te Deum(テ・デウム)」も合わせて、どうぞお楽しみください!!

 続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から、今週は高校・大学・一般部門です。
 高校A・Bグループが歌う女声の日本語課題曲2曲は、どちらもたくさんの団体が選曲しました。曲の空気も対照的なこの2曲、両団ともそれをしっかりした技術に裏打ちされた表現力で演奏しています。
 大学部門の自由曲「Ate Netsik(アテ・ネツィック)」は、「合唱のためのコンポジション」シリーズで知られる間宮芳生さんの作品。詩はエスキモーの笑い話の英語訳で、日本国籍をもつ作家C.W.ニコルさんによるものです。あざらしの天敵白くまは、真っ白い氷の上でもその黒い鼻が目立ってしまいます。だから鼻を手で隠して、あざらしに近付いて来るんだよ、というお話。とっても楽しい雰囲気の歌です。
 一般Aグループの「Ave Maris Stella(めでたし海の星)」は、ノルウェーの作曲家クヴェルノの作品です。伝統的な教会音楽の空気と現代的な響きが絶妙に溶け合い、ミステリアスなムードが漂います。
 Bグループは三善晃さんの「王孫不帰(おうそんふき)」。三好達治(1900-1964)の詩を元に、能の謡(うたい)をとり入れた旋律や激しい不協和音など、非常にインパクトのある作品です。

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ジョン・ラター「マニフィカト」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年09月02日

【更新情報 2011.9.2】
ジョン・ラター「グローリア」「テ・デウム」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はイギリスの作曲家、ジョン・ラターの作品をお届けします。
 ラターの合唱作品は大部分が宗教曲やそれに類するものですが、何といっても特徴はそのサウンドの親しみやすさ!!一度耳にしたら次の瞬間には口ずさんでしまうほど、シンプルでありながら心をつかむメロディーは、アマチュア合唱団を中心に高い人気を誇っています。(逆にプロからは「簡単すぎて...」と敬遠されることもしばしばだとか)
 今回ご紹介するのは金管アンサンブルとオルガンを加えた、華々しい輝きに満ちた2曲です。
 「Gloria(グローリア)」はミサ通常文による、3つの楽章から成る作品。心洗われる静かな祈りを第2楽章に置いて、前後の2つの楽章ではどちらも「vivace」(ヴィヴァーチェ:活発に・活き活きと)のわくわくする音楽が繰り広げられます。
 「Te Deum(テ・デウム)」は聖歌のひとつとされていて、「Gloria」と同様、神さまをほめまくる(?)歌です。元はラテン語ですが、この作品ではイギリス国教会による英語訳で歌われます。曲の最後の部分にはイギリス伝統の賛美歌を思わせるフレーズが現われ、壮麗さとともにとても暖かい雰囲気につつまれます。
 聴いていると自然と笑顔になってしまうような、そんな宗教曲を皆さんもゼヒお聴きください♪

 そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
 中学校部門の演奏曲は、は混声・同声ともに人気作曲家・信長貴富さんの曲です。混声の「夏のえぐり」は木島始さんの詩による作品。岡山の高校に通っていた17歳のとき、となりの広島で、被爆した同級生の看護をした鮮烈な記憶が描かれています。「コルシカ島の2つの歌」は地中海に浮かぶコルシカ島に伝わる歌を編曲した作品です。1曲目の哀切のメロディーや、2曲目のバグパイプを思わせるヴォーカリーズなど、独特の響きがとっても印象的です。
 高校Aグループの「Talvemustrid(冬景色)」はエストニアのヴェリヨ・トルミス作曲。太陽がほとんど昇らないエストニアの冬の冷たく神秘的な情景が、4つの短い曲の中に切り取られています。
 職場の合唱団が歌う「Ametsetan(夢見る)」は、作曲者ブストーの母国バスク(スペインにある自治州)の言葉で書かれています。重厚な和音や天を舞うような美しい旋律、祝祭的な雰囲気のリズムなど、さまざまな場面が展開する色彩豊かな作品です。
 一般Aグループからは課題曲「Ne timeas, Maria(マリアよ 畏れるな)」を。透明感のある美しい響きで統一されていながらも、各パートの輪郭も丁寧に彫り込まれた、とっても品のある演奏です。

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ジョン・ラター「グローリア」「テ・デウム」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年07月01日

【更新情報 2011.7.1】
2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/モーツァルトによるフリーメイソンのための声楽作品

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週も昨年の全日本合唱コンクール全国大会の熱演が続々登場です!
 まず中学校混声の部からは、日本の伝統芸能を題材にした千原英喜さんの2作品です。「唱歌(しょうが)」は様々な楽器の音を模して構成されたダイナミックな曲。「南京玉簾」はおなじみの大道芸によるにぎやかで楽しい曲です。この団体の持ち味のエネルギッシュな歌声も2曲の雰囲気にピッタリ!
 中学校同声の部は信長貴富さんの人気曲「万葉恋歌」から。透明感のある声と丁寧なアンサンブルで、曲の持つ響きを見事に表現しています。
 高校はAグループの演奏です。鈴木輝昭さんの「詞華抄」は古代ギリシャの女流詩人サッポーの詩による作品。音も言葉も相当難易度の高い曲ですが、32人(うち男声は1/3!)一人ひとりの熱意が伝わってくるような演奏です。
 一般もAグループの団体で、自由曲は萩原英彦さんの往年の名曲「光る砂漠」から。コンクールやコンサートでも高い人気を集める前3団体の曲に対して、特に若い人たちには歌われる機会が少なくなっている感のある作品。その魅力を、あらためて鮮やかに示してくれています。

 そして先週もお送りした、モーツァルトによるフリーメイソンのための声楽作品集から。先週は管弦楽のついた華やかな作品の数々をお届けしましたが、今週はいずれもピアノ伴奏によるアットホームな雰囲気の漂う曲です。モーツァルト節を堪能したい皆さん、先週の作品とあわせて、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!

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2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/モーツァルトによるフリーメイソンのための声楽作品"

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2011年06月24日

【更新情報 2011.6.24】
モーツァルト「Dir, Seele des Weltalls」ほか
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、モーツァルトの作品からお届けします。
 きらびやかなモーツァルトの音楽の中から今回お送りするのは、「フリーメイソン」のための作品の数々です。「秘密結社」というふうにも呼ばれるフリーメイソンはイギリスで生まれた団体で、「メイソン(石工)」の組合が元になっているという通説以外にも、その起源には諸説あるようです。メンバー同士の友好を深め、人間性を高め合うことを目的としていて、「秘密」というのは具体的な活動内容や入会の儀式、誰が会員であるか、といったことを非公開にしているからなんだそうです。
 モーツァルトも30歳を前に入会し、この会のために儀式の曲やカンタータなどの作品をのこしています。このうち「Dir, Seele des Weltalls(宇宙の霊なる君)」は、今年の全日本合唱コンクールの男声の課題曲になっています(原曲はオーケストラ付きですが、課題曲はピアノ伴奏です)。ちなみにフリーメイソン会員は男性限定。そのため、独唱も合唱も全て男声です。
 会の理念を表す堂々たるたたずまいながら、モーツァルトらしい華やかで流麗なメロディーもあちらこちらに散りばめられた、とても美しい曲ばかり。ぜひ聴いてみてください!

 そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。今回も様々な部門の素晴らしい演奏の数々をお送りします。
 中学校同声の部の学校はメンバー12人、指揮者はいません。みんなの声を全身で聴き合っている姿が目に浮かぶような、文字どおり息もピッタリの演奏は本当に鳥肌モノ!絶対のオススメです。
 一般部門の団体はAグループ上限の32人。比較的少人数にも関わらず、壮大で重厚な素晴らしい響きです。コンクールでは古典派からロマン派にかけての作曲家の作品が演奏される機会が少ないこともあり、今年の課題曲には先程のモーツァルトをはじめ古典派から初期ロマン派の曲が入っています。流行の曲と違って新鮮味に欠ける...という印象があるのかもしれませんが、その分きちんと聴かせる演奏をするには相当な実力が必要。でもこの演奏を聴いたら、チャレンジしたくなるかも?

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モーツァルト「Dir, Seele des Weltalls」ほか
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年04月22日

【新着情報 2011.4.22】
聖金曜日のためのグレゴリオ聖歌
/合唱と吹奏楽のための「あすという日が」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 2週にわたって「復活祭」のためのグレゴリオ聖歌をお送りしてきましたが、いよいよ24日の日曜日がその祝日になります。復活祭というのは文字どおりキリストの復活を記念しているわけですが、十字架にかけられて亡くなったのが、その3日前の金曜日なのです。西洋で金曜日を不吉と感じる方がいらっしゃるのはここから来ているのですね(13日に限定されているわけではないようですが)。そこでこの日を「聖金曜日」または「受難日」と呼んで記念しています。つまり今日4月22日が、今年の「聖金曜日」に当たります。
 ということで、今日は「聖金曜日」に歌われるグレゴリオ聖歌をお届けします。もちろんそのあたりの事情がよく分からなくても、ほかのグレゴリオ聖歌と同じように聴くだけで心穏やかになること請け合いです。

 続いては「あすという日が」。主に吹奏楽の分野で活躍されている作曲家の八木澤教司さんが5年前に作曲された曲です。東日本を巨大な地震と津波が襲ってから1週間ほどたった日、仙台の中学生が避難所でこの歌を歌っている姿が、テレビのニュースで流れました。歌を歌うということの意味やそれが持つ力について、改めて色々と考させられた方も多いのではないでしょうか。
 今回お送りするのは、作曲者自身の指揮で吹奏楽と合唱によるバージョン。力強くまっすぐなサウンドを、ぜひお聴きください。

 最後は、先週から配信を開始した昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から新着です!今週からは、高等学校部門の演奏も登場です。
 今週は民謡や古典を素材にした曲が多数。とっても魅力的な響きを持ったこうしたスタイルの曲の数々は、選曲する団体も多いですね。特に沖縄の曲は、なんとも言えない優しさと突き抜けた明るさがたまりません!熊本の高校の団体が、そんな曲の魅力を存分に引き出した素晴らしい歌声を聴かせてくれます。
 課題曲も見逃せません。高嶋みどりさんの「露営のともしび」は自由曲としても頻繁に演奏される人気曲。課題曲に入って大喜びした女声の方々も多いのでは?フランスの作曲家ピエール・ヴィレット(1926-1998)の「O magnum mysterium(おお 偉大な神秘よ)」は宗教曲ではおなじみのテキストによる曲です。他の作曲家による作品も、タイトルどおり神秘的で美しい響きを聴かせる「O magnum mysterium」。ヴィレットの作品はとっても叙情的なメロディーも満載で、多くの団体がチョイスしました。ぜひ聴いてみてください!

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聖金曜日のためのグレゴリオ聖歌
/合唱と吹奏楽のための「あすという日が」
/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"

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2011年04月15日

【新着情報 2011.4.15】
2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/復活祭のためのグレゴリオ聖歌

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 いよいよ今週から、コンクールファンの皆様お待ちかねの、2010年(第63回)全日本合唱コンクール全国大会の演奏をお届けいたします!
 最初にお送りするのは中学校部門から、混声・同声それぞれ2団体による演奏です。

 「海映の空に」は「走る川」や「空駆ける天馬」などでおなじみの黒沢吉徳さんによるドラマチックな曲。歌っている皆さんの思い入れが強く感じられる、熱い演奏です。日本語の古典による作品を多数発表し続けている千原英喜さんの「申楽延年のことわざ」も、勢いのある歌声で活き活きと歌い上げています。
 松下耕さんの「花」は工藤直子さんのしみじみと優しい詩に作曲されていて、演奏でもその暖かさがとてもよく表現されています。どちらの学校も男声は全メンバーの3割と少なめですが、力強さや柔らかさをしっかりと出していて頼もしい!

 同声1団体めは民族色豊かな曲の組み合わせ。カナダのマリー・シェイファーの作品は、インドネシアなどで演奏される伝統音楽「ガムラン」を模した曲です。打楽器を中心とした音楽なので、早いパッセージや残響の表現が声楽にとっては難敵。でもとっても雰囲気が出ています。日本の「五木の子守唄」は対照的に、こぶしも入ったながーいメロディーラインをたっぷりと聴かせてくれます。中声から低声も充実していて、曲の哀切感がいっそう引き立ちます。
 2団体めは女声の音色や表現がとてもマッチする2曲。それぞれの曲の印象的なサウンドが丁寧に表現された演奏です。信長貴富さんの「涙」では曲の前半1分に及び、重心の低い愁いを帯びたユニゾンの旋律が歌われます。「霧明け」には高嶋みどりさんらしい、美しい不協和音と開放的なエネルギーが満載。終盤の和音の盛り上がりも感動的です。

 最後に、先週からお届けしている「復活祭」のためのグレゴリオ聖歌も更新しました!今週も透明感あふれる美しい歌の数々を、ぜひお聴きください。

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2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
/復活祭のためのグレゴリオ聖歌"

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2011年04月08日

【新着情報 2011.4.8】
復活祭のためのグレゴリオ聖歌
/寺嶋陸也「見渡せば」~明治の唱歌編曲集~

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週お届けするのは、キリスト教の行事の中でも一番大切な「復活祭」のためのグレゴリオ聖歌の数々です。
 「イースター」という呼び名でも知られる復活祭は、聖書にも記されているイエス・キリストの復活を記念するお祝いです。十字架にかけられたキリストが三日後に復活する、というくだりは、ミサ曲の「クレド」にも出てきますね。
 復活祭は3月下旬から4月下旬のどこかの日曜日に祝われることになっていて、今年は4月24日。今は復活祭に向けて節制・悔い改めをする「四旬節(しじゅんせつ)」という期間に入っています。
 今回お送りする演奏は、女声コーラスによる斉唱で、独唱部分を男声(このコーラスの指揮者)が歌うという、ちょっと変則的な編成です。少年合唱のような透き通った歌声は、男声の落ち着いた雰囲気とは一味違った清々しさ。あまり派手さはありませんが、心がすーっと穏やかになってくる曲ばかりです。

 さてもう一方は、寺嶋陸也さん編曲の唱歌集「見渡せば」です。昨年と2008年の全日本合唱コンクール課題曲にもとり上げられた寺嶋さんのサウンドは、スマートながら味わい深く、独特の温かみが魅力。この曲集に収められた曲からも、元の曲が持つ雰囲気と、明治期につけられた日本語詞が持つ雰囲気とが、とても優しく伝わってきます。
 表題曲「見渡せば」は、ルソー作曲で「むすんでひらいて」として知られている歌。「才女」はスコットランドの代表的な愛唱曲「アニーローリー」です。「庭の千草」はこの日本語詞で定着している感がありますが、「故郷の空」は、こちらのタイトルのほうが馴染みがあるという方と、「誰かさんと誰かさんが…」を思い浮かべる方とに分かれるかもしれませんね。フォスターの「哀れの少女」も、「故郷の人々」で憶えている方や、合唱団などで最初から原語の「スワニー河」で歌っている方など、さまざまでは?
 海外の歌はこんなふうに、歌との接点の持ち方によっていろんな方たちにいろんなかたちで親しまれているというのがおもしろいですね。

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復活祭のためのグレゴリオ聖歌
/寺嶋陸也「見渡せば」~明治の唱歌編曲集~"

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2011年03月11日

【新着情報 2011.3.11】
モンテヴェルディのマドリガーレ集
&プーランクの室内楽付き歌曲

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は海外の作品のご紹介です。
 最初はイタリアの巨匠クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)の作品を。「おおテセオ、私のテセオ」は、数ある彼の傑作の中でも特に有名な「アリアンナの嘆き」からの1編です。「アリアンナの嘆き」はギリシア神話のアリアドネとテセウスの物語。クレタ島の王様の娘アリアドネは、島の迷宮に住む怪物ミノタウロスを退治しにアテネからやって来たテセウスにメロメロ。テセウスは彼女にもらった赤い糸のおかげで、ミノタウロスを倒したあと無事に迷宮から脱出できました。アリアドネは島を出てアテネでテセウスと結婚しようということになったのですが、あろうことか途中のナクソス島で置き去りにされてしまいます。「おおテセオ、私のテセオ」は、去ってしまったテセウスの船に戻ってきてほしいと、浜辺でひとり嘆き悲しむアリアドネの姿が描かれます。
 ほかの3曲も、どれも情熱的なメロディーや身をよじるような不協和音が胸に迫ります。少し長めの曲ですが、ぜひじっくりと浸ってみてください。

 一方のフランシス・プーランク(1899-1963)の作品は、小編成の室内楽伴奏が付いた歌曲集です。
 「コカルド(リボンの結び目)」は20歳のときの作品。多彩な芸術活動で知られるジャン・コクトー(1889-1963)の詩がテキストになっています。どこか調子っぱずれな伴奏に、おどけたような、とぼけたようなテノールの歌声。崇高な宗教曲とともにプーランクが得意としていた、ウィットに富んだ雰囲気がたまりません!
 「マックス・ジャコブによる4つの詩」は「コカルド」の翌年の作品。マックス・ジャコブ(1876-1944)も、プーランクや先ほどのコクトー同様、20世紀初頭から前半のフランスの芸術シーンで大いに活躍した芸術家のひとりです。こちらは「コカルド」よりももっと変化球。木管楽器が中心の柔らかい音色の伴奏は、その音の雰囲気に反して落ち着き先のない不安定な和音を奏で続けます。バリトンの独唱も色々な音域を飛び交って、伴奏に翻弄されているようでもあり、また率先してカオスに突き進んでいるようでもあり…。
 コンクールなどでもとり上げられることの多いプーランク、何となくとっつきにくいなあと思っている人も多いかもしれませんね。この曲を聴けば、「あぁーこういう感じの人なんだ」と腑に落ちるかも?(もっとわけが分からなくなっても責任は負いかねます…!)

