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2011年11月21日
第64回全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門終了
11月19日(土)・20日(日)の2日間、青森県青森市で、第64回全日本合唱コンクール大学・職場・一般部門の全国大会が開催されました。
大学部門に18団体、職場部門に10団体、一般部門はA・Bグループ合わせて30団体の合計58団体が出場。午前から夜まで、数多くの熱演を繰り広げられました。見事金賞を受賞されたのは19団体。皆様おめでとうございます!
メンバーがそれぞれ違った生活を持ち、考え方や生き方も様々な広がりがあるこの部門では、普段の練習を行なうにもご苦労なさっている団体も多いことと思います。でもそこから生み出される密度の濃い音楽は、この部門ならではの魅力にあふれています。
どうかこれからも、全国各地でその歌声を響かせ続けてください!
※今大会の詳しい結果は、以下のサイトでご覧になれます。
・全日本合唱連盟(携帯サイト)
asahi.com(朝日新聞社のニュースサイト)
・大学部門・一般部門Aグループ
・職場部門・一般部門Bグループ
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2011年10月31日
第64回全日本合唱コンクール全国大会 中学校・高等学校部門終了
10月29日(土)・30日(日)の2日間、東京都府中市で、第64回全日本合唱コンクール全国大会の中学校・高等学校部門が行なわれました。
出場団体は中学校39団体、高校34団体の合計73団体。このうち中学校15団体、高校12団体が、見事金賞を受賞されました。皆さんおめでとうございます!
大震災で甚大な被害を受け、今なお厳しい状況の渦中にある東北地域からも例年どおり多数の団体が出場、素晴らしい成績を収められました。全国的にも震災の影響が広がる中、今回全国大会に出場された団体のうち高校では半数以上、中学では何と9割以上の団体がNHKコンクールの各地区大会や全国大会にも出場され、若いエネルギーに圧倒されました。
3年生の皆さんは困難な状況の中、下級生を引っ張っていくのは色々な苦労があったと思います。でもその中で、これまで以上に合唱の力を感じられたのではないでしょうか。どうか卒業されても、ぜひ合唱を続けてください!1・2年生の皆さんは、今年の経験を忘れずに、来年迎え入れる新しい仲間に合唱の素晴らしさを伝えていってくださいね。
皆さん本当にお疲れ様でした!
※今大会の詳しい結果は、以下のサイトでご覧になれます。
・全日本合唱連盟(携帯サイト)
asahi.com(朝日新聞社のニュースサイト)
・中学校部門
・高等学校部門
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2011年10月28日
【更新情報 2011.10.28】イギリスのマドリガル集 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は16~17世紀イギリスのマドリガルの数々をお送りします。
マドリガルは世俗的な内容の詩を情感豊かに歌うイタリア生まれのスタイルで、イタリアでは「マドリガーレ」と呼ばれ、モンテヴェルディなどが名曲をたくさん残しています。ほどなくイギリス(当時のイングランド)でも作品が生まれ始め、イギリスの音楽史の中でも黄金期といえる一時代を形成します。
「Fair Phyllis(美しいフィリス)」のような軽快な曲も、「Draw on, sweet night(甘い夜よ、来たれ)」のようなしっとりした曲も、比較的シンプルな和音でメロディーラインも親しみやすく、日本でも多くの合唱団で愛唱されているイギリス・マドリガル。少人数アンサンブルにも最適ですし、何より歌っていて心地良いのが魅力です!他の外国語には少々抵抗がある方も、英語ならとっつきやすいかもしれませんね(発声には少々注意が必要ですが...)。まずは1曲、聴いてみてください!
続いて昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
一般部門Aグループの歌う「Il Coro dei Malammogliati(不幸な結婚をした男たちの合唱)」はイタリアの作曲家ダッラピッコラの作品。シニカルな雰囲気が独特の魅力をふりまく曲です。作詩のミケランジェロ・ブオナローティは、ルネサンス芸術の大家としておなじみのミケランジェロと同じ名前ですが、その甥に当たる著作家です。
「Contre qui, rose(バラよ、おまえは)」はアメリカの現代作曲家ローリゼンの作品です。前の曲とはうって変わって、静かに胸の奥に染み渡るような美しい曲です。
一般部門Bグループからは少年少女合唱団の登場です。「Ate Netsik」(アテ・ネツィック/気をつけろ あざらし君)は先月もご紹介した間宮芳生さんの作品。もともと児童合唱のため曲なので、もちろんその歌声は愉快な雰囲気にピッタリ!テンポも軽快で、前回の大学生による演奏とはまた違った一面が感じられます。
続きを読む "【更新情報 2011.10.28】イギリスのマドリガル集 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
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2011年10月21日
【更新情報 2011.10.21】 少年少女合唱で「びわ」「みどりのマーチ」「狩人の合唱」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はまず少年少女合唱団の演奏からお届けします。
「びわ」はまど・みちおさんの詩に、「遙かな友に」でおなじみの磯部俶さんが作曲した歌です。まどさんの優しい詩に磯部さんの美しいメロディーが寄り添って、なんとも言えずほんわかした気分にさせてくれます。
「青い空」の原曲は「シエリト・リンド」といって、メキシコでとても親しまれている明るく陽気な歌。日本語詞では畑仕事に精を出す様子が描かれていますが、原曲では素敵な女性との恋を歌っています。
「狩人の合唱」は、ドイツの作曲家ウェーバー(1786-1826)の歌劇「魔弾の射手」で歌われる、とっても有名な曲です。男声合唱の勇ましい歌を少年少女合唱の歌声で歌うと...?
「ボリバ」は韓国のポピュラーな歌謡曲です。中山知子さんの訳詞は原曲に沿ったもので、夕焼け空の下の麦畑を歩いているとどこからか懐かしい歌が...という内容。フレーズの頭が長く伸びるとてもゆったりとしたメロディーが、しみじみと心を打つ優しい歌です。
※録音が古く、一部お聴き苦しいところがございます。何とぞご了承ください。
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
大学部門はハンガリーの作曲家オルバーンの2曲です。細かいフレーズと伸び伸びとしたフレーズが重なり合い、そこから美しい色彩が浮かび上がってくる様子は、この作曲家の大きな魅力のひとつです。
一般部門の「風紋」は石井歓さんの作品。戦後日本の合唱界に大きな足跡を残した方で、全日本合唱連盟の理事長も20年近く務めました。1970年(昭和45年)発表のこの作品も歌い手・聴き手を問わず多くの方を魅了し、40~50代以上の合唱ファンで知らない方はいないのでは?という名曲です。
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2011年10月14日
【更新情報 2011.10.14】 ムソルグスキーの歌曲から「蚤の歌」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初にお送りするのは独唱曲。しかも耳にする機会の少ない、バスの歌唱による歌曲の数々です。
オペラなどでもバスのアリアはありますが、やはり多くの演目でのメインはソプラノやテノール。さらに歌曲となると、低くてもバリトンまででバスの歌声が似合う曲は限られてきます。
そんな中から今週ご紹介するのは、「展覧会の絵」や「禿山の一夜」など目くるめく音絵巻で知られるロシアの作曲家、モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)の歌曲作品です。
「蚤の歌」は特に有名な1曲。もともとはアルト向けだそうですが、バスが歌うことの多い曲です。ゲーテの戯曲「ファウスト」のロシア語訳に作曲されていて、酒場で歌う悪魔メフィストフェレスが描かれています。ペットの蚤を溺愛する王様のことを面白おかしく歌うメフィスト。繰返し出てくる彼の笑い声が、この歌の最大の特徴になっています。
「死の歌と踊り」は詩人アルセニイ・ゴレニシチェフ=クトゥーゾフ(1848-1913)の詩による歌曲集で、タイトルどおり「死」をテーマにした4曲が並びます。幼い子供、若い女性、老人、そして戦場の戦死者のもとに「死」が現われ、冥府に誘うという怖い内容。ちょっとシューベルトの「魔王」にも通じるものがありますね。時に優しく、魅力的に、あるいは希望さえ抱かせるような旋律を歌う「死」の歌声。でもその奥底には逃れることのできない恐怖が横たわっていて、バスの魅力のひとつを最大限に発揮している作品です。
超低音専門の歌手もいるという低音大国(?)ロシアの歌曲の魅力、どうぞ存分にご堪能ください!
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、中学校・高等学校部門の演奏をお届けします。
中学校混声の部の2曲は、青森東部から岩手・秋田に至る南部地方に伝わる歌と、青森西部の津軽に伝わる歌を題材にした作品です。無伴奏の「南部の歌によるふるさと幻想曲」、ピアノと太鼓が入った「あいや節幻想曲」とも、様々な色彩が散りばめられて、とても楽しんで歌っている様子が伝わってきます。
高校Aグループは三善晃さんの対照的な曲調の2曲を選曲。爽やかで、かつロマンチックな「あげます」と、情熱的で激しいメロディーが渦巻く「あなたにサタンがいるなんて」は、それぞれの詩人が持っている特色が鮮やかに描き出されています。
高校Bグループの「暁を見るために」は澄んだ音色が心地良い無伴奏の作品です。若々しい輝きがある歌声が、曲のトーンやリズムにぴったりマッチして、魅力あふれる演奏になっています。
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2011年10月07日
【更新情報 2011.10.7】ジェズアルド宗教作品集 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
先週に続いて、今週もまずはカルロ・ジェズアルド(1566-1613)の宗教作品からお届けします。
ジェズアルドは同じイタリアのパレストリーナ(1525頃-1594)の次の世代に当たり、モンテヴェルディ(1567-1643)と同世代です。この二人が当時もその後も音楽の世界に大きな影響を与えたのに対して、ジェズアルドは近代になるまでほとんど顧みられなかったそうです。
理由としてはその特異な音楽性や、貴族の彼が職業音楽家というよりはいわば道楽として創作活動をしていたことなどもあるようですが、20世紀になると、その斬新さで多くの音楽家に注目されるようになります。
現代の耳にはどちらかというと古典作品寄りに聴こえるものの、やはり随所に散りばめられた独特の響きには、現代作品とも変わらないような魅力がつまっています。
さて次は昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校同声の部の演奏曲は、オルバーンのミサ曲第6番です。ピアノ伴奏が付いた曲で、明るく爽やかな「Gloria」、しっとりとした音運びが美しい「Sanctus-Benedictus」のどちらも、キラキラとしたピアノがとても印象的に歌声を彩ります。
高校Aグループが歌う「手紙」は松下耕さんの組曲「鳥のために」から。詩を書いた山崎佳代子さんは20代の頃から当時のユーゴスラビアに渡り、現在はセルビアの首都ベオグラードに住んでいます。この組曲の詩は、1991年に起こったユーゴスラビア紛争での悲劇を描いたもの。無伴奏の混声合唱が、紛争の中で命を落とした人たちの声なき声を浮かび上がらせます。
職場部門の自由曲は、8月にもご紹介したポーランドの作曲家、パヴェウ・ウカシェフスキの作品です。10声部以上(各パートが3~4部に!)という編成から生み出されるハーモニーで、分厚い迫力から繊細な静けさまでを自在に表現。そのオーケストラのような響きは必聴です!
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2011年09月30日
【更新情報 2011.9.30】ジェズアルド宗教作品集 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はルネサンス期のイタリアの作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566-1613)の宗教作品のご紹介です。ジェズアルドはおととしの全日本合唱コンクール課題曲でもとりあげられていて、ご記憶の方も多いかと思います。
その特徴としてよく挙げられるのは、半音進行の多用による独特のサウンドです。この当時はまだ「調性」の体系がはっきりしていなかったとは言え、半音進行によって次々に変化していく和音や強烈な不協和音は、かなり刺激的だったのではないでしょうか。19世紀になるとワーグナーなどによって半音進行は広く認知されるようになりますが、今聴いても充分斬新なムードに彩られています。
激しい感情はもちろん、静かで瞑想的な部分もとても印象的に描かれたジェズアルド・サウンド、一度聴いたらもうフツーのきれいな和音では満足できなくなるかも知れません!?
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏です。
まずは中学校混声の部、歌うのはフィンランドの現代作曲家ヤーッコ・マンテュヤルヴィの「El Hambo」です。スウェーデンのフォークダンス「Hambo」に基づいた曲で、本来は3/4拍子のリズムを5/4拍子にして、よりいっそう楽しく軽快な雰囲気をかもし出しています。
高校Aグループの「聖ビルギッタを讃えて」はスウェーデンのペール・グンナー・ペッテションの作品です。「聖ビルギッタ」は14世紀の聖人で、スウェーデンではとても崇敬を集めている女性です。彼女の優しさと強さを描いたという対照的な曲調の2曲を、伸びのある透き通った歌声で見事に演奏しています。
職場部門はモンテヴェルディの「4声のミサ」を演奏。メンバーの年代の幅広さと30名弱という人数、そして職場部門ならではの連帯感が、とても親密で暖かいハーモニーを生み出しています。
一般Aグループからは「永訣の朝」です。宮澤賢治のこの詩には何人もの作曲家が曲をつけていて、この作品は西村朗さんが男声合唱団から委嘱を受けたものです。同声三部なので男声でも女声でも歌えるこの曲、女声の演奏はその美しさがかえって悲痛な心情を際立たせ、胸を打ちます。
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2011年09月22日
【更新情報 2011.9.22】 トスティの歌曲から「夢」「暁は光りから」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も先週に続き、イタリアの作曲家フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)の歌曲の数々をお送りします。
今回の曲も、何れ劣らぬ名曲揃い!静かに優しく語りかけるような「理想」、激しく燃え上がるメロディーが印象的な「マレキアーレ」、切ない美しさが胸に迫る「夢」...さまざまな曲調の歌に、それぞれの魅力を湛えています。
また今回は、同じくイタリアの作曲家でトスティの後の世代のピエトロ・マスカーニ(1863-1945)、ステーファノ・ドナウディ(1879-1925)の歌曲もお届けします。こちらもゼヒ聴いてみてくださいね!
次は昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。今週も、中学・高校部門から3団体の演奏です。
中学校混声の部からは三善晃さんの名作「嫁ぐ娘に」。技術的にも内容的にも難易度の高いこの作品に、中学生の皆さんが真正面から取り組んだ歌声は感動的です。
高校Aグループの自由曲は、現代ドイツの作曲家ジークフリート・シュトローバッハの作品です。聖母マリアを讃えるとてもポピュラーなテキストに付けられたこの曲は、ヒネリや激しい起伏があまりない分、自然と耳に溶け込んできます。凛とした端正な表情がとても印象的な演奏です。
Bグループの自由曲は鈴木輝昭さんの作品。源氏物語に材を取った「夕顔」です。夕顔は、素性を伏せて光源氏と逢瀬を重ねた後、怨霊によって若くして命を落とす女性です。もろく儚げな響きを垣間見せる幻想的なサウンドが、夢見るような平安の世界へいざないます...。
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2011年09月16日
【更新情報 2011.9.16】 トスティの歌曲から「最後の歌」「セレナード」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週ご紹介するのは、イタリアの作曲家フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846-1916)の歌曲集です。もともとはヴァイオリンに非凡な才能を発揮していましたが、20代の頃から書き始めた歌曲が人気となり、脚光を浴びるようになりました。
イタリアといえば何といってもオペラの国。歌曲というとバロック時代の古典作品か民謡ベースの歌くらいで、あまり注目もされていなかったようです。そうした中で歌曲にこだわり追求し続けたトスティの作品は、ドイツなどの歌曲先進国のものと同じく、歌そのものがひとつの完成された世界を持っています。
とはいえそのメロディーは決して難解なものではなく、どんな人の耳もとらえて離さない魅力にあふれています。特徴的な節回しや音の動きには、イタリアと聞いて思い浮かべる甘く情熱的なムードが満載!特に歌われる機会の多い「最後の歌」「四月」「セレナード」などをはじめ、一度聴けばすぐに憶えてしまえそうな、さらには自分でも歌いたくなってしまうような曲ばかりです。テノールならではの艶と力強さも、タップリとご堪能ください!
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏、今週は中学・高校部門の3団体をお届けします。
中学校混声の部の団体が歌うのは、千原英喜さんに委嘱した「ヨハンネス福音之傅(よろこびのたより)」。ドイツ人宣教師カール・ギュツラフ(1803-1851)による聖書の日本語訳(しかも言葉づかいは江戸時代のもの)をテキストにしているという、これまた千原さんらしい独特の雰囲気をもった作品です。伸び伸びとした晴れやかな歌声も印象的。
同声の部はキャラクターの違う2つの曲の組み合わせです。鈴木輝昭さんの「何が泣いただろうか」は、宗左近さんの童謡集に収められた詩に作曲されています。童謡集とはいえ、その詩は重層的で深遠。曲と演奏も、まるで何十枚も重ねた透明なガラスの中を覗き込むような、幻想的な響きが広がります。信長貴富さんの編曲による「一切朝花(ちゅっきゃりあさばな)」は、奄美群島の島唄(この地域で歌われている民謡)です。「朝花」は宴席などで最初に歌われる歌で、ご挨拶のようなものなんだそうです。「一切」はその短いバージョンといったところ。楽しさが伝わってくる軽妙な曲です。
高校Bグループは厚みのあるサウンドが素晴らしい演奏です。80人を超える大所帯のうち、男声の人数は女声の約3分の1。でもしっかりした存在感とバランスの取れたトーンで、人数差を感じさせません。
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2011年09月09日
【更新情報 2011.9.9】 ジョン・ラター「マニフィカト」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も前回に続き、イギリスの作曲家ジョン・ラターの作品から。今回は「Magnificat(マニフィカト)」です。
マニフィカトは、神によってイエスを宿された聖母マリアが、神への感謝を告げる歌。古典から現代まで、多くの作曲家によって作曲されています。ラターの作品はラテン語の原詩に英訳を随所に織り交ぜて、7つの曲から成る総演奏時間約40分の作品となっています。
もちろんこの作品もラター節全開!1曲目「Magnificat anima mea」の軽快で楽しげなイントロ、それに続く印象的なメロディーは、まるで広々とした高原で踊っているかのような開放感にあふれています。4曲目「Et misericordia」ではソプラノ・ソロが登場。あまりにも清らかで優しいその歌に、涙腺を直撃される方も多いかも知れません。終曲「Gloria Patri」の後半では1曲目のテーマが再現され、明るく希望に満ちた雰囲気のうちにフィナーレを迎えます。
魅力的なサウンドがいっぱいつまったラターの世界、前回の「Gloria(グローリア)」「Te Deum(テ・デウム)」も合わせて、どうぞお楽しみください!!
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から、今週は高校・大学・一般部門です。
高校A・Bグループが歌う女声の日本語課題曲2曲は、どちらもたくさんの団体が選曲しました。曲の空気も対照的なこの2曲、両団ともそれをしっかりした技術に裏打ちされた表現力で演奏しています。
大学部門の自由曲「Ate Netsik(アテ・ネツィック)」は、「合唱のためのコンポジション」シリーズで知られる間宮芳生さんの作品。詩はエスキモーの笑い話の英語訳で、日本国籍をもつ作家C.W.ニコルさんによるものです。あざらしの天敵白くまは、真っ白い氷の上でもその黒い鼻が目立ってしまいます。だから鼻を手で隠して、あざらしに近付いて来るんだよ、というお話。とっても楽しい雰囲気の歌です。
一般Aグループの「Ave Maris Stella(めでたし海の星)」は、ノルウェーの作曲家クヴェルノの作品です。伝統的な教会音楽の空気と現代的な響きが絶妙に溶け合い、ミステリアスなムードが漂います。
Bグループは三善晃さんの「王孫不帰(おうそんふき)」。三好達治(1900-1964)の詩を元に、能の謡(うたい)をとり入れた旋律や激しい不協和音など、非常にインパクトのある作品です。
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2011年09月02日
【更新情報 2011.9.2】 ジョン・ラター「グローリア」「テ・デウム」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はイギリスの作曲家、ジョン・ラターの作品をお届けします。
ラターの合唱作品は大部分が宗教曲やそれに類するものですが、何といっても特徴はそのサウンドの親しみやすさ!!一度耳にしたら次の瞬間には口ずさんでしまうほど、シンプルでありながら心をつかむメロディーは、アマチュア合唱団を中心に高い人気を誇っています。(逆にプロからは「簡単すぎて...」と敬遠されることもしばしばだとか)
今回ご紹介するのは金管アンサンブルとオルガンを加えた、華々しい輝きに満ちた2曲です。
「Gloria(グローリア)」はミサ通常文による、3つの楽章から成る作品。心洗われる静かな祈りを第2楽章に置いて、前後の2つの楽章ではどちらも「vivace」(ヴィヴァーチェ:活発に・活き活きと)のわくわくする音楽が繰り広げられます。
「Te Deum(テ・デウム)」は聖歌のひとつとされていて、「Gloria」と同様、神さまをほめまくる(?)歌です。元はラテン語ですが、この作品ではイギリス国教会による英語訳で歌われます。曲の最後の部分にはイギリス伝統の賛美歌を思わせるフレーズが現われ、壮麗さとともにとても暖かい雰囲気につつまれます。
聴いていると自然と笑顔になってしまうような、そんな宗教曲を皆さんもゼヒお聴きください♪
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校部門の演奏曲は、は混声・同声ともに人気作曲家・信長貴富さんの曲です。混声の「夏のえぐり」は木島始さんの詩による作品。岡山の高校に通っていた17歳のとき、となりの広島で、被爆した同級生の看護をした鮮烈な記憶が描かれています。「コルシカ島の2つの歌」は地中海に浮かぶコルシカ島に伝わる歌を編曲した作品です。1曲目の哀切のメロディーや、2曲目のバグパイプを思わせるヴォーカリーズなど、独特の響きがとっても印象的です。
高校Aグループの「Talvemustrid(冬景色)」はエストニアのヴェリヨ・トルミス作曲。太陽がほとんど昇らないエストニアの冬の冷たく神秘的な情景が、4つの短い曲の中に切り取られています。
職場の合唱団が歌う「Ametsetan(夢見る)」は、作曲者ブストーの母国バスク(スペインにある自治州)の言葉で書かれています。重厚な和音や天を舞うような美しい旋律、祝祭的な雰囲気のリズムなど、さまざまな場面が展開する色彩豊かな作品です。
一般Aグループからは課題曲「Ne timeas, Maria(マリアよ 畏れるな)」を。透明感のある美しい響きで統一されていながらも、各パートの輪郭も丁寧に彫り込まれた、とっても品のある演奏です。
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2011年08月26日
【更新情報 2011.8.26】 少年少女合唱で「椰子の実」「夕やけこやけ」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週もまずは少年少女合唱からお送りします!
