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/2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
2011年10月07日
【更新情報 2011.10.7】ジェズアルド宗教作品集 /2010年・第63回全日本合唱コンクール全国大会から
こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。
先週に続いて、今週もまずはカルロ・ジェズアルド(1566-1613)の宗教作品からお届けします。
ジェズアルドは同じイタリアのパレストリーナ(1525頃-1594)の次の世代に当たり、モンテヴェルディ(1567-1643)と同世代です。この二人が当時もその後も音楽の世界に大きな影響を与えたのに対して、ジェズアルドは近代になるまでほとんど顧みられなかったそうです。
理由としてはその特異な音楽性や、貴族の彼が職業音楽家というよりはいわば道楽として創作活動をしていたことなどもあるようですが、20世紀になると、その斬新さで多くの音楽家に注目されるようになります。
現代の耳にはどちらかというと古典作品寄りに聴こえるものの、やはり随所に散りばめられた独特の響きには、現代作品とも変わらないような魅力がつまっています。
さて次は昨年の全日本合唱コンクール全国大会から。
中学校同声の部の演奏曲は、オルバーンのミサ曲第6番です。ピアノ伴奏が付いた曲で、明るく爽やかな「Gloria」、しっとりとした音運びが美しい「Sanctus-Benedictus」のどちらも、キラキラとしたピアノがとても印象的に歌声を彩ります。
高校Aグループが歌う「手紙」は松下耕さんの組曲「鳥のために」から。詩を書いた山崎佳代子さんは20代の頃から当時のユーゴスラビアに渡り、現在はセルビアの首都ベオグラードに住んでいます。この組曲の詩は、1991年に起こったユーゴスラビア紛争での悲劇を描いたもの。無伴奏の混声合唱が、紛争の中で命を落とした人たちの声なき声を浮かび上がらせます。
職場部門の自由曲は、8月にもご紹介したポーランドの作曲家、パヴェウ・ウカシェフスキの作品です。10声部以上(各パートが3~4部に!)という編成から生み出されるハーモニーで、分厚い迫力から繊細な静けさまでを自在に表現。そのオーケストラのような響きは必聴です!
◇コラム更新情報
週刊ブルーアイランド(青島広志氏)…10/5 UP
◇着うたフル更新情報
♪O vos omnes(すべての人よ)
♪Dignare me laudare te(あなたを賛美させてください)
♪Maria mater gratiae(恩寵の母マリア)
♪Laboravi in gemitu meo(わたしは嘆き疲れ)
♪Ave dulcissima Maria(いと優しきマリア)
♪Domine ne despicias(主よ、わたしの嘆きに)
作曲:カルロ・ジェズアルド
演奏:オックスフォード・カメラータ
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★第63回(2010年)全日本合唱コンクール全国大会より
○中学校部門・同声合唱の部
♪Mass No.6 から
Gloria
Sanctus-Benedictus
作曲:オルバーン・ジェルジ
演奏:郡山市立郡山第五中学校合唱部(福島県)
○高等学校部門・Aグループ
♪三つの無伴奏混声合唱曲 から
風
作詩:北原白秋/作曲:柴田南雄
♪混声合唱組曲「鳥のために」から
手紙
作詩:山崎佳代子/作曲:松下耕
演奏:兵庫県立八鹿高等学校音楽部(兵庫県)
○職場部門
♪O magnum mysterium(おお 偉大な神秘よ)
作曲:ピエール・ヴィレット
♪O Radix Jesse(おお エッサイの根よ)
♪O Emmanuel(おお 救世主よ)
作曲:パヴェウ・ウカシェフスキ
演奏:パナソニック合唱団(大阪府)
投稿者 chorus_staff : 2011年10月07日 11:47
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