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モンテヴェルディのマドリガーレ集
&プーランクの室内楽付き歌曲"

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2011年02月25日

【新着情報 2011.2.25】
三善晃「三つの抒情」/山本純ノ介「光葬」から
/シューベルト「ドイツ・ミサ曲」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず女声合唱から。「三つの抒情」は、三善晃さんの初めての女声合唱曲として半世紀前に生まれた作品です。中原中也の詩を挟んで前後に立原道造の2編の詩を配した3曲。二人の詩人の詩風はかなり対照的で、曲調もゆったりと静かな2曲と激しく短い1曲とが対比されています。一方でこの二人は活躍時期がほぼ同じ(大正から昭和初期)ということに加えて、若くして世を去っているという共通点があります。3曲ともどこか儚さ・危うさが漂っていて、早世の詩人たちの声が聞こえてくるような、とても味わい深い作品です。女声アンサンブルJuriによる奥行きのある演奏も必聴!

 次は混声合唱で、山本純ノ介さんの「光葬」から終盤2曲をお送りします。こちらの初演は1995年。宗左近さんの深遠で壮大な詩の世界が、まさに光り輝くような音に彩られています。演奏は、昨年の全日本合唱コンクールで13年連続金賞を受賞した東京工業大学混声合唱団コール・クライネス。例年百数十人のメンバーを擁する大合唱団ながらとても緻密なアンサンブルで、さざなみのように繊細なフレーズから鋭く刻み付けるパッセージ、そしてもちろんホールを満たす大音響まで、その歌声は変幻自在です。

 最後はシューベルトの作品から「ドイツ・ミサ曲」を。これはタイトルのとおり、ラテン語の通常文ではなく、ドイツ語の詩による祈りの歌です。詩を書いたヨハン・フィリップ・ノイマンの本業は物理学者。教会音楽の普及に熱心で、その一環としてシューベルトに作曲を依頼したそうです。詩の内容は通常文をそのまま訳したものではなく、曲調にもどこか民謡風な温かみがあって、独特の雰囲気。教会でのドイツ語の宗教曲の演奏が認められていなかったこともあり、教会音楽としては演奏されなかったものの、幅広い人たちに親しまれたのではないでしょうか。5曲目の「Zum Sanctus」は、歌い出しの「Heilig」(ハイリヒ、ラテン語のSanctus(聖なるかな)の訳です)をタイトルとして、愛唱曲などとして親しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

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三善晃「三つの抒情」/山本純ノ介「光葬」から
/シューベルト「ドイツ・ミサ曲」"

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2011年02月18日

【新着情報 2011.2.18】
「走る川」「大地讃頌」カラピアノ
/アロンソ・ロボ「Versa est in luctum」
/シューベルト パート・ソング「Der Gondelfahrer」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は人気曲の新演奏バージョンをお届けです!
 黒沢吉徳さんの「走る川」は発表から20年近く、毎年全国の中学校で歌われている定番曲。今回は平松混声合唱団の演奏に加え、待望のカラピアノも新着です。そしてカラピアノはもう1曲、卒業シーズンにも大人気の「大地讃頌」もご用意しました!ピアノだけ聴いてもとっても雄大で感動的。ぜひご活用ください!ほかにも「カリブ夢の旅」「流浪の民」をご用意。もうよく聴いている方はもちろん、まだ聴いたことのない方もぜひご一聴ください。

 続いては宗教合唱曲から。配信中のフォーレの「レクイエム」から、未配信だった「Offertoire(奉献文)」を。グレゴリオ聖歌の「Offertoria(奉献唱)」からも、「Iubilate Deo universa terra」をお送りします。ラテン語では「Offertorium(オッフェルトリウム)」というこの歌は、ミサの中でもとても大切な「聖餐(せいさん)」の儀式で歌われます。宗派や教派によって少しずつ呼び方が違いますが、これはキリストの「最後の晩餐」にちなむもの。キリストの体であるパンと、血であるぶどう酒を捧げます。どちらの曲も、「秘跡」や「機密」といった言葉も使われるこの儀式の神秘的な雰囲気が漂います。
 もう1曲の「Versa est in luctum(悲しみのうちに引き戻されて)」は、16世紀スペインの作曲家、アロンソ・ロボの作品。哀しくも美しい旋律が幾重にも重なり合って、ポリフォニー全盛期の素晴らしい響きを聴かせてくれます。

 最後はシューベルトのパート・ソング集です。
 女声三部の「Das Leben(人生)」と男声四部の「La pastorella al prato(羊飼いの娘)」は暖かいメロディーが何ともいえないほのぼのとした雰囲気をかもし出す作品。
 一方女声四部の「Gott in der Natur(自然の中の神)」は堂々としたピアノのイントロも印象的な、重厚で凛々しい曲です。
 「Licht und Liebe(光と愛)」はテノールとソプラノのデュエットが奏でるロマンチックな愛の歌。副題に「Nachtgesang」(夜の歌)とあり、セレナーデに通じる曲ですね。
 「Der Gondelfahrer(ゴンドラを漕ぐ人)」は水の都ヴェネツィアが舞台。夜の運河を小さな波を立てながら進むゴンドラ(小舟)の様子が描かれます。後半でピアノが奏でるサン・マルコ寺院の鐘の音が、ゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)だけが起きている真夜中の静けさをいっそう引き立てます。

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「走る川」「大地讃頌」カラピアノ
/アロンソ・ロボ「Versa est in luctum」
/シューベルト パート・ソング「Der Gondelfahrer」ほか"

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2011年02月10日

【新着情報 2011.2.10】
男声合唱による「日本抒情歌曲集」から「早春賦」ほか
/シューベルト「ミサ曲第4番ハ長調」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、林光編曲「男声合唱による『日本抒情歌曲集』」からお送りします。今回ご紹介する歌の原曲はいずれも大正時代に発表された曲ですが、今もたくさんの人に愛唱されています。
 「早春賦」は大正2年発表。小学唱歌編纂委員会で作詞のトップを務めていた吉丸一昌(1873-1916)の詞に、当時まだ若手だった中田章(1886-1931)が作曲しました。「夏の思い出」などでおなじみの、中田喜直さんのお父さんですね。歌われているのはちょうど今ごろ、立春を過ぎて暦の上では春ですが、まだまだ寒い時期の様子です。「春」だなんて聞かなければ、こんなに心がそわそわすることもなかったのに…と、春を待ち焦がれる気持ちが軽やかなメロディーに乗って歌われます。
 「浜辺の歌」は、作曲者の成田為三(1893-1945)が東京音楽学校(現・東京芸術大学)に在学中の大正5年ごろに書かれ、大正7年に出版されました。作詞の林古渓(1875-1947)は漢文学の先生をしながら、歌曲用の詞の創作もしていました。「早春賦」と同じ3拍子の流れるようなリズムで、小節の最後の短い音符がよりその流れをなめらかにしています。ゆったりした波のまにまに、昔の出来事や懐かしい人を思い出しながら、静かに浜辺を歩く姿が、やさしく描かれています。
 「叱られて」は大正9年に少女雑誌「少女号」に掲載されました。この雑誌は「浜千鳥」で知られる詩人・鹿島鳴秋(1891-1945)が編集を手がけていて、彼に誘われて編集に加わった清水かつら(1898-1951)が「叱られて」を作詞しました。作曲は当時童謡の創作に力を注いでいた弘田龍太郎(1892-1952)。お使いや子守りなどをする子供たちに向けられた詩人のまなざしが感じられる、とても暖かく切ない歌です。

 そして先月に続き、シューベルトのミサ曲をお届けします。
 今回は第4番。19歳のときの作品(実際に演奏されたのはほぼ10年後)で、混声合唱にソプラノからバスまでの4人の独唱者を加えて、全体に華やかな雰囲気が漂います。でも先月ご紹介した第2番と同様、ごてごてした感じは全くなく、すっきりとした姿の美しい作品になっています。
 1曲1曲も短く、しかもそれぞれが魅力的なメロディーに彩られているので、「宗教曲!」と思って構えずに楽しんでみてくださいね。

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男声合唱による「日本抒情歌曲集」から「早春賦」ほか
/シューベルト「ミサ曲第4番ハ長調」"

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2011年01月28日

【新着情報 2011.1.28】
ヴォーン・ウィリアムズ「ミサ曲ト短調」
/少年少女合唱「ほったろこい」/男声合唱「箱根八里」 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は、ヴォーン・ウィリアムズのミサ曲から。
 「Mass in G minor(ミサ曲ト短調)」は、作曲家が50歳になる頃に書かれました。二重合唱にソリストたちも加わって、とてもダイナミックな振幅のある作品です。同じイングランドの大先輩、トマス・タリスやウィリアム・バードのスタイルを織り込んで、古風な優雅さと現代的なクールさとが独特の響きを聴かせてくれます。

 次は少年少女合唱で、わらべうた・民謡を。
 「いちでたちばな」はお手玉などで遊ぶときの数え歌で、全国にさまざまなパターンがあります。「せっせっせ」も同じく数え歌で、歌詞は「いちでたちばな」ととてもよく似ています。でも微妙に違うところがあって、節回しや音型もいろいろです。「ほったろこい」は「ほたるこい」の愛知県周辺で歌われているバージョン。この歌もやはり全国に伝わって、土地ごとのパターンがあるようです。どの曲も、編曲の違いも聴きどころ。配信中の曲ともぜひ聴き比べてみてください。
 「日食月食に祈るうた」はアイヌ民族に伝わる歌が元になっています。アイヌの人たちは自然ととても密接に結び付いて生活していて、森羅万象には霊が宿ると考えられていました。この歌は、日食や月食のために「死んでしまった」光の神さまに、生き返ってくれるようにお祈りする歌です。男声合唱でよく知られている曲ですが、同声では輪唱部分などがよりいっそう幻想的です。

 そして先ほどの「いちでたちばな」も編曲されている林光さんの男声合唱曲集、「日本抒情歌曲集」から。
 おなじみの「箱根八里」「椰子の実」のほか、数ある北原白秋の詩の中でも最初に曲がつけられた「城ヶ島の雨」、往来でおいしそうにお菓子を食べるパリジェンヌを憧れと皮肉混じりに歌った「お菓子と娘」。どの曲からも、明治から昭和にかけての日本の風情が香ってきます。
 「箱根八里」は出だしは知ってるけど、そのあとが続かない...という方も多いかも知れませんね。難しい言葉が並びますが、この機会に通して聴いてみては?

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ヴォーン・ウィリアムズ「ミサ曲ト短調」
/少年少女合唱「ほったろこい」/男声合唱「箱根八里」 ほか"

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2011年01月21日

【新着情報 2011.1.21】
シューベルト「ミサ曲第2番ト長調」
&「詩篇第23番」ほかパート・ソング集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はフランツ・シューベルト(1797-1828)の作品をご紹介します。シューベルトといえば、「魔王」や「冬の旅」などの多数の歌曲でもおなじみ。その全作品の中でも、声楽作品は重要なウェイトを占めています。

 最初はミサ曲から、18歳の時に作曲したミサ第2番です。この年には他にも交響曲を含むたくさんの曲を書いていて、このミサ曲はわずか5~6日で書いたのだとか。とても短くシンプルな曲ですが、付け足しや装飾の必要を感じさせない、完結した美しさ。厳格な雰囲気とも、過度にロマンチックな雰囲気とも違った清楚なたたずまいには、歌曲に精通したシューベルトの感性が現われています。

 続いてはパート・ソングの数々から。聖歌・宗教曲や、家族や友人が集まって楽しむアンサンブルなど、どれも少人数の親密な空気が心地よい曲です。
 「アリ・ベイ哀悼歌」はかつてエジプトで実験を握っていたマムルーク(元々奴隷出身の軍人)のひとりがモデル。エジプトを支配していたオスマン帝国に反乱を起こしましたが、部下に裏切られて無念の死を遂げました。女声の重唱がちょっとオーバーな歌い方をして、「哀悼歌」ながらどこか滑稽な感じも。
 「サリエリ氏の50歳の誕生日を祝して」は、師匠のアントニオ・サリエリ(1750-1825)に捧げた曲。「誕生日」となっていますが、実際にはサリエリがウィーンでの活動を始めて50年の記念式典だったようです。モーツァルトを描いた映画「アマデウス」であんまりな役回りにされている人ですが、教育熱心で弟子達(シューベルトのほかベートーヴェン、リストなど錚々たる面々)からとても尊敬されていたそうです。この曲もトリオにソロのアリア、そしてカノンと、先生に習った技法を使って書かれていて、師弟愛に心温まります。
 「アンティゴーネとエディプス(オイディプス)」はギリシア神話に材を取った作品。エディプスはよく知られるように、父親を殺して(そうとは知らずに、ですが)母親との間に子供をもうけてしまった人物。アンティゴーネはそうして生まれた娘のひとりです。詩を書いたマイアーホーファーはシューベルトの親友で、一緒にたくさんの歌曲を生み出しています。
 「詩篇第23番」は、旧約聖書の詩篇の中でも特に有名で、たくさんの作曲家が曲をつけている「主は我が羊飼い」です。冒頭のピアノや歌い出し、最後の「Ew'gen Haus」のところなど、優しい光に包まれるような音楽は感動的です。

 さまざまな表情を見せる佳品の数々、どうぞお楽しみください!

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シューベルト「ミサ曲第2番ト長調」
&「詩篇第23番」ほかパート・ソング集"

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2010年12月24日

【新着情報 2010.12.24&29】
パレストリーナ・モーツァルトほかの宗教作品
/小倉朗「東北地方のわらべうたによる無伴奏女声合唱曲」から
&12/29新着のお知らせ!