「ぼくはキャプテン」を作曲した高井達雄さんは、かの「鉄腕アトム」の主題歌の作曲者です。アトム同様、軽快で伸びやかなメロディーラインがとても心地よい作品です。
「フリッパー」は60年代アメリカのテレビドラマの主題歌。日本でも「わんぱくフリッパー」のタイトルで放送され、この日本語訳の主題歌が流れました。50代・60代以上の皆さんにはとっても懐かしい歌ではないでしょうか?
松前幸子さんの美しい詩による「山のいぶき」は、川崎祥悦さん作曲の作品がクラス合唱でもおなじみですが、こちらは遠矢良英さんの作曲です。軽やかなリズムと少年少女合唱の歌声が、キラキラ光る山の緑のイメージにピッタリ!
「夕方のおかあさん」は「ちいさい秋みつけた」の名コンビ、サトウハチローさんと中田喜直さんによる作品です。いろんな動物のお母さんが、子供たちに「ごはんだよ、早くお帰り」と呼びかける、ほのぼのとして心に染みる歌です。
「椰子の実」「夕やけこやけ」は皆さんよくご存知ですね!大正末期から昭和初期にかけて発表されたこの2曲は、歌曲と童謡という異なった分類はされるものの、どちらもなんともいえない郷愁を誘います。
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会からお届けします。
中学校部門はハンガリー語とフィンランド語の作品の組み合わせ。言語の系統としては同じグループに属しますが、言葉は全く違います。さらに曲の性格も異なるこの2曲をシッカリと歌い分けた、立派な演奏です。
高校Bグループの演奏は、丁寧な音作りと清楚な音色が印象的です。泣きのメロディーでついつい盛り上がってしまうこの課題曲をネットリさせ過ぎず、「偉大な神秘」を静かに感じさせてくれます。
大学部門の団体は北欧の作曲家による2作品をチョイス。ニールセン(1865-1931)はフィンランドのシベリウスと同い年のデンマークの作曲家で、ラウタヴァーラはニールセンが亡くなる少し前に生まれたフィンランドの作曲家です。古典作品のような均整の取れた佇まいが美しいニールセンの曲と、地下から魔神が出てきそうな(?)ラウタヴァーラの曲が好対照を成しています。
一般Bグループの歌う「LIRICHE AMOROSE(リリケ・アモローゼ)」は、エジプト学者のラケヴィルツがイタリア語に訳した古代エジプトの恋愛の詩に鈴木輝昭さんが作曲した、何ともコスモポリタンな作品です。「恋愛叙情詩」という響きにロマンチックなサウンドを期待していると、全く違うところに連れて行かれますのでご注意を...!
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2011年08月12日
【更新情報 2011.8.12】 少年少女合唱で「ゆかいに歩けば」「われは海の子」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
夏真っ盛りの今日このごろ...夏休みもそろそろ折り返し地点でしょうか?今週はまず、少年少女合唱の元気な歌声からお届けします♪
「おばけ屋敷のロックンロール」は、お盆のかきいれ時(?)を前にしたおばけ屋敷での、おばけたちの大騒ぎが描かれた歌。子供向けの歌を数多く手がけている高田ひろおさんの作詞、越部信義さんの作曲です。
「ゆかいに歩けば」はもともと戦後間もなくのドイツで生まれた歌。日本でも教科書に載るほど親しまれています。印象的な「バルデリ~♪バルデラ~♪」というフレーズは、もとの歌詞では「ファレリ、ファレラ」なんだそうです。
「われは海の子」は皆さんご存じの文部省唱歌ですね。明治末期に発表された当時の歌詞のうち、今歌われているのは多くても半分の3番・4番あたりまでですが、元気いっぱいの力強さがみなぎる歌です。
「じゃがいも」では夏山の楽しいキャンプの様子が描かれて、こちらも思わず体が動き出す軽快な曲です。
続いて昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。今週は中学校・高等学校部門の演奏です。
中学校混声の「若者たちの悲歌」は高嶋みどりさんの作品です。第2曲の「父の唄」は、今年の課題曲にもなっています。同声の「愛のとき」の作曲も高嶋みどりさん。どの曲も、透明感がありながらも鮮やかな原色の輝きを感じるような、独特のサウンドが魅力です。
高校Aグループは鈴木輝昭さんの人気の組曲「火へのオード」から。「女声合唱とピアノのための組曲」ですがこの曲はア・カペラです。鋭く差す音と柔らかくなでる音とが交錯して、まさに幻想の世界!一方Bグループが歌う三善晃さんの「詩の歌」は、まど・みちおさんの詩によるとてもほっこりとした作品。見ただけでなごんでしまうような曲名が並びます。シンプルな詩の奥にそっとしまわれていたものが浮かび上がってくる、三善晃さんの筆が冴える小品集です。
※次週の更新はお休みです。次回更新は8/26(金)の予定です。
続きを読む "【更新情報 2011.8.12】 少年少女合唱で「ゆかいに歩けば」「われは海の子」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から"
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2011年08月05日
【更新情報 2011.8.5】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
続々更新中の昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏、皆さまお楽しみいただいていますでしょうか?今週は、ぜーんぶコンクールの演奏でお送りします!
まずは中学校部門。混声の部の団体は、8年連続金賞(内7回は部門1位!!)を受賞している名門校。その演奏はもはや中学生のレベルを完全に超えてしまっています。複雑なプーランクの曲を、難しいことをしているような印象を全く与えずに演奏してしまうその実力には、ただただ脱帽するばかりです!
続いて同声の部から。様々な世代の女声合唱団に愛されるこの名曲は、歌う年代によって様々な表情を見せてくれます。この団体のピュアな歌声からは、透きとおるような南の海と空の青さが目に浮かんで、とても魅力的です。
次は高校部門です。Aグループの鈴木輝昭さんの曲は、歌舞伎の創始者とされる出雲阿国(いずものおくに)を主人公にした、郷土ゆかりの委嘱作品。歌には阿国と一緒に歌舞伎を興したといわれる名古屋山三郎(「さんざ様」)も登場して、ドラマチックなストーリーが展開されます。作詩は「チコタン」でおなじみの蓬莱泰三さん。
Bグループからも日本古典の雰囲気タップリ、「ラプソディー・イン・チカマツ」から「貳の段」です。例年多くの団体が演奏していますが、随所に出てくる語りや合いの手、掛け声(&叫び声)をどんなふうに聴かせるか、それぞれの団体の個性が光ります。
大学部門からはスウェーデンの作曲家スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの作品。百数十人の大人数によるダブル・コーラスから生まれる歌声は、壮大な空間と永遠の時間を感じさせてとっても神秘的!
職場部門も宗教曲で、こちらも多数の声部に分かれる奥行きのある曲です。キリストを失ったマリアの悲痛な嘆きが、静かに時に激しい、不協和音の中からにじみ出てきます。
ちなみに高校B・大学・職場は同じ課題曲を演奏。世代のみならず団体の個性による表現の違いがハッキリ出ていて、聴き逃せません!
最後は一般部門Aグループから。ポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキによる2曲の宗教作品です。「祝福された方、聖なるパウルス」はシンコペーションのリズムと力強く凛々しい雰囲気が印象的。「めでたし マリア(アヴェ・マリア)」はどこまでも優しく穏やかなメロディーに包み込まれます。どちらも格調を湛えながらも親しみやすく、宗教曲にあまり興味がない人にもオススメです。
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2011年07月29日
【更新情報 2011.7.29】 シューマン「リーダークライス」(作品39)から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
まずは先週に引き続き「リーダークライス」(作品39)から。作曲者のロベルト・シューマン(1810-1856)は、今日7月29日が命日に当たります。
作詩者のヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ(1788-1857)はいわゆる「ロマン派」の詩人で、シューマンが「リーダークライス」のためにチョイスした詩にも、悲しみや孤独、そしてそこに美しさを感じるような感覚が、ロマンチックな愛の表現とともに随所に散りばめられています。
第7曲に当たる「In der Fremde(異郷で)」は、先週ご紹介した第1曲と同じタイトルの別の詩です。ストーリーや曲調は違うのですが、「異郷」から暗示される孤独感、もう故郷や昔の日には帰れないという喪失感は通じるものがあります。
そうした悲しい雰囲気を漂わせながらも、シューマンはこの「連作歌曲」を、明るい希望を感じさせる「Fruhlingsnacht(春の夜)」という曲で締めくくっています。
1曲1曲ももちろんとっても素敵な曲ですが、続けて聴くともっと曲の世界に引き込まれるはず!名バリトン、フィッシャー=ディースカウの表現力と声の素晴らしさもいっそう実感できます。
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、再び大学・一般部門も登場です!
まずは中学混声の部。木下牧子さんの「おんがく」は、まど・みちおさんの詩の暖かさがそのまま音になったような無伴奏の曲で、若い人から社会人団体まで幅広く愛されています。
高校はAグループから。自由曲は先週も登場したコチャール・ミクローシュの作品です。「夏至の夜の道」の神秘的な美しさは鳥肌モノ!満天の星空が目に浮かびます。
大学の女声合唱団はおなじみの「妻への挽歌」を演奏。先々週ご紹介した、同じ指揮者による高校の演奏と聴き比べてみるのも興味深いかもしれません。
一般部門Aグループの団体が演奏する、オーストラリアの作曲家スティーブン・リークの作品は、とっても不思議な雰囲気。演奏を聴いているのか、本当に深い森の中にいるのか、だんだん分からなくなってきます。終盤の森の生き物たちの声も耳を疑うリアルさ!
一般Bグループは仙台の名門団体。幅広い年代のメンバーの歌声がかもし出す、深くまろやかなサウンドは絶品です。
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2011年07月22日
【更新情報 2011.7.22】 シューマン「リーダークライス」(作品39)から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週ご紹介するのは、ロベルト・シューマン(1810-1856)作曲の「リーダークライス」(作品39)です。
「リーダークライス」(もしくは「リーダーツィクルス」)はドイツ語で「連作歌曲」のことで、それぞれの曲が音楽や物語のつながりをもっている歌曲集です。配信中のシューベルト「冬の旅」やマーラー「さすらう若人の歌」もその一例です。
これをそのままズバリ歌曲集のタイトルにしたシューマンの「リーダークライス」はふたつあって、どちらも30歳のときの作品。今回お届けする作品39のほうは、ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ(1788-1857)の詩に作曲したものです。
優しく美しいメロディー、音の間に漂う上品な空気を見事に表現しているのは、前々回もご紹介したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)です。弱音部での、響きの上澄みだけが聞こえてくるような歌声は絶品!多くの大歌手と共演した名手、ジェラルド・ムーアのピアノとともに、短い曲の中に凝縮された音楽の結晶をお楽しみください♪
続いては昨年の全日本合唱コンクール全国大会、今週も中学・高校部門からお届けします。
中学混声の部の団体は「特設合唱部」。全員が他のクラブに所属していて、掛け持ちで活動している合唱部なのだそうです。当然練習時間も限られてくるはずなのに、その息の合った分厚いアンサンブルには驚かされます!
中学同声の部の「Assumpta est Maria」はハンガリーの作曲家コチャール・ミクローシュの作品。情熱的な雰囲気を湛える一方、少し引いてみるとクールな印象も受ける、独特の作風が光ります。
高校Aグループからはおなじみの「万葉恋歌」です。女声合唱特有の幻想的なサウンドが満載のそれぞれの曲に、ほの暗さを感じさせる声が見事にマッチ!少し遅めのテンポ設定で、何かこの世ならざるムードに浸らせてくれます。
高校Bグループの演奏する木下牧子さんの「オンディーヌ」は1990年の作品。4年後に女声版も発表され、コンクールでもたびたびとり上げられています。なめらかに色合いを変える和音のグラデーション、舞い踊る光の粒のようなピアノと、木下ワールドを堪能できる作品です。
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2011年07月15日
【更新情報 2011.7.15】カンタータ「土の歌」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
世代を超えて愛され続ける超定番曲「大地讃頌」。今週は、この「大地讃頌」を含む『カンタータ「土の歌」』をお送りします。
「土の歌」は今から半世紀近く前の1962年、混声合唱とオーケストラによる作品として生まれました。土とともに生きる自然な人間の姿、それを脅かす原子爆弾の恐怖、平和への祈りなど7つの楽章から成り、「大地讃頌」はその終曲に当たります。
作詩者の大木惇夫(1895-1977)は戦時中には宣伝班として従軍し、いわゆる「戦争詩」や「戦時歌謡」の作詞を数多く手がけました。戦後は「戦争協力者」の烙印を押され不遇の時期を過ごしますが、前線で戦争の姿を目の当たりにし、それを詩に昇華させていく中で、平和への願いを強く抱いていたのだと思います。
「土の歌」には、こうした反戦の心情が随所に現れています。そして、そんな人間のいろいろな行為・営みを包み込む「母なる大地」をたたえるのが、終楽章「大地讃頌」なのです。
特にオーケストラ版は、それまでに歌われてきたドラマの全てを浄化するかのような美しいイントロがとっても印象的!ぜひ、通して聴いてみてください。
続いて昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。今週は中学・高校部門に絞ってのご紹介です。
中学校混声の部からは、三善晃さんの「地球へのバラード」の2曲。一見易しく実はとてつもなく奥深い谷川俊太郎さんの詩につけられた三善さんの曲は、音取りやリズムの難しさはもちろん、歌として表現する上での苦労があるように思います。そんな苦労を表に出さず、しなやかに耳と心に届く素敵な演奏ができるのは、中学生の皆さんの歌声ならではかも知れませんね。
中学校同声の部は、高等学校部門以上の課題曲になっている「露営のともしび」と、同じ曲集から「贈物」です。例年多くの団体がとり上げる人気曲ですね。音色は高校生や社会人に比べるとちょっと幼さが残るものの、流麗な音運びは堂々とした印象さえ受けます。
高校Aグループの団体はこちらも大変人気の「妻への挽歌」。持ち味の濃厚な声を活かして、みやびな音に織り込まれた深い悲しみを歌いきっています。
高校Bグループの「ひとりぼっちの裸の子ども」は、中学混声の部と同じく谷川俊太郎さんの詩で、曲は同声の部と同じく高嶋みどりさん。ブルージィなサウンドが、谷川さんの詩をまた違った角度から味わわせてくれます。
Bグループもう1団体はすでに30年以上にわたって全国大会金賞の栄冠に輝いている名門校!よく揃った音色とパートのバランス、そしてテンポや間(ま)の自在なコントロールなど、どれも50人を超えているとは思えないほど素晴らしいアンサンブルです。
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2011年07月08日
【更新情報 2011.7.8】 フィッシャー=ディースカウが歌うマーラー「さすらう若人の歌」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
昨日7月7日の七夕の日は、オーストリアの作曲家グスタフ・マーラー(1860-1911)のお誕生日でした。去年は生誕150年、今年は没後100年に当たり、ウィーンはもちろん世界各地のコンサートでその作品が演奏されています。
今週ご紹介する「さすらう若人の歌」は、マーラーが20代から30代の頃に作曲したとされる歌曲集です。詩も本人によるもので、愛する人が他の男性に嫁ぎ、喪失感と彼女の面影にさいなまれるという悲恋物語。シューベルトの歌曲集「冬の旅」にも通じるものがありますね(終曲には菩提樹も登場します)。
24曲に及ぶ「冬の旅」に比べるとかなり短くまとめられているものの、その内容は濃厚でドラマチックです。愛する人の嫁いでいく姿に悲しみにくれる第1曲に続き、第2曲では明るく美しい光景が軽快な音楽で描かれますが、最後にはその全てを否定してしまいます。最も激しい第3曲では、何もかもが去っていった彼女を思い起こさせ、感情が爆発。最後の第4曲では一転穏やかに、でもどこか疲れ果ててしまったような雰囲気が漂います。優しい長調のエンディングは、歌の終わりとともに短調に変わり、眠るように曲を閉じます。
今回はこの曲を、名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌唱でお届けします。現在は一線を退いて後進の指導に当たっていますが、戦後半世紀近くにわたって、完璧ともいえる技術と表現力で世界中のファンを魅了しました。そしてオーケストラを指揮するのは、こちらも往年の巨匠、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーです。
録音はフィッシャー=ディースカウがデビュー間もない20代後半、フルトヴェングラーが晩年の60代半ばの頃のもの。音は少し古いものの、それを忘れさせる鮮やかで素晴らしい演奏、オススメです!!
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、中学から一般までの全部門に新着です。
大学部門の団体の自由曲は多田武彦さんの作品。男声合唱に関わったことのある人ならほぼ間違いなく知っているというほどの方で、銀行員をしながらたくさんの曲を書いてこられました。「タダタケ」として親しまれているその作品は日本語の叙情性に徹底的にこだわり、多くの方の心をとらえています。
一般部門の「Kyrie」は、アメリカ出身でスウェーデン在住のピアニスト、スティーヴ・ドブロゴスの作品です。クラシックの音楽教育を受けた後、ジャズシーンで特に注目を集めていましたが、その後クラシック方面でも宗教合唱曲を中心に多くの作品を作曲しています。クールで現代的なこの「Kyrie」と、聖書に材をとった高田三郎さんの「エフラタのベトレヘムよ」という組み合わせもおもしろいですね!
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2011年07月01日
【更新情報 2011.7.1】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から /モーツァルトによるフリーメイソンのための声楽作品
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も昨年の全日本合唱コンクール全国大会の熱演が続々登場です!
まず中学校混声の部からは、日本の伝統芸能を題材にした千原英喜さんの2作品です。「唱歌(しょうが)」は様々な楽器の音を模して構成されたダイナミックな曲。「南京玉簾」はおなじみの大道芸によるにぎやかで楽しい曲です。この団体の持ち味のエネルギッシュな歌声も2曲の雰囲気にピッタリ!
中学校同声の部は信長貴富さんの人気曲「万葉恋歌」から。透明感のある声と丁寧なアンサンブルで、曲の持つ響きを見事に表現しています。
高校はAグループの演奏です。鈴木輝昭さんの「詞華抄」は古代ギリシャの女流詩人サッポーの詩による作品。音も言葉も相当難易度の高い曲ですが、32人(うち男声は1/3!)一人ひとりの熱意が伝わってくるような演奏です。
一般もAグループの団体で、自由曲は萩原英彦さんの往年の名曲「光る砂漠」から。コンクールやコンサートでも高い人気を集める前3団体の曲に対して、特に若い人たちには歌われる機会が少なくなっている感のある作品。その魅力を、あらためて鮮やかに示してくれています。
そして先週もお送りした、モーツァルトによるフリーメイソンのための声楽作品集から。先週は管弦楽のついた華やかな作品の数々をお届けしましたが、今週はいずれもピアノ伴奏によるアットホームな雰囲気の漂う曲です。モーツァルト節を堪能したい皆さん、先週の作品とあわせて、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
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2011年06月24日
【更新情報 2011.6.24】 モーツァルト「Dir, Seele des Weltalls」ほか /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はまず、モーツァルトの作品からお届けします。
きらびやかなモーツァルトの音楽の中から今回お送りするのは、「フリーメイソン」のための作品の数々です。「秘密結社」というふうにも呼ばれるフリーメイソンはイギリスで生まれた団体で、「メイソン(石工)」の組合が元になっているという通説以外にも、その起源には諸説あるようです。メンバー同士の友好を深め、人間性を高め合うことを目的としていて、「秘密」というのは具体的な活動内容や入会の儀式、誰が会員であるか、といったことを非公開にしているからなんだそうです。
モーツァルトも30歳を前に入会し、この会のために儀式の曲やカンタータなどの作品をのこしています。このうち「Dir, Seele des Weltalls(宇宙の霊なる君)」は、今年の全日本合唱コンクールの男声の課題曲になっています(原曲はオーケストラ付きですが、課題曲はピアノ伴奏です)。ちなみにフリーメイソン会員は男性限定。そのため、独唱も合唱も全て男声です。
会の理念を表す堂々たるたたずまいながら、モーツァルトらしい華やかで流麗なメロディーもあちらこちらに散りばめられた、とても美しい曲ばかり。ぜひ聴いてみてください!
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。今回も様々な部門の素晴らしい演奏の数々をお送りします。
中学校同声の部の学校はメンバー12人、指揮者はいません。みんなの声を全身で聴き合っている姿が目に浮かぶような、文字どおり息もピッタリの演奏は本当に鳥肌モノ!絶対のオススメです。
一般部門の団体はAグループ上限の32人。比較的少人数にも関わらず、壮大で重厚な素晴らしい響きです。コンクールでは古典派からロマン派にかけての作曲家の作品が演奏される機会が少ないこともあり、今年の課題曲には先程のモーツァルトをはじめ古典派から初期ロマン派の曲が入っています。流行の曲と違って新鮮味に欠ける...という印象があるのかもしれませんが、その分きちんと聴かせる演奏をするには相当な実力が必要。でもこの演奏を聴いたら、チャレンジしたくなるかも?
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2011年06月17日
【更新情報 2011.6.17】 ゴスペラーズ「青い鳥」&EXILE「道」を混声合唱で /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は人気ポップスグループの曲の混声合唱バージョンをご紹介。ゴスペラーズの「青い鳥 -Movie Edit Version-」と、EXILEの「道」です!
「青い鳥」は2008年公開の合唱部を舞台にした映画「うた魂♪」の主題歌。前年の2007年にはNコン高校の部の課題曲「言葉にすれば」も手がけ、合唱ファンからの注目も大いに高まった中での起用でした。鳥が翼を広げるような伸び伸びとしたサビがとても印象的な歌です。
「道」は2007年の卒業シーズンにリリースされました。ズバリ卒業をテーマに、旅立ちの季節を盛り上げた曲。混声合唱版も同時に発表され、多くの卒業式でも歌われました。今回はカラピアノとパート別も登場!来年の卒業式(かなり早いですが...)にいかがですか?
続いて昨年の全日本合唱コンクール全国大会、今週は職場部門の団体も登場です。
まずは中学混声の部、曲は鈴木輝昭さんの人気曲「ひみつ」から。他の鈴木作品同様かなりの難曲ですが、中学生が歌うことでぐっと説得力を増す詩のニュアンスは、社会人の団体がとり上げるときにもとても参考になるのではないでしょうか?
