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第77回(平成22年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲

2010年09月03日

【新着情報 2010.9.3】ポルトガルのポリフォニー合唱曲
&2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週ご紹介するのは、ルネサンス期ポルトガルの合唱曲です。
 ポルトガルはかつては世界に進出し、鎖国中の日本とも交易のあった数少ない国です。古くからのキリスト教国で、スペインのフランシスコ・ザビエルをインドに派遣したのもポルトガルの王様でした。ザビエルはインドから日本に渡り、日本に初めてキリスト教が伝わることになります。
 15世紀から16世紀にかけては国力の充実もあって、お隣のスペインと並んで多くの音楽家が活躍しました。フィリペ・デ・マガリャンエス(1571-1652)はそんなポルトガルの勢いにかげりが出始め、スペインに併合された時期の作曲家です。そのスペインでは同じ頃、トマス・ルイス・デ・ビクトリアが名を馳せていました。愁いを帯びたメロディーラインや、少しドラマチックな曲の盛り上げ方など、マガリャンエスの作品にもビクトリアに通じるところが結構あります。
 崇高さもさることながら、どこか人肌のぬくもりを感じるような曲の数々。宗教曲をレパートリーとする方はもちろん、あまりなじみがないという方も、ぜひ聴いてみてください。

 そして今週も、2009年全日本合唱コンクール全国大会の演奏を更新!
 中学混声の部の団体は、曲が持ついにしえの香りと現代的な響きを堂々と歌いきった演奏。2008年に続いて鈴木輝昭氏の「古事記頌歌」からの曲です。
 高校部門の「落下傘」は、反戦詩人としても知られる金子光晴(1895-1975)の詩に高嶋みどり氏が作曲した作品です。落下傘で降下するさなかに脳裏をよぎる祖国の姿。手のひらの代わりに足の裏を合わせて神さまに祈るのは...激しいリズムの中にも、悲しさを秘めた歌声が胸に迫る熱演です。
 大学部門が歌うのは、漫画家・エッセイストとして活躍する、さくらももこさんの詩による2曲。シンプルな言葉に寄り添うような親しみやすいメロディーはクラス合唱も思わせます。その飾り気のない言葉と旋律の美しさを磨き上げた、惹き込まれるような歌声は必聴です。

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&2009年全日本合唱コンクール全国大会から"

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2010年08月30日

週間ダウンロード総合ランキング【2010.8.23-2010.8.29】

こんにちは!みんなの合唱 ダウンロードランキングをお届けします。

 今回は「COSMOS」が1位に!「トゥモロー(ミュージカル「アニー」)」は前回からさらに順位を上げて2位となりました。続いて3位は「I ♥ ×××(アイ・ラヴ)」混声版。また同率3位に「旅立ちの時~Asian Dream Song~」が入りました。
 先週新着の全日本合唱コンクール全国大会の演奏からは、「太鼓を叩け、笛を吹け」「宇宙開闢の賛歌(「リグ・ヴェーダ」から)」「貳の段(「ラプソディー・イン・チカマツ」から)」の3曲がランクイン。どれも編成の大きな、インパクトの強い曲ですね!全日本コンクールの演奏では、2007年の男声の課題曲「虹」も15位に登場。Nコンの課題曲「虹」と並んで、木下牧子氏のこの曲も、とても人気の高い作品です。