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今日はクリスマス・イブ。特集「クリスマスの歌」はお楽しみいただいていますでしょうか?ふだんは宗教曲にはあまり耳慣れていない方も、この時期は雰囲気にもマッチして心地よく響くかもしれませんね。
 ということで、4人の作曲家による宗教曲を更新!パレストリーナ・モーツァルト・ラフマニノフの曲は、みんなの合唱で配信中の作品のうち、まだ登場していなかった曲です。この機会にほかの曲もぜひ聴いてみてください!
 もう一人、フランスの作曲家セヴラック(1872-1921)の作品から「タントゥム・エルゴ」を。神の偉大な秘蹟をたたえるこの曲、あまり派手なところはありませんが、少し憂いに満ちたとても美しい曲です。

 それから今週も少年少女合唱でわらべうたを。今週は小倉朗さんによる東北地方のわらべうたを素材にした作品集です。
 曲としても、また小倉さんのこの作品もとても有名な「ほたるこい」は、同声の輪唱が奥行きのあるエコーを生み出し、幻想的な世界を作り上げています。
 「お正月ええもんだ」はタイトルのとおり、お正月に美味しいものをたくさん食べてしあわせいっぱい...というのどかな曲。お正月のごちそうが今よりももっと貴重だった頃のことを考えると、曲から漂うしあわせ感もひとしおです。

**********

 さて今年は年内にもう1回、新着曲をお届けします!
 プロ吹奏楽団のシエナ・ウインド・オーケストラと、合唱指揮者・関屋晋さんの元に生まれた晋友会(しんゆうかい)合唱団がタッグを組み、「カルミナ・ブラーナ」や「旅立ちの日に」「COSMOS」など、人気の合唱曲の数々をドラマチックに、感動的に演奏!指揮は日本を代表する指揮者のひとり、佐渡裕さん。今年全日本合唱コンクール全国大会の全部門が行なわれた、兵庫県立芸術文化センターの芸術監督も務めていらっしゃいます。
 合唱の超定番曲のほか、森山良子さんの「家族写真」も登場。「アフリカン・シンフォニー」は吹奏楽の方にはおなじみですね。合唱の方には曲名ではピンと来ない...という方もいらっしゃるかも知れませんが、甲子園の応援で一度は聴いたことがあるはず。「よく知ってるよー」という方も、合唱も加わった迫力には度肝を抜かれること間違いなしです!

 更新は12月29日(水)。ぜひチェックして、年末年始を華やかな気分で過ごしましょう!

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パレストリーナ・モーツァルトほかの宗教作品
/小倉朗「東北地方のわらべうたによる無伴奏女声合唱曲」から
&12/29新着のお知らせ!"

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2010年12月17日

【新着情報 2010.12.17】
少年少女合唱による「天満の市は」「こきりこの歌」
/Hark! The Herald Angels Sing(あめにはさかえ)
/ヴォーン・ウィリアムズ&ペルト宗教作品集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は少年少女合唱の歌声から。
 「合唱のためのコンポジション」シリーズでも知られる間宮芳生さんの3作品は、いずれも無伴奏です。声の掛け合いがわらべうたの雰囲気を盛り上げ、声の揃った同声合唱特有のちょっと幻想的な世界も魅力的です。「烏かねもん勘三郎」は広島地方に伝わる歌。「お前の家が火事だから早く帰って水をかけろ!」「でも杓(しゃく)がないし、借りるお金もないし...」となかなかシビアな内容...。真っ赤な夕焼け空に向かって飛んでいくカラスを歌った歌なんだそうです。「天満(てんま)の市は」は関西で歌われている子守歌。天満をはじめ木津や難波といった現在もある地名が出てきて、川を進む舟の様子がゆったりと歌われます。高知に伝わる「シャシャブとグイミ」の「グイミ」は植物のグミのことで、「シャシャブ」もその仲間です。子供たちがグミの実を口に含んで種を飛ばす様子が、「プイッ!」という声とともに楽しく表現されています。
 もう1曲はおなじみ、廣瀬量平さんのアレンジによる「こきりこの歌」。世界遺産にも登録されている富山県の五箇山地域に伝わる歌で、「こきりこ」は竹の棒を短く切ってカチカチと打ち鳴らす楽器です。歌に出てくる「七寸五分」というと、一寸が大体3センチなので、20センチちょっとというところでしょうか。表拍ののんびりとした拍子は、これぞ日本の民謡という感じです。

 続いては今週もクリスマスの歌を。
 「Hark! The Herald Angels Sing」は日本では「あめにはさかえ」というタイトルで親しまれている荘厳な雰囲気の歌。「Ding, Dong, Merrily on High(ディンドン、ほがらかに)」は後半の「グローリア」の軽やかなメロディーラインがとっても印象的です。キリストを美しい実をつけるリンゴの木にたとえた「Jesus Christ the Apple Tree(林檎の木なるイエス・キリスト)」は、静かで敬虔な祈りの気持ちがじんわりと染みてくる歌です。

 最後は二人の作曲家による宗教作品集です。
 イギリスのラルフ(レイフ)・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)の作品は、気品漂う音の中に時々ちょっとしたフックが見え隠れする、いかにもイギリス人らしい曲です。「Valiant-for-truth」は、17世紀イギリスのジョン・バニヤンが書いた「The Pilgrim's Progress」(邦題「天路歴程」)という作品に登場する人物の名前。この作品はキリスト教の教えを寓話の形で伝えるために書かれたもので、ほかにも「そのまんま」な名前の人がたくさん登場します。
 一方エストニアのアルヴォ・ペルト(1935-)の作品は、まるで心の深遠に沈み込んでいくかのような響きに耳を奪われます。「Kanon Pokajanen(カノン・ポカヤネン)」は、正教会の聖人「クリトのアンドレイ」によって著された聖歌で、正教の歌らしい重厚な音が響き渡ります。教会スラブ語という、ロシア語とはちょっと違った言葉で歌われます。「I am the true vine(わたしはまことの葡萄の木)」は英語で。新約聖書の「ヨハネによる福音書」からとられています。こちらは雰囲気が一転、穏やかな光が降り注ぐような美しい曲です。
 せっかくのクリスマス、いろんなタイプの宗教曲にもふれてみてはいかがでしょうか?

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少年少女合唱による「天満の市は」「こきりこの歌」
/Hark! The Herald Angels Sing(あめにはさかえ)
/ヴォーン・ウィリアムズ&ペルト宗教作品集"

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2010年12月10日

【新着情報 2010.12.10】
三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」
/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、三善晃さんの組曲「五つの童画」をお送りします。
 発表からすでに40年以上を経ている作品ですが、その魅力は年月や知名度といった要因を遥かに超えて、合唱ファンの心をとらえつづけています。
 合唱界でもおなじみの高田敏子さんの詩が綴るのは、子供が描いた絵のような寓話的な物語。その中には、生きることや愛することなど、とても身近なのにとてもとらえがたい、人が抱える大きなテーマが包み込まれています。音楽はおどけたような場面もあれば洒脱な雰囲気、ドラマチックな展開など、テンポや音色が次々と変化していき、詩に寄り添ったり拮抗したりしながら作品の世界を描き出しています。言葉によって成り立っているのに、言葉にできない心の奥深くの感覚に満たされるような、感動的な作品です。
 コンクールなどでも頻繁に演奏されていて、みんなの合唱でも全日本合唱コンクールの演奏を配信中のこの組曲、今回は、かつて「合唱団OMP」としてコンクールでも大活躍した名門団体、「合唱団 響(きょう)」の演奏で全曲をお届けします。

 続いては先月も登場したモートン・ローリゼンの作品から。
 「薔薇の歌」は、オーストリアの詩人リルケがフランス語で書いた詩に作曲したもの。で、作曲したローリゼンはアメリカ人...何だか複雑ですが、作品の美しさにはそんな違和感をすっかり忘れさせられます。軽やかな曲にもしっとりした曲にも共通する、言葉と音のなめらかな流れは、フランス歌曲(シャンソン)ならではといった感じです。
 そして「O nata lux」と「O magnum mysterium」の2曲は、どちらも悠然とした進行と、控えめながらも陰影の美しい不協和音が、静かで穏やかな気持ちにさせてくれます。
 先月ご紹介したのはイタリア語のマドリガル、今回はフランス語のシャンソンにラテン語の宗教曲と、言語やスタイルは違いながらも、やはりどの曲にも作曲家独特の透明感が漂っていて、多くの方に人気があるのも納得ですね。

 そして最後はクリスマスにまつわる曲を。
 「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」は、フランスの作曲家ベルリオーズ(明日12月11日がお誕生日です)の作品「キリストの幼時」からの1曲です。「宗教的3部作」という構成のこの作品、最初に「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」だけで発表されたのですが、そのときベルリオーズは自分の名前を伏せて(17世紀の架空の人物の名をかたって)発表したのだそうです。とても型破りな音楽を作曲していた彼は批評家達に酷評されていて、じゃあ違う雰囲気の曲を正体を明かさずに発表したらどうなるんだ?ということでやってみたら大評判になったとか...(もちろんあとで自分の作品だと公表しました)。本人にとっては複雑な気持ちだったのでは??
 そしておなじみの「O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも)」と、もう1曲はブリテンの「コーパス・クリスティ・キャロル」。中世の聖歌を元にした素朴で独特の雰囲気をもった旋律は、少年合唱団の透き通った歌声がとてもしっくりきます。

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三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」
/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか"

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【新着情報 2010.12.10】三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、三善晃さんの組曲「五つの童画」をお送りします。
 発表からすでに40年以上を経ている作品ですが、その魅力は年月や知名度といった要因を遥かに超えて、合唱ファンの心をとらえつづけています。
 合唱界でもおなじみの高田敏子さんの詩が綴るのは、子供が描いた絵のような寓話的な物語。その中には、生きることや愛することなど、とても身近なのにとてもとらえがたい、人が抱える大きなテーマが包み込まれています。音楽はおどけたような場面もあれば洒脱な雰囲気、ドラマチックな展開など、テンポや音色が次々と変化していき、詩に寄り添ったり拮抗したりしながら作品の世界を描き出しています。言葉によって成り立っているのに、言葉にできない心の奥深くの感覚に満たされるような、感動的な作品です。
 コンクールなどでも頻繁に演奏されていて、みんなの合唱でも全日本合唱コンクールの演奏を配信中のこの組曲、今回は、かつて「合唱団OMP」としてコンクールでも大活躍した名門団体、「合唱団 響(きょう)」の演奏で全曲をお届けします。

 続いては先月も登場したモートン・ローリゼンの作品から。
 「薔薇の歌」は、オーストリアの詩人リルケがフランス語で書いた詩に作曲したもの。で、作曲したローリゼンはアメリカ人...何だか複雑ですが、作品の美しさにはそんな違和感をすっかり忘れさせられます。軽やかな曲にもしっとりした曲にも共通する、言葉と音のなめらかな流れは、フランス歌曲(シャンソン)ならではといった感じです。
 そして「O nata lux」と「O magnum mysterium」の2曲は、どちらも悠然とした進行と、控えめながらも陰影の美しい不協和音が、静かで穏やかな気持ちにさせてくれます。
 先月ご紹介したのはイタリア語のマドリガル、今回はフランス語のシャンソンにラテン語の宗教曲と、言語やスタイルは違いながらも、やはりどの曲にも作曲家独特の透明感が漂っていて、多くの方に人気があるのも納得ですね。

 そして最後はクリスマスにまつわる曲を。
 「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」は、フランスの作曲家ベルリオーズ(明日12月11日がお誕生日です)の作品「キリストの幼時」からの1曲です。「宗教的3部作」という構成のこの作品、最初に「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」だけで発表されたのですが、そのときベルリオーズは自分の名前を伏せて(17世紀の架空の人物の名をかたって)発表したのだそうです。とても型破りな音楽を作曲していた彼は批評家達に酷評されていて、じゃあ違う雰囲気の曲を正体を明かさずに発表したらどうなるんだ?ということでやってみたら大評判になったとか...(もちろんあとで自分の作品だと公表しました)。本人にとっては複雑な気持ちだったのでは??
 そしておなじみの「O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも)」と、もう1曲はブリテンの「コーパス・クリスティ・キャロル」。中世の聖歌を元にした素朴で独特の雰囲気をもった旋律は、少年合唱団の透き通った歌声がとてもしっくりきます。

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【新着情報 2010.12.10】三善晃「五つの童画」/ローリゼン「薔薇の歌」/O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも) ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、三善晃さんの組曲「五つの童画」をお送りします。
 発表からすでに40年以上を経ている作品ですが、その魅力は年月や知名度といった要因を遥かに超えて、合唱ファンの心をとらえつづけています。
 合唱界でもおなじみの高田敏子さんの詩が綴るのは、子供が描いた絵のような寓話的な物語。その中には、生きることや愛することなど、とても身近なのにとてもとらえがたい、人が抱える大きなテーマが包み込まれています。音楽はおどけたような場面もあれば洒脱な雰囲気、ドラマチックな展開など、テンポや音色が次々と変化していき、詩に寄り添ったり拮抗したりしながら作品の世界を描き出しています。言葉によって成り立っているのに、言葉にできない心の奥深くの感覚に満たされるような、感動的な作品です。
 コンクールなどでも頻繁に演奏されていて、みんなの合唱でも全日本合唱コンクールの演奏を配信中のこの組曲、今回は、かつて「合唱団OMP」としてコンクールでも大活躍した名門団体、「合唱団 響(きょう)」の演奏で全曲をお届けします。

 続いては先月も登場したモートン・ローリゼンの作品から。
 「薔薇の歌」は、オーストリアの詩人リルケがフランス語で書いた詩に作曲したもの。で、作曲したローリゼンはアメリカ人...何だか複雑ですが、作品の美しさにはそんな違和感をすっかり忘れさせられます。軽やかな曲にもしっとりした曲にも共通する、言葉と音のなめらかな流れは、フランス歌曲(シャンソン)ならではといった感じです。
 そして「O nata lux」と「O magnum mysterium」の2曲は、どちらも悠然とした進行と、控えめながらも陰影の美しい不協和音が、静かで穏やかな気持ちにさせてくれます。
 先月ご紹介したのはイタリア語のマドリガル、今回はフランス語のシャンソンにラテン語の宗教曲と、言語やスタイルは違いながらも、やはりどの曲にも作曲家独特の透明感が漂っていて、多くの方に人気があるのも納得ですね。

 そして最後はクリスマスにまつわる曲を。
 「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」は、フランスの作曲家ベルリオーズ(明日12月11日がお誕生日です)の作品「キリストの幼時」からの1曲です。「宗教的3部作」という構成のこの作品、最初に「聖家族たちへの羊飼いたちの別れ」だけで発表されたのですが、そのときベルリオーズは自分の名前を伏せて(17世紀の架空の人物の名をかたって)発表したのだそうです。とても型破りな音楽を作曲していた彼は批評家達に酷評されていて、じゃあ違う雰囲気の曲を正体を明かさずに発表したらどうなるんだ?ということでやってみたら大評判になったとか...(もちろんあとで自分の作品だと公表しました)。本人にとっては複雑な気持ちだったのでは??
 そしておなじみの「O Come, all ye Faithful(神の御子は今宵しも)」と、もう1曲はブリテンの「コーパス・クリスティ・キャロル」。中世の聖歌を元にした素朴で独特の雰囲気をもった旋律は、少年合唱団の透き通った歌声がとてもしっくりきます。

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2010年12月03日

【新着情報 2010.12.3】
ラター「For the Beauty of the Earth」
シェーンベルク「6つの無伴奏男声合唱曲」
林光「帆は風に鳴り」 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 いよいよ12月、クリスマスも近付いてきましたね!今週最初は、そんな雰囲気にもピッタリの、美しい宗教曲や賛美歌をお送りします。
 イギリスの作曲家ジョン・ラターは、合唱ファンの皆さんにはおなじみですね。宗教曲を中心とした数多くの合唱曲で知られるラター、何と言ってもその特徴はメロディーの美しさです。まるでポップスのような(これは賛辞でも批判でも言われているのですが...)親しみやすい旋律にはたくさんの人が魅了され、日本でも20年ほど前から盛んに演奏されるようになりました。
 今回お届けする3つのアンセムも編成は色々ですが、壮大なスケールなのに重たさを感じさせない、とても爽やかな曲ばかりです。そして「For the Beauty of the Earth」は同声合唱で。清らかな歌声に晴れ晴れとした曲調、ただただ幸せに満たされる演奏です。
 ラターの作品はみんなの合唱でもすでに「レクイエム」や全日本合唱コンクールで演奏された曲などを配信中。こちらもチェックしてみてくださいね!
 そして同じくイギリスから。英国教会で長らく歌われ、イギリス人なら誰でも知ってる賛美歌から2曲をお送りします。どちらもシンプルかつ品格のあるたたずまい。イギリスの方の前で口ずさんだら、とっても喜ばれるかも!