高校Aグループの自由曲「Seek Ye The Lord」は、先月登場した「Sok Herren」の英語版です。ニューステットは現代ノルウェーを代表する作曲家で、現在95歳!美しくも力強い音楽には、作曲家の内なるエネルギーが表れているかのようです。
高校Bグループは再び鈴木輝昭作品で、こちらも多くの女声合唱団がとり上げている「絵師よ」です。与謝野晶子の鬼気迫るような情熱が支配する曲に、ストレートにぶつかった熱い演奏です!
大学部門の「俵積み唄」は松下耕さんの作品。青森県に伝わるお正月の祝い唄がベースになっています。とにかくおめでたいものが次々に飛び出すにぎやかな歌で、踊るようなピアノも入った爽快なアレンジです。
職場部門からは、パレストリーナの荘厳な作品をお送りします。いくつもの声が複雑に交錯しながら、大きな美しい流れを形作る様子は圧巻!数多くの金賞を受賞して全国的にも広く知られているこの名門団体は、福島県の県庁職員による合唱団。震災と原発事故で、今大変な激務にさらされていることと思います。また全国のファンにその素晴らしい歌声を聴かせていただける日がくることを、心よりお祈りいたします。
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2011年06月10日
【新着情報 2011.6.10】 「OMNIBUS STAR 光年の旅」/「気球に乗ってどこまでも」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はクラス合唱をはじめとする人気の曲をお届けします!
「輝くために」は「君とみた海」などでもおなじみの若松歓さんの作詩作曲。さわやかでそれでいてドラマチック、クラスで盛り上がるにはピッタリの曲です。
鹿谷美緒子さん作曲の「OMNIBUS STAR 光年の旅」も、雄大な雰囲気の漂う感動作です。どちらも校内コンクールや音楽会での思い出の曲、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「気球に乗ってどこまでも」は今から40年近く前、1974年のNHKコンクールで課題曲になった、平吉毅州さんの曲です。教科書にも載って音楽の授業で歌われていて、30~40代の方には特に懐かしい歌だと思います。手拍子のところでは思わず手が動いてしまったり…
小林秀雄さんの「落葉松」(からまつ)は、元は独唱曲として作曲された歌。こちらも約40年前に生まれた名曲です。ほどなく作曲家の手によって女声合唱に編曲され、その後混声、さらに男声版も生まれました。切なくも美しく胸に迫るメロディーは広く愛され、イントロのピアノを聴いただけで涙がこぼれるという方も。
そして昨年の全日本合唱コンクール全国大会からは、今週も中・高・大・一般部門の演奏をお送りします。
中学校部門は同声合唱の部から。トルミスの作品は女声四部がさらにあちらこちらで分割し、音がぶつかり合う難しい曲ですが、エストニア語も含めて見事な演奏を聴かせてくれます。最後の曲の終わりの、隣どうしの音が1音ずつ積み重なった和音(?)は、えもいわれぬ美しさ!
高校のAグループは三善晃さんの往年の女声合唱の名作を演奏。課題曲も含め、日本語の情感に真摯に取り組む熱い姿勢が伝わってくる、心に残る演奏です。
Bグループは混声で、同じく三善晃さんの作品。谷川俊太郎さんの詩に曲をつけているあまたの作曲家の中でも、三善さんほど谷川さんの詩の手触りと、その陰に潜むモノを見事に表現している方は他にいないのでは…?と感じます。それだけに、キレイなだけでは済まされない難曲揃いですが、中学生や大人にはできない高校生ならではの演奏が、とても印象的です。
大学部門はブストーの宗教作品です。ブストー作品に共通するどこかほのぼのとした雰囲気が、ところどころに顔を出す単旋律の聖歌とよくマッチして、演奏も穏やかな表情を見せてくれます。
一般Aの団体は20名強の女声合唱団。20世紀初頭フランスのカプレの作品は、音の長さや強弱が細かく揺れ動く難しい曲です。でもそれを全く感じさせない、とても自然でしなやかな演奏は、抜群のアンサンブル能力を示しています。
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2011年06月03日
【新着情報 2011.6.3】木下牧子「鴎」/武満徹「うた」から /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は東京混声合唱団の歌声で、木下牧子さんの大人気ナンバー「鴎」をお送りします。しかも東京交響楽団によるオーケストラ伴奏版!オケ付きの「鴎」はみんなの合唱でも配信中ですが、オーケストラが一部改訂されていますので、こちらもぜひ聴いてみてください。
続いては同じく東混の演奏で、武満徹さんの無伴奏作品集「うた」から4曲を。武満さんといえばクラシックの世界でも日本を代表する作曲家のひとりですが、映画やテレビ、舞台の音楽でも大変活躍された方でした。「うた」は主にそうした仕事の中で生まれた作品を混声合唱に編曲した作品集です。「さくら」だけはちょっと違って、「さくらさくら...」の歌い出しでおなじみの日本情緒満点の曲です。雅楽のようでもあり西洋音楽のようでもある、とても幻想的なアレンジをお楽しみください。「島へ」は軽やかなポップスですが、優しい旋律がとっても染みる名曲。軽妙なナンセンス感が楽しい「○(マル)と△(サンカク)の歌」と、「島へ」と同様とても美しいメロディーの「翼」は、どちらも武満さん自身による作詞です。どの曲も、単独でも愛唱曲やアンコールとして長年愛唱されている珠玉の作品です。
最後は昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校部門の仙台市立八軒中学校合唱部は、震災後のニュースで「あすという日が」を歌う姿が大きな話題となりましたね。吹奏楽でも長らく活躍しているクラブで、昨年は東京で行なわれた全日本吹奏楽コンクール全国大会に出場した翌日に、兵庫県の合唱コンクール全国大会にも出場、という超ハードスケジュールの中、素晴らしい演奏をされました。
高等学校部門の山口県立萩高等学校合唱部は14年ぶりとなる全国大会出場。中国大会で毎年優秀な成績を収めながらあと一歩届かなかった全国大会の舞台に、ついにたどり着いた喜びや晴れやかな気持ちが伝わってくるような、とても素敵な演奏です。
一般の2団体は高校の合唱部の卒業生によって構成されていて、若々しい声はもちろん、独特の連帯感も魅力的!仲間と曲への熱い思いがみなぎっています。
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2011年05月27日
【新着情報 2011.5.27】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から /シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週もまずは昨年の全日本合唱コンクール全国大会から、高校・大学・一般部門の演奏をお届けします。
高校の2団体はいずれも女声合唱です。Aグループの団体は乱れのないアンサンブルと各パートの音色バランスが絶妙。音楽の構造がクリアに見えつつ、一体感のある見事な演奏です。一方Bグループは100人を超える大合唱団です。人数が多くなると、ひとりひとりの微妙なずれを包み込んで生まれる独特のうねりがあって、それがこの曲の幻想的な雰囲気をさらに盛り上げてくれます。一方でこれだけの人数にも関わらず、揃えるところはバッチリと揃えてくるのがさすがの全国クオリティ!
大学部門は約50人の混声の団体で男女はほぼ半々。うまくブレンドされた明るさと暖かさが心地よい演奏です。曲の複雑さよりも、活き活きした雰囲気のほうが前面に出ている感じが印象的。
一般部門は男声合唱団です。こちらは70人強。男声の音域は特に、人数が揃ったときの輪郭の柔らかさを感じることができるのではないでしょうか?パートどうしの音色も良く揃っているので、ユニゾンもハーモニーの部分もとてもきれいな演奏です。ドイツの詩人ツェーザル・フライシュレン(1864-1920)によるドイツ語の詩と、作曲者の信長貴富さんが自ら訳した日本語詩が交互に歌われる構成。「心に太陽を持て」という日本語訳でも知られる有名な詩の一部です。
続いては3週にわたってお送りしてきましたシューベルト「冬の旅」無伴奏混声版、今週の第17曲から第24曲で完結です!物語も終盤、つらさや苦しさといった激しい感情がだんだん減っていって、空虚感に支配されていきます。第21曲「Das Wirtshaus(宿屋)」や第23曲「Die Nebensonnen(幻の太陽)」の夢のように美しい旋律もなんとも哀しげに響き、終曲「Der Leiermann(辻音楽師)」では老人が回すライアー(回転する板で弦をこすって音を出す楽器)の音が無気味に延々と鳴り続ける...。原曲ではピアノの長い音で表現しているライアーの音は、この混声版の冒頭ではなんと男声のホーミーで!色も温度も失った冷たい光景が目の前に浮かび上がります。
随所に趣向の凝らされた全24曲、拾い聴きして気になる曲があったら、ぜひ前後の曲もチェックしてみてください。
続きを読む "【新着情報 2011.5.27】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から /シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)"
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2011年05月20日
【新着情報 2011.5.20】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から /シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
好評配信中の2010年(第63回)全日本合唱コンクール全国大会の演奏、中学高校に続いて、今週から大学・一般部門も配信開始です!
まずは中学校部門から。フィンランドのコスティアイネンと、スペイン・バスクのブストーによる宗教作品です。男声も含めとても落ち着いたトーンの声と正確なピッチで、曲の持つ美しさを丁寧に表現しています。
続いて高等学校部門、自由曲の「主を求めよ」はノルウェーのニューステットの作品。ノルウェー語や次々に変わる和音・リズムの大変さを感じさせない、活き活きとした演奏です。
大学部門からも宗教作品、ハンガリーのカライによる「悲しみの聖母」です。激しい不協和音や叫びなど、悲痛な感情をひしひしと感じるドラマチックな曲ですが、感情だけに流されることなく、しっかりとした演奏を作り上げています。
一般部門の自由曲は信長貴富さんの「春と修羅」。かなり大きなウェイトを占めているヴォーカリーズの部分も、歌詞の部分に劣らない豊かな表現力で、音楽の緊張感が最後まで持続しています。
そして先週登場したシューベルトの歌曲「冬の旅」の無伴奏混声版、今週は先週に続いて第9曲から第16曲をお送りします。当初「冬の旅」は第12曲「孤独」で完結していましたが、その後さらに12曲を加え、全24曲になりました。
今回登場の8曲にも、様々な仕掛けが取り入れられていて、聴きどころ満載です!「鬼火」や「孤独」ではメロディーに音をつけずに語ったり、不安定に音を外したり。「郵便馬車」や「最後の希み」では馬のひづめの音や枯葉の舞う音をまるでボイスパーカッションのように表現したり...もちろんただネタ的になっているわけではなく、「冬の旅」の世界を見事に表現しているのは、編曲者・演奏者の力量のなせるワザです。
続きを読む "【新着情報 2011.5.20】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から /シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編)"
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2011年05月13日
【新着情報 2011.5.13】 シューベルト「冬の旅」無伴奏混声合唱版(千原英喜・編) /「あすという日が」ピアノ伴奏版 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初にお届けするのは、シューベルトの歌曲「冬の旅」です。恋に破れた若者の絶望的なさすらいの旅を描いた24の小曲から成る連作歌曲で、独唱者(多くの場合は男声)とピアノ伴奏のシンプルな編成ながら、音楽劇といってもいいようなドラマ性をたたえた作品です。この上なく美しい旋律の「菩提樹」(Der Lindenbaum)は単独でもよく知られていますね。
しかし!この歌曲の名作に、混声合唱の、しかもまさかのア・カペラ編曲版が登場しました!「菩提樹」は合唱でもよく歌われていますが、全曲無伴奏となるとなかなか…
この難業に挑んだのは、コンクールなどでも大人気の作曲家、千原英喜さんです。千原さんといえば、「ラプソディー・イン・チカマツ」「おらしょ」「猿楽談義」などの日本の古典に材を取った作品を次々に発表し、さらには日本古典以外の様々な題材にも取り組んで話題を呼んでいる方。さまざまな声色も駆使した「千原劇場」は、よくよく考えてみるとシューベルトのこのドラマ仕立ての曲にもピッタリなのでは…?聴いていただければ、それがよくお分かりいただけると思います!
原典のピアノ伴奏もさまざまな背景や感情を見事に描写していますが、声に置き換えるとそれがさらにくっきりと目の前に現われてきます。「冬の旅」をよくご存知の方には新鮮な驚きがあること間違いなし!聴いたことのない方も、こちらを聴いてから、配信中の本家独唱バージョンを聴いてみるというのもアリかもしれません。
続いては、先月配信を開始してから大人気となっている「あすという日が」の第2弾。今回はピアノ伴奏による演奏でお届けします。演奏機会としてはやはりピアノ伴奏のほうが多いと思いますので、こちらもぜひ聴いてみてください。
最後は昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。中学校同声と高校Bから、ともに九州勢の団体の演奏をお送りします。
伸びのある声が曲にもピッタリの中学校の団体と、重厚な声が持ち味の高校の団体、どちらも素晴らしい演奏を聴かせてくれています!
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2011年04月22日
【新着情報 2011.4.22】 聖金曜日のためのグレゴリオ聖歌 /合唱と吹奏楽のための「あすという日が」 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
2週にわたって「復活祭」のためのグレゴリオ聖歌をお送りしてきましたが、いよいよ24日の日曜日がその祝日になります。復活祭というのは文字どおりキリストの復活を記念しているわけですが、十字架にかけられて亡くなったのが、その3日前の金曜日なのです。西洋で金曜日を不吉と感じる方がいらっしゃるのはここから来ているのですね(13日に限定されているわけではないようですが)。そこでこの日を「聖金曜日」または「受難日」と呼んで記念しています。つまり今日4月22日が、今年の「聖金曜日」に当たります。
ということで、今日は「聖金曜日」に歌われるグレゴリオ聖歌をお届けします。もちろんそのあたりの事情がよく分からなくても、ほかのグレゴリオ聖歌と同じように聴くだけで心穏やかになること請け合いです。
続いては「あすという日が」。主に吹奏楽の分野で活躍されている作曲家の八木澤教司さんが5年前に作曲された曲です。東日本を巨大な地震と津波が襲ってから1週間ほどたった日、仙台の中学生が避難所でこの歌を歌っている姿が、テレビのニュースで流れました。歌を歌うということの意味やそれが持つ力について、改めて色々と考させられた方も多いのではないでしょうか。
今回お送りするのは、作曲者自身の指揮で吹奏楽と合唱によるバージョン。力強くまっすぐなサウンドを、ぜひお聴きください。
最後は、先週から配信を開始した昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から新着です!今週からは、高等学校部門の演奏も登場です。
今週は民謡や古典を素材にした曲が多数。とっても魅力的な響きを持ったこうしたスタイルの曲の数々は、選曲する団体も多いですね。特に沖縄の曲は、なんとも言えない優しさと突き抜けた明るさがたまりません!熊本の高校の団体が、そんな曲の魅力を存分に引き出した素晴らしい歌声を聴かせてくれます。
課題曲も見逃せません。高嶋みどりさんの「露営のともしび」は自由曲としても頻繁に演奏される人気曲。課題曲に入って大喜びした女声の方々も多いのでは?フランスの作曲家ピエール・ヴィレット(1926-1998)の「O magnum mysterium(おお 偉大な神秘よ)」は宗教曲ではおなじみのテキストによる曲です。他の作曲家による作品も、タイトルどおり神秘的で美しい響きを聴かせる「O magnum mysterium」。ヴィレットの作品はとっても叙情的なメロディーも満載で、多くの団体がチョイスしました。ぜひ聴いてみてください!
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2011年04月15日
【新着情報 2011.4.15】 2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から /復活祭のためのグレゴリオ聖歌
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
いよいよ今週から、コンクールファンの皆様お待ちかねの、2010年(第63回)全日本合唱コンクール全国大会の演奏をお届けいたします!
最初にお送りするのは中学校部門から、混声・同声それぞれ2団体による演奏です。
「海映の空に」は「走る川」や「空駆ける天馬」などでおなじみの黒沢吉徳さんによるドラマチックな曲。歌っている皆さんの思い入れが強く感じられる、熱い演奏です。日本語の古典による作品を多数発表し続けている千原英喜さんの「申楽延年のことわざ」も、勢いのある歌声で活き活きと歌い上げています。
松下耕さんの「花」は工藤直子さんのしみじみと優しい詩に作曲されていて、演奏でもその暖かさがとてもよく表現されています。どちらの学校も男声は全メンバーの3割と少なめですが、力強さや柔らかさをしっかりと出していて頼もしい!
同声1団体めは民族色豊かな曲の組み合わせ。カナダのマリー・シェイファーの作品は、インドネシアなどで演奏される伝統音楽「ガムラン」を模した曲です。打楽器を中心とした音楽なので、早いパッセージや残響の表現が声楽にとっては難敵。でもとっても雰囲気が出ています。日本の「五木の子守唄」は対照的に、こぶしも入ったながーいメロディーラインをたっぷりと聴かせてくれます。中声から低声も充実していて、曲の哀切感がいっそう引き立ちます。
2団体めは女声の音色や表現がとてもマッチする2曲。それぞれの曲の印象的なサウンドが丁寧に表現された演奏です。信長貴富さんの「涙」では曲の前半1分に及び、重心の低い愁いを帯びたユニゾンの旋律が歌われます。「霧明け」には高嶋みどりさんらしい、美しい不協和音と開放的なエネルギーが満載。終盤の和音の盛り上がりも感動的です。
最後に、先週からお届けしている「復活祭」のためのグレゴリオ聖歌も更新しました!今週も透明感あふれる美しい歌の数々を、ぜひお聴きください。
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2010年11月22日
第63回全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門終了
11月20日(土)・21日(日)の2日間、兵庫県西宮市で、第63回全日本合唱コンクール全国大会の大学・職場・一般部門が行なわれました。
出演団体は大学18、職場11、一般32の合計61団体。2,600人あまりの合唱団員の方々が、様々な編成・選曲・演奏スタイルで、素晴らしい歌声を響かせました。
色々な制約がある中で、それぞれの立場で時間をやりくりして合唱に打ち込む姿勢には、本当に頭が下がります。また音楽的な経験に留まらない人生経験がにじむ演奏は、大学生・社会人ならでは、そしてアマチュアならではと言ってもいいかも知れませんね。
今回は、優れた日本語演奏をした団体に贈られる「カワイ奨励賞」を大学部門が独占。若い方たちが日本語の曲を大切に歌ってくれることも、合唱界にとってはとても重要なことではないでしょうか。
今回のコンクールで得たことを今後の活動に活かして、これからの演奏会、そしてまた来年のコンクールも、充実した演奏になることを、お祈りしています!
みんなの合唱では、過去の全国大会の演奏をたくさんご用意しています。全国の興奮の余韻に浸りたい方も、ぜひお気に入りの演奏を探してみてください。
※今大会の詳しい結果は、以下のサイトでご覧になれます。
・全日本合唱連盟
asahi.com(朝日新聞社のニュースサイト)
・大学部門・一般部門Aグループ
・職場部門・一般部門Bグループ
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2010年11月19日
【新着情報 2010.11.19】 ペンデレツキ「ダヴィデの詩篇より」/エルガー宗教曲集 /過去の全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初にお送りするのは、ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキの作品です。ペンデレツキは1933年生まれ、来週の23日に77歳のお誕生日を迎えます。強烈な不協和音や音の洪水など現代的な作風で知られ、合唱でも宗教曲を中心とした作品を送り出しています。
今日ご紹介する「ダヴィデの詩篇より」は、旧約聖書の「詩篇」からの4篇に作曲した小品集。詩篇は神さまを賛美する詩ですが、曲は神秘的という雰囲気を超えてかなりおどろおどろしい感じに...第30番以外はピアノや打楽器などのシンプルな伴奏がついていて、これがまた独特のムードを醸し出します。第43番などはほとんど原始的といってもいいような強烈なリズム!そうかと思うと、ほかの曲には突然とんでもなく美しいハーモニーが現われたりと、短い中にも不思議な吸引力が。長い現代曲は疲れる...という方にもぜひ一度聴いていただきたい作品です。
続いてはイギリスのエルガー(1857-1934)の宗教作品の数々を。こちらも詩篇を題材にした作品が登場しますが、ペンデレツキとは趣きが全く異なり、どれも壮麗なパイプオルガン伴奏のついた正統派(?)のたたずまいです。荘厳さの中にも、印象的で親しみやすいメロディーが随所にちりばめられているところはエルガーならでは。華やかさと素朴さが同居しているような、暖かい雰囲気に包まれます。
最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会から。いよいよ明日からは今年の全国大会(大学・職場・一般の部)が開催されます。その前に、過去の名演・熱演をチェックしておきましょう!
1993年のヴェルディ「悲しみの聖母」は、本来はオーケストラのついた曲ですが、ピアノ伴奏に置き換えてもその力強さは失われていません。オペラ作曲家ヴェルディのドラマチックな世界は、「レクイエム」と同様、宗教曲であっても全開です!
2006年のシェーンベルク「地上の平和」は先週イギリスの合唱団の演奏でもお届けしました。8声部に分かれる上に音取りの大変な難曲を、Aグループの32人で素晴らしい演奏。人数が絞り込まれている分、繊細な音の粒立ちが美しく、先週とは一味違った曲の魅力が浮かび上がって必聴です。
一方2007年大会からは、何れも約70人のBグループの団体。各団体とも舞台を大きく使った奥行きのある歌声で、まるでステージの上に別世界が出現しているようです。
8月6日の悲劇への谷川俊太郎さんの想いが抑えたトーンで綴られた「その日」、この世ならざるところから流れてくる大きな音のうねりが、ほとんど切れ目なく会場を包む様子に圧倒される「常世から」、そして、金属に象徴される現代文明や軍事力が人間の原初の姿を押しつぶしていく恐怖を描いた「鉄への呪い」。これだけの音絵巻に一度に触れられるのは、全国大会ならではですね!
