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プーランク「グローリア」/小林秀雄「四季の山頭火」ほか
2010年09月17日
【新着情報 2010.9.17】 プーランク「グローリア」/小林秀雄「四季の山頭火」ほか
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
今週最初は、フランスの作曲家、フランシス・プーランク(1899-1963)の作品をお届けします。
コンクールでも演奏されることの多いプーランク作品は、一聴するとさらっとしたタッチで聴きやすい雰囲気。でもところどころに「あれっ?」と何か引っかけられたような感じになるところがあって、そこが何ともクセになります。
合唱曲としては無伴奏のものが多く知られていますが、今回ご紹介するのは管弦楽を伴った作品。ミサ通常文の「グローリア」を6つの部分に分けて、ソプラノ・ソロも交えながら展開していきます。宗教曲らしい荘厳な世界が広がったかと思うと、ダンス曲のような軽快なリズムが現われ、静謐な祈りの雰囲気に包まれたかと思うと、サスペンスドラマのような怪しげな旋律が現われ...と、まさに変幻自在。「修道士か、はたまた悪ガキか」と言われたプーランクのエッセンスがつまった作品です。
続いては日本の作品。小林秀雄作曲の「四季の山頭火」はタイトルどおり、俳人・種田山頭火(たねださんとうか/1882-1940)の句から四季にちなんだものを集めて構成した組曲です。明治から昭和にかけて活躍した山頭火は、五七五の形にとらわれないスタイルの「自由律俳句」の代表的存在です。使われている言葉は易しく、そして優しく、俳句とはちょっとイメージが違うものの、すっと心に入ってきます。時にダイナミックで時に涼やかなメロディーは、後年得度して旅の中で句作を続けた山頭火のまなざしと重なって、感動的な作品になっています。
最後は先々週もご紹介した、ポルトガルのポリフォニー曲から。16世紀前後に活躍した、代表的な作曲家たちの作品の数々をお送りします。前回と同様、どこか哀しげな雰囲気を醸し出す旋律とハーモニーがちりばめられていて、イタリアやフランドルといった地域とは一味違った魅力があります。ポリフォニーの曲はどのパートも独立したメロディーを持っているので、難しい部分もあるものの、普段あまりメロディーの回ってこない方にも新鮮な感動があると思います。ぜひ一度チャレンジを!
◇コラム更新情報
週刊ブルーアイランド(青島広志氏)…9/15 UP
◇着うたフル更新情報
♪Gloria(グローリア)
Gloria in excelsis Deo(天のいと高きところには神に栄光)
Laudamus te(われら主をほめ)
Domine Deus(神なる天主、天の王)
Domine Fili unigenite(主なる御ひとり子、イエズス・キリストよ)
Domine Deus, Agnus Dei(神なる主、神の子羊)
Qui sedes ad dexteram Patris(父の右に座したもう主よ)
作曲:フランシス・プーランク
演奏:イル=ド=フランス・ヴィットリア地方合唱団
独唱:ダニエル・ボルスト(Sop)
管弦楽:シテ島管弦楽団
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♪女声合唱とピアノのための組曲「四季の山頭火」
種田山頭火の句による
序の歌
第1部 春・夏
第2部 秋・冬
結びの歌
作詩:種田山頭火/作曲:小林秀雄
演奏:女声合唱団コーロ・ブリランテ
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♪Lamentatio(哀歌)
作曲:マヌエル・カルドーゾ(1566-1650)
♪Audivi vocem de caelo(天よりの声を聞き)
♪Pater peccavi(御父よ)
作曲:ドゥアルテ・ローボ(1565頃-1646)
♪Beata viscera(処女マリアは祝福され)
作曲:マヌエル・ダ・フォンセカ(?-1585頃)
♪Circumdederunt me(死の声が私を取り巻き)
作曲:バルトロメオ・トロシロー(1500頃-1567頃)
♪Clamabat autem mulier(しかし彼女は神に向かって呼ぶ)
作曲:ペドロ・デ・エスコバル(1465頃-1535)
演奏:アルス・ノヴァ
投稿者 chorus_staff : 2010年09月17日 12:09
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