 次は先月もご紹介したアルノルト・シェーンベルクの作品。今回は無伴奏の男声合唱曲集です。
 先月ご紹介したソプラノ独唱の「6つの歌」他は、シェーンベルクが音楽の「調性」から離れる少し前の作品だったので、かろうじて(?)安心して聴けるところも随所に残っていました。一方今回の曲はというと、作曲は1929年から1930年にかけて。「12音技法」と呼ばれる作曲手法をバリバリ使い出してからの作品です。さてその中身はというと...
 ...???...ふだん耳にする音楽からは全く想像のつかない展開、そして聴いたこともないような和音。かなりカオスな世界です...でもすごく厳格なルールに則って作られているので、ほんとうにメチャクチャ、というわけではもちろんありません。曲全体には統一感があり、また男声の分厚い音色の積層には独特の安定感も。聴いているうちにジワジワと魅力を感じてくる作品です。それにしてもこういう曲って、どうやって練習すればいいのでしょうね!?

 最後も男声合唱曲を。作曲者の林光さんは「原爆小景」など数多くの記念碑的な合唱作品を発表していますが、男声合唱作品はあまり多くありません。その中のひとつ「帆は風に鳴り」は、同じく合唱ファンにはおなじみの宗左近さんの詩による曲集。小倉百人一首をベースに編まれた詩集の中から、海にまつわる4つの詩が選ばれています。
 和の心と力強さとが悠然と溶け合うこの作品を演奏するのは、高校生の男声合唱団。若々しく伸びやかな歌声にも注目です。

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ラター「For the Beauty of the Earth」
シェーンベルク「6つの無伴奏男声合唱曲」
林光「帆は風に鳴り」 ほか"

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2010年11月26日

【新着情報 2010.11.26】マショー「ノートルダム・ミサ」
ローリゼン「マドリガル『炎の歌』」/西村朗「浮舟」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず、合唱(声楽)曲としてのみならず、クラシック音楽全体にとっても重要な位置にある作品、「ノートルダム・ミサ」をお届けします。作曲したのは14世紀フランスの作曲家、ギヨーム・ド・マショー(1300頃-1377)。
 この作品がなぜ重要かというと、一人の作曲家がミサの通常文(キリエ、グローリアなど)全部を通して作曲した、初めてのミサ曲ということになっているからなのです。ミサの通常文は儀式の中の要所要所で詠唱される言葉ですが、それまではひとつずつ別々に曲をつけられるのが普通だったそうです。それを全部まとめて、ひとつの「ミサ曲」として作曲したのは、この「ノートルダム・ミサ」が最初、ということなんですね。
 ミサ曲の最後に、中世以降はあまり作曲されることのない「イテ・ミサ・エスト」という曲が入っているのも特徴のひとつ。これはミサの閉会・解散を告げる言葉で、儀式全体を「ミサ」と呼ぶのもここから来ています。
 現在ひろく使われているような和声法ができあがるのは16世紀頃のこと。それよりずっと前に書かれたこの曲は、今の耳で聴くととっても不思議な響きに満ちています。シンプルな旋律線とリズムがずっと繰り返されて、ときどきその中に予想もしていなかったような不協和音が現われる様子は、仏教などキリスト教以外の宗教儀式の雰囲気にも、ちょっと通じるものがあるかもしれません。
 知識としてだけでなく、音楽的にも独特の雰囲気に包まれる、オススメの作品です!

 次は大きく時代を飛んで、現代アメリカの作曲家、モートン・ローリゼン(1943-)の作品です。透明感のある美しいハーモニーは、耳にすうっと入り込んでくる心地よさ。コンクールでとりあげる団体も増えてきています。
 今日ご紹介する「マドリガル『炎の歌』」は、ルネサンス期のイタリアの詩に作曲した、とっても優雅な曲集です。6曲がそれぞれの表情を持っていながら、全体を通して漂っている上品な空気は、現代曲とルネッサンスのいいトコ取り。混声ならではの、暖かさときらびやかさが溶け合った音色が、存分に活かされた作品です。

 最後は日本の作品。西村朗さんの「浮舟」です。源氏物語の美しくも悲しく、そして妖しい雰囲気が満載。こちらもコンクールではよく歌われる作品ですね。
 西村さんに限らず、古文や和歌を題材にした合唱曲は最近もどんどん増えてきていますが、中でもこの無伴奏女声合唱という編成は、特に作曲家のイマジネーションを刺激するようですね。声域が高い分男声よりも音色が揃いやすく、ユニゾンや隣り合う音での不協和音には独特のインパクトがあります。作曲家(特に男性)の方々も、女声に何か神秘的なものを見ているのかも。
 皆さんも女声合唱の持つ魅力のひとつに浸ってみてはいかがでしょうか?

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ローリゼン「マドリガル『炎の歌』」/西村朗「浮舟」"

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2010年11月19日

【新着情報 2010.11.19】
ペンデレツキ「ダヴィデの詩篇より」/エルガー宗教曲集
/過去の全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初にお送りするのは、ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキの作品です。ペンデレツキは1933年生まれ、来週の23日に77歳のお誕生日を迎えます。強烈な不協和音や音の洪水など現代的な作風で知られ、合唱でも宗教曲を中心とした作品を送り出しています。
 今日ご紹介する「ダヴィデの詩篇より」は、旧約聖書の「詩篇」からの4篇に作曲した小品集。詩篇は神さまを賛美する詩ですが、曲は神秘的という雰囲気を超えてかなりおどろおどろしい感じに...第30番以外はピアノや打楽器などのシンプルな伴奏がついていて、これがまた独特のムードを醸し出します。第43番などはほとんど原始的といってもいいような強烈なリズム!そうかと思うと、ほかの曲には突然とんでもなく美しいハーモニーが現われたりと、短い中にも不思議な吸引力が。長い現代曲は疲れる...という方にもぜひ一度聴いていただきたい作品です。

 続いてはイギリスのエルガー(1857-1934)の宗教作品の数々を。こちらも詩篇を題材にした作品が登場しますが、ペンデレツキとは趣きが全く異なり、どれも壮麗なパイプオルガン伴奏のついた正統派(?)のたたずまいです。荘厳さの中にも、印象的で親しみやすいメロディーが随所にちりばめられているところはエルガーならでは。華やかさと素朴さが同居しているような、暖かい雰囲気に包まれます。

 最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会から。いよいよ明日からは今年の全国大会(大学・職場・一般の部)が開催されます。その前に、過去の名演・熱演をチェックしておきましょう!
 1993年のヴェルディ「悲しみの聖母」は、本来はオーケストラのついた曲ですが、ピアノ伴奏に置き換えてもその力強さは失われていません。オペラ作曲家ヴェルディのドラマチックな世界は、「レクイエム」と同様、宗教曲であっても全開です!
 2006年のシェーンベルク「地上の平和」は先週イギリスの合唱団の演奏でもお届けしました。8声部に分かれる上に音取りの大変な難曲を、Aグループの32人で素晴らしい演奏。人数が絞り込まれている分、繊細な音の粒立ちが美しく、先週とは一味違った曲の魅力が浮かび上がって必聴です。
 一方2007年大会からは、何れも約70人のBグループの団体。各団体とも舞台を大きく使った奥行きのある歌声で、まるでステージの上に別世界が出現しているようです。
 8月6日の悲劇への谷川俊太郎さんの想いが抑えたトーンで綴られた「その日」、この世ならざるところから流れてくる大きな音のうねりが、ほとんど切れ目なく会場を包む様子に圧倒される「常世から」、そして、金属に象徴される現代文明や軍事力が人間の原初の姿を押しつぶしていく恐怖を描いた「鉄への呪い」。これだけの音絵巻に一度に触れられるのは、全国大会ならではですね!

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ペンデレツキ「ダヴィデの詩篇より」/エルガー宗教曲集
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2010年11月12日

【新着情報 2010.11.12】
シェーンベルク「6つの歌」「地には平和を」
&過去の全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はウィーン生まれの作曲家、アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)の作品をご紹介します。「12音技法」と呼ばれる作曲法を使って、調性の枠を飛び出した音楽に取り組んだことで知られるシェーンベルクですが、今回お届けするのは調性を完全に捨ててしまう少し前、彼が30代の頃の2作品です。
 「6つの歌」は1903年から1904年にかけて作曲された、オーケストラ伴奏によるソプラノ独唱曲です。ちょっと映画音楽にも似た華やかでドラマチックなオーケストラの響き。ソプラノのメロディーも、ときどき予想外の方向に進んで「アレっ!?」と思うものの、美しく情緒豊かです。詩は19世紀ドイツの詩人ハルト、14世紀イタリアの詩人ペトラルカのほか、ドイツの民衆詩を集めた有名な詩集「少年の魔法の角笛」からも採られています。19世紀初頭に出版されたこの詩集には、ほかにもマーラーなどの作曲家が曲をつけています。
 「地には平和を」は無伴奏の混声合唱曲。1907年の作品です。不思議な半音進行が過ぎるといつの間にか和音の色合いが変わっている独特の浮遊感。声だけでつくられる音の世界が心地よい曲ですが、発表直後は合唱団が音が取れず、やむなく4年後に音のガイドとしてオーケストラ伴奏をつけたのだとか...。
 きれいな和音進行に慣れていると、最初はちょっと(かなり)気持ち悪いかもしれませんが、聴いているうちに「次はどんなところに連れて行ってくれるのかな?」とだんだん楽しみになってきたりします。あなたもちょっと、覗いてみませんか?

 そして今週も、過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!
 1991年大会の演奏は、三絃(三味線)とコントラバスという変わった組み合わせの伴奏がついた女声合唱曲です。副題に「女声合唱、三絃、コントラバスのために」とあるように、伴奏と言うより3者のセッション。男女の愛と情念を描き出す女声合唱に、2つの楽器が時にため息のように、時に泣き叫ぶように絡んでくる様子は、凄まじい緊張感に満ちています。
 1996年大会の「ゆうきすいぎん」は、水俣病の惨禍を描いた絵本「みなまた 海のこえ」の石牟礼道子さんの文を元に作曲された作品です(この絵本は原爆の絵で有名な画家、丸木位里・俊夫妻が絵を描いています)。原因も分からないまま家族が次々にもだえ苦しんで死んでいく恐ろしい光景が、心を揺さぶる荻久保和明さんの筆致でありありと浮かんできます。
 2007年大会の「コスミック・エレジー」は、この団体が千原英喜さんに委嘱した組曲で、数年に渡ってコンクールで演奏しました(ほかの曲もみんなの合唱で配信中ですので、ぜひチェックしてみてください!)。果てしなく蒼く暗い大宇宙といっぴき(「ひとり」)の蛙という、草野心平さんの真骨頂とも言える世界観がとても魅力的です。
 同じく2007年大会の職場団体は、先週も2008年大会の演奏をお届けしましたが、これもやはり「エレミアの哀歌」(アントワーヌ・ブリュメル作曲)でした。色々な作曲家による「エレミアの哀歌」をとりあげてコンクールに臨む姿勢には、心意気を感じます!

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シェーンベルク「6つの歌」「地には平和を」
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2010年10月15日

【新着情報 2010.10.15】
女声合唱による「夕焼小焼」「紅葉」
&過去の全日本合唱コンクール全国大会ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はまず女声合唱から。童謡の名曲「夕焼小焼」と「紅葉」を、飯沼信義さんの編曲でお送りします。
 明治から大正にかけて発表されたこの2曲は、おそらくほとんどの方がよくご存知だと思います。飯沼さんの美しいピアノと合唱アレンジは、情緒豊かな日本の風景が目の前に広がるような原曲の素晴らしさを、さらに引き立たせてくれます。懐かしい気分に浸るのにも、新鮮な感動を味わうのにもピッタリの2曲、カラピアノも合わせてじっくりお楽しみください。

 続いては先週もご紹介したヴェルディの作品を。まずは大人気「レクイエム」から、第1曲目「入祭唱(レクイエムとキリエ)」です。「入祭唱」ではそのミサの内容が告げられます。レクイエムは主に亡くなった人のために挙げるミサで、この「入祭唱」の冒頭の「レクイエム・エテルナム(永遠の安息を)」をとって、一般にこのミサ曲を「レクイエム」と呼んでいます。さめざめと泣いているような弦楽器の中を、静かに合唱が歌い始める曲の冒頭は、琴線を乱しまくります。後半の「キリエ」は通常のミサと同じ内容(通常文)。独唱者による四重唱に合唱が加わって高らかな歌声が響き渡ったあと、穏やかな表情で曲は終わります。この直後に来るのが有名な「怒りの日」。この急転直下のドラマチックな展開は、ぜひ続けて聴いてみてください!
 またオペラ作品からも数曲。「椿姫」はすでに配信中の「乾杯の歌」が有名ですが、今回新着の2曲も1度聴いたら忘れられないキャッチーさです。「エルナーニ」は、「レ・ミゼラブル」で知られるフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーが若い頃に書いた戯曲を元にした作品。国王への謀反を企てる一団が歌う「いま一度目覚めるのだ、カスティーリアの獅子よ」は、勇壮なリズムの男声合唱です。

 そして最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会から。
 1985年・第38回大会の「Missa Simplex」は、オランダの作曲家ヘンドリク・アンドリーセンの1928年作曲の作品。各パートのラインはすっきりしていて、全体もとても引き締まった印象の曲(そして演奏)です。この団体は共学化して学校名が変わりましたが、現在もコンクールで活躍中です。
 2007年の千原英喜作曲「猿楽談義《翁》」は能を素材にした作品です。「タブロー」というのは絵画作品のことで、その名のとおり独特の語り口調や楽器の音の模倣などがちりばめられて、1枚の絵を見ているようです。
 2008年の「カオヤイの歌う猿たち」は全編サルの鳴き声で綴られた楽しく幻想的な曲。カオヤイはタイにある広大な森林地帯で、世界遺産にも登録されています。大人数の男声合唱が織りなす声のシンフォニー、一度聴き始めればそこはもう熱帯のジャングル!

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女声合唱による「夕焼小焼」「紅葉」
&過去の全日本合唱コンクール全国大会ほか"

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2010年10月01日

【新着情報 2010.10.1】
プーランク「スターバト・マーテル」「黒衣の聖母への連祷」
&全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 まず今週は、先週ご紹介したプーランク「スターバト・マーテル」の後半6曲をお届けします。
 先週の6曲目までは、イエスの最期に嘆き悲しむ聖母マリアの姿が描かれていて、今回の7曲目からは、その聖母の悲しみを共に負わせてほしい、という祈りの場面になります。切々とした祈りはだんだん熱を帯び、終曲で歌われる感動的な「天国の栄光」の響きへ。ぜひ続けて聴いてみてください!
 プーランク作品をもう1曲。これまでご紹介した「グローリア」(1950年)「スターバト・マーテル」(1959年)よりもずっと前の1936年、プーランクが30代後半のときの作品、「黒衣の聖母への連祷」です。このときプーランクは友人の作曲家の突然の事故死に強いショックを受け、そのとき滞在していた場所からほど近い巡礼地ロカマドゥール(フランス南西部)を訪問します。そこで出会った黒い聖母像に着想を得て、この曲を作りました。プーランクの宗教作品のさきがけとなり、作曲家人生の転機にもなった名曲。美しい音楽の中に心の軋みのような響きが織り込まれ、耳をとらえて離しません。

 そしていよいよ間近に迫ってきた全日本合唱コンクール全国大会に向けて、今週からは過去の大会の中でまだご紹介していなかった演奏を続々お届けします!
 2005年の課題曲「象の鼻」はこの年の公募入選(第15回朝日作曲賞受賞)作品。どこまでが空想で、どこからが現実なのか??なんとも不思議な雰囲気の漂う曲です。
 2007年の瑞慶覧(ずけらん)尚子さん作曲「無門」は、病の中で詩作を続けながら若くして世を去った、淵上毛錢(ふちがみもうせん)の詩による曲です。平易な言葉に生きることへのいとおしさが漂う、心に染みる作品。演奏団体による委嘱作品で、現在は「約束」という組曲に収められています。
 同じく2007年大会の、リゲティ(1923-2006/ハンガリー)作曲「Lux aeterna」は16パートに分かれる曲。歌詞や歌い出しを微妙にずらして、いたるところでハーモニー(のようなもの)が生まれたり消えたりするその音空間は、まさに「永遠の光」を感じさせます。
 ほかにも、2008年大会からは大人気の千原作品3作を一挙にご紹介!部門を問わず愛される作品の魅力を、演奏者の皆さんの活き活きとした歌声から感じてください!