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2010年11月12日
【新着情報 2010.11.12】 シェーンベルク「6つの歌」「地には平和を」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はウィーン生まれの作曲家、アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)の作品をご紹介します。「12音技法」と呼ばれる作曲法を使って、調性の枠を飛び出した音楽に取り組んだことで知られるシェーンベルクですが、今回お届けするのは調性を完全に捨ててしまう少し前、彼が30代の頃の2作品です。
「6つの歌」は1903年から1904年にかけて作曲された、オーケストラ伴奏によるソプラノ独唱曲です。ちょっと映画音楽にも似た華やかでドラマチックなオーケストラの響き。ソプラノのメロディーも、ときどき予想外の方向に進んで「アレっ!?」と思うものの、美しく情緒豊かです。詩は19世紀ドイツの詩人ハルト、14世紀イタリアの詩人ペトラルカのほか、ドイツの民衆詩を集めた有名な詩集「少年の魔法の角笛」からも採られています。19世紀初頭に出版されたこの詩集には、ほかにもマーラーなどの作曲家が曲をつけています。
「地には平和を」は無伴奏の混声合唱曲。1907年の作品です。不思議な半音進行が過ぎるといつの間にか和音の色合いが変わっている独特の浮遊感。声だけでつくられる音の世界が心地よい曲ですが、発表直後は合唱団が音が取れず、やむなく4年後に音のガイドとしてオーケストラ伴奏をつけたのだとか...。
きれいな和音進行に慣れていると、最初はちょっと(かなり)気持ち悪いかもしれませんが、聴いているうちに「次はどんなところに連れて行ってくれるのかな?」とだんだん楽しみになってきたりします。あなたもちょっと、覗いてみませんか?
そして今週も、過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!
1991年大会の演奏は、三絃(三味線)とコントラバスという変わった組み合わせの伴奏がついた女声合唱曲です。副題に「女声合唱、三絃、コントラバスのために」とあるように、伴奏と言うより3者のセッション。男女の愛と情念を描き出す女声合唱に、2つの楽器が時にため息のように、時に泣き叫ぶように絡んでくる様子は、凄まじい緊張感に満ちています。
1996年大会の「ゆうきすいぎん」は、水俣病の惨禍を描いた絵本「みなまた 海のこえ」の石牟礼道子さんの文を元に作曲された作品です(この絵本は原爆の絵で有名な画家、丸木位里・俊夫妻が絵を描いています)。原因も分からないまま家族が次々にもだえ苦しんで死んでいく恐ろしい光景が、心を揺さぶる荻久保和明さんの筆致でありありと浮かんできます。
2007年大会の「コスミック・エレジー」は、この団体が千原英喜さんに委嘱した組曲で、数年に渡ってコンクールで演奏しました(ほかの曲もみんなの合唱で配信中ですので、ぜひチェックしてみてください!)。果てしなく蒼く暗い大宇宙といっぴき(「ひとり」)の蛙という、草野心平さんの真骨頂とも言える世界観がとても魅力的です。
同じく2007年大会の職場団体は、先週も2008年大会の演奏をお届けしましたが、これもやはり「エレミアの哀歌」(アントワーヌ・ブリュメル作曲)でした。色々な作曲家による「エレミアの哀歌」をとりあげてコンクールに臨む姿勢には、心意気を感じます!
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2010年11月05日
【新着情報 2010.11.5】少年少女合唱「ドレミの歌」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はまず少年少女合唱から。
峯陽さん、福田和禾子さん、平井康三郎さんというおなじみの面々の曲は、どれも元気いっぱいの楽しい歌。難易度はこの順にちょっとずつ上がっていきますが、それぞれに印象的なフレーズや掛け声が入って、楽しみながら歌・合唱の練習になるステキな曲ばかりです。
オーストリア民謡の「ぼくはシュタイヤーの若者」は素朴でとても穏やかなメロディーラインが印象的。間にヨーデルも入ってムードたっぷりです。元の曲は軽やかなテンポで踊りながら歌われたりします。「パン焼き」はハンガリーの作曲家、バルトークの作品に、日本語の歌詞をつけたもの。めまぐるしく変わるテンポや音に日本語もぴったりマッチして、とても楽しい雰囲気をかもし出しています。そして皆さんよくご存じの「ドレミの歌」。オーストリアの家族合唱団をモデルにしたミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で歌われた歌ですね。日本ではやはりこのペギー葉山さんによる歌詞が、特に親しまれていると思います。にぎやかな伴奏の入った演奏で、どうぞタップリお楽しみください!
そして過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏からは、今週も名演・熱演の数々が新着です。
1985年の大会からは、この年のコンクール大賞を受賞した職場部門の演奏を。あちこちに半音の動きがあって独特の色彩をもつジェズアルドの曲を、完璧なピッチと素晴らしいハーモニーで歌い上げています。
1993年大会の演奏は鈴木輝昭さんの曲で。今や中学生から社会人まで数多くの団体が演奏する鈴木作品ですが、この頃はかなり衝撃的な印象をもって迎えられたのではないでしょうか?複雑な音のからみ合いから生まれる器楽的なサウンド、独特のひやりとした感触が、見事に表現されています。
2008年の大学の団体が演奏するのは、日本の古典を題材にしたさまざまな曲が知られている千原英喜さんの「浦島太郎」。それぞれのシーンが目に浮かぶような音の変化に加えて、後半で中心になる沖縄チックな雰囲気がとても印象的です。
同じく2008年の「Agnus Dei」はポーランドの作曲家、ペンデレツキの作品。繰返し現われる「Agnus Dei」につけられた悲しげなメロディーと、たくさんの音が激しくぶつかる緊張感に満ちた部分とが混ざり合って、思わず息を殺して聴き入ってしまいます。
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2010年11月01日
第63回全日本合唱コンクール全国大会 中学校・高等学校部門終了
10月30日(土)・31日(日)の2日間、兵庫県西宮市で、第63回全日本合唱コンクール全国大会の中学校・高等学校部門が行なわれました。
中学校40団体、高校35団体が出場、このうち中学校13団体、高校11団体が金賞の栄誉に輝きました。おめでとうございます!
夏の猛暑と、2週間前まで続いた暑さ、そして大会直前には急な気温低下と当日の台風接近...と、体調管理を始め様々な不安要素が付きまとったことと思います。それでも見事に日頃の練習の成果を発揮した皆さん、本当にお疲れ様でした!3年生の皆さんは、卒業しても、ぜひ合唱を続けてくださいね。1・2年生の皆さんは、3年生の方たちから受け継いだことを活かして、来年もその素晴らしい歌声を聴かせてください!
なおみんなの合唱では、過去の全国大会の演奏をたくさんご用意していますので、ぜひ聴いてみてくださいね。
※今大会の詳しい結果は、以下のサイトでご覧になれます。
・全日本合唱連盟
asahi.com(朝日新聞社のニュースサイト)
・中学校部門
・高等学校部門
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2010年10月29日
【新着情報 2010.10.29】 三善晃「五つの日本民謡」/小林秀雄「折紙」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初にご紹介するのは、三善晃さんの無伴奏混声合唱曲集「五つの日本民謡」です。北は北海道から南は九州・熊本まで、5つの地域に伝わる民謡を元に作曲された5曲。どの曲も全国的によく知られた曲ですが、一聴すると「これがあの曲!?」というほど、全く新しい曲に生まれ変わっています。まさに「作曲」と言うにふさわしい、新たな発見と驚きに満ちた曲集です。先日のNHKコンクール全国大会でも、高校の部でこのうちの2曲が演奏され、異彩を放っていました。全曲演奏するのはもちろん、コンクールで選曲したり、アンコールにもOK。かなりレベルの高い難曲ですが、フツーの民謡(?)じゃイヤだ!という皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!
続いては小林秀雄さんの女声合唱組曲「折紙」です。2000年に初演された曲で、詩は「蔵王」でもおなじみの、歌人・作家の尾崎左永子さんによる1972年の作品。すぐそばにある日常と、触れることのできない幻影を同時に垣間見るような、不思議な感覚を呼び起こされます。「ソプラノ独唱・女声合唱とピアノのための」とあるように、三者がそれぞれの持ち味を活かして、詩の清冽なイメージに彩られた世界を紡ぎ出します。暖かい雰囲気や重く激しい曲調、シャンソンやブルースなど、それぞれの曲の中に様々な音楽が織り込まれて、組曲全体の大きな流れが形作られている大作。作曲者自身の指揮によるドラマチックな演奏を、たっぷりお楽しみください。
最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。
30年以上前の1979年大会からは、高校男声合唱団の演奏です。先週ご紹介した高校と並んで、当時の男声合唱界をリードしていた名門校のひとつ。この演奏は世に「伝説の名演」の呼び声も高い、想像を遥かに超えた素晴らしい演奏です。
1997年と2008年からは、それぞれ新実徳英さんの女声と男声の曲を。優しく暖かな曲もたくさん書いている新実さんですが、先週の曲やこの2曲のような強烈なスタイルも人気。今回はどちらも無伴奏で、複雑なリズムでからみ合う声がよりいっそう際立ちます。
2007年の大学部門と職場部門は、どちらも多数のパートに分かれる曲。2曲の雰囲気は全く違いますが、人数を活かした声の洪水は圧巻です。ちなみに職場部門の松下中央合唱団は、会社名の変更に伴ってこの翌年からパナソニック合唱団に改名。以後もコンクールで大活躍しています。また大学部門の東京工業大学混声合唱団コール・クライネスは、先月、過去の演奏会から木下牧子さんの名曲「ティオの夜の旅」をご紹介しました。こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
明日とあさってはいよいよ中学・高校部門の全国大会!今年はどんな名演が生まれるか、楽しみですね!
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2010年10月22日
【新着情報 2010.10.22】 少年少女合唱「歌声ひびけば」「ハイケンスのセレナーデ」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は少年少女合唱の元気で爽やかな歌声をお届けします。
子供向けの歌をたくさん作曲している越部信義さんの「うたえてのひら」は、タンバリンも入った楽しい演奏。軽快なリズムに心も軽くなります。「あいさつのうた」はおなじみ山本直純さんの元気いっぱいのメロディーがひろがります。あいさつの掛け合いも楽しく、みんなで歌うのにピッタリ。「かざぐるま」の金光威和雄さんは、詩人のまど・みちおさんとのコンビで多くの作品を発表しています。シンプルながら本格的なメロディーやコードの動きは、斉唱から合唱に進むときにも役立つかもしれません。
「歌声ひびけば」は、50年前の映画「野ばら」でウィーン少年合唱団が歌って有名になり、日本でも「みんなのうた」で放送されました。ハツラツとしたテンポと格調高い雰囲気がマッチした素敵な歌です。「ハイケンスのセレナーデ」の「ハイケンス」はオランダ生まれの作曲家。この曲は日本では戦時中にラジオ番組のテーマ曲として、多くの人に親しまれました。現在はJRの車内放送のチャイムとして曲の一部が使われていて、こちらで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?穏やかで優しい、ほのぼのとした雰囲気の曲です。
続いては過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏です。
最初は80年代の男声合唱団2団体の演奏をご紹介。このころは大学の男声合唱がとても盛んな時期で、数十人から100人を超える男声合唱団が全国で大活躍していました。また高校でも、名門団体が毎年コンクールで優秀な成績を収めていました。1984年の演奏は新実徳英さんの作品で、この高校の委嘱作です。中原中也の詩をベースにラテン語の祈りの歌を交えた難曲を、高校生とは思えない声の迫力と表現力で歌いきっている演奏は、ただただ鳥肌モノ。
一方1986年の演奏は、当時大学部門で連戦連勝を誇った団体の演奏です。草野心平の詩による「ごびらっふの独白」は、前半が全て蛙語(!)、後半がそれに日本語訳を交えた歌詞で歌われるユニークな構成。高嶋みどりさんのダイナミックにして繊細、メランコリックにして野性的な作風が詩とガッチリと組み合って、とても感動的な作品です。
2007年の中学混声の部は千原英喜さんの「おらしょ」から第3楽章を演奏。長崎・平戸の獅子(地名)に伝わる「泣き歌」と、すぐ隣の生月島(いきつきじま)に伝わるオラショが歌われます。
同声の部の「永訣の朝」は西村朗さんの作曲。宮澤賢治が結核で死の淵にある妹に寄せた詩で、授業で習った方も多いかもしれません。男声合唱団による委嘱作品ですが、男声でも女声でも歌えるように作曲されています。
一般Aの2団体は、ドイツ3Bのうちの2人、バッハとブラームスを演奏。コンクール本番でもこの2団体は続けて出演していて、コンクールというよりクラシックコンサートのおもむきですね!日本人には大変なドイツ語の歌を、どちらも素晴らしい演奏で聴かせてくれます。
※一部録音が古くお聞き苦しい部分がございます。何とぞご了承ください。
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2010年10月15日
【新着情報 2010.10.15】 女声合唱による「夕焼小焼」「紅葉」 &過去の全日本合唱コンクール全国大会ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はまず女声合唱から。童謡の名曲「夕焼小焼」と「紅葉」を、飯沼信義さんの編曲でお送りします。
明治から大正にかけて発表されたこの2曲は、おそらくほとんどの方がよくご存知だと思います。飯沼さんの美しいピアノと合唱アレンジは、情緒豊かな日本の風景が目の前に広がるような原曲の素晴らしさを、さらに引き立たせてくれます。懐かしい気分に浸るのにも、新鮮な感動を味わうのにもピッタリの2曲、カラピアノも合わせてじっくりお楽しみください。
続いては先週もご紹介したヴェルディの作品を。まずは大人気「レクイエム」から、第1曲目「入祭唱(レクイエムとキリエ)」です。「入祭唱」ではそのミサの内容が告げられます。レクイエムは主に亡くなった人のために挙げるミサで、この「入祭唱」の冒頭の「レクイエム・エテルナム(永遠の安息を)」をとって、一般にこのミサ曲を「レクイエム」と呼んでいます。さめざめと泣いているような弦楽器の中を、静かに合唱が歌い始める曲の冒頭は、琴線を乱しまくります。後半の「キリエ」は通常のミサと同じ内容(通常文)。独唱者による四重唱に合唱が加わって高らかな歌声が響き渡ったあと、穏やかな表情で曲は終わります。この直後に来るのが有名な「怒りの日」。この急転直下のドラマチックな展開は、ぜひ続けて聴いてみてください!
またオペラ作品からも数曲。「椿姫」はすでに配信中の「乾杯の歌」が有名ですが、今回新着の2曲も1度聴いたら忘れられないキャッチーさです。「エルナーニ」は、「レ・ミゼラブル」で知られるフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーが若い頃に書いた戯曲を元にした作品。国王への謀反を企てる一団が歌う「いま一度目覚めるのだ、カスティーリアの獅子よ」は、勇壮なリズムの男声合唱です。
そして最後は過去の全日本合唱コンクール全国大会から。
1985年・第38回大会の「Missa Simplex」は、オランダの作曲家ヘンドリク・アンドリーセンの1928年作曲の作品。各パートのラインはすっきりしていて、全体もとても引き締まった印象の曲(そして演奏)です。この団体は共学化して学校名が変わりましたが、現在もコンクールで活躍中です。
2007年の千原英喜作曲「猿楽談義《翁》」は能を素材にした作品です。「タブロー」というのは絵画作品のことで、その名のとおり独特の語り口調や楽器の音の模倣などがちりばめられて、1枚の絵を見ているようです。
2008年の「カオヤイの歌う猿たち」は全編サルの鳴き声で綴られた楽しく幻想的な曲。カオヤイはタイにある広大な森林地帯で、世界遺産にも登録されています。大人数の男声合唱が織りなす声のシンフォニー、一度聴き始めればそこはもう熱帯のジャングル!
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2010年10月08日
【新着情報 2010.10.8】 ヴェルディ・オペラの合唱曲 &全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は、10月10日にお誕生日を迎える、イタリアを代表するオペラ作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の作品をお届けします。祖国イタリアはもちろん、世界中で愛されているヴェルディのオペラ。「行け我が思いよ、黄金の翼にのって」(ナブッコ)や「乾杯の歌」(椿姫)をはじめとする数多くの有名なフレーズは、オペラはよく知らないという方も、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ストーリーは恋愛ものから壮大な大河ドラマなどさまざまですが、やっぱり魅力は耳をわしづかみにするような(?)ドラマチックなメロディーの数々。ヴェルディが活躍した頃はちょうどイタリアの統一運動が盛り上がりを見せている頃で、愛国的な内容も含む作品が熱烈に受け入れられたのもうなづけます。
またイタリア語は母音が明るく発音も明快で、イタリアと聞いてイメージする陽気で情熱的なイメージにピッタリ。ヴェルディの作品でもそれが存分に活かされて、輝かしい響きに溢れています。テンションを上げたい方はゼヒ!(ただし歌の内容は実は重かった、ということもありますのでご注意を...!?)
続いては先週からスタートしました、過去の全日本合唱コンクール全国大会の演奏のご紹介。今回は1981年(昭和56年)の懐かしい演奏も登場です!
パレストリーナの「Conditor alme siderum」は、キリスト教の暦の中の色々な日に歌う45曲の賛歌を集めた「Hymni totius anni」からの1曲。重厚な歌声は時代を感じさせますが、体の内側から揺さぶられるような感動は、やはりこの歌声ならではです。
2006年の「再生」は、先週もご紹介した瑞慶覧尚子さんの作品の中の1曲。前回の曲と同様、やさしさと幻想的な美しさとがそっと語りかけてくるような、なんとも言えないたたずまいの小品です。
2008年の「贈り物」「人生が1時間だとしたら」も、穏やかな空気が漂う作品。子供や若い人のための曲をたくさん書いている横山潤子さんの作曲です。親しみやすいメロディーと、ちょっとひねったフックの絶妙のバランスは、横山さんならでは。
同じく2008年の、ドヴォルジャーク作曲「ミサ曲ニ長調」は、元はオルガンを伴ったミサ曲で、後にオーケストラも加えられました。オーケストラつきの「Gloria」もとても壮大なスケール感ながら、ピアノ伴奏でもその高らかな賛歌の響きは変わりません。若々しさとパワーをあわせ持つ、大学生ならではの爽快な演奏です。
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2010年10月01日
【新着情報 2010.10.1】 プーランク「スターバト・マーテル」「黒衣の聖母への連祷」 &全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
まず今週は、先週ご紹介したプーランク「スターバト・マーテル」の後半6曲をお届けします。
先週の6曲目までは、イエスの最期に嘆き悲しむ聖母マリアの姿が描かれていて、今回の7曲目からは、その聖母の悲しみを共に負わせてほしい、という祈りの場面になります。切々とした祈りはだんだん熱を帯び、終曲で歌われる感動的な「天国の栄光」の響きへ。ぜひ続けて聴いてみてください!
プーランク作品をもう1曲。これまでご紹介した「グローリア」(1950年)「スターバト・マーテル」(1959年)よりもずっと前の1936年、プーランクが30代後半のときの作品、「黒衣の聖母への連祷」です。このときプーランクは友人の作曲家の突然の事故死に強いショックを受け、そのとき滞在していた場所からほど近い巡礼地ロカマドゥール(フランス南西部)を訪問します。そこで出会った黒い聖母像に着想を得て、この曲を作りました。プーランクの宗教作品のさきがけとなり、作曲家人生の転機にもなった名曲。美しい音楽の中に心の軋みのような響きが織り込まれ、耳をとらえて離しません。
そしていよいよ間近に迫ってきた全日本合唱コンクール全国大会に向けて、今週からは過去の大会の中でまだご紹介していなかった演奏を続々お届けします!
2005年の課題曲「象の鼻」はこの年の公募入選(第15回朝日作曲賞受賞)作品。どこまでが空想で、どこからが現実なのか??なんとも不思議な雰囲気の漂う曲です。
2007年の瑞慶覧(ずけらん)尚子さん作曲「無門」は、病の中で詩作を続けながら若くして世を去った、淵上毛錢(ふちがみもうせん)の詩による曲です。平易な言葉に生きることへのいとおしさが漂う、心に染みる作品。演奏団体による委嘱作品で、現在は「約束」という組曲に収められています。
同じく2007年大会の、リゲティ(1923-2006/ハンガリー)作曲「Lux aeterna」は16パートに分かれる曲。歌詞や歌い出しを微妙にずらして、いたるところでハーモニー(のようなもの)が生まれたり消えたりするその音空間は、まさに「永遠の光」を感じさせます。
ほかにも、2008年大会からは大人気の千原作品3作を一挙にご紹介!部門を問わず愛される作品の魅力を、演奏者の皆さんの活き活きとした歌声から感じてください!
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2010年09月03日
【新着情報 2010.9.3】ポルトガルのポリフォニー合唱曲 &2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週ご紹介するのは、ルネサンス期ポルトガルの合唱曲です。
ポルトガルはかつては世界に進出し、鎖国中の日本とも交易のあった数少ない国です。古くからのキリスト教国で、スペインのフランシスコ・ザビエルをインドに派遣したのもポルトガルの王様でした。ザビエルはインドから日本に渡り、日本に初めてキリスト教が伝わることになります。
15世紀から16世紀にかけては国力の充実もあって、お隣のスペインと並んで多くの音楽家が活躍しました。フィリペ・デ・マガリャンエス(1571-1652)はそんなポルトガルの勢いにかげりが出始め、スペインに併合された時期の作曲家です。そのスペインでは同じ頃、トマス・ルイス・デ・ビクトリアが名を馳せていました。愁いを帯びたメロディーラインや、少しドラマチックな曲の盛り上げ方など、マガリャンエスの作品にもビクトリアに通じるところが結構あります。
崇高さもさることながら、どこか人肌のぬくもりを感じるような曲の数々。宗教曲をレパートリーとする方はもちろん、あまりなじみがないという方も、ぜひ聴いてみてください。
そして今週も、2009年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!