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2010年08月27日

【新着情報 2010.8.27】
「太鼓を叩け、笛を吹け」「シャルル・ドルレアンの3つの歌」...
2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週も2009年全日本合唱コンクール全国大会から、各部門の素晴らしい演奏をお届けします。
 中学校混声の部は先月もご紹介した千原英喜氏の「ラプソディー・イン・チカマツ」。この団体も含め、中学校の混声は男声が女声よりもかなり少ない人数で健闘している団体が多いですが、ハーモニーの部分も掛け声の部分も、男声の力が存分に発揮されています。
 高校Aの団体はフランスの作曲家・オルガニストのエルマン・ボンナル(1880-1944)の作品を演奏。1曲1曲は短いものの、それぞれにフランス音楽らしい独特の色彩感覚がしっかり表現されています。
 高校Bの「太鼓を叩け、笛を吹け」は、サブタイトルにもあるように「パントン」という歌を素材にした作品です。「パントン」はマレーシアの前身マラッカ王国の時代から、民衆の間で歌われていたのだとか。延々と繰り返される独特のリズムの中に、高嶋みどり氏特有のちょっと鬼気迫る雰囲気がときどき顔を出してきて、とても刺激的な曲。演奏も100人を超える人数を生かして圧巻です。
 職場部門からはルネサンス期の巨匠、ラッスス(ラッソ)の作品です。とても幅広いスタイルで知られる作曲家で、この2曲は重厚にして堅牢。円熟の歌声も曲にぴったりマッチしていて、聴いているとすっかり音の世界に入り込んでしまう、見事な演奏です。
 一般Aは日本語の課題曲とフランス語の自由曲の取り合わせ。さまざまなタイプの曲をレパートリーとすることを信条とする団体らしい、バラエティに富んだ演奏です。テンポを揺らしても崩れない隙のないアンサンブルは必聴!
 一般Bからも千原英喜氏の作品。「リグ・ヴェーダ」は古代インドで記された聖典で、神話がメインの内容です。荘厳で力強い文語体の日本語訳を盛り上げる、男声ならではの重厚な和音。「開闢」(かいびゃく…世界が始まること)なんていう普段絶対使わない言葉もしっくりきます。
 もう1団体の曲はスウェーデンの作曲家、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの作品です。色々なパートが複雑なリズムで次々に重なってくる様子は、辺り一面を光が乱反射しながら跳び回っているよう。一般Bは2団体とも、大人数ならではの音の洪水を存分に楽しめます!

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2009年全日本合唱コンクール全国大会から"

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2010年08月23日

週間ダウンロード総合ランキング【2010.8.9-2010.8.22】

こんにちは!みんなの合唱 ダウンロードランキングをお届けします。

 お盆を挟んだ2週間のランキングは果たしてどうなっているか?さっそく見てみましょう!
 1位は引き続き「I ♥ ×××(アイ・ラヴ)」混声版。「いのちのいっちょうめ」は2位に後退したものの、依然1位に迫る勢いです。「桜の栞」がこれと並んで2位に浮上。「トゥモロー(ミュージカル「アニー」)」も大きく順位を上げて4位となりました。
 7位から11位をNコン課題曲が独占。これに続く13位「この地球のどこかで」「涙をこえて」は前回ランク外からの大幅ジャンプアップです。
 15位の「方舟」も久々のランクイン。人気作曲家・木下牧子氏の初の合唱作品ですが、すでに今に通じる、ちょっとメランコリックな美しさがあふれています。

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2010年08月20日

【新着情報 2010.8.20】「生きる」「詞華抄」「牡丹圏」...
2009年全日本合唱コンクール全国大会から

こんにちは!みんなの合唱 更新情報です。

 今週も2009年全日本合唱コンクール全国大会の熱演が新着です!
 中学校同声の部からは信長貴富氏の作品が登場。楽しいわらべうたながら難易度はなかなか。よく知られた曲も入っていますが、ところどころに顔を出す和歌山のことばづかいがイイ感じのアクセントになっています。
 高校Bの「シジュウカラの伝言」は、ラトヴィアの作曲家ペーテリス・ヴァスクスの作品です。ラトヴィアといえば盛大な歌の祭典でも知られる合唱王国。この曲も、声による表現の可能性の広がりを感じます。
 大学部門からは大人気の三善晃氏の「生きる」女声版を。7月にご紹介した高校生の演奏もあわせてドウゾ!
 一般Bの歌う鈴木輝昭氏の「詞華抄」はいかにも日本的なタイトルですが、副題は突然アルファベットに??紀元前6~5世紀の詩人、サッポー(サッフォー)による古代ギリシア語の歌詞で、めくるめく輝昭ワールドが展開されます。
 間宮芳生氏の作品は、ライフワーク「合唱のためのコンポジション」シリーズの1曲。歌詞はなく、母音や息の音だけで構成されたこの曲は「おそれ」を表現しているのだとか。曲の最後は五線に引かれた2本の太い線の間が塗りつぶされていて、「この範囲の音を全部出す」との指示が...初めて見たときは「おそれ」ました。
 一般Bもう1団体の「牡丹圏」は、6月にもご紹介した千原英喜氏の組曲「コスミック・エレジー」から。無伴奏の幻想的な光景に始まって、後半は和太鼓や鉦の入った盛大な舞い踊りに。強烈なインパクトの1曲です

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2010 08 20 | この記事へのリンク | トラックバック (0)




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