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プーランク「スターバト・マーテル」「黒衣の聖母への連祷」
&全日本合唱コンクール全国大会から"

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2010年09月24日

【新着情報 2010.9.24】
プーランク「スターバト・マーテル」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は先週に引き続き、フランシス・プーランクの作品のご紹介です。
 今週お届けするのは、宗教曲の題材として、とてもよくとり上げられる「スターバト・マーテル」です。「悲しみの聖母」と訳されることの多いこの詩は13世紀に成立し、聖歌として用いられています。(「スターバト・マーテル」は「母は立っていた」という意味ですが、この後に続く「ドロローザ」(悲しむ)の意味も合わせて「悲しみの聖母」と呼ばれます)
 聖母マリアが、わが子イエスが十字架にかけられて息絶えるのを目の当たりにした悲しみが綴られ、そのドラマチックな内容から、古今のたくさんの作曲家が作品をのこしています。
 プーランクの作品は12の部分に分けられていて、今週はその前半6曲をお送りします。先週の「グローリア」同様、管弦楽を伴った壮麗な響き。でも神の栄光をたたえた「グローリア」とはかなり違った表情を見せています。冒頭の「スターバト・マーテル・ドロローザ...」の胸に迫る旋律は必聴!

 そして日本の少年少女合唱曲からも、何曲かご紹介しましょう。
 「楽しい発声のドリル」は岩河三郎さんの作品。楽しい歌詞とメロディーで、易しく発声練習ができるように工夫された面白い曲です。中高生の方でも、もしかしたらこの曲で発声練習をした記憶がある方もいらっしゃるかも?2番の「ためいき」の哀愁のメロディーは、なかなか泣かせます。
 「へのへのもへじ」は今年のNコン高校課題曲でもおなじみの谷川俊太郎さんの詩。作曲は「手のひらを太陽に」「見上げてごらん夜の星を」などで知られる、いずみたく さんです。かわいらしい内容なのですが、ちょっとシュールなところもあって、大人の方々にもおすすめですよ!
 「ともだち」はNHKの往年の人気番組「あなたのメロディー」から生まれた曲。アマチュアの方たちから応募された曲を希望の歌手に歌ってもらうという番組で、この「ともだち」はその後「みんなのうた」でもダーク・ダックスが歌って人気になりました。「懐かしい!」という皆さま、ぜひ聴いてみてください。

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プーランク「スターバト・マーテル」ほか"

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2010年09月17日

【新着情報 2010.9.17】
プーランク「グローリア」/小林秀雄「四季の山頭火」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は、フランスの作曲家、フランシス・プーランク(1899-1963)の作品をお届けします。
 コンクールでも演奏されることの多いプーランク作品は、一聴するとさらっとしたタッチで聴きやすい雰囲気。でもところどころに「あれっ?」と何か引っかけられたような感じになるところがあって、そこが何ともクセになります。
 合唱曲としては無伴奏のものが多く知られていますが、今回ご紹介するのは管弦楽を伴った作品。ミサ通常文の「グローリア」を6つの部分に分けて、ソプラノ・ソロも交えながら展開していきます。宗教曲らしい荘厳な世界が広がったかと思うと、ダンス曲のような軽快なリズムが現われ、静謐な祈りの雰囲気に包まれたかと思うと、サスペンスドラマのような怪しげな旋律が現われ...と、まさに変幻自在。「修道士か、はたまた悪ガキか」と言われたプーランクのエッセンスがつまった作品です。

 続いては日本の作品。小林秀雄作曲の「四季の山頭火」はタイトルどおり、俳人・種田山頭火(たねださんとうか/1882-1940)の句から四季にちなんだものを集めて構成した組曲です。明治から昭和にかけて活躍した山頭火は、五七五の形にとらわれないスタイルの「自由律俳句」の代表的存在です。使われている言葉は易しく、そして優しく、俳句とはちょっとイメージが違うものの、すっと心に入ってきます。時にダイナミックで時に涼やかなメロディーは、後年得度して旅の中で句作を続けた山頭火のまなざしと重なって、感動的な作品になっています。

 最後は先々週もご紹介した、ポルトガルのポリフォニー曲から。16世紀前後に活躍した、代表的な作曲家たちの作品の数々をお送りします。前回と同様、どこか哀しげな雰囲気を醸し出す旋律とハーモニーがちりばめられていて、イタリアやフランドルといった地域とは一味違った魅力があります。ポリフォニーの曲はどのパートも独立したメロディーを持っているので、難しい部分もあるものの、普段あまりメロディーの回ってこない方にも新鮮な感動があると思います。ぜひ一度チャレンジを!

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プーランク「グローリア」/小林秀雄「四季の山頭火」ほか"

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2010年09月03日

【新着情報 2010.9.3】ポルトガルのポリフォニー合唱曲
&2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週ご紹介するのは、ルネサンス期ポルトガルの合唱曲です。
 ポルトガルはかつては世界に進出し、鎖国中の日本とも交易のあった数少ない国です。古くからのキリスト教国で、スペインのフランシスコ・ザビエルをインドに派遣したのもポルトガルの王様でした。ザビエルはインドから日本に渡り、日本に初めてキリスト教が伝わることになります。
 15世紀から16世紀にかけては国力の充実もあって、お隣のスペインと並んで多くの音楽家が活躍しました。フィリペ・デ・マガリャンエス(1571-1652)はそんなポルトガルの勢いにかげりが出始め、スペインに併合された時期の作曲家です。そのスペインでは同じ頃、トマス・ルイス・デ・ビクトリアが名を馳せていました。愁いを帯びたメロディーラインや、少しドラマチックな曲の盛り上げ方など、マガリャンエスの作品にもビクトリアに通じるところが結構あります。
 崇高さもさることながら、どこか人肌のぬくもりを感じるような曲の数々。宗教曲をレパートリーとする方はもちろん、あまりなじみがないという方も、ぜひ聴いてみてください。

 そして今週も、2009年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!
 中学混声の部の団体は、曲が持ついにしえの香りと現代的な響きを堂々と歌いきった演奏。2008年に続いて鈴木輝昭氏の「古事記頌歌」からの曲です。
 高校部門の「落下傘」は、反戦詩人としても知られる金子光晴(1895-1975)の詩に高嶋みどり氏が作曲した作品です。落下傘で降下するさなかに脳裏をよぎる祖国の姿。手のひらの代わりに足の裏を合わせて神さまに祈るのは...激しいリズムの中にも、悲しさを秘めた歌声が胸に迫る熱演です。
 大学部門が歌うのは、漫画家・エッセイストとして活躍する、さくらももこさんの詩による2曲。シンプルな言葉に寄り添うような親しみやすいメロディーはクラス合唱も思わせます。その飾り気のない言葉と旋律の美しさを磨き上げた、惹き込まれるような歌声は必聴です。

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&2009年全日本合唱コンクール全国大会から"

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2010年03月12日

【新着情報 2010.3.12】アルヴォ・ペルト合唱曲集ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はエストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトの無伴奏混声合唱曲の数々をご紹介します。
 エストニアはヨーロッパ北部、バルト海に面したいわゆる「バルト三国」のひとつ。長らくロシア帝国やソ連の支配を受けていましたが、1991年に独立しました。合唱もとても盛んな国で、5年に一度行なわれる合唱祭(昨年開催されました)には、出演者・観客合わせて何と20万人以上が参加するのだとか!日本でも最近ではコンクールなどで、ヴェリオ・トルミスを始め多くのエストニアの作曲家の作品が演奏されています。
 ペルトは1935年生まれ。現在も活躍中の作曲家です。ロシア正教からの影響も大きく、どの曲も重厚で壮大な響き。なのにとても澄み渡った、はてしない静けさを感じさせるハーモニーがたまりません。ぜひ一度、この神秘的な雰囲気に浸ってみてください!

 そのほか今週は、好評配信中のエルガーの作品集&タピオラ少年少女合唱団の演奏も更新しました。
 エルガーは配信中のものと同じく、親しみやすいメロディーと暖かな雰囲気が印象的です。各パートの独立した動きがキレイなハーモニーを作るところも多く、歌えばさらにその魅力が増すのでは?
 タピオラ少年少女合唱団の演奏からは、様々な国の小品を。おなじみの「フィンランディア讃歌」も、本場のフィンランド語の発音が絶品でおすすめです。日本語で歌われる「烏かねもん勘三郎」も要チェック。フィンランド語とは母音が似ていることもあって、聴いていてもほとんど違和感がありません。(やっぱり「う」は深いですが...)「小鳥」は無伴奏の独唱で。素朴で心洗われるような歌声をお楽しみください。

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2010年02月26日

【新着情報 2010.2.26】
バーバー・エルガー合唱曲集&お手玉唄の数々

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は、今年生誕100年を迎えるアメリカの作曲家、サミュエル・バーバーの合唱曲集をお届けします。1910年3月9日生まれ、ということでもうすぐちょうど100年ですね。
 合唱を始め歌劇や独唱曲などの声楽作品もたくさん遺していて、すでに配信中の「アニュス・デイ」は元になった「弦楽のためのアダージョ」とともに特に有名。今回新たな演奏で再登場です!先日放送されていた海外のドキュメンタリーでも、できたばかりのアマチュア市民合唱団がこの曲に挑戦して悪戦苦闘する姿が描かれていましたが、ドラマチックで一度は歌ってみたいと思わせる作品です。他の曲も、転調が多くひと癖もふた癖もある曲ながら、独特の魅力にあふれています。
 海外の合唱曲からは、好評配信中のエルガーの作品も更新です。シンプルで叙情的な曲が多く、スマートな美しさをたたえた無伴奏混声合唱曲の数々、ぜひお楽しみください!

 そしてがらりと雰囲気を変えて、日本のお手玉唄をご紹介。数え歌が多いのは共通していますが、同じような歌でも地域によって節回しや歌詞、動作も微妙に違います。「おさらい」「おさら」「おしゃらい」はタイトルも内容もとてもよく似ていますが、それぞれ別の地域のもの。ご自分の知っている歌とどこが違うのか、聴いてみるとおもしろいかもしれませんね。

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バーバー・エルガー合唱曲集&お手玉唄の数々"

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2010年02月12日

【新着情報 2010.2.12】
金子みすゞの詩による「水と影」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は小林秀雄作曲の女声合唱組曲「水と影」をお送りします。
 詩人金子みすゞ(本名テル)は1903年に生まれ、大正時代末頃から童謡詩人として注目されましたが、26歳の若さで自ら命を絶ちました。シンプルな文体の中に心の奥底をつかむような鋭さを秘めた詩は多くの作曲家を魅了し、童謡だけでなく合唱曲も多数生まれています。
 「水と影」はその中から5つの詩に作曲された組曲。透明な美しい音や静寂を引き裂くような激しい音が、詩の世界を見事に浮かび上がらせます。こういう表現力は、やっぱり女声とピアノによる演奏ならではですね。普段は混声や男声で歌っている皆さんもぜひ、この世界観に触れてみてください!

 また今週もフランス古典歌曲の名曲を更新。ポリフォニーの曲は全てのパートがそれぞれにメロディーを持っていて難しいところもありますが、その掛け合いがキレイに流れたときの気持ちよさは格別です!ちなみに16世紀の作曲家、クレメンス・ノン・パパの名前は、同じ時期のローマ教皇もクレメンスという名前だったので、教皇(パパ)じゃないクレメンス、という意味で呼ばれていたのだそうです。

 他にも、配信中のパレストリーナ、ビクトリアの名曲4曲が日本人の演奏で新たに登場!どの曲も古典に挑戦するときには必ず通る道なので、ぜひ一度聴いてみてください。

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金子みすゞの詩による「水と影」ほか"

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2010年01月29日

【新着情報 2010.1.29】
エルガー「バイエルンの高地から」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はエルガーの「バイエルンの高地から」をご紹介します。ドイツ・バイエルン地方の民謡をもとに、エルガーの奥さんが詩をまとめた6つの曲は、どれも山岳地帯ののどかな雰囲気が満載の魅力的な作品です。
 「踊り」はウィンナ・ワルツのリズムに乗せた軽やかで優雅な曲。
 「不実の恋」は優しく美しいメロディーで、実らぬ恋の切なさが胸に迫ります。
 「子守歌」はのんびりとした感じと少し華やいだ雰囲気が入れ替わり出てきて、何ともほのぼのとした気分に。
 「切なる願い」では雪に包まれた静かな世界で、神様への敬虔な祈りが描かれます。
 「アルプスの牧場で」はどこかから角笛が聞こえてきそうな、雄大な風景が目に浮かびます。
 「射手」は快速テンポが心地よい勇ましい歌。華麗な祝典ムードのラストも印象的です。

 続々登場のフランス語の古典作品からは、今週もジョスカン・デ・プレやアルカデルト、ラッススといった名だたる作曲家たちの名品をお届けします。
 またシューベルトのパート・ソングも、さらに新着!「踊り」はさっきのエルガーの作品と同じく3拍子のワルツですが、また違った味わいがあってこちらもオススメです!

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エルガー「バイエルンの高地から」ほか"

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2010年01月22日

【新着情報 2010.1.22】
コープランド「アメリカの古い歌」&ジャヌカン「鳥の歌」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はアメリカの作曲家、アーロン・コープランドの「アメリカの古い歌」第1集をお届けします。1900年生まれで1990年に亡くなっていますので、今年は生誕110年・没後20年ということになります。全日本合唱コンクールでの演奏で若い頃の宗教作品を配信中ですが、今回の作品は戦後にまとめられたもの。タイトルのとおり、アメリカで知られているいろいろなタイプの歌をとり上げた、バラエティ豊かな作品集です。

 「船乗りの踊り」は「ミンストレル・ソング」。まだ奴隷制度があったころには、顔を黒く塗った白人が黒人のまねをする「ミンストレル・ショー」という出し物があって、その中で使われた曲のようです。
 「ペテン師」は「キャンペーン・ソング」。大統領選挙での候補者同士の中傷合戦から生まれたのだとか。踊り出してしまいそうな軽快な曲にのせて歌われる内容は、かなり笑えます。
 「遠い昔」は「バラード」。まさに古きよきアメリカをほうふつとさせる、穏やかで暖かい曲です。
 「ささやかな贈り物」は「シェーカー・ソング」。といってもバーテンの歌ではありません。「シェーカー」はキリスト教の宗派のひとつで、とても禁欲的な教えを守らなければならないのですが、礼拝のときは歌ったり踊ったりするそうです。これはそのときの歌ですね。
 「私は町から猫を連れてきた」は「チルドレン・ソング」。次から次から動物を連れてきて、その鳴き声でどんどん騒がしくなっていきます。それぞれの動物が何と鳴くのか、聴いてみるとおもしろいですよ。さて最後に連れてきたのは...?

 他にも先週に引き続き、フランス歌曲とシューベルトのパート・ソングの数々をお送りします。クレマン・ジャヌカンの「鳥の歌」は古典曲をレパートリーにする皆さんにはおなじみの超有名曲。にぎやかな鳥の鳴き声がとても楽しい曲です。「私は町から猫を連れてきた」とあわせて聴くともっと楽しくなるかも?

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コープランド「アメリカの古い歌」&ジャヌカン「鳥の歌」ほか"

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2010年01月15日

【新着情報 2010.1.15】
アンサンブルの楽しみ&「YELL」パート別ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 この時期、アンサンブル・コンテスト、フェスティバルが開催されているところも多いかと思います。文字どおり息の合った歌声が魅力の少人数アンサンブル、今週はそんな演奏を集めてみました。
 最初はルネサンス期のフランスの「シャンソン」から。日本ではフランス語の歌謡曲をイメージする「シャンソン」ですが、この頃のフランスではポリフォニー(多声)の歌の呼び方のひとつです。内容は恋愛ものを始めとするいわゆる世俗曲で、そういう意味では当時の歌謡曲、とも言えるかもしれません。しっとりとした曲や、早口言葉のような軽快な曲など、どれもフランス語の優雅な響きが心地よい作品です。
 次はドイツ語で、シューベルトの作品です。パート・ソングとも呼ばれるこれらの曲は、主旋律がハッキリしていて全パートがそれに動きを揃えて和音をつける、ホモフォニーというスタイルがよく使われます。各パートが独立して動くポリフォニーの曲とは雰囲気が違って、均整の取れた美しさが魅力です。

 さらに今週は、みんなの合唱でも依然人気独走中の、昨年のNコン課題曲「YELL」のパート別バージョン(混声三部用)が登場です!卒業式で歌おうと思っている皆さんも、ぜひご活用ください。ほかにも人気の曲の新演奏バージョンを追加、こちらもお見逃しなく!