中学混声の部の団体は、曲が持ついにしえの香りと現代的な響きを堂々と歌いきった演奏。2008年に続いて鈴木輝昭氏の「古事記頌歌」からの曲です。
高校部門の「落下傘」は、反戦詩人としても知られる金子光晴(1895-1975)の詩に高嶋みどり氏が作曲した作品です。落下傘で降下するさなかに脳裏をよぎる祖国の姿。手のひらの代わりに足の裏を合わせて神さまに祈るのは...激しいリズムの中にも、悲しさを秘めた歌声が胸に迫る熱演です。
大学部門が歌うのは、漫画家・エッセイストとして活躍する、さくらももこさんの詩による2曲。シンプルな言葉に寄り添うような親しみやすいメロディーはクラス合唱も思わせます。その飾り気のない言葉と旋律の美しさを磨き上げた、惹き込まれるような歌声は必聴です。
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2010年08月27日
【新着情報 2010.8.27】 「太鼓を叩け、笛を吹け」「シャルル・ドルレアンの3つの歌」... 2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も2009年全日本合唱コンクール全国大会から、各部門の素晴らしい演奏をお届けします。
中学校混声の部は先月もご紹介した千原英喜氏の「ラプソディー・イン・チカマツ」。この団体も含め、中学校の混声は男声が女声よりもかなり少ない人数で健闘している団体が多いですが、ハーモニーの部分も掛け声の部分も、男声の力が存分に発揮されています。
高校Aの団体はフランスの作曲家・オルガニストのエルマン・ボンナル(1880-1944)の作品を演奏。1曲1曲は短いものの、それぞれにフランス音楽らしい独特の色彩感覚がしっかり表現されています。
高校Bの「太鼓を叩け、笛を吹け」は、サブタイトルにもあるように「パントン」という歌を素材にした作品です。「パントン」はマレーシアの前身マラッカ王国の時代から、民衆の間で歌われていたのだとか。延々と繰り返される独特のリズムの中に、高嶋みどり氏特有のちょっと鬼気迫る雰囲気がときどき顔を出してきて、とても刺激的な曲。演奏も100人を超える人数を生かして圧巻です。
職場部門からはルネサンス期の巨匠、ラッスス(ラッソ)の作品です。とても幅広いスタイルで知られる作曲家で、この2曲は重厚にして堅牢。円熟の歌声も曲にぴったりマッチしていて、聴いているとすっかり音の世界に入り込んでしまう、見事な演奏です。
一般Aは日本語の課題曲とフランス語の自由曲の取り合わせ。さまざまなタイプの曲をレパートリーとすることを信条とする団体らしい、バラエティに富んだ演奏です。テンポを揺らしても崩れない隙のないアンサンブルは必聴!
一般Bからも千原英喜氏の作品。「リグ・ヴェーダ」は古代インドで記された聖典で、神話がメインの内容です。荘厳で力強い文語体の日本語訳を盛り上げる、男声ならではの重厚な和音。「開闢」(かいびゃく…世界が始まること)なんていう普段絶対使わない言葉もしっくりきます。
もう1団体の曲はスウェーデンの作曲家、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの作品です。色々なパートが複雑なリズムで次々に重なってくる様子は、辺り一面を光が乱反射しながら跳び回っているよう。一般Bは2団体とも、大人数ならではの音の洪水を存分に楽しめます!
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2010年08月20日
【新着情報 2010.8.20】「生きる」「詞華抄」「牡丹圏」... 2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も2009年全日本合唱コンクール全国大会の熱演が新着です!
中学校同声の部からは信長貴富氏の作品が登場。楽しいわらべうたながら難易度はなかなか。よく知られた曲も入っていますが、ところどころに顔を出す和歌山のことばづかいがイイ感じのアクセントになっています。
高校Bの「シジュウカラの伝言」は、ラトヴィアの作曲家ペーテリス・ヴァスクスの作品です。ラトヴィアといえば盛大な歌の祭典でも知られる合唱王国。この曲も、声による表現の可能性の広がりを感じます。
大学部門からは大人気の三善晃氏の「生きる」女声版を。7月にご紹介した高校生の演奏もあわせてドウゾ!
一般Bの歌う鈴木輝昭氏の「詞華抄」はいかにも日本的なタイトルですが、副題は突然アルファベットに??紀元前6~5世紀の詩人、サッポー(サッフォー)による古代ギリシア語の歌詞で、めくるめく輝昭ワールドが展開されます。
間宮芳生氏の作品は、ライフワーク「合唱のためのコンポジション」シリーズの1曲。歌詞はなく、母音や息の音だけで構成されたこの曲は「おそれ」を表現しているのだとか。曲の最後は五線に引かれた2本の太い線の間が塗りつぶされていて、「この範囲の音を全部出す」との指示が...初めて見たときは「おそれ」ました。
一般Bもう1団体の「牡丹圏」は、6月にもご紹介した千原英喜氏の組曲「コスミック・エレジー」から。無伴奏の幻想的な光景に始まって、後半は和太鼓や鉦の入った盛大な舞い踊りに。強烈なインパクトの1曲です
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2010年08月06日
【新着情報 2010.8.6】AKB48「桜の栞」 &2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初にお届けするのは、大人気アイドルグループ・AKB48が歌って話題になった「桜の栞」です!この曲はテレビ番組の主題歌として制作されましたが、注目はやはり「合唱曲」をイメージして書かれていること。ハモってるというだけではなく、曲調も学校で歌われていそうな合唱曲ふう。卒業をテーマにした曲ということで、2月に発売されたシングルはオリコンのデイリーと週間で1位を獲得するヒットになりました。合唱になじみのない人でも、やっぱり「卒業=合唱」のイメージは強いみたいですね!ダンサブルなアイドル曲とは一味もふた味も違った爽やかな曲、オリジナルアーティストでお楽しみください。
続いては2009年全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。今週も各部門から、さまざまなタイプの演奏をご紹介します。
今回は鈴木輝昭作品が4曲。混声の「源氏幻奏」はみんなの合唱初登場です。紫式部の「源氏物語」を題材にした曲で、日本の古典作品を積極的に採り上げている鈴木氏の「幻奏」の世界炸裂です!この作品を歌った大学部門の団体は、もう1曲には「枕草子」を元にした曲をチョイス。こちらも人気の、千原英喜氏の作品です。雰囲気の違う2曲とも、平安の薫り漂う見事な演奏です。
高校Aグループの演奏は二重合唱(混声四部×2)の曲です。Aグループなので、1パートはだいたい4人。二重合唱といっても巨大で圧倒される感じではなく、室内楽のような引き締まった美しさです。
一般Aグループからは、再びアノ人気曲「偽ヨイク」が登場。楽譜には「ここはこんな声で...」といった指示が色々と書いてあるのですが、演奏する団体ごとにいろんな個性が飛び出して聴き飽きません。2005年のコンクールで男声版を演奏して大好評を博した指揮者による、混声版の演奏。これは必聴です!
※来週の更新はお休みいたします。次回更新は8/20(金)の予定です。
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2010年07月30日
【新着情報 2010.7.30】「厄払いの唄」「おらしょ」... 2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏が多数登場です。
中学校混声の団体が挑戦するのは「エレミアの哀歌」。16世紀の作曲家、タリスの作品です。エレミアとは旧約聖書に出てくる預言者の名前。エルサレムが焼かれ、イスラエルの民が捕えられたことを哀しむ歌で、復活祭の直前のミサで読まれたり歌われたりします。ラテン語の長い歌に、中学生が大健闘!暗譜には苦労したと思いますが、堂々とした演奏です。
高校Aの「厄払いの唄」は、関西弁の詩や太鼓・風鈴の音が印象的。最後の男声の語り部分は、言葉づかいもちょっと古めで関西弁ネイティブでない方々にはなかなかハードルが高いかも?
高校Bからは毎週人気の千原英喜作品。副題にあるとおり、江戸時代に禁じられていたキリスト教を信仰し続けた隠れキリシタンをテーマにしています。「おらしょ」はラテン語の「オラシオ」(祈り・祈祷文)が転じた言葉。日本語化したさまざまな祈りの言葉と、本来のラテン語詞の聖歌とが交錯して、独特の雰囲気をかもし出します。
大学はシューマンのミサを演奏。シューマンといえば、今年は生誕200年の記念の年ですね。本来は管弦楽とオルガン伴奏の曲で、どっしりとした構えながら全体に明るい曲調が魅力です。
一般Bの演奏曲を書いたシェーンベルクは「12音技法」で知られるオーストリアの作曲家。オクターブの中の12の音を、調性の束縛を受けずに使うというのが「12音技法」とのこと...するとどうなるかというと、何調かわからない曲になります。「???」という皆さま、一度聴いてみてください!
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2010年07月23日
【新着情報 2010.7.23】三善晃「嫁ぐ娘に」「生きる」 &2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は三善晃氏の作品から。
およそ半世紀前に世に出た名曲「嫁ぐ娘に」は無伴奏の混声合唱組曲です。結婚を控えた娘への、母親の暖かいまなざし。でもそれは戦争の時代を背景に、決して楽しく穏やかな時間だけではなかったこともつづられています。3曲目の「戦いの日日」は前後の曲とはハッキリと違ったトーン。この曲が組曲の真中にあることで全体のストーリーがとても重厚になって、終曲「かどで」の別れの光景がいっそう際立ちます。一昨年の全日本合唱コンクール全国大会でも一部が演奏されたこの曲、ぜひ組曲通して聴いてみてください。
もう1曲は三善作品の中でもとりわけ人気の高い「生きる」。こちらは比較的最近の曲です。「これでもか!!」というほどにたたみかけて来る泣きのメロディーは、若い方はもちろん、そうでない方(…)にも絶大な支持を受けています。まだ聴いたことのない方も必聴です!
※CDはこちらから↓
・栗山文明の芸術(3) かなしみについて 三善晃 作品集
(日本アコースティックレコーズ)
続いては2009年全日本合唱コンクール全国大会からの新着。
元禄の戯曲家・近松門左衛門が遺したさまざまな文章をくっつけて新しいストーリーにした「ラプソディー・イン・チカマツ」は、毎年必ず演奏される人気曲です。拍子木や太鼓などの打楽器が入り、声のほうも語りや掛け声(さらには絶叫)を交えて実ににぎやかな一曲。この曲をきっかけに浄瑠璃や歌舞伎に興味を持った中高生の方もいらっしゃるかも知れませんね。
「Gratias agamus Domino Deo nostro」はエストニアの作曲家シサスクの作品。エストニアの有名少女合唱団のために書かれた曲ですが、リズミックなサウンドの中に漂う神秘的な雰囲気はおとなの女声の演奏にもよく合います。
男声の課題曲「Hymn」はフィンランドの巨匠シベリウスの作曲です。歌い出しの「Natus in curas」という歌詞がそのままタイトルとしても知られています。ラテン語の歌ですが、「フィンランディア」などと並んで愛唱されている曲のひとつです。
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2010年07月16日
【新着情報 2010.7.16】 2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も2009年全日本合唱コンクール全国大会から、各部門の熱演をお届けいたします。
最近は日本古来の言葉で書かれた文学作品を元にした曲がたくさん作曲され、コンクールでの演奏の機会も増えていますね。今回はそんな曲を多数ご紹介します。
中学混声の部からは、千原英喜氏の「那須与一」。平家物語に登場する有名なお話に作曲した作品で、曲の最後には尋常小学唱歌の「那須与一」が歌われます。「よつぴいてひやうど放つ」「ひいふつとぞ射切つたる」などの印象的なフレーズを、古文の授業で習った記憶のある方もいらっしゃるのでは?
高校Bグループの団体が演奏する曲は斎藤茂吉の短歌がベース。「死にたまふ母」は、故郷の母の危篤の報に触れて帰省するところから、亡くなった母をとむらうまでを、四部構成の60首近い短歌でつづった作品です。
大学部門の演奏曲のテキストは、能楽を大成した世阿彌(ぜあみ)による謠曲です。「羽衣」は、天女が水浴びをしているうちに松の枝にかけておいた天の羽衣を漁師の青年に拾われてしまい、天上に帰れなくなるというお話。曲では天上を恋しがる天女が、舞を見せてくれれば返すと言われて、羽衣をまとって舞うシーンが使われています。
一般Bグループの「秋-相聞」は万葉集から。磐姫(いわのひめ)皇后と額田王(ぬかたのおおきみ)の二人の女性による和歌が使われています。「相聞」は元は相手の様子をお互いに聞き合うという歌で、万葉集の場合は特に恋愛の歌として扱われています。和歌の独特の詠み方をフィーチャーしたサウンドですが、とにかく怖い...情念の世界?2006年に委嘱初演を行なった高校のOG団体による再演です。
ほかにも、フランス・イタリア沖のコルシカ島に伝わる歌を題材にした信長貴富氏の意欲作や、「偽ヨイク」でおなじみマンテュヤルヴィの、これまた楽しい「エル・ハンボ」など、注目曲が満載です!ぜひチェックしてみてください!
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2010年07月09日
【新着情報 2010.7.9】信長貴富「ノスタルジアII」(混声) &2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
先月から配信を開始して好評を頂いている信長貴富編曲集「ノスタルジアII」、今週はその続きをお届けします!前回同様、日本語詞ですっかり定着している外来曲の中から、おなじみの曲の数々が美しい無伴奏混声合唱にアレンジされています。
「ドナ ドナ」はもともとユダヤ系の言語の歌。日本語訳では50年程前から歌われています。悲哀に満ちたメロディーと歌詞、こども心に強烈なインパクトを受けて忘れられなくなってしまったという方も多いのでは?
「私の青空」は全く反対に、我が家へ帰る道々の気持ちが歌われた、楽しくとっても暖かい歌です。スキップするようなリズムも魅力ですね。
「グリーングリーン」はアメリカ生まれのポップス。「ひとつの朝」などでおなじみの片岡輝氏による日本語詞は7番まであり、僕とパパの感動的なストーリーが描かれています。誰でも知ってる楽しげな出だしからはちょっとイメージしにくい展開...アレンジも物語に合わせた雰囲気で変化していきます。
別れの歌の定番(?)「螢の光」はスコットランド民謡です。こうしてみると、慣れ親しんだ歌には海外の歌も本当にたくさんありますねえ。
もう1曲、同じく信長貴富氏の日本の歌の編曲集「ノスタルジア」から、童謡「里の秋」の女声版もお届けします。
どの曲もみんなの合唱初登場、ぜひお聴き逃しなく!
※CDはこちらから↓
・信長貴富 合唱作品集 春と修羅 ノスタルジアⅡ
・女声アンサンブルJuri 風に焦がれて
(日本アコースティックレコーズ)
そして2009年全日本合唱コンクール全国大会から、今週は中学校・高等学校部門の演奏を更新です。信長貴富氏同様、今や老若男女問わず人気の高い千原英喜氏の作品や、コンクールではダントツの演奏頻度を誇る鈴木輝昭氏の作品、さらに三善晃氏の「生きる」女声版の熱い演奏も登場!こちらも要チェックです!
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2010年07月02日
【新着情報 2010.7.2】 「シャボン玉」「うみ」&2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初はおなじみの童謡を女声合唱でお送りします。
「シャボン玉」は1922(大正11)年に発表。「証城寺の狸囃子」などでもコンビを組んでいる野口雨情・中山晋平による作詩・作曲です。雨情が亡くなった子供を想って書いたとも言われる、少し寂しさを含んだ詩の感じが、フワフワと飛ぶシャボン玉を模したメロディーの中に絶妙に織り込まれていますね。
「うみはひろいな...」の「うみ」は、1941(昭和16)年の発表です。「おうま」「スキーの歌」などを書いた林柳波作詩、作曲は「チューリップ」ほかの童謡を手がけた井上武士。海の包容力を感じさせるゆったり感が心地よい歌です。
どちらも曲の雰囲気に合った、シンプルなアレンジでお楽しみください!
※楽譜・CDはこちら↓
女声・同声合唱曲集 童謡・唱歌 こころの歌 飯沼信義編曲集(教育芸術社)
・楽譜・CD
続いては2009年全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校混声からはプーランクの演奏を。コンクールでも選曲されることの多い作曲家で、その作品は複雑な転調の多いクセモノ揃いですが...毎年中学生離れした演奏を聴かせてくれる名門校の演奏、驚きの歌声は必聴です!
中学校同声からは、カナダの作曲家、テルファーの「Missa Brevis」。短く簡素な曲ながら、独特の神秘的な雰囲気も漂い、コンクールでとてもよく演奏されています。もう1校はアメリカで活躍する作曲家・指揮者のランダル・ストゥループの作品を演奏。小太鼓と鈴が入った、中世のムード漂う曲です。
大学部門からは男声合唱の登場です。フィンランドのパルムグレン(1878-1951)とノルウェーのニューステット(1915-)、どちらも北欧の作曲家ですが、その作風はかなり違います。
そして今回からは職場部門も登場!ヴィレット(フランス/1926-1998)とブストー(スペイン/1949-)の宗教曲です。2曲ともとってもメロディアスで親しみやすく、歌声もその曲調にピッタリに感じます。
一般Aは名門少年少女合唱団のOG団体。母体の団体と同じく、世界各地の魅力的な小品を次々に聴かせてくれます。大人気の「偽ヨイク」の女声版「ライト」も登場!配信中の演奏と比べて少人数&快速の演奏で、曲の新たな一面も見えてきます。曲ごとの声色の違いもゼヒ楽しんでみてください!
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2010年06月25日
【新着情報 2010.6.25】 2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
2009年全日本合唱コンクール全国大会から、今週も各部門の熱演をお届けします!
中学校部門混声の「河童と蛙」は30年以上前の作品ですが、詩人と作曲家のウィットがとてもよく活きていて、古さを感じさせません。女声版がよく演奏される「露営のともしび」は混声版で。夜の光景が、男声が入ると少し色合いが変わって、こちらも魅力的です。
中学校部門同声の1校目は、民謡素材の2曲。王道の格調を感じさせる「刈干切唄」と、現代的なリズムと和声にいろどられた「八木節」、どちらも作曲家の個性がよく出ていますね。2校目はスウェーデンのシェルド(1947-)とフランスのプーランク(1899-1963)の宗教曲3曲です。それぞれの曲がもっている独特の陰影がしっかり表現された演奏です。
高校Aの学校はフランスのフロラン・シュミット(1870-1958)の作品を演奏。美しいグラデーションのような和音の変化や、さらっとしたタッチの発音など、フランス作品の雰囲気を見事に歌いきっています。この学校では先日行なわれた校内の合唱コンクールでも、ハンガリー語の歌を歌ったクラスがたくさんあったとか!すごいですね。
大学部門は何と9人の団体。大人数であれば吸収されてしまうようなわずかな音程やリズムのブレも、この人数になるとハーモニーに致命的なダメージを与えてしまいますが、3曲とも正確無比の驚きの歌声です。
一般Aの自由曲はドイツ語の2曲です。レーガーはブラームスの40歳年下の1873年生まれ。重厚で均整のとれた美しさのブラームスの曲に対して、レーガーの曲はパートがかなり複雑にからみ合っています。それなのにどっしりとした落ち着きを感じる、不思議な魅力をもった作品です。
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2010年06月18日
【新着情報 2010.6.18】信長貴富「ノスタルジアII」(混声)&2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は人気作曲家・信長貴富氏の「ノスタルジアII」をお届けします!
信長氏といえば、コンクール・演奏会・合唱祭など、色々な舞台で今や最も演奏される機会の多い作曲家のひとりです。感情移入しやすいメロディーライン、さまざまなタイプに及ぶ作品の振り幅の広さなどが人気を呼び、文字どおり老若男女問わずこぞってその作品を演奏しています。
今回ご紹介する「ノスタルジアII」は、日本語の訳詞で親しまれている海外の歌を、ア・カペラ混声合唱に仕上げた編曲集。すでに別の編曲で配信中の曲のほかにも、タカラヅカファンの聖歌(?)「すみれの花咲く頃」や、犬童球渓(いんどうきゅうけい)の名訳「更け行く秋の夜...」で、もはや日本の歌と言ってもいい「旅愁」も登場です。難易度はすこーし高めですが、どの曲も演奏効果はバツグン!アンコールにもステージプログラミングにも、是非とり入れてみてください。
続いて2009年全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校部門の「海映の空に」は「空駆ける天馬」や「走る川」でおなじみの黒沢吉徳氏の作品。黒沢氏独特の、若々しい力強さと格調の高さが感じられる無伴奏曲です。
高校部門の学校は2008年にも演奏した曲の続きを引っ提げて登場です。「オデコのこいつ」はかつてナイジェリアで起こった激しい内戦と飢餓をテーマにした曲。オデコのなかで空腹を訴えつづける黒人の子供に腹を立てた「ぼく」はひどい言葉を投げつけます。ところが…。「チコタン」の蓬莱泰三氏が描く衝撃的な物語です。
一般部門では混声の課題曲「Dolcissima mia vita」が新着のほか、Bグループの団体もいよいよ配信開始!コンクールでは「ロルカ組曲」が人気のラウタヴァーラ作曲「Credo」は、信仰宣言の歌なのに戦争映画の曲のようなおどろおどろしさが...。一方課題曲「Rukous」を作曲したクーラの「Auringon noustessa」は、まさに光り輝くようなクライマックスが感動的な作品。詩は「フィンランディア」で知られるフィンランドの名高い詩人、コスケンニエミによるものです。
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2010年06月11日
【新着情報 2010.6.11】 2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
大好評の2009年全日本合唱コンクール全国大会、今週からはいよいよ大学部門・一般部門も登場です!
この部門では新作や委嘱作に意欲的に取り組む団体も多いですね。今週の大学部門の団体が演奏するのは、同団が2007年から毎年委嘱して曲集を構成している作品です。「鬼女」(きじょ)は恐ろしくも幻想的な能の舞台。草野心平の劇的な原色の世界が広がります。
一般部門からは、高校の名門女声合唱団OGで結成された団体の演奏です。女声では定番中の定番の「南島歌遊び」。メンバーの方々も多くが高校時代に慣れ親しんだのでは?というこの曲を、思い入れたっぷりに歌っています。
中高部門からも新着。今回ご紹介するのはほとんどがラテン語の宗教曲です。コンクールではおなじみの海外の人気作曲家の作品も多数。高校生のみならず、中学生でもこうした曲に挑戦する団体が増えているのは、やはり曲の魅力によるところが大きいのかも知れません。ラテン語の場合は発音もしやすく、特に宗教曲の場合は一度おぼえれば、他にも同じ歌詞でたくさんの曲が歌えるというメリットも?
一方中学校の団体が歌ったトルミスの曲はエストニア語、ブストーはバスク語。合唱をしていなければほとんどお目にかかることはないかも?というような言語ですが、とても活き活きと演奏しています。
高校Bグループでは混声の課題曲「Rukous(祈り)」が登場。こちらはフィンランド語です。透明なのにどこかほの暗い、フィンランド語独特のトーンがよく出ていて、自由曲のラテン語ともども、素晴らしい歌声を聴かせてくれます。
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2010年06月04日
【新着情報 2010.6.4】 「素直なままに」「君とみた海」パート練習用 &2009年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初はクラス合唱曲「素直なままに」と「君とみた海」のパート別をお送りします!
「素直なままに」は混声四部合唱。男声パートをテノールとバスに分けられるようになった皆さんは、ぜひチャレンジしてみてください。
「君とみた海」は混声三部。校内コンクールでも大人気のこの曲、パート別でバッチリ練習して優勝を狙いましょう!
続いては続々新着の2009年全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校・高校の部とも、人気の鈴木&信長作品が登場です。どれも正確な音程感覚・安定した発声が求められるクセ者揃いですが、最近では中学校部門でもすっかりレパートリーとして定着していますね。同声の部の「なみだうた」は2008年初演の、さまざまな詩人の「なみだ」をテーマにした小品が並ぶ無伴奏曲集です。美人画で知られる竹久夢二は「宵待草」などの詩歌も遺していて、「涙」もそんな作品のひとつ。演奏した学校は今年も学生指揮者で大健闘です!
高校Bグループの「Pseudo-Yoik(偽ヨイク)」は過去のコンクールでも男声版と女声版でとり上げられました。スカンジナビア半島北部などに住むサーミ人の伝統的な歌謡「ヨイク」ふうに作られた曲で、ホンモノではないので「偽(擬似)」と付いています。いろんな声色や振り付け(!)が飛び出すとっても楽しい曲。梅雨どきの気分のすっきりしないときにもオススメです??
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2010年05月28日
【新着情報 2010.5.28】 第62回(2009年)全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も昨年の全日本合唱コンクール全国大会から、熱演の数々をお届けします。
まずは中学校混声の部。「光葬」は生と死をテーマに織り込んだ神秘的で壮大な曲です。難解な詩の世界に真っ向から取り組んで、自分たちなりに表現しようとする中学生の皆さんの表情が目に浮かぶような演奏です。「いろとりどりのうた」も詩人のカラーのよく出た作品。川崎洋氏の、包み込むような暖かさとピリッとした言語感覚が印象に残ります。
中学校同声の部からはいずれも無伴奏曲です。「露営のともしび」はフランスで活躍した詩人・アポリネールの詩を、堀口大學が訳した作品に作曲されたもの。戦地での夜、ふるさとの愛する人を思う兵士の姿が描かれます。幻想的な音と美しい日本語が重なって、独特の表情を見せます。「南島歌遊び」は南方の明るさと力強さを感じさせる歌声が印象的な演奏です。毎年全国各地の団体が演奏する作品ですが、地域によってそれぞれ微妙に色合いが違うところも興味深いですね。
次は高校Aグループ。課題曲「ほたる たんじょう」の登場です。少したどたどしい語り口でつづられるほたるの姿に、一瞬と永遠が交錯するような美しい曲です。「ともに-……」は「ともに」と「……」という2編の詩からなる作品。「……」はつまり無題ですね。無伴奏の優しい前半部とピアノ伴奏が入る激しい後半部が、詩の内容ともどもとても対照的です。
そして今週からは高校Bグループも登場!自由曲では中学・高校部門ではなかなか演奏されることがないブラームスに挑戦です。少人数のソリの先導にコーラスが応じる「Regina coeli laetare」は、80人を超える大人数を活かして演奏効果も抜群。冒頭、ソリのメロディーに続く華やかなコーラスの歌い出しは鳥肌モノです。
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2010年05月21日
【新着情報 2010.5.21】 第62回(2009年)全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
先週から配信を開始して大好評の2009年全日本合唱コンクール全国大会、今週も中学・高校部門の演奏をお送りします!
中学校混声の部の2校はどちらもコンクールではおなじみの邦人作品を演奏。「五つの童画」は作曲されてから40年以上たった今でも、たくさんの団体が挑戦している名曲です。「挑戦」というのがふさわしい難曲ですが、中学生の堂々とした演奏は感動モノ!民謡を題材にした人気作曲家の2曲は、シンコペーションも多用した現代的なリズムが若い人たちの表現力にピッタリ。活き活きとした歌声が印象的です。
中学校同声の部は2校とも海外の作品です。アリス・テグネールはスウェーデンの女性作曲家。主に童謡や子供のための作品をたくさん遺し、スウェーデンではとてもよく知られているのだそうです。ちょっと大人向け(?)の宗教曲も、女声の魅力が活かされた、哀感漂う美しさ。フィンランドの作曲家ラウタヴァーラの作品はタイトルのとおり、スペインの詩人ロルカの詩に作曲した合唱曲。組曲の4曲とも全て同じ音から始まります。さらにどれもユニゾンから入って、不協和音を作りながら分かれていくという作り。妖しくミステリアスな雰囲気に満ちています。
高校Aグループからは2曲の女声の課題曲も新着です。「機織る星」は「水のいのち」でおなじみ、高田三郎の世界が全開。課題曲でこんなに盛り上がってしまっていいの?と思うほど、悲しくドラマチックな旋律が胸を打つ名曲です。「Isten veled!」はハンガリーの作曲家バルトークの作品。別れてしまった恋人に神様のご加護があるようにと祈る、けなげな思いが歌われた曲です。テンポや調が次々に変わって、揺れ動く心が表現されます。2校とも、自由曲も合わせて熱のこもった演奏、ぜひお聴きください!
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2010年05月14日
【新着情報 2010.5.14】 第62回(2009年)全日本合唱コンクール全国大会配信開始!
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
コンクールファンの皆様、お待たせいたしました!Nコン課題曲の配信スタートに続いて、今週からいよいよ、昨年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏が配信開始です!
昨年もあまたの熱演&名演が繰り広げられた全国大会、まずは中学・高校部門からご紹介しましょう。
中学校混声の部からは、美しいメロディーが魅力の松下耕作品2曲と、こちらもコンクールでは頻繁に取り上げられる海外作曲家の3作品。どちらの学校とも、女子の3分の1の人数の男子諸君も大奮闘。混声ならではの、輝きとやわらかさが一緒になったステキな声を聞かせてくれます。
中学校同声の部の2校も、コンクールの定番曲で。女声の幻想的な響きを存分に活かした曲ではありますが、それをここまで表現できるところに、改めて中学合唱の底力を感じます。聴いていると、まるで現実世界から離れたところを漂っているような気分に...
最後は高校Aグループ。混声の課題曲「風」は、詩人と作曲家の持つ気品が見事に合わさった作品です。20名強のメンバーの気持ちがひとつになっていく姿を目の当たりにしているような演奏は、色彩の変化に富んだ自由曲でも感動的。
女声の課題曲「Duo Seraphim clamabant」は、二人の天使の歌声が途切れることなく、交互に響き渡る、まさに天上の音楽。自由曲の「La Tour d'amour」はキレのある発声と統一された発音で、素晴らしいアンサンブルです。Aグループの上限32名での演奏で、決して少ないとはいえない人数ですが、文字どおり息の合った歌声は必聴です。
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2009年11月25日
第62回全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門が終了
11月21日(土)と22日(日)の2日間、北海道札幌市で、全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門が行なわれました。
大学17団体、職場10団体、一般32団体の合計59団体によって繰り広げられた歌声の競演の結果、20団体が金賞を獲得。そのうち8団体が、来年の全国大会へのシード権を得ました。
各部門・グループが昨年と比べて出場団体微減となった中、一般Aグループの出場団体は増加。少人数アンサンブルを楽しむ方が増えたことで、選曲も大曲・難曲だけでなく、音楽の楽しさを味わえる曲が増えてきているようですね。これからも色々なタイプの曲・演奏に触れられる、バラエティ豊かな大会になることを期待したいと思います。
出場された皆様、おつかれさまでした!
※今大会の詳しい結果は、以下のサイトでご覧になれます。
全日本合唱連盟
・大学部門・一般部門Aグループ
・職場部門・一般部門Bグループ
asahi.com(朝日新聞社のニュースサイト)
・大学部門・一般部門Aグループ
・職場部門・一般部門Bグループ
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2009年10月26日
第62回全日本合唱コンクール全国大会 中学校・高等学校部門が終了
10月24日(土)・25日(日)の2日間、石川県金沢市で全日本合唱コンクール全国大会の中学校・高等学校部門が行なわれました。
出場団体数は中学校39校、高等学校34校。見事金賞を受賞したのは、中学校13校、高等学校12校でした。中学校部門では、金賞の中でも最も優れた団体に贈られる文部科学大臣賞を、同声・混声とも島根県の学校が受賞。一方高等学校部門では、金賞を受賞した4校の東北勢すべてが文部科学大臣賞を始めとする副賞を受賞するなど、長年合唱の名門として名を馳せている地域の活躍も目立ちました。開催地金沢の地元校の金賞受賞も、嬉しいニュースです。
NHKコンクールも含め、大会に向けて頑張ってきた皆さん、お疲れ様でした。このあと文化祭・音楽会・定期コンサートなどを控えている方もいらっしゃるかもしれません。コンクールの過程で学んだいろいろなことがきっと今後にも活きてくると思いますので、どうかこれからもすばらしい歌声を聴かせてください!
みんなの合唱では過去の全国大会の演奏をたくさんご用意していますので、ぜひ聴いてみてください。
※今大会の詳しい結果は、以下のサイトでご覧になれます。
全日本合唱連盟
・中学校・高等学校部門
asahi.com(朝日新聞社のニュースサイト)
・中学校部門
・高等学校部門
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2009年09月25日
【新着情報 2009.9.25】 全日本合唱コンクール2005~2008年大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今年の全日本合唱コンクール(朝コン)も支部大会が大詰めを迎えています。来月はNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)の全国大会に続いて、10月24,25日に中学校・高等学校部門全国大会が金沢で、そして11月には21,22日に大学・職場・一般部門全国大会が札幌で、それぞれ開催される予定です。
ということで今週は2005年から昨年2008年の全国大会の演奏からピックアップしてみました。中高生と少年少女合唱団による演奏ですが、いずれも音程や発音の難しい曲に正面から取り組み、若いエネルギーがビシビシ伝わってきます。
絶大な人気を誇る作曲家たちによる国内作品は、民謡や古典など、さまざまなスタイルの日本語で新しい響きを生み出そうとする、どれも意欲的な曲です。海外作品はハンガリー(マジャール)語とエストニア語という親戚関係にある言語の曲。曲調は異なりますが、どことなく愁いを帯びたような音色には、通じるものがあるかもしれません。
近付くコンクールに向けて、過去の熱演の数々で気分を盛り上げていきましょう!
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2009年09月11日
【新着情報 2009.9.11】 2008年全日本合唱コンクール全国大会ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
全日本合唱コンクール(朝コン)もいよいよ支部大会が本格的に始まろうとしている今日このごろ、今週も昨年の全国大会から、各部門の演奏をお送りします!
海外の現代作品を演奏する団体は年々増えていますね。イェイロはノルウェー出身の若手作曲家。「Ubi Caritas」は新しい作品ながら、古典の雰囲気を漂わせる端正な曲です。
フィンランドのマンテュヤルヴィは元々翻訳が専門という変り種。配信中の「偽ヨイク」が世界中でヒットしていますが、これと同じく忘れられてゆく辺境の音楽に注目するというコンセプトで作られたのが「El Hambo」です。「Hambo」はスウェーデンの舞曲の形態ですが、「偽ヨイク」同様、歌詞は作曲者の全くの創作で意味はないとのこと...それでも踊り出さずにはいられないような、とにかく楽しい曲です。
チョピはスロヴェニアの作曲家で、地元で教鞭もとっています。優しく暖かく親しみやすいメロディーは、現代の宗教曲でも人気のスタイルですね。若い方たちにも挑戦してみてほしい作品です。
それからポピュラー曲もUP!2曲とも皆さんよくご存知だと思いますが、ア・カペラとは思えない音の拡がりに圧倒されます。特にトトロはお勧め!一聴の価値アリです。
※楽譜はこちら↓
NEW東京混声合唱団愛唱曲集「島唄」(音楽之友社)(「となりのトトロ」掲載)
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2009年09月04日
【新着情報 2009.9.4】 「金髪のジェニー」「想い出がいっぱい」「鎌倉は子守歌」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週もおなじみの曲や素敵な曲をお届けします!
有名な曲も多い「アヴェ・マリア」、今回はバッハ&グノーの作品です。バッハの鍵盤楽器用の曲にフランスのグノーが歌のメロディーをつけて出来上がった美しい曲、同声版とソプラノ独唱版でも配信中ですので、聴き比べてみてはいかがでしょうか?「金髪のジェニー」はフォスターが、幼なじみでもあった奥さんをモデルに作った歌ですが、内容は「あの頃のジェニーはもういない」的なもの。奥さん怒るんじゃないでしょうか...?
「想い出がいっぱい」は配信中の同声版に加え、混声版が新たに登場です。続々登場の寺島尚彦作品からは「鎌倉は子守歌」ほか。作曲者本人の作詞による悲しくも感動的な曲、ぜひ聴いてみてください。
そして2008年全日本合唱コンクール全国大会からは、高校・職場・一般の各部門の演奏を。ここ最近勢いのある高校の男声合唱、今週の団体も男声らしい熱い演奏を聴かせてくれます。職場の団体は昨年までとは名前が変わっての登場。80名を越す人数による豊かな響きをお楽しみください。初出場の一般Aグループの団体は一転、20数名による軽快なアンサンブル。課題曲「Cibavit eos」はすでに多くの団体の演奏をご紹介していますが、舞い踊るようなテンポの演奏に目からウロコです。
学生さんは2学期の始まっているところも多いと思います。夏休みでしばらくのぞいてなかったなあー...という方も、ぜひここ最近の更新をチェックしてみてください!
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2009年08月28日
【新着情報 2009.8.28】 「小さな協奏曲」・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
「小さな協奏曲(コンチェルト)」は昭和63年度(1988年)のNHKコンクール中学校の部の課題曲でした。イントロの軽快な伴奏を聴いただけで、中学校時代の思い出がよみがえるー...という方も多いかもしれません。他2曲の寺島尚彦作品も、さわやかさあふれる逸品です。
モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、歌ったことはない方も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?随所に出てくる転調が幻想的な雰囲気をかもし出す、とても美しい曲ですね。黒人霊歌「Swing Low, Sweet Chariot」も、おなじみのパーカー&ショウの編曲で愛唱曲でも定番です。
続いては児童合唱団の歌声で「夕焼け小焼け」と「かもめの水兵さん」の童謡2曲。大正から昭和初期につくられた曲ですが、時代を超えて子供から大人まで親しんでいる、というのは童謡ならではですね。
さらに2008年全日本合唱コンクール全国大会からも新着!大人数の団体でも、迫力だけではなく繊細な表現力も素晴らしい、さすがの全国クオリティの演奏です。スイスのマルタンの作品は、邦題どおり2群の混声四部の曲です。演奏した大学の団体は、40人弱と決して少ない人数ではないものの、八部だと1パート5人前後。練習では授業などでパートが足りない!ということもあったのではと思いますが、美しいハーモニーを聞かせてくれます。
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2009年08月21日
【新着情報 2009.8.21】 新実徳英「北極星の子守歌」&2008年全日本合唱コンクール
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は混声合唱曲集「北極星の子守歌」をご紹介します。
作曲家の新実徳英さんが曲を書いて、それに詩人の谷川雁さんが詩をつけて生まれた一連の歌集「白いうた 青いうた」。この中から、表題曲を含む8曲が無伴奏混声合唱曲にアレンジされています。曲が先で詞があと、というのはポップスなどでは普通ですが、合唱や歌曲の場合はほとんどが逆のパターン。そのため、思いもよらなかった言葉も飛び出したりして楽しかった、と作曲家も語っています。演奏会でも学生から社会人団体まで広く歌われていて、クラス合唱でも是非チャレンジしてほしい作品です。
・楽譜→無伴奏混声合唱のための「北極星の子守歌」(音楽之友社)
また今週も、2008年の全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!こちらにも新実さんの曲が混声と男声で登場です。曲の雰囲気は違いますが、どちらも若々しい熱演で要チェックです。
それからもう1曲、少年少女合唱で唱歌「我は海の子」を。夏休みも終盤ですが、明るい歌声に今一度、夏の楽しさを感じてみてはいかがでしょうか?
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2009年07月31日
【新着情報 2009.7.31】 「ケンタッキーのわが家」「深い河」「遙かな友に」...定番愛唱曲集
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は先々週に続いて、愛され続ける珠玉の名品集です。
「アヴェ・マリア」は前回はジョスカン・デ・プレのものでしたが、今回はアルカデルトの作品です。もともとは違う曲だったのを後世の人がアレンジして「アヴェ・マリア」にしたのだそうで、正確にはアルカデルトの作品とは言えないのですが、こちらのほうが聴いたことのある方は多いかもしれませんね。「いとしのマドンナ」は「やまびこ」と同じラッススの曲。イタリアに駐留していたドイツの兵隊がたどたどしいイタリア語で愛を歌うという内容で、「マドンナ」がちょっとドイツ語っぽく「Matona(マトナ)」になってしまっているのです。
「ケンタッキーのわが家」は日本ではアノお店のCMで有名ですが、アメリカではケンタッキー州の州歌になっているフォスターの曲。黒人霊歌「深い河」の河とはヨルダン河のことで、その向こうにある約束の聖地カナンに行きたい、と切々と歌います。
昭和26年に作曲されたという「遙かな友に」は、合唱に関わった人なら知らない人はいないと言っても過言ではない名曲。どの世代の合唱団の方でも、一度は歌ったことがあると思います。合唱祭の全体合唱やコンサートのアンコールなどでもよく歌われますので、「知らない...」という方もぜひ覚えて、一緒に口ずさんでみてください。
また今週も、2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新。男声版が配信中の「偽ヨイク」の女声版ほか、まだまだ注目の演奏が続々登場です!
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2009年07月24日
【新着情報 2009.7.24】 2008年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏、今週も続々登場です。
中学校同声部門の団体は、実は吹奏楽部。合唱にも力を入れていて、色々なコンクールに積極的に参加している団体です。全国には同じように、吹奏楽部で合唱をやっていたり、運動部と兼部している人たちもたくさんいますね。充実した学校生活、大変なこともあると思いますが、どうかがんばってください!
高校Aグループからは、モロッコ生まれのフランス人作曲家オアナの作品を。きらびやかな声が、カリヨンの独特の響きを表現した曲にぴったりです。Bグループのふたつの鈴木輝昭作品は、コンクールでは定番ですね。
職場部門が演奏するのは、第2次世界大戦下に書かれたプーランクの名曲。さらっとしたタッチの曲も多い作曲家ですが、この曲では重くのしかかる戦争の恐怖や、それを突き破る希望などが、怒涛のような音で描かれます。(演奏は至難のワザ!)
一般Bグループからは、キューバのロペス=ガヴィランのとても楽しい曲をお送りします。「マンボ」という副題がついていて、ボイスパーカッション的なところや早口のところなど、聴きどころも満載の演奏。(マンボなので「ア~、ウッ!」もあります)ぜひチェックしてみてください。
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2009年07月16日
【新着情報 2009.7.16】 「やまびこ」「おおスザンナ」「夜のうた」...定番愛唱曲集
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は、長く合唱部・合唱団で活躍している皆さんには愛唱曲としてもおなじみの、名曲の数々をお届けします。
「やまびこ」は16世紀フランドル楽派の作曲家、ラッスス(ラッソとも呼ばれます)の作品。二群の合唱体で、一方はエコーを歌います。演奏にはちょっと人数が必要ですが、エコーを客席から歌ったりする団体もあって、とても楽しい曲です。
フォスターの2曲は、皆さんもよくご存じですね。アリス・パーカーとロバート・ショウのコンビも数多くの合唱編曲を手がけていて、きっと一度は歌ったことがあると思います。黒人霊歌「Nobody knows duh trouble I see」もこの二人の編曲です。
「夜のうた」も長らく歌い継がれている名曲。アンコールや演奏会の最後に歌って思い出深い...という方もいらっしゃるかもしれません。「早春賦」は、作曲者の息子である中田喜直さんの編曲でお送りします。
さらに今週も2008年全日本合唱コンクール全国大会から、年齢・編成・人数も様々な(一般Aは何と10人!)、いずれ劣らぬ熱演をお届けします。どうぞタップリとお楽しみください!
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2009年07月10日
【新着情報 2009.7.10】 2008年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏をタップリお届けします。
中学校混声部門に登場は「有志合唱団」。常設の合唱部ではない参加団体も各地にありますが、この団体は生徒数300名前後の学校から70名を超える人数での参加!学校あげてのこの盛り上がり、うらやましい限りです。
一方、高校Aグループの団体は3校合同での出場。練習など苦労も多いと思うのですが、それ以上にこういう形での活動には得がたいものがあると思います。なお演奏しているパレストリーナの「ミサ・シネ・ノミネ(名前のないミサ)」は、すでに配信中のものとは同じパレストリーナの作品ですが別の曲ですので、ご注意を。
職場部門と一般Bグループが演奏するのは、どちらも切なく劇的で、それを覆う美しさにあふれた三善晃さんらしい作品。「戦いの日日」は中学校部門の演奏でもお届けしましたが、今回は組曲の終曲「かどで」も登場。暖かな想いが感動的な名曲です。
一般Aグループはリトアニアのミシュキニスの3曲を演奏。リトアニアはバルト三国にあって歴史的にはポーランドとのかかわりが深く、作品にも北欧の澄んだ空気と大陸の豊かなスケールの両方が感じられる気がします。
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2009年07月03日
【新着情報 2009.7.3】 2008年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も2008年全日本合唱コンクール全国大会から、中学から一般までの各部門の演奏をお送りします。
中学混声部門の演奏は、幅広い年齢層に支持されている信長貴富作品。信長ファンの皆さんには外せない、美メロ満載の2曲です。中学校同声部門は、前回の混声部門の団体同様15名での出演で、2005年の課題曲「歌」他を堂々と演奏しています。
高校Aグループからは、2007年のコンクールでの初演された同じく信長作品「廃墟から」の第一章を。Bグループでは、ブラジルの作曲家、ヴィラ=ロボスの作品を、一般団体を思わせるふくよかな響きで聴かせてくれます。
大学部門は語りも入った熱演(2005年高校部門の演奏も配信中です)。職場部門は高校Bグループの団体同様、柔らかく暖かな音色が素晴らしい、必聴の演奏です。課題曲「Cibavit eos」は高校Aグループとは違う調で演奏していて、雰囲気の違いを聴き比べても面白いかも。
一般Bグループは少年少女合唱団。「一般」というとちょっと違和感もあるのですが、学校ではないので、この部門で大人に混じっての参加です。とはいえ毎年全国大会に出場している名門団体、演奏レベルは抜群!様々なジャンルからの選曲も面白く、こちらもお勧めです。
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2009年06月19日
【新着情報 2009.6.19】 2008年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
熱演が続々新着の2008年全日本合唱コンクール、今週は職場部門も加えた各部門から、9団体の演奏をお届けします!