※「YELL」パート別のCDはこちら↓
Chorus ONTA Vol.15(教育芸術社)

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アンサンブルの楽しみ&「YELL」パート別ほか"

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2009年12月24日

【新着情報 2009.12.24】
聖夜を彩る世界のキャロル&クリスマス・オラトリオ

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今年もクリスマスがやって来ました。明日はミサに出かけるという方も、そうでない方も、聖夜の雰囲気を感じていらっしゃることと思います。今週もそんな気分を盛り上げてくれる曲の数々を、タップリとご紹介します!
 「ノエル」はクリスマスを意味する「ノエル」という言葉をひたすら繰り返す歌。シンプルな分、ストレートな祈りの雰囲気が伝わってきます。「響け鐘よ」はドイツのキャロルで、鈴の音を模したメロディーが心地よく響きます。ハープと鈴の伴奏も曲のかわいらしさにピッタリ!北欧からは「クリスマスの季節に」(フィンランド)と「降臨節」(スウェーデン)の2曲を。北の澄み渡った空を思わせる美しい歌声で、必聴です。
 イギリスのブリテン作曲の2曲は、古い聖歌や民謡をイメージさせる、独特の幻想的なハーモニーがたまらない逸品。「神は我らと共に」を書いたイギリスの現代作曲家タヴナーは、正教会に入信していたのだとか。この曲も、分厚い平行和音にロシア聖歌のような壮大なムードが漂う作品です。
 そして先々週からお送りしてきたバッハ「クリスマス・オラトリオ」も今回で最後。正式に演奏する場合は、クリスマスの時期には第1部から第3部を、新年が明けてから、今回の曲を含む第4部から第6部を、それぞれキリスト教の祝日に演奏することになっています。配信中の第1部から、それぞれの祝日に合わせて聴いてみるのもいいかもしれません!

 さて、みんなの合唱は来週の更新はお休みになります。次回更新は新年1月8日を予定しています。どうぞ皆さま、よいクリスマス&お正月をお過ごしください!

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聖夜を彩る世界のキャロル&クリスマス・オラトリオ"

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2009年12月18日

【新着情報 2009.12.18】
少年少女合唱で歌う冬の歌&バークリー宗教合唱曲ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 寒さも日増しにつのる今日このごろ、今週最初は雪が歌われている曲を少年少女合唱の歌声でお届けします。
 三善晃さん作曲の「雪の窓辺で」は、窓の外の雪を眺めながら過ぎ行く今年の出来事に思いをはせる歌。爽やかで優しいメロディーが雪のように全てを包み込む、胸に染みる曲です。「雪が降るから寒いの?...」で始まる「雪の祭り」は岩河三郎さんの曲。関が原になぞらえた勇ましい雪合戦と、暖かい光の揺れるかまくらの中で静かにふけていく夜の対比が、とてもドラマチックです。「雪山讃歌」はおなじみの山男の歌ですね。元になったアメリカの曲とは内容は全然違いますが、山を愛する人の心意気まで伝わってくるような絶妙のマッチング。今日もどこかの山の中で歌われているかも知れません。

 続いてはレノックス・バークリーの宗教合唱曲。オルガン伴奏のついた壮麗な「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」、神秘的な雰囲気と清々しさとがつまった無伴奏の「3つのラテン語モテット」のどちらも魅力的な作品です。クリスマスの雰囲気にもピッタリの「主は我が羊飼い」「ルック・アップ・スウィート・ベイブ」も、ぜひ聴いてみてください。
 さらに先週に引き続き、バッハ「クリスマス・オラトリオ」からも新着曲をお届け。配信中の曲と合わせてチェックしてみてください!

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2009年12月11日

【新着情報 2009.12.11】
バッハ「クリスマス・オラトリオ」&クリスマス・キャロルほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週もクリスマスにまつわる曲の数々をお届けします!
 まずは少年少女合唱で、定番の「ジングルベル」と「もみの木」を。「ジングルベル」は元々はアメリカで感謝祭のために作られた曲で、そり遊びの様子が歌われているのですが、今ではクリスマス・ソングとしてすっかり定着しています。「もみの木」はドイツの歌で、雪をかぶっても青々と繁るもみの木の姿が描かれていることから、クリスマスにも歌われるようになっています。
 「かように徳高きバラはなし」「ノエル、われら歌わん」はどちらもイギリスの古いキャロル。「ノエル」はフランス語でクリスマスやクリスマスの歌を意味する言葉で、ケーキの名前以外でもよくご存知の方も多いのではないでしょうか?

 そして新曲を続々ご紹介しているヘンデルの「メサイア」に加えて、今週からバッハ作曲「クリスマス・オラトリオ」も更新です。どちらもストーリー仕立てのオラトリオ形式で、「メサイア」がキリストの生涯を描いているのに対して、「クリスマス・オラトリオ」はその誕生が中心です。そのわりに「メサイア」のほうが爽やかで、「クリスマス・オラトリオ」のほうがまじめな感じがするのは、お国柄でしょうか?

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2009年12月04日

【新着情報 2009.12.4】
クリスマス・キャロル&ヘンデル「メサイア」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 クリスマスシーズン到来、皆さんはどんなイベントを控えていらっしゃるでしょうか?今週はまず、新着のクリスマス・キャロルのご紹介から。
 「木枯らしの風ほえたけり」はグスターヴ・ホルスト作曲のものを配信中ですが、今回の曲は同じ詩にイギリスの作曲家、ハロルド・ダークが作曲した作品。こちらもとても優しく美しいメロディーでおすすめです。「ガブリエルのお告げ」はスペインのバスク地方に伝わるキャロルで、哀感を帯びた旋律が魅力的。「なんとかぐわしきこの香り」は17世紀フランスのキャロル。キリスト降誕の様子が穏やかに歌われます。「みどり子がベツレヘムに生まれ」は19世紀ノルウェーの作曲家、リンデマンの作品です。同じキリスト降誕がテーマですが、厳粛な雰囲気が漂います。
 みんなの合唱では、特集「クリスマスの歌」でもクリスマスにまつわる曲をたくさんご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!

 そして先週からお送りしているヘンデル「メサイア」の独唱曲の数々、今週はボーイ・ソプラノ(トレブル)の演奏も登場です(「羊飼いたちがいた」と「そは、汝わが魂を...」)。女声の美しさとはまた一味違った清々しさは必聴です。
 さらにレノックス・バークリーの作品から、「5声のミサ」もご紹介。以前ご紹介した「ミサ・ブレヴィス」はオルガン伴奏つきでしたが、こちらは無伴奏。「ミサ・ブレヴィス」同様、神秘的な美しさにあふれた小品です。

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クリスマス・キャロル&ヘンデル「メサイア」ほか"

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2009年11月27日

【新着情報 2009.11.27】
ヘンデル「メサイア」&少年少女合唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 来週はもう12月、今年も残すところあと1ヶ月ばかりになってきました。いよいよクリスマスシーズンも目前ということで、今回はヘンデルの「メサイア」から。すでに「ハレルヤ」を始めとする合唱曲を中心に配信中ですが、今週からは独唱曲の数々もお届けします。
 聖書を元にキリストの一生を描いた、演奏時間2時間半にも及ぶ一大叙事詩ながら、ひとつひとつの曲はとてもシンプル。合唱よりもむしろ独唱曲のほうがメロディーがハッキリしているので、一度聴いたらすぐにおぼえてしまうような曲ばかりです。
 お送りするのはいずれも教会音楽の古式にのっとった男性だけによる演奏。アルトが歌う曲(「されどその日きたるときには...」と「おお、よきおとずれを...」の2曲)は、カウンター・テナーの歌唱でお聴きいただきます。

 続いては少年少女合唱曲から。平吉毅州さん、岩河三郎さん、福田和禾子さん、大中恩さんほか、少年少女合唱曲にも多大な足跡を残している方々の作品をたくさんご紹介します。
 フィンランドの作曲家シベリウスの超名曲「フィンランディア」は、配信中の原語(もともとはオーケストラ曲ですが)による演奏に加えて、日本語詞での演奏が登場です。間宮芳生さんのライフワーク「合唱のためのコンポジション」シリーズの「マンモスの墓」はわらべうたの曲調にのせて現代文明への風刺がチクリ。「マンモスはなぜ滅んだか?そのわけは...」ぜひ聴いてみてください!

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ヘンデル「メサイア」&少年少女合唱曲集"

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2009年11月20日

【新着情報 2009.11.20】
バークリー「ミサ・ブレヴィス」&クラス合唱「青春の1ページ」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は、イギリスの作曲家レノックス・バークリー(1903-1989)の「ミサ・ブレヴィス」をご紹介。オルガン伴奏のついた短いミサ曲ですが、短い中にも独特のサウンドが詰め込まれていて、とても魅力的な曲です。特に「キリエ」の美しいグラデーションのような響きは必聴!今回お届けする演奏では、ソプラノを担当する少年合唱の透き通った歌声も、幻想的な曲をよりいっそう盛り上げてくれます。

 続いてはグレゴリオ聖歌で、ミサ固有文の「聖体拝領唱」から。「聖体拝領」は、有名な「最後の晩餐」に由来する儀式で、ワインとパンをキリストの血と肉として信者に分け与えます。宗派によって呼び方や位置付けは様々ですが、見えない神の恵みが目の前に現われる、という意味を持つこの儀式には、グレゴリオ聖歌の神秘的な雰囲気はまさにピッタリですね。

 最後はクラス合唱から。すでに配信中の「青春の1ページ」「春に」などの人気曲が、新たな団体による演奏で再登場です!「今」「翼を抱いて」にはカラピアノも追加しました。卒業シーズンにもよく歌われる曲の数々、まだ聴いたことがないという方も、この機会にぜひどうぞ!

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バークリー「ミサ・ブレヴィス」&クラス合唱「青春の1ページ」ほか"

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2009年11月13日

【新着情報 2009.11.13】
ヴェルディ「レクイエム」&少年少女合唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 まずは先週に引き続き、ヴェルディ作曲「レクイエム」からお送りします。
 今週は「三聖唱」「神羊誦」(ミサで言うところのサンクトゥスとアニュス・デイ)以降の曲。今回も「怒りの日」が第7曲の「赦祷文」(リベラ・メ)にほとんどそのままの形で出てきます。「赦祷文」は最初と最後が「われを許し給え」という同じ題名の曲ですが、最初のほうはこのレクイエムを作曲する5年ほど前、オペラ作曲家の大先輩ロッシーニ(1792-1868)の追悼のために企画されたレクイエムに入るはずだったもの。この企画は残念ながら頓挫してしまいましたが、冒頭のソプラノ独唱はインパクト大です。
 同じくヴェルディ作曲の「聖歌四篇」は、いろんな時期に書いた曲をワンセットにしたもので、今回は無伴奏の2曲を。「アヴェ・マリア」にはその名も「謎の音階」という音階が使われていて、曲の冒頭から予想とはどんどん違うほうへ音が流れていく、不思議な曲です。

 さて今週はさらに、少年少女合唱曲の数々もお届け。おなじみのジブリ映画の曲から、「いのちの名前」(「千と千尋の神隠し」)、「テルーの唄」(「ゲド戦記」)、「崖の上のポニョ」が登場です!映画の中ではもちろん、CMでもよく流れていた曲ばかりで、お気に入りの方も多いのでは?
※ヤマハミュージックメディアから楽譜も発売中!
若松正司のスタジオブリ名曲選 「崖の上のポニョ 」まで
 さらに「みんなのうた」で感動を呼んだ中田喜直さんの懐かしの名曲「約束」も要チェックです!

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2009年11月06日

【新着情報 2009.11.6】
ヴェルディ「レクイエム」&ウォルトン合唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 CMや映画にもよく使われて、みんなの合唱でも人気のヴェルディ作曲「レクイエム」。これまで前半の「怒りの日」1曲の配信でしたが、今週と来週はそのほかの曲も一挙にご紹介します!
 イタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)は特にオペラ作品で知られ、「ナブッコ」や「椿姫」、「アイーダ」などが有名。宗教曲もいくつか作曲していますが、中でも「まるでオペラのよう」と言われる「レクイエム」は、オペラと並ぶヴェルディの代表作です。独唱も大活躍、詩はラテン語のレクイエムそのものなのですが、その歌い上げっぷりには宗教曲ということを忘れてしまいます。おかげで、悪い意味で「オペラのよう」と揶揄されたことも多い曲ですが、ドラマチックで美しい旋律は耳に残ること間違いなし。「怒りの日」もあちらこちらで再現されて雰囲気を盛り上げます。(今回の曲では、「書き記されし書物は」の終盤、「判決を受けたる呪われし者は」の後半に顔を出します)
 もともとオペラの中で使われるはずだったメロディーを使った「涙の日なるかな(ラクリモーサ)」のほか、どれも印象的な曲ばかり。ぜひ聴いてみてください!
 それから先日もご紹介したウィリアム・ウォルトンの曲から、主に無伴奏の合唱曲が新たに登場。洗練された現代的なムード満載で、「絶対音楽はどこへ行くのか」や「太陽の聖歌」などはコンクールにも合いそうです。

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ヴェルディ「レクイエム」&ウォルトン合唱曲集"

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2009年10月30日

【新着情報 2009.10.30】
グレゴリオ聖歌&少年少女合唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 先日登場したグレゴリオ聖歌集、今週もさらにお届けします。前回と同じくミサ固有文から、今回は「アレルヤ唱」と「奉献唱」です。
 「アレルヤ唱」はその名のとおり、アレルヤ(=ハレルヤ)で始まって、最後もアレルヤで終わる曲。古いヘブライ語で「主を賛美せよ」という意味の言葉で、ミサの中の福音書朗読のときに現われる主を歓迎するために歌われます。一方「奉献唱」は、最後の晩餐になぞらえてパンとぶどう酒を祭壇に奉げるときに歌われる歌です。
 「アレルヤ唱」は明るく、「奉献唱」はどことなくミステリアス。同じ「De profundis」(深き淵より)という曲がそれぞれにありますが、曲の雰囲気はずいぶん違います(歌われる祝日も違います)。パッと聴くとどれも同じに聞こえてしまうかもしれませんが、いくつか聴いてみると気分にしっくり来る曲があるかも!
 ほかにも、「ずいずいずっころばし」や賛美歌「いつくしみ深き」でも知られている「星の世界」など、少年少女合唱の数々も新着です。こちらもお聴きのがしなく。

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グレゴリオ聖歌&少年少女合唱曲集"

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2009年10月23日

【新着情報 2009.10.23】
モーツァルト「戴冠式ミサ」・ウォルトン「ベルシャザルの饗宴」

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は、壮麗なオーケストラの加わった合唱曲のご紹介!
 最初はモーツァルト作曲の「戴冠式ミサ」です。ローマ皇帝の戴冠式で演奏されてからこの名前が定着したとか諸説あるようですが、ミサにしてはずいぶんと明るく活発な曲。キリエ(憐れみたまえ)まで何やら楽しげに聴こえてしまいます。独唱も随所で大活躍、オペラのアリアのようなメロディーが次々に歌われます。華麗なモーツァルト節が満載の逸品、「ミサはちょっと...」という方もぜひお試しを!
 モーツァルト作品は他にも2曲ご用意。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」はピアノ伴奏の混声・同声で配信中ですが、やっぱりオーケストラ伴奏も外せませんね。
 もう1作品、ウィリアム・ウォルトンの「ベルシャザルの饗宴」は、旧約聖書を題材にした物語形式の「オラトリオ」です。エルサレムからユダヤ人たちを捕虜として連行したバビロニア王ベルシャザルは、贅沢に溺れてユダヤの神をも冒涜。ある日、宴の席に人間の指が現われて、お前は王にふさわしくない、という神のお告げを壁に書く。その夜、王は殺され、開放されたユダヤ人たちが喜びを爆発させる...というのが大まかなストーリー。オーケストラに吹奏楽団、八部の混声合唱にバリトン独唱という大編成が、熱狂的な轟音をたたみかけてきます。スペクタクル巨編そのもののこの作品、ストレス解消にもぜひ??