人数も10数名から100名を超える大所帯まで多種多様です。このうち、15名で出場の中学混声部門の団体は、男声が5名(テナーは2名!)で大健闘。三部合唱だけでなく四部合唱も、部員の一体感をひしひしと感じます。
中学・高校部門では大人気の三善晃・鈴木輝昭作品がズラリと並び、すでに配信中の曲もありますが、どの演奏も曲に正面から向かい合っている意気込みが感じられます。
大学から社会人の演奏は、課題曲を除いて全て海外の作品。ポーランドのペンデレツキによる「Agnus Dei」では、130名を超える人数による迫力に加え、静かな祈りも見事に表現されています。カプレとシュミットは同世代のフランスの作曲家。演奏は部門も編成も違いますが、どちらも刻々と変化する色彩感が独特です。同じくほぼ同時代のオーストリアの作曲家、ヴォルフの作品は、端正な美しさと力強さが男声合唱にピッタリです。
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2009年06月12日
【新着情報 2009.6.12】 無伴奏合唱曲の名作・ラフマニノフ「晩祷」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフの名曲「晩祷」をお送りします。ピアニストとしてスタートし、自身のピアノ曲も高い評価を受けている作曲家ですが、声楽作品にも素晴らしい作品を残しています。そのひとつが、この「晩祷」です。
晩祷はキリスト教の教派のひとつの正教会(主にギリシャやロシアなど)で行なわれるお祈りの形式のひとつで、ラフマニノフの曲は正確にはこのうち「徹夜祷」と呼ばれる部分に基づいています。若い頃に作曲の先生の影響で正教の音楽に触れ、40歳を過ぎてこの「晩祷」を作曲しましたが、そのすぐ後にロシア革命が起きてソビエト連邦が成立。宗教音楽は演奏できなくなり、この曲も長い間演奏の機会を失っていました。
正教では教会の中で楽器を使わないことになっているので、この曲も無伴奏です。でも聴いていると、どこからか高らかなラッパの音や荘厳な鐘の音が鳴り渡っているようで、声だけであることを思わず忘れてしまいそうになります。美しい旋律とともに、この声の饗宴をゼヒお楽しみください!
それから今週も、2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!中学生の演奏から、人気の曲や課題曲「色白女童(いるじるめらび)」も登場。中学校部門には課題曲はないので自由曲としての演奏ですが、高校生以上の演奏に混ざっていても気がつかないのでは!?
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2009年06月05日
【新着情報 2009.6.5】 2008年全日本合唱コンクール・大学一般も登場!
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
続々更新中の2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏、お楽しみいただいてますか?今週はこれまでの中学・高校に加えて、いよいよ大学部門・一般部門の演奏も登場です!
去年の大会からは大学部門のグループ分けがなくなり、各地区大会では参加しやすくなったところや、逆に競争が激しくなったところなど様々だと思います。Aグループに出るために出場者を減らしていたのが、全員で出られるようになった!という団体もあるかもしれませんね。全国大会の場ではこれまで以上に個性豊かな演奏が聴けるようになるのではないでしょうか。
海外の曲を選ぶ団体では最近は現代作曲家の作品を演奏するところも多く、電子音楽の世界でも有名なドイツの作曲家、シュトックハウゼンの名前は、合唱ではなかなかお目にかかれないですね。一方でメンデルスゾーンやブルックナーなど、いわゆる「クラシック」な作品も健在です。
また5月の更新では、中学校部門の学生指揮者による素晴らしい演奏をお届けしましたが、高校生も負けてはいません!オランダの作曲家、バディングスの曲を、学生指揮者のタクトでスケール感タップリに見事に歌い上げています。
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2009年05月29日
【新着情報 2009.5.29】 明るく楽しい児童合唱&2008年全日本合唱コンクール
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は児童合唱をお送りします!唱歌や童謡、子供番組の歌などイロイロ、懐かしい曲もあるのでは?
「金太郎」は今でももちろんよく知られていると思いますが、「村の鍛冶屋」はもう教科書にも載っていないそうで、「鍛冶屋」自体、なに屋さん?というお子さんも増えているかもしれません。そういえばCMで替え歌が流れていたのも、もうだいぶ昔のことですね。
他の曲も、高見映さん(ノッポさん)、山本直純さん、小林亜星さん、中山知子といった、子供のための音楽に大いに貢献している方々が関わっています。聴いたことがない方もぜひチェック!
続いて今週も、2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏が新着。
高校部門の自由曲はいずれも人気曲ですね。中学同声部門の曲も毎年必ず演奏される組曲ですが、「椎やなるな」は比較的演奏される機会が少ないかもしれません。すごく長い曲というわけではないのですが、夢の中を漂っているような幻想的な雰囲気に、ゆったりとした時間の流れを感じます。
中学混声部門の演奏は、アメリカの作曲家アーロン・コープランドの曲。古き良きアメリカ、的な曲がよく知られている作曲家ですが、これは若い頃パリに留学していたときの作品です。宗教曲なのに何かヨーロッパの民謡のような響きのする、独特の雰囲気。中学生ながら男声(特にバス)が充実した素晴らしい歌声とともに、おススメです!
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2009年05月22日
【新着情報 2009.5.22】 2008年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も引き続き、2008年全日本合唱コンクール全国大会の演奏をお届けします。
中学校混声の部からは、すでにみんなの合唱でもおなじみの曲を。3人の作曲家は他の作品もクラス合唱で愛唱されている方々ですが、演奏も中学生らしいハツラツとした雰囲気が感じられます。
一方中学校同声部門では、技術面でも歌の内容的にもかなりハイレベルな鈴木輝昭さんの曲を、学生指揮者が驚きの熱演!福島雄次郎さんの曲もそうですが、同声部門では中学生らしからぬ妖艶さをかもし出す団体も増えているようです。
高等学校部門からは女声の3団体。高校部門ではさらに発声にも磨きがかかり、聴きごたえ充分です。
三善晃さんの作品伴奏つき作品は、ピアノが合唱のパートのひとつと言ってもいいほどコーラスとのやり取りが美しいのですが、少人数グループならではのピアノとの一体感が魅力的な演奏です。これに対して信長貴富さんの作品では、大人数ながらとても透明感のある響きに統一されていて、曲の典雅な雰囲気を存分に引き出しています。オルバーン(ルーマニア)とミシュキニス(リトアニア)の作品では、対照的な曲想を見事に表現。どの団体も、アンサンブル・発声・表現力などを日々磨き続けているのがとても感じられます!
今週も素晴らしい演奏の数々を、ぜひお聴きください!
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2009年05月15日
【新着情報 2009.5.15】 2008年全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
先月配信をスタートして好評の2008年全日本合唱コンクール、今週も中学校部門・高等学校部門から、それぞれ混声と同声・女声が2団体ずつ、計8団体が新たに登場です!
曲もコンクールではおなじみの作品・作曲家がズラリ。少年少女合唱曲で人気の高い吉田峰明さんの作品も、みんなの合唱初登場です。
民謡・わらべうたものも毎年多くの団体が演奏していますが、今週新着でも課題曲の「色白女童(いるじるめらび)」をはじめ、松下耕さん、信長貴富さんの人気曲がお楽しみいただけます。
若手作曲家の作品と並んで、すでに40年以上も愛唱されている三善晃さんの名曲「嫁ぐ娘に」に中学生が挑戦!こちらも必聴です。
海外の作品からは、課題曲のウィリアム・バードと、スペイン(バスク)のハビエル・ブストーの曲を。度々来日して多くのファンをもつブストーの作品は、美しく親しみやすい旋律でとても人気がありますね。
来週からも、まだまだたくさんの熱演が登場しますので、どうぞお楽しみに!
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2009年04月24日
【新着情報 2009.4.24】 2008年全日本合唱コンクール配信開始!
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
コンクールファンの皆様、大変お待たせいたしました!今週からいよいよ、昨年2008年度の全日本合唱コンクール全国大会の熱演の数々が、配信スタートです!
まずは中学校と高等学校部門から。澄んだ歌声や、まっすぐな情熱が伝わってくる演奏など、魅力満載です。このあともどんどん素晴らしい演奏が登場しますので、お楽しみに!
あわせて今週は、クラス合唱曲「道標」(みち)と「地球の鼓動」も新着!すでに配信中の「夢の世界を」「この地球のどこかで」も、新しい演奏で再登場です。こちらもどうぞお楽しみください!
さてそしていよいよ来週30日(木)、今年のNHKコンクール課題曲が登場です!昨年の「手紙」フィーバーもまだまだ続いていますが、今年も作家陣、もちろん曲の内容とも、大注目のラインナップです。乞うご期待!!
それからもうひとつ、曲のジャンルに、「もっと!!合唱」を追加しました。名前のとおり、合唱団などに入ってもっといろんな合唱曲を歌ってみたい!聴いてみたい!という方のために、海外の合唱曲や国内の作曲家による組曲作品などを集めました。そのほか新しい検索方法もイロイロ、ぜひ試してみてくださいね。
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2009年04月17日
【新着情報 2009.4.17】 2007年全日本合唱コンクール(高校・大学・職場・一般)ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週も2007年の全日本合唱コンクールから、熱い演奏の数々が登場です!毎年コンクールを大いに盛り上げてくれる名門団体の演奏を、タップリとご堪能ください。
大人気の邦人作曲家による新着曲には、幾多の名演奏を生んできた有名曲も多数。すでに今年、これを演奏することが決まっている!という方もいらっしゃるかも知れませんね。それぞれの曲に、いったいどんな形で命が吹き込まれているのか...?要チェックです!
そして、お待たせいたしました!来週からいよいよ、昨年2008年度の全国大会の演奏が登場します!もちろんこちらも、いずれ劣らぬ名演&熱演が満載。どうぞお楽しみに!
そして3月に引き続き、16世紀イタリアの作曲家・モンテヴェルディのマドリガーレもさらに更新!今回も、独唱曲を含む美しい響きをお楽しみください。
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2009年04月10日
【新着情報 2009.4.10】 「トロイカ」「黒い瞳」...ロシア民謡の響き ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は哀愁の調べと壮大な歌声、ロシア民謡集をお届けします。
ロシア民謡からは、赤軍合唱団による大迫力の男声合唱も配信中ですが、今回は無伴奏の混声合唱で。大地から湧き上がるようなバスから、天から降りそそぐようなソプラノまで...力強さもさることながら、その包み込むような雄大な響きには思わず聴きほれてしまいます。「トロイカ」や「黒い瞳」、「カリンカ」などは耳にした方も多いと思いますが、他の曲も魅力的な旋律が満載!ゼヒお聴きください。
また今週は2007年の全日本合唱コンクールからも新着曲をUP!中学生と大学生の混声合唱と、高校生の女声合唱をお届けします。在籍期間が限られる学生団体ならではの思い入れタップリの演奏、新入生の方にも聴かせてあげましょう!
また、昨年2008年度の全国大会も、間もなく配信開始です!楽しみにしている皆さん、もう少しお待ちくださいね。
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2009年03月19日
【新着情報 2009.3.19】 第60回(2007)全日本合唱コンクール全国大会ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は一昨年の全日本合唱コンクール全国大会から、各部門の力のこもった演奏の数々をお届けします。
高校生の特に女声合唱団を中心にすっかり浸透している鈴木輝昭作品、最近では中学生もとりあげる団体が増えてきて、見事な演奏を聴かせてくれています。職場合唱団がビクトリアの古典作品を円熟の歌声で聴かせる一方、高校生がポーランドの現代作曲家・ペンデレツキの難曲に挑戦!グループ別による最後の年となった大学部門からは、いずれもAグループ(32人以下)の団体による演奏です。女声は新実徳英氏の定番曲、男声はエストニアの人気作曲家・トルミスの作品で、どちらもドラマチックな雰囲気が大学生にもピッタリ。バラエティに富んだ熱演を、どうぞお楽しみください!
また今週も、少年少女合唱の楽しい歌声が登場!NHKの学校向け番組のテーマ「大きくなる子」や、「みんなのうた」で放送された「みんなのマーチ」などは、ウン十年前に小学生だった方には懐かしの曲ではないでしょうか?「あの青い空のように」も含め、小学校の音楽会で歌った!という方もいらっしゃるかも知れませんね。混声で配信中の「少年の日はいま」も、同声版もゼヒ聴いてみてください。
※一部録音が古くお聴き苦しい点がございます。何とぞご了承ください。
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2009年03月06日
【新着情報 2009.3.6】 ロンバーグ名曲集...「学生王子」 ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週はアメリカの作曲家、シグマンド・ロンバーグ(1887-1951)によるオペレッタの名曲の数々をお届けします。
「オペレッタ」は規模の小さいオペラとか、オペラチックなミュージカルなどに使われている呼び名で、深刻な内容のものよりは素直に楽しめるストーリーやメロディーの作品が多いようです。特にウィーンで盛んに作られたこともあって、オペレッタの名曲の中にはウィンナ・ワルツをはじめロマンチックな旋律がたくさん出てきます。ハンガリー生まれで若い頃にウィーンで作曲の勉強をしていたロンバーグにとっても、とても親しみのある音楽。彼の作品の多くにも、ウィーンの華麗なムードが漂っています。
若きシューベルトのロマンスを描き、その旋律もところどころに顔を出す「ブロッサム・タイム」。ドイツの戯曲を元にした「学生王子」は、大学で勉強することになった公国の王子の、恋と友情にあふれた学生生活の物語です。「輝ける日々(Golden Days)」の冒頭に出てくる歌「ガウデアムス」はヨーロッパの古い学生歌で、愛唱曲として親しんでいる方も多いかも知れません。モロッコを舞台にした「砂漠の歌」では、駐屯するフランス兵とその横暴に反発する現地の民族、といったシリアスな物語が展開しながらも、甘いメロディーもタップリ堪能できます。
映画化された作品も多く、さらに今回お届けする演奏は作曲者本人の指揮によるもの!往年のファンの方にはおなじみのロバート・ショウ合唱団も素晴らしい歌声を聞かせてくれます。古い録音でややお聞き苦しいところもありますが、ゼヒ雰囲気満点の演奏をお楽しみください。
また先週に引き続き、2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会の演奏からも新着。こちらも要チェックです!
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2009年02月27日
【新着情報 2009.2.27】 フォーレ&ラター「レクイエム」 ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は昨年5月の配信開始以来好評の、フォーレ&ラターの「レクイエム」から。配信中の曲に負けず劣らず、今回も反則的な(?)美しさで迫ります!フォーレの作品からは、同じく人気の「ラシーヌの雅歌」もお届け。17世紀フランスの作家の詩に曲をつけた、こちらも素晴らしい作品ですが、作曲したのは19~20歳の学生の頃とか...やっぱりすごい才能ですね。
さて続いては、2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会の演奏から。コンクールの緊張感がビシバシ伝わってくる、ハイレベルな演奏がズラリと並んでいます。ラテン語のほかにアイヌ語やノルウェー語など、コンクールのステージでは歌われる言語も多種多様。皆さん在学中にいったい何ヶ国語ぐらい歌うんでしょう??
最後はおなじみのクラス合唱曲から。「歌よ ありがとう」は新たに混声四部バージョンが登場です!(カラピアノは混声四部専用なので、ご注意くださいね)新学期に向けての練習にいかがですか?
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2009年02月06日
【新着情報 2009.2.6】 山崎朋子「道」&三浦真理「蒼い砂漠」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週の1曲目は大熊崇子さんの混声三部合唱曲「心に海を」。流れるような明るいメロディーとピアノがとても爽やかな曲です。短くて取り組みやすい曲ながら、パートの掛け合いなども織り込まれて、合唱の面白さが実感できます。パート練習用も使って、ぜひ歌ってみてください。
続いては配信中の石桁冬樹さんの混声四部合唱曲「川」のパート練習用。特に中学生の皆さんは混声三部の曲を歌うことが多いと思いますが、バスが入ると音の広がりは一気に倍増!低音も出せる人がいるクラスの皆さんは、チャレンジしてみる価値アリです。
※教育芸術社から楽譜&CDも発売中!
・心に海を
New Chorus Friends 4訂版(上)(CD)
Chorus ONTA Vol.13(CD)
New Chorus Friends 4訂版(楽譜)
・川
Harmony Road(ハーモニー・ロード)(楽譜)
そして今週も全日本コンクール・アーカイブスから、1990年代の演奏をお届けします。
中学校同声の部からは、「キャロルの祭典」と、昨年の課題曲にもなった色白女童(いるじるめらび)ほか。「キャロルの祭典」はすでに配信中のものはハープ伴奏ですが、こちらはピアノ伴奏です。同声部門の名門校による澄み切った歌声をお楽しみください!
中学校混声の部からは黒沢吉徳さんの「君は夕焼けを見たか」です。NHKコンクールの高校の課題曲としてもおなじみの名曲ですが、中学生による堂々たる演奏は必聴です。
高校と一般の団体がとり上げているのは三善晃さんの作品。編成や詩の内容、演奏者の年齢も異なる演奏ながら、どちらも静けさと激しさとが絶妙に絡み合う独特の音世界を熱演していて、コンクールの雰囲気がビシバシ伝わってきます!
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2009年01月23日
【新着情報 2009.1.23】 全日本合唱コンクール・アーカイブス第2弾!!
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
先週に引き続き、今週も全日本合唱コンクール全国大会・名演集をお届けします!1980年の第33回大会から1997年の第50回大会まで、各部門を代表する名門団体の熱演が勢揃いです!
高野喜久雄さんと高田三郎さんの黄金コンビによる「白鳥」は世代を超えて愛されている名曲。一見残酷な内容が、神々しささえ感じる音楽に昇華しているところは、まさにこのコンビの真骨頂です。名コンビと言えば、先週新着で人気を博している「ゆめ」の蓬莱泰三さん&三善晃さん。今週の「のら犬ドジ」も、長年圧倒的な支持を得ています。
「Volga」は昨年惜しくも亡くなられた廣瀬量平さん作曲の壮大な作品。最近は人数の減少に悩まされている男声合唱界ですが、高校男声合唱の名門によるエネルギッシュな演奏をお楽しみください!
同声・女声合唱でも特に人気の高いハンガリーの作曲家、コダーイ・バルトーク・バールドシュの作品は、同声の響きがとことん堪能できる美しい曲ばかり。一方、エストニアの作曲家、シサスクの作品は、五つの音で作られた音階が奏でる独特の...というよりこれは、まるっきり日本の民謡では!?宗教曲なのに...何とも言えないフシギな感覚、ぜひ一度お試しを。
※録音が古く、一部お聞き苦しい部分がございますが、どうぞご了承ください。
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2009年01月16日
【新着情報 2009.1.16】 全日本合唱コンクール・アーカイブス ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週は過去の全日本合唱コンクール全国大会から、選りすぐりの名演集をお送りします!
最も古い録音は30年近く前の演奏。30代から40代の愛好者の皆さんには、懐かしい名門の名前もあるのではないでしょうか?この間、団体名が変わったり、活動の中心をコンクールとは別の方向に移したり、声の作り方や選曲のトレンドが変わったり...と色々な変化があります。その一方で、今も変わらず活躍中の団体や人気の曲もあり、何より演奏から伝わってくる熱い気持ちは、ずっと変わっていませんね。
昨年の全国大会でも演奏された三善晃さんの「ゆめ」は、70年代の初演以来毎年たくさんの団体が挑戦している名曲。夢の中で、内戦による飢餓に苦しむアフリカの村の子供になってしまった「ぼく」が見た恐ろしい光景とは...「こどものための」曲ながら、その難易度と凄まじい緊迫感は、大人をも圧倒します。
原語のハンガリー語での演奏が配信中の「ヘンルーダの花が咲いたら」は、峯陽さんの訳詞による日本語演奏。哀愁をも感じさせる美しいメロディーが印象的な曲ですが実は結構素朴な風景が歌われています。
最新のコンクール演奏をお届けするまでの間、ぜひ過去の素晴らしい演奏をお楽しみください!
※録音が古く、一部お聞き苦しい部分がございますが、どうぞご了承ください。
また今週も、クラス合唱曲やパート練習用をご用意していますので、こちらも要チェックです!
→楽譜&CDは教育芸術社から発売中
・CD
わたしの中にも THE CHORUS'08 混声/女声編(「天の弦」収録)
風の軌跡 CD(「走る川」収録)
Chorus ONTA Vol.1(「若い翼は」収録)
Chorus ONTA Vol.3(「カリブ夢の旅」収録)
・楽譜
オリジナル合唱ピース 混声編38(「天の弦」掲載)
風の軌跡 黒沢吉徳 混声合唱作品集(「走る川」掲載)
クラス合唱用 MY SONG(マイソング)3訂版
(「若い翼は」「カリブ夢の旅」掲載)
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2008年11月25日
第61回全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門終了!
第61回全日本合唱コンクール全国大会
大学・職場・一般部門終了!
11月22日(土)と23日(日)の2日間、岡山市で全日本合唱コンクール全国大会の大学・職場・一般部門が行なわれました。全国60団体の出場者の皆さん、お疲れ様でした!
今年からA・Bグループ制が廃止となった大学部門では部員減少の悩みを抱える団体も多く、職場・一般部門でも、経済悪化の影響を受けて練習時間を削らざるを得なくなったりした方もいらっしゃるかも知れません。
そんな中で、メンタルなコミュニケーションである合唱が全国で多くの方に楽しまれ、またコンクールでレベルの高い演奏をする団体もたくさんあるのは、とても素晴らしいことですね!
皆さんが今後もさらにご活躍されますよう、心よりお祈りいたします!
※今大会の詳しい結果は、全日本合唱連盟のサイトでご覧になれます。
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2008年10月27日
第61回全日本合唱コンクール全国大会 中学校・高等学校部門終了!
10月25日(土)と26日(日)の2日間、香川県高松市で、全日本合唱コンクール全国大会の中学校・高等学校部門が行なわれました。全国から集まった中学校39団体・高等学校35団体の皆さん、お疲れ様でした!
3年生の皆さんはいよいよこれで引退、という方も多いと思いますが、全国大会での貴重な体験を活かして、高校や大学、社会人団体でもぜひとも活躍して頂きたいと思います。1・2年生の皆さんは先輩に教えてもらったことを忘れずに、来年の体制作りに向けて頑張ってくださいね!
みんなの合唱でも全国大会での演奏をたくさんご用意していますので、過去の大会の熱気も味わってみてください!
※今大会の詳しい結果は、全日本合唱連盟のサイトでご覧になれます。
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2008年08月22日
新着2008.8.22 [2005,2006年全日本合唱コンクール全国大会から]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今回も前回に引き続き、2005年と2006年の全日本合唱コンクール全国大会から、各部門の演奏をお送りします。難易度の高い海外の現代作品も多いのですが、聴いていて「難しそう...」ではなく「キレイだなあ」と感じる演奏が並んでいるのは、さすが全国大会!ぜひ、お気に入りの曲・演奏を見つけてみてください。
各地区のコンクールも今週から来週にかけては特に多くの地域で行なわれる予定で、9月に入るといよいよ全国大会出場団体も決まってきます。今年もどんな名曲・名演に出会えるか、今から楽しみですね!
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2008年08月08日
新着2008.8.8[全日本合唱コンクール全国大会 2005,2006年の演奏から]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
8月に入り、各地で続々とコンクールの地区予選・都道府県大会が開催されています。本格的なコンクールシーズンの到来に、ワクワク・ドキドキ・ヒヤヒヤ(?)している方も多いのではないでしょうか。
今週は、2005年と2006年の全日本合唱コンクール全国大会から、各部門の熱演をお届けします。オルバーンやブストー、カライなど、今年もたくさんの団体が演奏することが予想される作曲家の作品もありますので、これを聴いてコンクール気分をガッツリ盛り上げていってください!
北京にも甲子園にも負けないアツいコンクールシーズン、皆さんのご健闘をお祈りします!
※次週の更新はお休みさせていただきます。次回更新は8月22日の予定です。どうぞお楽しみに!
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2008年07月25日
新着2008.7.25[「風と光」クラス合唱名曲集 & 2007年全日本コンクール一般A]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週も先週に引き続き、クラス合唱の名曲をお送りします!
松下耕氏、高嶋みどり氏ほか、今回も人気の作曲家の作品がズラリ。聞いたことがない...?という曲があれば、是非チェックしてみてください。また「COSMOS」や「春に」など、既に配信中の大人気の曲も、ほかの合唱団による演奏をピックアップ。声や解釈も違ったイメージで、これまで聴き慣れている方も新鮮な音を味わえます!
そして昨年の全日本コンクールからは、一般部門Aグループの演奏を。世界的にも人気を博している武満徹氏の作品ほか、今回も少人数のフットワーク(?)を活かした変幻自在な演奏が満載。ひとつひとつの音が目の前で鮮やかに躍動するような、Aグループならではの演奏をどうぞお楽しみください。
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2008年07月18日
新着2008.7.18[「樹氷」クラス合唱名曲集 & 2007年全日本コンクール中学・一般]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週最初は、クラス合唱で人気を博した名曲の数々をお送りします。
作曲はおなじみの青島広志氏をはじめ、池辺晋一郎氏、新実徳英氏など、数多くの名合唱曲をものしている方々。いずれも20年前からそれ以前の作品で、懐かしい!という方も多いのではないでしょうか。最近人気のポピュラーな雰囲気の曲と比べるとやや重厚な感じのものもありますが、是非チャレンジしてみてほしい歌ばかりです!
続いては、昨年の全日本コンクール中学校部門と、一般部門Bグループの演奏から。ノルウェーやリトアニア、キューバなど、今回も様々な国の作曲家の作品が目白押し!「Gloria」は今回一挙に3人の作曲家による作品が登場です。宗教曲は同じテキストを使った曲がたくさんありますので、チェックしてみてくださいね。
課題曲の「Valde honorandus est」は16世紀ルネサンス期の巨匠、パレストリーナの曲ですが、この頃の曲はキーを変えたり、音程の一部をいじったりして演奏されることがよくあります。今回の演奏でも、最後の和音を長調から短調にするなど、それぞれの解釈が反映されています。配信中のほかの団体の演奏とも、聴き比べてみるとおもしろいかも!
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2008年07月11日
新着2008.7.11[2007年全日本コンクール 高校A・Bグループ]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は昨年の全日本コンクールから、高等学校部門の演奏をお送りします。
20数人から150人まで人数は様々。練習や運営の方法、抱える悩みもやはり様々ですが、同じコンクールの空気の中、決められた時間の中でポテンシャルを最大限に引き出す、という意気込みはどの団体も同じだと思います。今回も、そんな気持ちの爆発が感じられる熱演が揃っています。
課題曲は自由曲に比べ、自分達の持ち味ややりたい音楽をストレートにぶつけにくいことも多いかと思いますが、萎縮せずに自分達の音楽として消化していると、それが音にも現われてきます。自分達と同じ課題曲を選んだ団体は、どんなことを想いながらこの曲を歌っているのか...そんな想像をめぐらせるのも、課題曲の醍醐味のひとつではないでしょうか?
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2008年06月27日
新着2008.6.27 [赤軍合唱団 & 2007年全日本コンクール中学同声]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週はまず、赤軍合唱団によるロシアの歌の数々を。
ブラスバンドとともに合唱団を擁する軍隊は世界に数多くあり、豪快な歌声を聞かせてくれます。中でも旧ソヴィエト軍に所属する合唱団として設立された赤軍合唱団は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。ロシア人には素晴らしい(凄まじい?)低音を持った人も多く、まさに圧倒的な迫力です。
「ポリュシュカ・ポーレ」は10年前にテレビドラマでも使用されましたが、元々はロシア革命後の内戦を題材とした戦いの歌。「ヴォルガの舟歌」や「黒い瞳」も歌声喫茶の世代の皆さんにはおなじみですね。「トロイカ」は有名なアノ曲(同声合唱で配信中です)とは違う曲なのでご注意を。こちらはテノールソロが切々と歌うとても魅力的な曲で、おススメです!
怒涛の歌声がぴったりの兵士の歌から、一転甘美な雰囲気満点の民謡や愛の歌まで、どうぞ心ゆくまでお楽しみください!
そして2007年全日本合唱コンクール、今週は中学校同声合唱の部の演奏から。いずれも「同声」の名にふさわしい、澄んだ美しいハーモニーに満ちています。コンクールでも長年人気を博している「Magos a rutafa(ヘンルーダの花が咲いたら)」も登場。また、今大会最小の10名で出場の団体も大健闘です!
ロシアの熱い歌声でヒートアップした後は、中学生の涼やかな歌声でクールダウンを!?
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2008年06月20日
新着2008.6.20[2007年全日本コンクール 高校Aグループ]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は昨年の全日本コンクールから、高等学校部門Aグループの演奏をお送りします。
今回お送りする演奏は、課題曲も含めて全て無伴奏、その多くが20世紀に活躍の場を置く海外の作曲家による作品です。
ハンガリーのコダーイ(1882-1967)、カライ(1927-)は人気が高く、ご存知の方も多いと思います。ドイツのケールペン(ケルッペン)(1926-)も歌曲や合唱曲にとても力を入れている作曲家。イタリアのペトラッシ(1904-2003)はいわゆる現代音楽の作曲家として知られており、ウェスタン映画や大河ドラマ「武蔵」の音楽で日本でもおなじみのエンニオ・モリコーネの師匠でもあります。
また今回は、高等学校部門ではめっきり数の減ってしまった男声合唱団体も登場。男声合唱の経験者なら知らない人はいない、といっても過言ではない、多田武彦(1930-)氏の作品で健闘しています。
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2008年06月13日
新着2008.6.13[クラス合唱 & 2007年全日本一般A,B]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週はまずクラス合唱曲をご紹介。今年のNHKコンクール小学校の部課題曲「この☆(ほし)のゆくえ」を作曲した大田桜子さんの作品や、既に配信中の人気曲「Tomorrow」の編曲違いのバージョンなどをお届けします。
「聖者の行進」のタイトルでもお馴染みの「When The Saints Go Marchin'in」、ボイスパーカッションも入った「How wonderful living together!」、黒人霊歌のスタンダードナンバー「Battle of Jericho」と、今回はア・カペラ曲も3曲UP!クラス合唱ではピアノ伴奏付きの曲を演奏することが多いと思いますが、ハモる楽しさならやっぱり無伴奏。是非チャレンジしてみてください!その他の曲はカラピアノもご用意していますので、ご利用くださいね。
続いては2007年全日本コンクールの演奏、いよいよ一般の部の登場です!
学生・職場部門にも個性的な団体がたくさんありますが、一般部門の団体は形態も運営方針も本当に多種多様。歴史ある団体から若い団体まで、それぞれが独自の音楽性を追求しています。複数の団体を掛け持ちしている熱心な方も多いこの部門、個性も熱意も全開の演奏を、どうぞご堪能ください!
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2008年05月30日
新着2008.5.30[2007年全日本コンクール中学校部門 &鈴木輝昭「梟月図」]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週も昨年の全日本合唱コンクール全国大会から新着!今週は再び中学校部門の演奏から。
中学校部門は課題曲がないこともあって、とても自由な選曲が目を引きます。統一感を重視したものもあれば、曲への思い入れが感じられるものも。民謡系(?)の作品も、他部門に負けず劣らず、人気がありますね。国内外を問わず、多くの作曲家にとって民謡・民族音楽は重要なモチーフのひとつで、土地の香りを前面に押し出したり、現代的な音に仕上げたりとアプローチも様々。近年惜しくも亡くなられた福島雄次郎氏の作品は、民謡ならではの独特の雰囲気の中にも何ともいえない気品があり、コンクールでも長年定番となっています(今年の課題曲にも氏の作品が入っていますね)。
さらに今週は、コンクールで絶大な人気を誇る作曲家・鈴木輝昭氏の作品から、「梟月図(きょうげつず)」をお送りします!
前後左右に音の糸が張り巡らされていくような、不思議な音響世界に一度浸ってみてはいかがでしょうか?
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2008年05月23日
新着2008.5.23[2007年全日本コンクール 大学・職場]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
続々更新中の昨年の全日本合唱コンクール全国大会、今週は大学・職場部門の演奏をお送りします!
例年、選曲では大学は邦人作品、職場・一般は海外作品という傾向が見られますが、特に職場部門では、自由曲でも海外の宗教・古典作品を選ぶ団体が多いようです。先週は比較的広く知られた作曲家の宗教作品をお送りしましたが、社会人の団体では様々な海外作品が聴けるのも楽しみのひとつ。ハンガリーのチェミツキやデンマークのホルムボー(ホルンボー)など、独特の雰囲気を堪能できます。
大学部門では、お馴染みの三善晃氏の作品が大人気。コンクールで歌われない年はない氏の作品は、どの年齢層が歌ってもそれぞれの魅力をかもし出す、包容力あふれるものばかり。今回の作品も中学・高校部門でもよく歌われていますが、大学生の演奏もぜひお楽しみください!
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2008年05月09日
新着2008.5.9[2007年全日本コンクール 中学混声&高校A,B]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
さて昨年の第60回全日本合唱コンクール全国大会の演奏も第3弾となりました。今週も中学校、高等学校部門からお送りします。
どの団体も、言葉をとても大切に扱っているのが印象的です。発音の技術的なことであれ、言葉の意味の表現の仕方であれ、歌を歌うからには大変重要なことですが、そのことに真剣に取り組んでいることが伝わってくる演奏はやっぱり素晴らしい!大人の皆さんの掘り下げ方とはまた違った、正面から言葉に向き合う清々しさが、中学・高校の合唱のひとつの魅力かもしれません。
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2008年05月02日
新着2008.5.2[2007年全日本コンクール 中学同声&高校B]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週も先週に引き続き、昨年の第60回全日本合唱コンクール全国大会の演奏をお届けします!今週は中学校同声の部と、高校Bグループ(33人以上)から。
中学生の技術レベルの高さには目を見張るものがありますが、表現にはそれぞれの個性やポリシーがあって、色々な音楽のかたちが楽しめます。何と中には学生指揮者が振っている団体も!
高校部門はBグループということで、大人数ならではの厚みが魅力。大勢できれいに揃えるのは大変なことですが、どの団体も積み重ねてきた練習を存分に発揮して、見事な一体感!合唱の醍醐味が味わえます。
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2008年04月25日
新着2008.4.25[2007年全日本コンクール&映画「名探偵コナン」登場曲]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
長らくお待たせいたしました!いよいよ、昨年行なわれた第60回全日本合唱コンクール全国大会の演奏、配信開始です!
まずは中学生の混声合唱と、32人以下の小編成、高校Aグループの演奏をお楽しみください。来週からも全国大会の演奏が続々登場しますので、どうぞお楽しみに!
さらに今週はもうひとつ、4/19から公開されているアニメ映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」に登場する曲をピックアップしました。毎年ゴールデンウィークに爆発的なヒットを飛ばしているこのシリーズ、今年のテーマは「音楽」ということで、有名なクラシック曲が続々登場します。
今回お届けするのは映画で実際に使われている音源ではありませんが、映画の予習にもぜひ。静かに歌われることの多い「アメイジング・グレイス」も、魂揺さぶられる感動の演奏で必聴です!
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2008年04月11日
新着2008.4.11[2005全日本コンクール(中学同声・高校A,B)より]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会から、中学校部門 同声合唱の部と高等学校部門 A・Bグループの演奏をお届けします。
先週課題曲の配信を開始したNHKコンクールも地区大会のスケジュールが発表されましたが、朝日コンクールもいよいよこれから本格始動!という方も多いと思います。学生の方も社会人の方もたくさん新人を確保して、今年もがんばってください!
少子化と言われつつも、今回お送りする中学・高校部門には数十人から100人を超える団体までが目白押し。毎年一番参加の多いこの部門、今年も期待大ですね。
そして大変お待たせしておりました、昨年2007年の第60回大会の演奏も、間もなく配信開始予定です!どうぞご期待ください!
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2008年03月07日
新着2008.3.7[2005全日本コンクール(中学同声・高校A)より]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会から、中学校部門 同声合唱の部と高等学校部門 Aグループの演奏をお届けします。
全てが女声合唱ですが、選曲や声からはほとんど中学生と高校生の区別がつかない(社会人と比べても!)ほど、ハイレベルな演奏が満載です。
高校は少人数編成のAグループとはいえ、どの団体も30人以上の歌声ですが、中学には何と9人という学校も!聴いただけで、どの演奏か分かりますか?
現在のコンクールは、地区大会からを含めた出場団体数で中学・高校が7割を占めるなど、若い力にあふれています。今後ぜひ、大学や社会人の合唱をもっと盛り上げる力になっていって欲しいですね!
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2008年02月15日
新着2008.2.15[2005全日本コンクール(中学混声・高校B)より]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は2005年の第58回全日本合唱コンクール全国大会から、中学校部門 混声合唱の部と高等学校部門 Bグループの演奏をお届けします。
中学校部門では、明るくはつらつとした歌声から、中学生離れした男声を擁する大人顔負けの演奏まで、バラエティ豊かな熱演が揃っています。特にバスなどはなかなか確保が難しい年齢だと思うのですが、どの団体も立派な混声合唱を披露しています。
高等学校部門はいずれも女声の団体。女性ならではのテーマを中心とした曲が多いのですが、透き通った歌声、深い歌声など各校の追求するものも様々で、いずれも聴きごたえ十分です!
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2007年11月12日
第60回全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門終了!
第60回全日本合唱コンクール全国大会 大学・職場・一般部門終了!
11月10日(土)と11日(日)の2日間、東京・上野で、全日本合唱コンクール全国大会の大学・職場・一般部門が行なわれました。出場された皆さん、お疲れ様でした!
今年のコンクールシーズンもこれで一段落、まずはゆっくり休んで...と言いたいところですが、大学生の方など、これからは定期演奏会・コンサートシーズンという方も多いかもしれませんね。
立冬を過ぎてすっかり寒くなってきましたので、風邪や喉のトラブルにはくれぐれも気をつけてください!
なお、みんなの合唱では昨年・一昨年の全国大会での演奏もたくさんご用意しています。今回会場に聴きにいけなかった方も是非、大会の雰囲気を味わってみてください!
なお、今大会の詳しい結果は、全日本合唱連盟のサイトでご覧になれます。
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2007年11月09日
新着2007.11.9[2005全日本コンクール(一般A・B)より]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
明日から2日間、東京・上野で全日本合唱コンクール全国大会の大学・職場・一般部門が開催されます。NHKコンクールから1ヶ月にわたって続いてきた全国コンクール月間も、いよいよ大詰めとなりました。出演される皆さんがどんな熱演を繰り広げてくれるのか、とても楽しみです。
出場される皆さん、ご健闘をお祈りします!
今週は2005年大会から、一般部門A・Bグループの演奏をお届けします。
他にも2005年・2006年の全国大会の演奏をたくさん配信していますので、新しくご利用いただいているソフトバンクユーザーの皆さんも、ぜひ気になる演奏をチェックしてみてください!
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2007年11月01日
新着2007.11.1[2005全日本コンクール(大学・職場)より]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
全日本合唱コンクール全国大会の中学校・高等学校部門が終了し、次は来週末、大学・職場・一般部門が開催されます。
中学生・高校生とはまた違った魅力がありますが、こちらも熱のこもった演奏が聴けることと思います。
ということで今週は、2005年大会の大学・職場部門の演奏からお届けします。
もちろん、本日オープンしたソフトバンクの「みんなの合唱」でもお楽しみいただけますので、ソフトバンクユーザーの皆さん、どうぞご利用ください!
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2007年10月29日
第60回全日本合唱コンクール全国大会 中学高校部門終了!
第60回全日本合唱コンクール全国大会 中学高校部門終了!
10月27日(土)と28日(日)の2日間、岩手県盛岡市で、全日本合唱コンクール全国大会の高等学校部門・中学校部門が行なわれました。
出場された皆さん、応援に駆けつけたOB・OGの皆さん、お疲れ様でした!
みんなの合唱では、昨年・一昨年の全国大会での演奏もたくさんご用意していますので、今回会場に聴きにいけなかった方も是非、大会の雰囲気を味わってみてください!
なお、今大会の詳しい結果は、全日本合唱連盟のサイトでご覧になれます。
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2007年10月26日
新着2007.10.26[2005全日本コンクール(中学同声・高校B)より]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
いよいよ明日(10/27)から、全日本合唱コンクール全国大会(中学校・高等学校部門)が開催されます。
見事出場することになった皆さんは、今日はもう岩手に出発して、この更新情報を見るのは大会が終わった後かも知れませんね。
何はともあれ、出場する皆さんのご健闘をお祈りします。緊張するとは思いますが、どうぞ存分に合唱を楽しんできてください!
ということで今週も先週に引き続き、2005年の全国大会の演奏からお届けします。
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2007年10月05日
新着2007.10.5[2006全日本コンクールより(高校B・一般B)...]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週も2006年全日本合唱コンクール国大会から、高校の部Bグループと一般の部Bグループの演奏をお送りします。
高校生の若い力のみなぎる演奏、社会人の深みのある声や表現と、どちらも大変魅力ある内容になっていますので、ぜひお聴きください!
この週末はいよいよNHKコンクールの全国大会、また全日本コンクールの各支部大会も行なわれます。出演する側にとっても、聴く側にとっても、熱い週末になりそうですね!
それから10月1日にもお知らせしましたが、今週からブログのコーナーが無料会員の方も読めるようになりました!是非ご利用ください!
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2007年09月28日
新着2007.9.28[2006全日本コンクール 高校の部Bより...]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週は先週に引き続き、2006年全日本合唱コンクール国大会から、高校の部Bグループの演奏をお送りします。
いずれ劣らぬ熱演ぞろいですが、音色や音楽の作り方には各学校それぞれの個性があります。今回は同じ課題曲を3校が演奏していますので、聴きくらべてみてはいかがでしょうか?表現のしかたなど、新しい発見があるかも知れませんよ!
そのほか、7月から配信中の「エール~君の空~」のパート練習用も用意しました。文化祭などでまだ曲の決まっていない方は、参考にどうぞ!
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2007年09月22日
新着2007.9.21[2006全日本コンクール 高校の部Bほか...]
こんにちは!みんなの合唱 更新情報をお届けします。
今週はお待ちかねの、2006年全日本合唱コンクール全国大会から、高校の部Bグループの演奏を配信開始しました。
まもなくNHKコンクールの全国大会、また全日本合唱コンクールも、各地の大会が大詰めを迎えていることと思います。いよいよコンクールシーズンも本番。参加する皆さんの健闘をお祈りします!
そのほか今週は、先週配信を開始して早くも大人気の「IN TERRA PAX」ほかのパート練習用音源もアップしましたので、チェックしてみてください!
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2007年08月03日
新着2007.8.3[全日本合唱コン..高校の部より&西六郷..続編]
本日の新着情報!
[着うたフル]
西六郷少年少女合唱団続編
「空がこんなに青いとは」
「子供のための合唱組曲チコタンーぼくのおよめさんー」など20曲
2006全日本合唱コンクール高等学校の部より
埼玉県立松伏高等学校合唱部
栃木県立宇都宮中央女子高等学校合唱部
愛知高等学校グリークラブ
岐阜県立岐阜高等学校音楽部
土佐女子高等学校コーラス部の演奏をアップ!
[ブログコーナー]
8/2 青島広志の週刊ブルーアイランド更新!
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2007 08 03 | この記事へのリンク
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2007年06月26日
2006全国大会続編 職場の部より
[更新情報 2007.6.26]
2006全国大会続編 職場の部よりアップしました!
♪2群の混声合唱のための「光・三首」から,♪Deus tu convertens(神よ、あなたは再び),♪Dum complerentur(一同が夕食を共にしている時),♪I lieti amanti(幸せな恋人達)....
続きを読む "2006全国大会続編 職場の部より"
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2007年06月01日
6月配信の主なコンテンツ♪
[全日本合唱コンクール]
2006年の全国大会出場団体の演奏です。
第59回 ハーモニーの祭典 大学・職場・一般部門 Vol.1
第59回 ハーモニーの祭典 高等学校部門 Vol.1
第59回 ハーモニーの祭典 中学校部門 VOL.1 混声合唱の部
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2007 06 01 | この記事へのリンク
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