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モーツァルト「戴冠式ミサ」・ウォルトン「ベルシャザルの饗宴」"

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2009年10月16日

【新着情報 2009.10.16】
「はにゅうの宿」「思い出のグリーングラス」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週お送りするのは、いずれもアメリカで生まれた歌です。
 まずは少年少女合唱の歌声で、おなじみの名曲の数々を。「みんなの合唱」でこの夏ご紹介した「はにゅうの宿(Home Sweet Home)」「マイ・オールド・ケンタッキー・ホーム」「夢みるひとよ(Beautiful Dreamer)」のほか、「思い出のグリーングラス(The Green Green Grass of Home)」も登場です。ふるさとに帰った主人公を昔のままの懐かしい風景が迎えてくれる、という優しい歌。しかし原曲では、それは南北戦争で囚われた南軍の兵士が死刑の直前に見た夢だった、というあまりにも残酷な結末が。他の曲もそうですが、ふるさとを思う曲には暖かさとともにどこか哀しい雰囲気も漂っているものが多いですね。
 合唱組曲「西部の歌」は、童謡や翻訳でおなじみの中山知子さんと、特撮やアニメのテーマ曲で知られる横山菁児さんのコンビが、アメリカ民謡をベースに構成。曲間にはナレーションも入って、ストーリー仕立ての楽しい作品です。「シェナンドア」や、「峠の我が家」(「終曲」も同じメロディーを使っています)の他にも、「序」は「On Top of Old Smoky」、「あの子」はクリスマスキャロルとして知られている「I Wonder as I Wander」がもとになっているなど、全編西部の雰囲気が満載です。
 続いては黒人女性歌手の独唱による黒人霊歌集。愛唱曲などではあまり耳にしない曲かと思いますが、神に向かって孤独に語りかけているような姿が目に浮かぶ切々とした歌声が、まっすぐ胸に響いてきます。

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「はにゅうの宿」「思い出のグリーングラス」ほか"

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2009年10月09日

【新着情報 2009.10.9】
グレゴリオ聖歌&ウォルトン合唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は神秘の響き、グレゴリオ聖歌のご紹介です。1,000年以上前に成立したというこの聖歌の数々は、旋律や音階の形や楽譜の書き方など、その後の音楽の色々な要素にとても大きな影響をもたらしました。宗教曲やクラシック曲はもちろん、ジャズでもグレゴリオ聖歌から発展した教会旋法(音階の形式)が取り入れられたりと、特に欧米では重要な位置を占めています。15年程前には時ならぬグレゴリアン・チャントブームも勃発、日本でも一躍話題となりました。
 聖歌はミサや日々のお勤めで歌われますが、今回ご紹介するのはミサの固有文と言って、特定の祭日にあげられるミサで歌うもの。(キリエ、グローリアなど、色々なミサで共通のものは通常文と呼ばれます)「入祭唱(にゅうさいしょう)」は文字どおりミサを始めるに当たって歌われる歌で、このときにその日のミサの内容を説明したりします。「昇階唱(しょうかいしょう)」は聖書の朗読があったあとに歌われますが、聖書を置く台に向かう階段を上がって歌うことからこの名がついたとか。
 単旋律の斉唱ながら、どこまでも広がっていくような不思議な感覚、秋の夜長に浸ってみてはいかがでしょうか?
 そして今週はイギリスの作曲家、ウォルトン(1902-1983)の宗教曲もお送りします。現代的ながら親しみやすい音楽で、壮麗なオルガン伴奏付きの曲も。あわせてチェックしてみてください!

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2009年09月04日

【新着情報 2009.9.4】
「金髪のジェニー」「想い出がいっぱい」「鎌倉は子守歌」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週もおなじみの曲や素敵な曲をお届けします!
 有名な曲も多い「アヴェ・マリア」、今回はバッハ&グノーの作品です。バッハの鍵盤楽器用の曲にフランスのグノーが歌のメロディーをつけて出来上がった美しい曲、同声版とソプラノ独唱版でも配信中ですので、聴き比べてみてはいかがでしょうか?「金髪のジェニー」はフォスターが、幼なじみでもあった奥さんをモデルに作った歌ですが、内容は「あの頃のジェニーはもういない」的なもの。奥さん怒るんじゃないでしょうか...?
 「想い出がいっぱい」は配信中の同声版に加え、混声版が新たに登場です。続々登場の寺島尚彦作品からは「鎌倉は子守歌」ほか。作曲者本人の作詞による悲しくも感動的な曲、ぜひ聴いてみてください。

 そして2008年全日本合唱コンクール全国大会からは、高校・職場・一般の各部門の演奏を。ここ最近勢いのある高校の男声合唱、今週の団体も男声らしい熱い演奏を聴かせてくれます。職場の団体は昨年までとは名前が変わっての登場。80名を越す人数による豊かな響きをお楽しみください。初出場の一般Aグループの団体は一転、20数名による軽快なアンサンブル。課題曲「Cibavit eos」はすでに多くの団体の演奏をご紹介していますが、舞い踊るようなテンポの演奏に目からウロコです。

 学生さんは2学期の始まっているところも多いと思います。夏休みでしばらくのぞいてなかったなあー...という方も、ぜひここ最近の更新をチェックしてみてください!

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「金髪のジェニー」「想い出がいっぱい」「鎌倉は子守歌」ほか"

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2009年08月28日

【新着情報 2009.8.28】
「小さな協奏曲」・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 「小さな協奏曲(コンチェルト)」は昭和63年度(1988年)のNHKコンクール中学校の部の課題曲でした。イントロの軽快な伴奏を聴いただけで、中学校時代の思い出がよみがえるー...という方も多いかもしれません。他2曲の寺島尚彦作品も、さわやかさあふれる逸品です。
 モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、歌ったことはない方も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?随所に出てくる転調が幻想的な雰囲気をかもし出す、とても美しい曲ですね。黒人霊歌「Swing Low, Sweet Chariot」も、おなじみのパーカー&ショウの編曲で愛唱曲でも定番です。
 続いては児童合唱団の歌声で「夕焼け小焼け」と「かもめの水兵さん」の童謡2曲。大正から昭和初期につくられた曲ですが、時代を超えて子供から大人まで親しんでいる、というのは童謡ならではですね。

 さらに2008年全日本合唱コンクール全国大会からも新着!大人数の団体でも、迫力だけではなく繊細な表現力も素晴らしい、さすがの全国クオリティの演奏です。スイスのマルタンの作品は、邦題どおり2群の混声四部の曲です。演奏した大学の団体は、40人弱と決して少ない人数ではないものの、八部だと1パート5人前後。練習では授業などでパートが足りない!ということもあったのではと思いますが、美しいハーモニーを聞かせてくれます。

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「小さな協奏曲」・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ほか"

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2009年07月31日

【新着情報 2009.7.31】
「ケンタッキーのわが家」「深い河」「遙かな友に」...定番愛唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は先々週に続いて、愛され続ける珠玉の名品集です。
 「アヴェ・マリア」は前回はジョスカン・デ・プレのものでしたが、今回はアルカデルトの作品です。もともとは違う曲だったのを後世の人がアレンジして「アヴェ・マリア」にしたのだそうで、正確にはアルカデルトの作品とは言えないのですが、こちらのほうが聴いたことのある方は多いかもしれませんね。「いとしのマドンナ」は「やまびこ」と同じラッススの曲。イタリアに駐留していたドイツの兵隊がたどたどしいイタリア語で愛を歌うという内容で、「マドンナ」がちょっとドイツ語っぽく「Matona(マトナ)」になってしまっているのです。
 「ケンタッキーのわが家」は日本ではアノお店のCMで有名ですが、アメリカではケンタッキー州の州歌になっているフォスターの曲。黒人霊歌「深い河」の河とはヨルダン河のことで、その向こうにある約束の聖地カナンに行きたい、と切々と歌います。
 昭和26年に作曲されたという「遙かな友に」は、合唱に関わった人なら知らない人はいないと言っても過言ではない名曲。どの世代の合唱団の方でも、一度は歌ったことがあると思います。合唱祭の全体合唱やコンサートのアンコールなどでもよく歌われますので、「知らない...」という方もぜひ覚えて、一緒に口ずさんでみてください。

 また今週も、2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新。男声版が配信中の「偽ヨイク」の女声版ほか、まだまだ注目の演奏が続々登場です!

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「ケンタッキーのわが家」「深い河」「遙かな友に」...定番愛唱曲集"

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2009年07月16日

【新着情報 2009.7.16】
「やまびこ」「おおスザンナ」「夜のうた」...定番愛唱曲集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は、長く合唱部・合唱団で活躍している皆さんには愛唱曲としてもおなじみの、名曲の数々をお届けします。
 「やまびこ」は16世紀フランドル楽派の作曲家、ラッスス(ラッソとも呼ばれます)の作品。二群の合唱体で、一方はエコーを歌います。演奏にはちょっと人数が必要ですが、エコーを客席から歌ったりする団体もあって、とても楽しい曲です。
 フォスターの2曲は、皆さんもよくご存じですね。アリス・パーカーとロバート・ショウのコンビも数多くの合唱編曲を手がけていて、きっと一度は歌ったことがあると思います。黒人霊歌「Nobody knows duh trouble I see」もこの二人の編曲です。
 「夜のうた」も長らく歌い継がれている名曲。アンコールや演奏会の最後に歌って思い出深い...という方もいらっしゃるかもしれません。「早春賦」は、作曲者の息子である中田喜直さんの編曲でお送りします。

 さらに今週も2008年全日本合唱コンクール全国大会から、年齢・編成・人数も様々な(一般Aは何と10人!)、いずれ劣らぬ熱演をお届けします。どうぞタップリとお楽しみください!

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「やまびこ」「おおスザンナ」「夜のうた」...定番愛唱曲集"

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2009年06月12日

【新着情報 2009.6.12】
無伴奏合唱曲の名作・ラフマニノフ「晩祷」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週はロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフの名曲「晩祷」をお送りします。ピアニストとしてスタートし、自身のピアノ曲も高い評価を受けている作曲家ですが、声楽作品にも素晴らしい作品を残しています。そのひとつが、この「晩祷」です。
 晩祷はキリスト教の教派のひとつの正教会(主にギリシャやロシアなど)で行なわれるお祈りの形式のひとつで、ラフマニノフの曲は正確にはこのうち「徹夜祷」と呼ばれる部分に基づいています。若い頃に作曲の先生の影響で正教の音楽に触れ、40歳を過ぎてこの「晩祷」を作曲しましたが、そのすぐ後にロシア革命が起きてソビエト連邦が成立。宗教音楽は演奏できなくなり、この曲も長い間演奏の機会を失っていました。
 正教では教会の中で楽器を使わないことになっているので、この曲も無伴奏です。でも聴いていると、どこからか高らかなラッパの音や荘厳な鐘の音が鳴り渡っているようで、声だけであることを思わず忘れてしまいそうになります。美しい旋律とともに、この声の饗宴をゼヒお楽しみください!

 それから今週も、2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!中学生の演奏から、人気の曲や課題曲「色白女童(いるじるめらび)」も登場。中学校部門には課題曲はないので自由曲としての演奏ですが、高校生以上の演奏に混ざっていても気がつかないのでは!?

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2009年04月17日

【新着情報 2009.4.17】
2007年全日本合唱コンクール(高校・大学・職場・一般)ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週も2007年の全日本合唱コンクールから、熱い演奏の数々が登場です!毎年コンクールを大いに盛り上げてくれる名門団体の演奏を、タップリとご堪能ください。
 大人気の邦人作曲家による新着曲には、幾多の名演奏を生んできた有名曲も多数。すでに今年、これを演奏することが決まっている!という方もいらっしゃるかも知れませんね。それぞれの曲に、いったいどんな形で命が吹き込まれているのか...?要チェックです!
 そして、お待たせいたしました!来週からいよいよ、昨年2008年度の全国大会の演奏が登場します!もちろんこちらも、いずれ劣らぬ名演&熱演が満載。どうぞお楽しみに!

 そして3月に引き続き、16世紀イタリアの作曲家・モンテヴェルディのマドリガーレもさらに更新!今回も、独唱曲を含む美しい響きをお楽しみください。

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2007年全日本合唱コンクール(高校・大学・職場・一般)ほか"

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2009年03月27日

【新着情報 2009.3.27】
It's a SOUL!! ゴスペル・クワイアの歌声 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は熱い魂の歌声、ゴスペル・ソングをお送りします。
 ゴスペル(gospel)とはgod-spell(よい話、知らせ)からきている言葉で、「福音」を意味します。黒人霊歌から発展してきたその歌の多くは、神様への感謝や救いへの熱望がつめ込まれた、まさに魂の歌。今回の演奏はピアノの他にドラムやベースも加わったものですが、やはり何と言ってもその熱い歌声が胸に響きます。
 このうち3曲でヴォーカルをとっているのは、アメリカの人気コーラス・グループ「ザ・テンプテーションズ」で、80年代から90年代にかけてリード・ヴォーカルを務めたアリ・オリー・ウッドソン。そして全曲を、アメリカのポップス&ブラック・ミュージック界の大御所、クインシー・ジョーンズがプロデュースしています。
※この楽曲は配信を終了致しました。何とぞご了承ください。

 さて一方がらりと雰囲気を変えて、典雅な調べを...16~17世紀に活躍した作曲家、モンテヴェルディのマドリガーレの数々をお届けします。みんなの合唱では「西風がかえり」「アリアンナの嘆き」を配信中ですが、こちらも名曲、「いとしい女の墓に注ぐ恋人の涙」が新たに登場です!愛する人が眠る墓の前で悲しみにくれる主人公、その痛切な想いが伝わってくる素晴らしい演奏です。

 時代も形も全く違いますが、どちらもあふれる想いを歌った歌。その心震わす熱唱に耳を傾けてみてください!

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2009年02月27日

【新着情報 2009.2.27】
フォーレ&ラター「レクイエム」 ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週最初は昨年5月の配信開始以来好評の、フォーレ&ラターの「レクイエム」から。配信中の曲に負けず劣らず、今回も反則的な(?)美しさで迫ります!フォーレの作品からは、同じく人気の「ラシーヌの雅歌」もお届け。17世紀フランスの作家の詩に曲をつけた、こちらも素晴らしい作品ですが、作曲したのは19~20歳の学生の頃とか...やっぱりすごい才能ですね。
 さて続いては、2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。コンクールの緊張感がビシバシ伝わってくる、ハイレベルな演奏がズラリと並んでいます。ラテン語のほかにアイヌ語やノルウェー語など、コンクールのステージでは歌われる言語も多種多様。皆さん在学中にいったい何ヶ国語ぐらい歌うんでしょう??
 最後はおなじみのクラス合唱曲から。「歌よ ありがとう」は新たに混声四部バージョンが登場です!(カラピアノは混声四部専用なので、ご注意くださいね)新学期に向けての練習にいかがですか?

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2009年02月13日

【新着情報 2009.2.13】
桜散る頃-僕達のLast Song ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は卒業式でも大人気の「桜散る頃~僕達のLast Song~」をお送りします!中学生の方たちが書いた詞に山崎朋子さんが作曲したこの曲、切なくも優しいメロディーが旅立ちの季節を盛り上げてくれます。カラピアノも合わせてご用意しましたので、どうぞご活用ください!他にも配信中のクラス合唱曲から、人気の曲の数々が新バージョンの演奏で登場。「大切なもの」「夏の日の贈りもの」には新たにカラピアノも追加です。「心の中にきらめいて」のカラピアノは、配信中の混声三部・同声二部用とは調が違いますので、ご注意くださいね。
 続いては少年少女合唱で、文部省唱歌の「雪」。「雪やこんこん」と覚えている方が多いかも知れませんが、正しくは「こんこ」です。ご存知でしたか?
 さらに今週は宗教曲からも...パレストリーナのミサとモテットをお届けします。ミサ「武装した人」は、ルネサンスの頃に流行した同名の曲をもとに作られたもの。同じ曲をもとにして、他にも色々な作曲家がミサを作っています(既存のメロディーを使っての作曲が一般的に行なわれていたのです)。「鹿が谷川を慕うごとく」は全日本コンクールの課題曲にもなった、日本でもとてもよく歌われる曲です。こちらも要チェック!

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2008年12月19日

【新着情報 2008.12.19】北欧のクリスマス・キャロルほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 3週にわたってお送りしてきたクリスマスの歌の数々、最後は北欧の国々の曲をお届けします。
 北欧といえば合唱ファンの皆さんにはおなじみ、とても高い合唱文化を誇る地域です。また「サンタクロース村」で有名なフィンランドをはじめ、雪に覆われた深い森のイメージがクリスマスの神秘的なムードを感じさせてくれますね。
 今回は4つの国から3曲ずつセレクト。伝承曲やよく知られた作曲家によるものなど様々ですが、どの曲にも何ともいえない美しい旋律があふれています。フィンランド以外の国の言葉はよく似ているのですが、4ヶ国語とも暖かい母音と柔らかい子音が合唱にはピッタリ!北欧ではクリスマスのことを古い言葉で「ユール」といいますが、いくつかの曲に顔を出すこの言葉も、とても優しい響きです。そしてもちろん、澄み切ったハーモニーと歌声は、聞いているだけで幸せな気分に...あまり聴いたことのない方にも、絶対のオススメです!
 この他にも、クリスマスにちなんだ歌をたくさんご用意しています。イタリアでとてもポピュラーな「煌めく空より汝は来れり」や、無伴奏の独唱でしっとりとお届けする「スウィート・リトル・ジーザス・ボーイ」など、バラエティに富んだラインナップ!
 今月の新着曲をはじめ、クリスマス特集にもまだまだ色々なクリスマスの曲がありますので、是非チェックしてみてください!

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2008年12月12日

【新着情報 2008.12.12】
バッハ「クリスマス・オラトリオ」ほか

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週もクリスマス・スペシャル!J.S.バッハの大作「クリスマス・オラトリオ」をお届けします。全6部64曲から成るこの一大巨編、本来の上演形式は、12月25日のクリスマスに第1部を上演するのを皮切りに、約2週間のあいだに6回ある祝祭日にそれぞれ1日1部ずつ上演する、という大掛かりなものです。
 「オラトリオ」というのは主に聖書から題材をとった物語を合唱や独唱で描いていく宗教曲の形式で、「レチタティーヴォ」という「語り」的な部分と、感情タップリの「アリア」、そして合唱などが次々と登場します。(演技はしませんが、オペラとよく似ていますね)「クリスマス・オラトリオ」では、エヴァンジェリスト(福音史家)という人が司会進行のような役割をして、独唱がレチタティーヴォで状況を説明した後にアリアや合唱、というパターンが繰り返されますが、今回はこの中から合唱を中心に、アリアもいくつかピックアップしてみました。(※第1曲の合唱は、演奏時間の関係上後半の繰返し部分をカットした抜粋版となっています)同じくバッハの曲からさらに2曲ご用意しましたので、あわせて聴いてみてください。
 また今週も、おなじみ「きよしこの夜」のドイツ語版(こっちがオリジナルなのです)をはじめ、クリスマスにまつわるいろんな曲が登場!今回は厳かな雰囲気のものをメインにチョイスしました。静かに迎えるクリスマスをイメージしながらどうぞ...

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バッハ「クリスマス・オラトリオ」ほか "

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2008年12月05日

【新着情報 2008.12.5】
ブリテン「キャロルの祭典」 & クリスマス・キャロル集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 いよいよ12月、クリスマスも近づいてきましたね!ということで今週は、イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンの「キャロルの祭典」ほかをお送りします。
 オーケストラ曲「青少年のための管弦楽入門」でも知られているブリテンの「キャロルの祭典」は、キリスト誕生の物語をメインにした女声または同声のための曲集です。14世紀から16世紀の伝承詩などに、イギリスの古い民謡を思わせる旋律がつけられ、ハープの伴奏が加わる。何ともいえない穏やかな雰囲気が漂いますが、作曲されたのは第二次世界大戦まっただ中の1942年です。そこには、反戦主義者だったブリテンの平和への思いも込められているのかも知れません。最初と最後の曲は同じグレゴリオ聖歌「今日キリストがお生まれになった」ですが、最初はハープ伴奏つきでセレモニーの始まりを告げ、最後は無伴奏で聖堂から退場していく、という構成になっています。またその他の小品も魅力的なものばかりですので、是非チェックしてみてください!
 他にも、楽しいキャロルをご用意!人気作曲家ジョン・ラターのアレンジによる2曲は、オーケストラがついてゴージャスなムード満点。スピード感あふれる編曲の「ひいらぎ飾ろう」、イギリスの伝承詩によるキャロル「明日は私が踊る日」は、どちらも思わず体が動き出してしまいます。どうぞタップリとお楽しみください!

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ブリテン「キャロルの祭典」 & クリスマス・キャロル集"

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2008年11月21日

【新着情報 2008.11.21】
中世の響き~オケゲム、ジョスカン・デ・プレ、モンテヴェルディ

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週は合唱が音楽の世界の中心だったころ、15世紀から16世紀頃の曲をメインにお届けします。
 ルネサンス文化隆盛のこの時期、フランスの北からベルギーにかけてのフランドル(英語で読むと「フランダース」)という地域で、音楽(=合唱)がとても盛んになりました。ここで活躍した作曲家達は「フランドル楽派」とも呼ばれています。当時はグレゴリオ聖歌などの単旋律を使って多声音楽が作られていました。彼らはポリフォニーの技法をさらに追求して、声部や音域も広げたとても豊かな響きを生み出していきました。
 ヨハネス・オケゲムはフランドル楽派の最初の世代の作曲家で、以後の人たちにも大きな影響を与えました。ハインリヒ・イザークの「インスブルックよ、さようなら」は、彼が宮廷作曲家として活躍していたインスブルック(現在のオーストリア・チロル州)の町を去るときに作ったとされる有名な曲(チロル民謡とも言われています)。ジョスカン・デ・プレはこの時代の作曲家の中でも特によく知られていて、美しいミサから楽しい世俗曲まで、現在もたくさんの団体によって演奏されています。
 その後17世紀頃には、それまでよりもドラマチックな傾向の強い「バロック音楽」が盛んになっていきます。ちょうどこの過渡期に活躍したクラウディオ・モンテヴェルディも、よくご存知の方が多いのではないでしょうか?有名なギリシア神話を題材にした「アリアンナの嘆き」には、激しい不協和音も出てきたりして、演奏のほうもより情感的です。
 いずれも男性歌手のみによる演奏で、ふくよかな音色が雰囲気満点!どうぞごゆっくりお楽しみください。

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2008年10月03日

【新着情報 2008.10.3】
パレストリーナ&ビクトリア ミサ・モテット集

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

 今週はルネサンス期の宗教音楽の巨人、パレストリーナとビクトリアのミサ・モテットの数々をお送りします。
 16世紀に活躍したこの二人の名前は、宗教曲にも挑戦したことのある方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?全日本合唱コンクールでもたびたび課題曲に採りあげられ(今年の男声の課題曲にもビクトリアが入っていますね)、自由曲としても数えきれないほど演奏されています。
 どちらかというと、パレストリーナはストイックな、ビクトリアは情熱的なイメージの曲が多いようですが、二人とも当時とても盛んだった「ポリフォニー」と呼ばれるスタイルを駆使しています。これは、それぞれのパートが独立した旋律を演奏し、それが絡み合ってハーモニーが生まれるというもの。あちらからこちらからメロディーが途切れることなく紡ぎ出されるその音楽は、独特の浮遊感のようなものがあって何ともいえない心地よさです。
 普段よく歌われる曲には「ホモフォニー」というスタイル(メロディーのパートがあって他のパートはハモりに徹する)が多く、ちょっと難しく感じるかもしれませんが、ゼヒ一度聴いてみてください。きっと新鮮な驚きがありますよ!
 なお、パレストリーナは男声のみの編成に低音パート補助のためのオルガンつき、ビクトリアは混声のア・カペラでの演奏です。曲だけでなく、編成の違いにも注目(注耳?)です。

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パレストリーナ&ビクトリア ミサ・モテット集"

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2008年06月06日

新着2008.6.6[英国教会の讃美歌集]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週は、イギリスの教会で愛唱されている賛美歌の数々をお届けいたします。

イギリスは中世以来、宗教曲やマドリガルなどで多くの名曲を生んだ、合唱音楽の歴史の上でも重要な国。そんな中でも賛美歌は、キリスト教圏の国々では生活に密着した音楽として、広く親しまれています。
このうち「いにしえ、かのみ足は」は「エルサレム(イェルサレム)」のタイトルで知られており、みんなの合唱では別の演奏でも配信中です。往年のロックバンドのカヴァーでご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、毎年ロンドンの夏の音楽祭「プロムス」の最終夜に演奏されていて、イギリス人には大変馴染み深い曲です。
他にも今回ご紹介する曲には、19世紀から20世紀の近代の作曲家による作品が多く含まれています。近世以降はヨーロッパ諸国の隆盛に押され、クラシックの世界ではやや影の薄くなった感のあるイギリスですが、これらの賛美歌のような端正な美しさはひとつの大きな魅力ではないでしょうか。

日本では賛美歌はクリスマスか結婚式以外、普段はあまり聴く機会のない方も多いかも知れませんが、部屋にいることが多いこの時期、しばし耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

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2008年05月16日

新着2008.5.16[フォーレ・エルガー・ラターの宗教作品集]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

今週は近・現代の3人の作曲家による宗教合唱曲の数々をお送りします。

ガブリエル・フォーレ(1845-1924)はフランスの作曲家で、今回お送りする「レクイエム」はその作品の中でも特によく知られているもののひとつです。一方の「小ミサ曲」は、グローリアやクレドといった長い曲を省いたその名のとおり小さなミサ曲ですが、音もとてもシンプルで、静かな祈りにふさわしい穏やかな気分になります。

エドワード・エルガー(1857-1934)は「威風堂々」や「愛の挨拶」で有名なイギリスの作曲家で、合唱作品も数多く残しています。演奏は少年合唱と男声による編成にオルガン伴奏。目の前に大聖堂の光景が浮かぶような、端正で荘厳な雰囲気をご堪能ください。

ジョン・ラター(1945-)も同じくイギリスの作曲家。特に宗教合唱作品を多数作曲していますが、映画音楽を思わせるようなポピュラーな旋律がとても親しみやすく、日本でも大変人気があります。「レクイエム」はもちろん、「クレア・ベネディクション」などもラター節全開!ぜひ聴いてみてください。

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2008年04月25日

新着2008.4.25[2007年全日本コンクール&映画「名探偵コナン」登場曲]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

長らくお待たせいたしました!いよいよ、昨年行なわれた第60回全日本合唱コンクール全国大会の演奏、配信開始です!
まずは中学生の混声合唱と、32人以下の小編成、高校Aグループの演奏をお楽しみください。来週からも全国大会の演奏が続々登場しますので、どうぞお楽しみに!

さらに今週はもうひとつ、4/19から公開されているアニメ映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」に登場する曲をピックアップしました。毎年ゴールデンウィークに爆発的なヒットを飛ばしているこのシリーズ、今年のテーマは「音楽」ということで、有名なクラシック曲が続々登場します。
今回お届けするのは映画で実際に使われている音源ではありませんが、映画の予習にもぜひ。静かに歌われることの多い「アメイジング・グレイス」も、魂揺さぶられる感動の演奏で必聴です!

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2007年12月21日

新着2007.12.21[キャロル&ブルックナーのモテット]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

クリスマスも目前に迫ってきましたね。
3週にわたってお送りしてきたクリスマス強化ウィーク(?)も今回で最後。今週は、先週に引き続いてのクリスマス・キャロルのほか、クラシック作曲家・ブルックナーのモテット集をお届けします。

今週のキャロルのうち、「み空をはせゆくみ使いたちよ」(=「荒野にみ使い」)と「まきびと羊を」は、児童合唱による日本語の演奏も配信中ですが、パイプオルガンつきの英語での演奏もぜひお楽しみください。
定番中の定番「きよしこの夜」も、今回はこれまでのどの「きよしこの夜」とも違った、とても幻想的な演奏で、必聴です!

一方のブルックナーのモテット集(ミサ曲以外の宗教曲を指します)。
ブルックナーというと、壮大な音世界が魅力の交響曲が特に有名ですが、合唱でもとても深遠な、たとえようのない美しさをたたえた作品がたくさんあります。
全日本合唱コンクールでも、今回の曲の中では「Locus iste」、「Virga Jesse」、「Christus factus est」が課題曲になっており、自由曲でも頻繁に演奏されるので、なじみ深い方も多いかもしれません。
オルガンやトロンボーンの伴奏が入っている曲はもちろん、無伴奏の曲もまるでオーケストラのようなスケール感があります。
クリスマス向けの曲ばかりではありませんが、宗教曲にはあまりなじみのない方にもおススめです!ぜひ一度、じっくりと耳を傾けてみてください!

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2007年12月14日

新着2007.12.14[聖歌隊によるクリスマス・キャロル]

こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。

先週に引き続き、今週もクリスマス特集!
今週は聖歌隊が歌う、クリスマス・キャロル集をお送りします。

パーティーなどで流れたり歌われたりするクリスマス・ソングと比べると、行事のお祝いのための性格が強いキャロルは、もしかしたらなじみの薄い曲が多いかもしれません。
でも合唱の好きな皆さんなら、クリスマスに行なわれるミサや集会で、歌ったり聴いたりしているのではないでしょうか。

曲自体もミサ曲よりは平易なものが多いのですが、キリストの誕生を祝う曲ということもあり、喜びや優しさに満ちたメロディーがあふれています。
教会の聖歌隊とボーイ・ソプラノ、オルガンによる、きよらかなキャロルの数々をお楽しみください。
先週配信を開始した曲とも何曲か重なっていますので、こちらもあわせてどうぞ!

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2007年08月10日

新着2007.8.10[吉田美和 未来を旅するハーモニー]

皆さま、こんにちは。今日も猛暑が続きますね。涼しくなるのが待ち遠しい今日この頃です。
さて、本日の更新情報をお届けします。
新着2007.8.10[Nコン、メサイア、全日本合唱コン..一般の部より]

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2007年06月26日

モツレクアップ!

[更新情報 オペラ、管弦楽 2007.6.26]

モーツァルト レクイエム配信開始!
♪レクイエム ニ短調 K626(ジュスマイヤー版)
演:スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団 曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

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2007年06月14日

オペラ・管弦楽&週刊ブルーアイランド第3話をアップしました!

6/14 NEW 週刊ブルーアイランド第3話をアップ!
オペラ・管弦楽にエルザ 第2幕、ヘンデル ジョージ2世の戴冠式アンセム....up

イェルサレム
演:リーズ・フェスティヴァル・コーラス 曲:ヒューバート・パリー

エルザの大聖堂への行列(歌劇「ローエングリン」第2幕より婚礼の合唱「真心こめてご先導いたします」)
演:スウェーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団 曲:リヒャルト・ヴァーグナー

ジョージ2世の戴冠式アンセム
演:タリス室内合唱団 曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

歌劇「アイーダ」
演:RTEフィルハーモニック合唱団 曲:ジュゼッペ・ヴェルディ

歌劇「トロヴァトーレ」
演:スロヴァキアフィルハーモニー合唱団 曲:ジュゼッペ・ヴェルディ

歌劇「ナブッコ」
演:スロヴァキアフィルハーモニー合唱団 曲:ジュゼッペ・ヴェルディ

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕より「徒弟たちの踊りと親方達の入場」
演:ヨーラン・エリアーソン(T) 曲:リヒャルト・ヴァーグナー

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2007年06月01日

6月配信の主なコンテンツ♪

[オペラ・合唱付き管弦楽]

歌劇「トゥーランドット」
カルミナ・ブラーナ
レクイエム(ヴェルディ)

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